★SACDハイブリッド盤。2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールでの優勝を皮切りに、とどまることなく躍進を続ける希代の指揮者、山田和樹。世界の主要オーケストラに客演を重ね、国内のオーケストラや合唱団とも多く共演、各地で高い人気を獲得している若きマエストロ。2016年よりモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督兼芸術監督に就任、さらなる活躍が期待されます。また2012年から現在に至るまでスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を務めており、当初の予定より2年契約を延長するなど、蜜月の関係を続けています。そんな名コンビの成熟ぶりが頼もしい、PENTATONEレーベル第4弾となるアルバムの登場です。 ★付随音楽「ビリティスの歌」から作曲家がピアノ連弾用に編曲したドビュッシーの「6つの古代碑銘」は、エルネスト・アンセルメ編曲のオーケストラ版で収録。色彩豊かな木管の調べがたいへん美しいです。アンセルメと言えばスイス・ロマンド管を創設し鍛え上げた20世紀の名指揮者。山田&スイス・ロマンド管は偉大な先人の功績を称えつつも自信に満ち溢れた演奏を繰り広げ、新時代の音楽をしっかりと聴かせてくれます。ルーセルの「バッカスとアリアーヌ」はもともと2幕のバレエ音楽で、第1幕を第1組曲、第2幕を第2組曲として、そのまま演奏会用組曲としても演奏されます。それぞれ一続きの音楽になっており、流麗・華麗なオーケストレーションが施された作品。細やかな音色のコントロールが見事で、大管弦楽の魅力を余すことなく伝えています。プーランクの『牝鹿』は作曲家が24歳のときのバレエ作品。後年オーケストレーションを書き換えて組曲に編んだため、若々しい曲想が効果的な金管の使用などで巧みにパワーアップされており、聴き映えのする1曲となっています。 ★PENTATONEレーベルの録音技術がまたすばらしく、音質も申し分ありません。 ◆レコード芸術 2017年6月号 特選盤 【曲目・内容】 ルーセル:バッカスとアリアーヌ Op.43 第1組曲、第2組曲 ドビュッシー:6つの古代碑銘(アンセルメ編) プーランク:組曲『牝鹿』 【アーティスト(演奏・出演)】 山田和樹(指揮) ボグダン・ズヴォリステアヌ(コンサートマスター) スイス・ロマンド管弦楽団 【レコーディング】 セッション録音:2015年10月/ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール ルーセル:バッカスとアリアーヌ 第1組曲、第2組曲、ドビュッシー:6つの古代碑銘(アンセルメ編)、プーランク:組曲『牝鹿』 3,300 円
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MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ ヴッパータール交響楽団によるレスピーギ ★MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ。今回は、ヴッパータール交響楽団によるレスピーギの管弦楽作品集。 『ローマ三部作』に代表されるような管弦楽法を駆使した鮮やかで華麗なオーケストレーションが魅力のレスピーギですが、バロック期までの古いイタリア音楽を研究し、その成果を存分に自作に反映させている点も彼の大きな特徴と言ってよいでしょう。 ここに収録されているのは、レスピーギ晩年の作品でボストン交響楽団創立50周年記念委嘱作「第12旋法によるメタモルフォーゼ」。ロッシーニの最晩年の作品「老いの過ち」に基づいて編曲された組曲「ロッシニアーナ」。未出版の初期作品「ブルレスケ」、そしてバッハのパッサカリアのオーケストラ編曲版。 ウィーンのムジークフェラインザールに匹敵する響きを持つ歴史的なホール、ヴッパータール・シュタットハレでの録音というのも注目です。 収録情報 曲目・内容 レスピーギ:管弦楽作品集 オットリーノ・レスピーギ (1879-1936) :管弦楽作品集 ・主題と変奏「第十二旋法によるメタモルフォーゼ」 (1930) ・組曲「ロッシニアーナ」 (1925) ・オーケストラのための「ブルレスケ」 (1906) ・J.S.バッハ (レスピーギ編) : パッサカリア ハ短調 (BWV582) アーティスト(演奏・出演) ヴッパータール交響楽団 ジョージ・ハンソン (指揮) レコーディング 録音:2000年9月、ヴッパータール・シュタットハレ レスピーギ:管弦楽作品集 3,245 円
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BIS創業50周年、超お買い得BOX。 最高の演奏、最高の音質、バッハの管弦楽はこれでOK! ★今年2023年がBISレーベル創業50周年であることを記念して、2016年発売のBCJバッハ管弦楽Boxを大幅値下げで限定発売します。 ★ブランデンブルク協奏曲 (旧盤) とヴァイオリン協奏曲全集は通常盤CDしか現在は入手できませんが、ここでは全点がSACDハイブリッド盤。協奏曲のソリストは寺神戸亮、若松夏美、鈴木雅明、鈴木優人ほか、アンサンブルも鈴木秀美、高田あずみ、三宮正満など最高のキャストで臨んでいます。また、ブランデンブルク協奏曲の新盤では、ヴィオリーノ・ピッコロ (寺神戸亮) 、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ (ディミトリー・バディアロフ) といった楽器を用いているのも興味津々です。 ★7枚組箱入りで、これが1セットあればバッハの管弦楽作品の大半を最高の演奏と録音かつ驚きの価格で揃えることができます。記念製造につき今回の機会を逃すと入手不可能となります。お忘れなくご注文下さい。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ : 管弦楽BOX DISC 1 ヴァイオリン協奏曲全集 第1番イ短調BWV1041/第2番ホ長調BWV1042/2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043/オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060 寺神戸亮、若松夏美 (ヴァイオリン) 、マルセル・ポンセール (オーボエ) DISC 2 ブランデンブルク協奏曲全集 (旧録音) 1 第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048 DISC 3 ブランデンブルク協奏曲全集 (旧録音) 2 第4番ト長調BWV1049/第5番ニ長調BWV1050/第6番変ロ長調BWV1051/第5番第1楽章の初版BWV1050a DISC 4 ブランデンブルク協奏曲全集 (新録音) 1 第1番ヘ長調BWV1046/第2番ヘ長調BWV1047/第3番ト長調BWV1048/第4番ト長調BWV1049 DISC 5 ブランデンブルク協奏曲全集 (新録音) 2、管弦楽組曲全集1 第5番ニ長調BWV1050/第6番変ロ長調BWV1051/組曲第4番ニ長調BWV1069 DISC 6 管弦楽組曲全集2 第3番ニ長調BWV1068/第1番ハ長調BWV1066/第2番ロ短調BWV1067 DISC 7 2台のチェンバロのための協奏曲全集 協奏曲第1番ハ短調BWV1060/第2番ハ長調BWV1061/第3番ハ短調BWV1062/管弦楽組曲第1番BWV1066 (鈴木優人編による2台チェンバロ版) 鈴木雅明、鈴木優人 (チェンバロ) アーティスト(演奏・出演) 鈴木雅明 (指揮) バッハ・コレギウム・ジャパン レコーディング 録音 : 1998-2013年/神戸松蔭女子学院大学チャペル、彩の国さいたま芸術劇場コンサートホール J.S.バッハ : 管弦楽BOX 11,935 円
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スウェーデンの現代音楽を演奏するために設立された「ノルボッテン NEO」。 当アルバムではクラス・トシュテンソンの シンフォニエッタのための『ランタン・レクチャー』を録音! ★SACDハイブリッド盤。クラス・トシュテンソン Klas Torstensson (1951-) は、スウェーデン南東部のネッシェーに生まれ、1970年代の初めにユトレヒト大学内の電子音楽スタジオ、ソノロジー研究所で学びました。オランダのハーレムを拠点に活動。オランダのマッテイス・フェルミューレン賞と王立スウェーデン音楽アカデミーの賞を受けた《Stick on Stick》をはじめとする管弦楽曲、室内アンサンブル曲、声楽曲と、幅広く手がけています。彼の音楽は、スタイル的にヴァレーズ、クセナキス、ストラヴィンスキーを思わせ、粗い花崗岩や海、凍ったバルト海の入江の氷、北極の氷帽、北極光など、彼が経験した「自然」からインスピレーションを得た楽想と表現に独自性がみられると言われます。サミュエル・アウグスト・アンドレーの悲劇的結末に終わった北極への気球旅行を題材にしたオペラ《The Expedition (探検) 》は、そうした特徴が顕著に現れ、トシュテンソンの代表作のひとつに挙げられています。 ★《Lantern Lectures (ランタン・レクチャー) 》は、《The Expedition (探検) 》の作曲を終えた後、小編成の「もっと軽い」音楽を書きたいという思いから作られた作品です。「幻灯機とスライドを使った講義」に見立てた「岩盤 I」「岩盤 II」「北極光」「ポットホール (甌穴) 」のタイトルをもつ4つの「レクチャー」と、それを繋ぐ、トランペットとホルンとトロンボーンによる3つの「ブラス・リンク」で全曲が構成されています。それぞれの「レクチャー」は、2001年から2003年にかけてモントリオール、シュトゥットガルト、ストックホルム、ウィーンで初演され、2003年2月26日、アムステルダムでスサンナ・マルッキがアスコ・アンサンブルを指揮して、初めて全曲演奏されました。 ★ノルボッテン NEO (Norrbotten NEO) は、2007年、現代の室内楽作品をプロモートする目的で設立されました。フルート、クラリネット、打楽器、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロは、ピーテオー室内オペラでも演奏するノルボッテン室内管弦楽団の首席奏者が固定メンバー。作品の楽器編成に合わせ、各国の首席クラスのプレーヤーが招かれます。アンデシュ・エリーアソンの室内楽作品 (BIS SA-2270) の他、クリスチャン・カールセン Christian Karlsen (1985-) が指揮した、スウェーデン・グラミー賞を受けた『アランフエス協奏曲』 (BIS SA-2485) の3つの作品を演奏していました。 収録情報 曲目・内容 クラス・トシュテンソン (1951-) :『Lantern Lectures (ランタン・レクチャー) 』〜シンフォニエッタのための (1999-2002) Brass Link I (ブラス・リンク I) Lantern Lectures I. Solid rocks I (ランタン・レクチャー I:岩盤 I) Brass Link II (ブラス・リンク II) Lantern Lectures II. Solid rocks II (ランタン・レクチャー II:岩盤 II) Brass Link III (ブラス・リンク III) Lantern Lectures III. Aurora Borealis (ランタン・レクチャー III:北極光) Brass Link IV (ブラス・リンク IVS) Lantern Lectures IV. Giant’s Cauldron (ランタン・レクチャー IVS:ポットホール) アーティスト(演奏・出演) クリスチャン・カールセン (指揮) ノルボッテン NEO サラ・ハンマシュトレム (フルート) クリストファー・バウマン (オーボエ、コールアングレ) ローベット・エーク (クラリネット) ソウム・ハウイー (バス・クラリネット) ベルトルト・グローセ (ファゴット) ソーレン・ヘルマンソン (ホルン) マシュー・サドラー (トランペット) ミーケル・ルドルフソン (トロンボーン) ダニエル・ザウアー (打楽器) モッテン・ランドストレム (ピアノ) ブルスク・ザンガネ (第1ヴァイオリン) カルロッタ・グラーン・ヴェッテル (第2ヴァイオリン) キム・ヘルグレーン (ヴィオラ) エレメール・ラヴォタ (チェロ) シモン・マルチニアク (コントラバス) レコーディング 録音:2018年12月3-6日/スタジオ・アクースティクム、ピーテオー (スウェーデン) クラス・トシュテンソン:『ランタン・レクチャー』 3,289 円
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超優秀録音とびきりセンセーショナルな「海」バレエ・センス満点の「牧神の午後」&「遊戯」ゲルギエフ&LSOによる新境地のドビュッシー ★ LSO Live 最新アルバムは『カリスマ・シェフ』 ゲルギエフによるドビュッシー。ドビュッシーは、ゲルギエフが2007年のLSO首席指揮者就任当初より定期的に取り上げてきた作曲家で、人気作『海』ほか全3曲を収めた期待のプログラムとなっています。 ラヴェルの『ダフニスとクロエ』(LSO0693) とともに、2009/10年のシーズンのオープニングを飾ったドビュッシーの『海』。ゲルギエフは『海』を、1997年以来自らが指揮者を務めるワールド・オーケストラ・フォー・ピースと、2000年にBBCプロムスでライヴ録音していたので、9年ぶり2度目のレコーディングということになります。 『海』といえば、数あるドビュッシー作品の中でもゲルギエフが一際好んで手掛けている作品としてよく知られ、アルバム併録の『牧神』が演奏された2010年5月19日、予定されていたラヴェルの協奏曲がグリモーの健康上の理由でキャンセルとなるアクシデントに見舞われた際、ゲルギエフが急遽プログラムをほかならぬこの曲に差し替えていることから、やはり自信のプログラムであることがうかがい知れます。 なお、ここでの演奏の模様は、以前よりLSOによって演奏の一部がYouTube でも公開されておおきな反響を呼び、ヴァイオリン両翼型配置を採用したオケの様子やソロをとる首席奏者たちの表情に加え、とりわけ『風と海との対話』におけるゲルギエフのエネルギッシュな指揮ぶりなど、まさに見た目の迫力そのままのセンセーショナルな内容を今もじっさいに確かめることができます。こちらはきわめて優秀な音質を実現した、前述の『ダフニスとクロエ』とはレコーディングの条件も同一とおもわれるので、録音面の出来ばえもまず間違いないでしょう。 さらに、いずれもディアギレフ率いるロシア・バレエ団によって舞台上演されたことで関連する2 曲のカップリングも魅力たっぷり。1988年にマリインスキー劇場のオペラ部門の芸術監督、1996年にはマリインスキー劇場の芸術総監督に就任して、ここに至るまで、つねに劇場作品をコンサート・レパートリーの中心に据えてきたゲルギエフにとってはお手のもの。 「ゲルギエフが想像力に富んだ舞踏の達人だった( タイムズ紙)」『遊戯』と、「絶好調のゲルギエフとLSO( インディペンデント紙)」 による『牧神の午後』というラインナップは、ゲルギエフにとって初のレパートリーとなるという意味でも注目されるところです。 アルバム全篇に通じる唖然とするほどゆたかな色彩感やリズムの切れ味は、過去にLSOが『海』『牧神』をストコフスキー、首席指揮者モントゥーやプレヴィンと録音し、また『遊戯』を、かつての首席指揮者で現首席客演指揮者ティルソン=トーマスと録音して、すぐれた演奏を聞かせていたことをもあらためて思い起こさせるもので、ラヴェルを指揮したケースと同様、LSOを起用したゲルギエフの見識の高さを示しています。 収録情報 曲目・内容 ドビュッシー:・「海」〜3つの交響的スケッチ ・バレエ「遊戯」・牧神の午後への前奏曲 アーティスト(演奏・出演) ロンドン交響楽団ワレリー・ゲルギエフ(指揮)プロデューサー:ジェイムズ・マリンソンエンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン レコーディング 録音:海:2009年9月20 & 24日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) 遊戯:2009年12月13 & 18日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)牧神の午後への前奏曲:2010年5月12 & 19日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) ドビュッシー:「海」〜3つの交響的スケッチ 、バレエ「遊戯」、牧神の午後への前奏曲 2,695 円
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人気のプラハSACD復刻シリーズに フルトヴェングラー第2弾。 驚異的な音の良さに興奮の70分 ★SACDハイブリッド盤。限定盤。メジャーレーベルのPD (著作権消滅) 名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。ついにフルトヴェングラーの続編が登場、EMIの名盤ワーグナー管弦楽曲集が待望のSACD化です。 ★このアルバムは凄すぎます。あまたあるフルトヴェングラーの復刻のなかでも、あるいは音に定評のある当Pragaシリーズでもダントツの出来。チェコの名人エンジニア、カレル・ソウケニークの神業的リマスタリングが光り輝きます。 ★歪みのなさはもちろんながら、楽器の分離、さらには管楽器のニュアンスの変化まではっきり描き出され、ウィーン・フィルの繊細な名人芸にうならされます。もちろん盛り上がりのエネルギーも増し、フルトヴェングラーの創りだす世界のあまりの壮大さに身動きもとれなくなるほどです。「ローエングリン」第1 幕への前奏曲の神々しさ、「タンホイザー」序曲の弦の細かな動きの驚くべき雄弁なニュアンス、「ワルキューレの騎行」の迫力等、いずれも初めて聴くような新鮮さです。 ★フルトヴェングラー・ファン必携のアルバムなだけでなく、フルトヴェングラー入門盤としてもオススメ。偉大さを再認識できます。 収録情報 曲目・内容 ワーグナー: 1. 「さまよえるオランダ人」序曲【1949年4月4日/ウィーン楽友協会ホール】 2. 「ローエングリン」第1幕への前奏曲【1954年3月4日/ウィーン楽友協会ホール】 3. 「タンホイザー」序曲【1952年12月3日/ウィーン楽友協会ホール】 4. 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲【1949年4月4日/ウィーン楽友協会ホール】 5. 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜徒弟たちの踊り【1949年4月4日/ウィーン楽友協会ホール】 6. 「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行【1954年10月4日/ウィーン楽友協会ホール】 7. 「神々のたそがれ」〜ジークフリートのラインの旅【1954年3月8日/ウィーン楽友協会ホール】 8. 「神々のたそがれ」〜ジークフリートの葬送音楽【1954年3月2日/ウィーン楽友協会ホール】 アーティスト(演奏・出演) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) ウィーン・フィル ワーグナー:「さまよえるオランダ人」、「ローエングリン」他/フルトヴェングラー、ウィーン・フィル 3,498 円
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MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ 第2弾はイェジー・マクシミウク指揮ポーランド室内管によるバルトークとブリテン ★MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ。第1弾は、1976年に録音されたヘルマン・クロイツ指揮によるロッシーニの「小荘厳ミサ曲」 (MDG-102000329) でしたが、今回第2弾は、イェジー・マクシミウク指揮ポーランド室内管弦楽団によるバルトークとブリテンです。 ★イェジー・マクシミウクは、1936年ベラルーシのグロードナ生まれ。1970年代には西側で活躍し、後のヤノフスキ (1939-) 、ヴィト (1944-) らの先陣を切った人物。ワルシャワ音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮、作曲を学び、ワルシャワ大劇場に勤めながら、1972年にポーランド室内管弦楽団を結成。その後、ポーランド放送国立交響楽団カトヴィツェ (1975〜77) 、BBCスコティッシュ交響楽団 (1983〜93) の首席指揮者を歴任しました。 ★当盤が録音された1985年はまだポーランドは共産圏でありました。MDGの創設者の一人ヴェルナー・ダブリングハウスは、当時の様子をこう振り返っています。「ポーランドを代表する指揮者の録音が魅力的なプログラムで実現した。私たちは録音機材で一杯になった車でデトモルトからワルシャワまで約1000キロを走行することになった。しかし当時旧東西ドイツの国境の町ヘルムシュテットを通過することもままならなかった。さらには、ポーランドの国境では、税関職員が我々に向かってこう言いました。"雑誌はもってるか?"そこで我々は次回来るときは『プレイボーイ』を持ってくれば良いことを学習しました。」その後もポーランド国内を走行している最中に警官に止められ、その際にバッハのレコードが役に立ったエピソードや、録音時の様々な貴重なエピソードが解説書に記されています。 ★バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」は1939年に作曲された古典的な形式を持つ作品。当時の不穏な空気はほとんど感じられない明快な音楽はバルトークの真骨頂。ブリテンの「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」は、師ブリッジへの感謝と賞賛をもって作曲されました。構成は、序奏と主題の提示に続き10の変奏 (9つの変奏とフーカ?とフィナーレ) からなる彼の出世作となりました。 収録情報 曲目・内容 バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10 アーティスト(演奏・出演) ポーランド室内管弦楽団 イェジー・マクシミウク (指揮) レコーディング 録音:1985年、Polskie Nagrania 制作、プロデュース:ヴェルナー・ダブリングハウス、ライムント・グリム バルトーク、ブリテン:オーケストラ作品 2,904 円
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ALTUSのクリュイタンス指揮タイトルから 珍しいレパートリーも含むフランス音楽集と ハスキルとの協奏曲をひとまとめにした数量限定セット! ★ALTUSから発売されているクリュイタンス指揮のタイトルから3タイトル (全5枚) を、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。INA (フランス国立視聴覚研究所) 所有音源をライセンスし、ALTUS入魂のマスタリングでCD化。 【ALT-501/2】パリ音楽院との1日のコンサートを収録。ドビュッシーの2曲はクリュイタンスにとって正規録音がなく、特に《選ばれた乙女》はレパートリーとしても初音盤化と思われる貴重音源!ラヴェルの作品も既発演奏との聴き比べが興味津々です。《選ばれた乙女》を歌うソプラノのジャニーヌ・ミショーはパリ音楽院で学んだフランス音楽のスペシャリスト。名作フランス・オペラのソプラノ役をほとんど歌いつくしコンサート活動も多かった彼女、《選ばれた乙女》は得意曲のひとつで、楽曲の勘所を見事に押さえた美しい歌唱が聴けます。 【ALT-503】フランス国立放送管とハスキルの独奏によって同日に演奏された協奏曲2題。クリュイタンスの伴奏は激情と熱気がありながらも品格を損なわず、ハスキルは深みのある音色で美しく飛翔。その豊かな表現はどれも確固たる意志に裏打ちされたもので、実に論理的に音楽が展開されていきます。モーツァルトでの香り立つ木管も絶品。ベートーヴェンは更に自由な広がりと大胆さがプラスされた音楽となり、芯のある高貴さに貫かれた、このコンビにしか成しえない堂々たる演奏が生成されます。 【ALT-504/5】フランス音楽を中心にまとめた充実の2枚組。あまり知られていないバレエ「ジュピターの恋」は1946年にシャンゼリゼ劇場で初演された作品で、いわば同時代の音楽。モダンな美しさにあふれ、弦も木管も金管も聴かせどころたっぷり。ハープや打楽器も活躍し、色彩の見本市のような近代オーケストレーションの愉しみが満載!この時代のクリュイタンスの演奏で聴けるとは、なんとも貴重な名演奏です。お得意の「幻想交響曲」「展覧会の絵」も、新たな発見の喜びに満ちた大演奏。みなぎる生命力と、曲の隅々まで手の内にしているであろう抜群のコントロール。色彩豊かな音のパレットを駆使して繰り出される豊饒な音響効果。圧巻の出来栄えです。 収録情報 曲目・内容 クリュイタンスの芸術 ドビュッシー、ラヴェル、モーツァルト、ベートーヴェン、ベルリオーズ、他 CD3タイトルセット (全5枚) 【ALT-501/2】 [Disc1] ドビュッシー:1. 3つの夜想曲、2. カンタータ《選ばれた乙女》 [Disc2] ラヴェル:3. 道化師の朝の歌、4. マ・メール・ロワ、5. ラ・ヴァルス 演奏:1,2. マルセル・ブリクロ (合唱指揮) /フランス放送合唱団 (女声合唱) 、2. ジャニーヌ・ミショー (選ばれた乙女;ソプラノ) /アニエス・ディスネ (語り手;メゾソプラノ) 、パリ音楽院管弦楽団 録音:1958年9月4日/ブザンソン音楽祭 (ライヴ、モノラル) 【ALT-503】 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58 演奏:クララ・ハスキル (ピアノ) 、フランス国立放送管弦楽団 録音:1955年12月8日 (ライヴ、モノラル) 【ALT-504/5】 [Disc1] 1. ウェーバー:歌劇《オイリアンテ》序曲、2. ベルリオーズ:幻想交響曲 [Disc2] 3. イベール:バレエ音楽《ジュピターの恋》、4. ベルリオーズ:《ローマの謝肉祭》序曲、5. ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲《展覧会の絵》 演奏:フランス国立放送管弦楽団 録音:1,3. 1955年12月8日/パリ、シャンゼリゼ劇場、2. 1954年11月11日/パリ、シャンゼリゼ劇場、4,5. 1959年9月20日/モントルー音楽祭 (すべてライヴ、モノラル) アーティスト(演奏・出演) アンドレ・クリュイタンス (指揮) クリュイタンスの芸術 CD3タイトルセット (全5枚) 10,230 円
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チェコの巨匠指揮者 リボール・ペシェク80歳記念BOX ペシェクの名演がデジタルリマスターで復活 ★チェコの指揮者リボール・ペシェクが今年6月に80歳の誕生日を迎え、それを記念した4枚組のセット「ゴールド・コレクション」が発売されます。これは1981年から1989年にかけてペシェクが録音したオーケストラ作品から選曲したもの。ペシェクは1982年から1990年まで名門チェコ・フィルの常任指揮者を務めており、このセットはちょうど在任中の親密な関係から生み出された素晴らしい演奏が収録されています。 ★ペシェクは自国チェコ音楽の解釈に定評があり、ドヴォルザークやスークなどのアルバムでは高い評価を受けています。特にスークの知られざる名作を数多く録音しており、ここに収録されている管弦楽組曲「りんごの木の下で」は、ペシェクがはじめて取り上げて知られるようになった秘曲です。またエルガーのチェロ協奏曲ではチェコの女流チェリストミカエラ・フカチョヴァと情熱的な演奏を聴かせ、ペシェクが頻繁に取り上げていたスクリャービンのピアノ協奏曲では、ショパン・コンクールの優勝者でもありスクリャービン弾きでもあるギャリック・オールソンと幻惑的な色彩を見事表現しています。 ★デジタルリマスターされたこれらの録音で、ペシェクの情緒溢れる美しい演奏を改めて堪能することができます。 収録情報 曲目・内容 リボール・ペシェク ゴールド・コレクション [CD1] 1. ドビュッシー:交響詩「海」 (23’ 31) 2. スーク:交響詩「夏のおとぎ話」Op.29 (52’ 21) [CD2] ラヴェル: 3. ボレロ (14’ 42) 4. ダフニスとクロエ第1組曲 (12’ 36) 5. ダフニスとクロエ第2組曲 (17’ 11) 6. スーク:弦楽合奏のためのセレナード 変ホ長調 Op.6 (29’ 56) [CD3] 7. エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85 (28’ 45) 8. スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.20 (29’ 55) 9. スーク:管弦楽組曲「りんごの木の下で」Op.20 (23’ 34) [CD4] 10. スーク:組曲「おとぎ話」Op.16 より【1. ラドゥースとマフレナの誠の愛と苦難、3. 葬送の音楽】 (18’ 20) 11. ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 (60’ 33) アーティスト(演奏・出演) リボール・ペシェク (指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 7. ミカエラ・フカチョヴァ (Vc) 8. ギャリック・オールソン (P) 9. エヴァ・デポルトヴァ (S) 10. ペトル・シュクヴォル (Vn) 4,5. クーン混声合唱団 パヴェル・クーン (合唱指揮) 7. ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 1. 1988年2月2&3日 2. 1984年2月14-20日 4,5. 983年11月7-9日 3. 1985年2月9日 6. 1983年11月25-29日 8. 1986年1月18日 9. 1985年9月10-11日 10. 1981年11月9-10日 11. 1986年1月14-29日 7. 1989年6月2-4日 録音場所:1-11. ルドルフィヌム、プラハ、 7. ブルノ・スタジオ リボール・ペシェク ゴールド・コレクション 5,115 円
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ルクセンブルク・フィルの透明な響きが冴える ヒメノが作品の美しさを見事に引きだした ストラヴィンスキー2作 ★ヒメノとルクセンブルク・フィルによるストラヴィンスキーの登場。すでにこのコンビには、「春の祭典」「カルタ遊び」「アゴン」を収めたストラヴィンスキーのアルバム (PTC-5186650/KKC-6011) があり、高く評価されただけにこちらもまた注目のリリースといえましょう。 ★プログラムは≪火の鳥≫と≪ミューズを率いるアポロ≫。1910年から、ディアギレフの死の年1929年までの間に、バレエ・リュスは、ストラヴィンスキーの音楽によるバレエ作品を12作上演しましたが、その第1作が≪火の鳥≫そして最後が≪ミューズを率いるアポロ≫でした (もともとは≪ミューズ≫は他の目的で 作曲され、のちにバレエ・リュスでも用いられた) 。≪火の鳥≫のポストロマン派的な幻惑的な世界では、ヒメノはオーケストラをミステリアスにならしています。 ≪ミューズを率いるアポロ≫ (1928) では、新古典主義的なエレガンス全開。「ミューズ」のストーリーは、様式美と理想的な美の象徴であるアポロが誕生する ところから、アポロが成長し、ミューズたちの先頭に立ってパルナッソスに入城する、といったシンプルなものながら、ヴァイオリン・ソロが活躍する楽曲もあっ たり、音楽的にはたのしめるものです。ヒメノは、オーケストラを室内楽的かつ自由に響かせています。ヒメノとオーケストラの間のあつき信頼関係が感じられ る演奏となっております。 グスターボ・ヒメノ (指揮) スペインのバレンシア生まれの指揮者。打楽器奏者、室内楽奏者、ソリスト、そして教師として豊富な経験をもつ、多才かつ情熱的な音楽家。 パーカッション・ デュオ「エレメンツ」としてルクセンブルク国際打楽器コンクール (1999年) で第2位を獲得。2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器 奏者に就任した後、音楽家として更なる研鑽を深めるため、アムステルダム音楽院でオーケストラの指揮を学ぶ。アムステルダム・シンフォニック・オーケストラ・ コン・ブリオの指揮者を2009年から2012年まで務めた後、2012年からアムステルダム管弦楽団のアーティスティック・リーダーおよび首席指揮者に就任。 2012/13年および 2013/14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮を務めている (2012年クリスマス・コンサー トなど) 。また、2013年にはクラウディオ・アバドに招かれて多くの公演で副指揮を務めている。2015年よりルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の音 楽監督に就任。同団をヨーロッパ有数のオーケストラへと躍進させた。2021/22のシーズンからトロント交響楽団の音楽監督を務めている。 収録情報 曲目・内容 ストラヴィンスキー: 《火の鳥》 《ミューズを率いるアポロ》 アーティスト(演奏・出演) グスターボ・ヒメノ (指揮) ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:2020年12月&2021年9月、フィルハーモニー・ルクセンブルク、大ホール ストラヴィンスキー:火の鳥、ミューズを率いるアポロ 3,300 円
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知る人ぞ知るムラヴィンスキーの2大壮絶ライヴ、 R.シュトラウスのアルプス交響曲とドビュッシーの「海」、 2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻登場! ■制作者より 自然をこよなく愛した旧ソ連の巨匠指揮者ムラヴィンスキー (1903-1988) にふさわしく、自然をテーマにした2作品、R.シュトラウスのアルプス交響曲とドビュッシーの「海」が2トラック、38センチのオープンリール・テープ復刻で登場します。音はともにモノラルですが、ムラヴィンスキーならではの透徹した厳しい解釈が別次元の感動を呼び起こします。ことにアルプス交響曲の凄まじさは知る人ぞ知る内容で、より明瞭な音質となった当盤では、その妙技がいやというほど堪能出来ます。また、解説書にはムラヴィンスキー自身がアルプス交響曲につて語った文章を掲載しています。これはムラヴィンスキー夫人から伝えられたもので、ごく短いものですが、貴重な証言です。 (平林 直哉) 収録情報 曲目・内容 1. R.シュトラウス:アルプス交響曲 2. ドビュッシー:交響詩「海」 アーティスト(演奏・出演) エフゲニー・ムラヴィンスキー (指揮) レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:1. 1962年4月21日、2. 1962年3月18日または20日/レニングラード・フィルハーモニー大ホール 使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ) 録音方式:モノラル (ライヴ録音) R.シュトラウス:アルプス交響曲、ドビュッシー:交響詩「海」 2,948 円
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初出! ミュンシュの「爆演」をまさに実感、 ロックのようなルーセルの交響曲第3番 ★巨匠シャルル・ミュンシュは生涯に3度来日しましたが、その最後にして唯一フランスのオーケストラと共演した1966年10月の東京公演が、NHKによりステレオで録音され、その音源が残っていました。曲は彼が得意とした3篇ですが、東京公演の演奏にふれられるのは、思いがけないニュースと申せましょう。★変幻自在なドビュッシー、フランス的な典雅さに満ちたフォーレも絶品ですが、驚くべきは今年が生誕150年のルーセルの交響曲第3番。物凄いエネルギーと力に満ちた、まさに爆演。終楽章など、しばしばミュンシュの咆哮が聞こえ、オーケストラも異常に白熱します。まるでロックのような交響曲で、この場にいたら、さぞや興奮したであろう一端を味わえます。 収録情報 曲目・内容 1. ドビュッシー:交響詩「海」2. フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」3. ルーセル:交響曲第3番ト短調Op.42 アーティスト(演奏・出演) シャルル・ミュンシュ(指揮)フランス国立放送管弦楽団 レコーディング 録音:1966年10月8日 (1) (モノラル)、10月20日 (2) (3) (ステレオ)/東京文化会館(ライヴ) ドビュッシー、フォーレ、ルーセル 2,816 円
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ルクセンブルク・フィルの透明な響きが冴える ヒメノが作品の美しさを見事に引きだした ストラヴィンスキー2作 ★ヒメノとルクセンブルク・フィルによるストラヴィンスキーの登場。すでにこのコンビには、「春の祭典」「カルタ遊び」「アゴン」を収めたストラヴィンスキーの アルバム (PTC-5186650/KKC-6011) があり、高く評価されただけにこちらもまた注目のリリースといえましょう。 ★プログラムは≪火の鳥≫と≪ミューズを率いるアポロ≫。1910年から、ディアギレフの死の年1929年までの間に、バレエ・リュスは、ストラヴィンスキーの 音楽によるバレエ作品を 12 作上演しましたが、その第1作が≪火の鳥≫そして最後が≪ミューズを率いるアポロ≫でした (もともとは≪ミューズ≫は他の目的で 作曲され、のちにバレエ・リュスでも用いられた) 。≪火の鳥≫のポストロマン派的な幻惑的な世界では、ヒメノはオーケストラをミステリアスにならしています。 ≪ミューズを率いるアポロ≫ (1928) では、新古典主義的なエレガンス全開。「ミューズ」のストーリーは、様式美と理想的な美の象徴であるアポロが誕生する ところから、アポロが成長し、ミューズたちの先頭に立ってパルナッソスに入城する、といったシンプルなものながら、ヴァイオリン・ソロが活躍する楽曲もあっ たり、音楽的にはたのしめるものです。ヒメノは、オーケストラを室内楽的かつ自由に響かせています。ヒメノとオーケストラの間のあつき信頼関係が感じられ る演奏となっております。 グスターボ・ヒメノ (指揮) スペインのバレンシア生まれの指揮者。打楽器奏者、室内楽奏者、ソリスト、そして教師として豊富な経験をもつ、多才かつ情熱的な音楽家。 パーカッション・ デュオ「エレメンツ」としてルクセンブルク国際打楽器コンクール (1999年) で第2 位を獲得。2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器 奏者に就任した後、音楽家として更なる研鑽を深めるため、アムステルダム音楽院でオーケストラの指揮を学ぶ。アムステルダム・シンフォニック・オーケストラ・ コン・ブリオの指揮者を 2009年から 2012年まで務めた後、2012年からアムステルダム管弦楽団のアーティスティック・リーダーおよび首席指揮者に就任。 2012/13年および 2013/14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮を務めている (2012年クリスマス・コンサー トなど) 。また、2013年にはクラウディオ・アバドに招かれて多くの公演で副指揮を務めている。2015年よりルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の音 楽監督に就任。同団をヨーロッパ有数のオーケストラへと躍進させた。2021/22 のシーズンからトロント交響楽団の音楽監督を務めている。 収録情報 曲目・内容 ストラヴィンスキー: 《火の鳥》 《ミューズを率いるアポロ》 アーティスト(演奏・出演) グスターボ・ヒメノ (指揮) ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:2020年12月&2021年9月、フィルハーモニー・ルクセンブルク、大ホール ストラヴィンスキー:火の鳥、ミューズを率いるアポロ 3,322 円
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ビエロフラーヴェクの『わが祖国』 チェコスロヴァキア民主化直後のチェコ・フィルによる録音 チェコの指揮者イルジー・ビエロフラーヴェクは『わが祖国』のスペシャリストとしても知られています。すでに複数の録音や映像ソフトをリリースしていますが、中で最もクオリティが高いと目されるのがこの録音。 このスプラフォン・レーベルによる録音は、音のバランス・解像度とも申し分なく、名演奏の多いチェコ・フィルの『わが祖国』の中でも、緻密な美しさや迫力に秀でている点では筆頭にあげられる存在でもあり、作品の細部まで理解しやすい情報量の多さが大きな魅力ともなっています。 【わが祖国】 第1曲『高い城(ヴィシェフラド)』 プラハの南、モルダウ河のほとりの崖の上に建つヴィシェフラド城は、10世紀後半に建設された中世ボヘミア王国の城で、そこではかつて伝説の吟遊詩人ルミールが、英雄や愛について歌っていました。 曲頭のハープの動機は、この吟遊詩人ルミールのハープを表したもので、以後、『わが祖国』全体を通じて変形使用されることとなり、この連作交響詩が、あたかも吟遊詩人によって歌われたボヘミアの物語であるといった様相を呈しています。 第2曲『モルダウ(ヴルタヴァ)』 『わが祖国』を代表する人気作で、単独で演奏される機会の非常に多い作品でもあります。内容的には、チェコの中央部を流れる大河モルダウとその周辺の景観を描写したもので、変化に富む水の流れと、民族舞曲や月夜の水の精、聖ヨハネの急流などが描かれており、最後には循環動機でもある『高い城』の主題をモルダウの主題にかぶせて輝かしく終わります。 第3曲『シャールカ』 恋人の裏切りから、なぜか全男性への復しゅうを誓ってしまった女傑シャールカ率いる女性の軍隊と、男性の軍隊との戦いを描いた作品で、同じ題材のヤナーチェクのオペラも有名です。シャールカ討伐に向かったツティラートが、色香と酒によって簡単に負かされてしまうといったストーリーが、スメタナの音楽では最後の勇猛果敢な音楽に象徴されるようにきわめてシリアスなものとして描かれています。 第4曲『ボヘミアの牧場と森から』 きらきらと輝く陽光を受けた緑の平原、収穫祭を思わせる農民たちの楽しげな踊り、森にそよぐ風や小鳥たちのさえずりがあるときは陽気に、あるときは淋しげに描かれる『モルダウ』に次ぐ人気作。 第5曲『ターボル』 免罪符販売を非難したことによってローマ法王から破門され、やがて虐殺されることになるチェコの宗教改革運動家、ヤン・フスの衣鉢を継いだ急進的グループ「ターボル派」を中心に巻き起こったフス戦争を描いた作品。スメタナはフス教徒たちの信条を民族主義の旗印として捉え、主題に彼らの賛美歌(コラール)を用いることで、チェコの歴史上、最大の民族的盛り上がりを見せた出来事を叙事詩的壮大さをもってダイナミックに描き上げています。 第6曲『ブラニーク』 前曲からつながっているこの作品は、ボヘミアのブラニーク山に眠る救国の騎士たちの伝説を描いており、主要主題には第5曲のターボルの主題が用いられて、チェコの危機を救う英雄の存在を強く印象付けます。 実際の戦争では、十字軍のたび重なる侵攻を撃破しながらも、結局は内部分裂によって敗戦を迎えることになる彼らの戦いぶりを考えると、スメタナの描写は少々理想主義的美化が過ぎるようにも思えてきますが、この曲集が、吟遊詩人ルミールによって語られるチェコについての幻想的な物語である点、『ターボル』と異なり、フス教徒ではなく伝説上の存在である騎士たちに戦いがシフトしている点を考慮すれば、スメタナの設定は当を得たものと言えるのではないでしょうか。 収録情報 曲目・内容 スメタナ:連作交響詩《わが祖国》(全曲) アーティスト(演奏・出演) イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮) チェコPO. レコーディング 録音時期:1990年3月26〜28日 録音場所:プラハ城、ヴラディスラフ・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル) スメタナ:連作交響詩《わが祖国》(全曲) 3,036 円
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ハリウッドのレッド・カーペットを彩った名作映画の音楽 デンマーク国立交響楽団による大好評のシリーズ 第7弾「ハリウッド・ガラ」 最上の臨場感を味わえる話題の立体音響Dolby Atmosを収録! ★デンマーク国立交響楽団による大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」 (KKC-9442) 、第2弾はSF映画の名作音楽集「GALAXYMPHONY」 (20-65214) 、第3弾はファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」 (20-65194) 、第4弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」 (20-67774) 。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」 (20-65997) 。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖映画の音楽を集めた第6弾「GALAXYMPHONY2」 (20-68714) と若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。 ★今回は、毎年アメリカのロサンゼルスで開催されるハリウッド映画の祭典「アカデミー賞」を彩った名作映画の音楽が演奏された「Hollywood Gala」。ステージにはレッド・カーペットが敷かれ、コンサートは本物のアカデミー賞の授賞式さながらの盛り上がりをみせています。 ★映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの『スーパーマン』『E.T.』『ジュラシック・パーク』と名作が並び、故ホイットニー・ヒューストンが主演した『ボディガード』の世界的に大ヒットした主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」。実在した2人組の強盗を描いた『明日に向って撃て !』の主題歌「雨にぬれても」、名作曲家、ミシェル・ルグランが音楽を担当したフランスのミュージカル映画『シェルブールの雨傘』などアカデミー賞の歴史を飾る名画の数々の音楽が次々と演奏されます。 ★世界中の映画作品や劇場で採用されている立体音響技術Dolby Atmosも収録し、最上の臨場感を味わえる極上の音響体験もできます。 収録情報 曲目・内容 ハリウッド・ガラ ジョン・ウィリアムズ ・『スーパーマン』〜行進曲 ・『E.T.』〜フライング・テーマ ・『ジュラシック・パーク』〜ジュラシック・パークへようこそ ハンス・ジマー ・『ワンダーウーマン』〜セミッシラ ・『グラディエーター』〜ついに自由に ドリー・パートン ・『ボディガード』〜オールウェイズ・ラヴ・ユー デン・アーベ ・『ムーラン・ルージュ』〜ネイチャー・ボーイ ジェームズ・ホーナー ・『ブレイブハート』〜フォー・ザ・ラヴ・オブ・ア・プリンセス ・『タイタニック』〜マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン ハンス・ジマー&クラウス・バデルト ・『パイレーツ・オブ・カリビアン』〜デッドマンズ チェスト バート・バカラック&ハル・デイヴィッド ・『明日に向って撃て!』〜雨にぬれても ・『アルフィー』〜メイン・テーマ ミシェル・ルグラン ・『シェルブールの雨傘』〜アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー ジョシュア・ブライアン・キャンベル、シンシア・エリヴォ ・『ハリエット』〜スタンド・アップ レディー・ガガ ・『アリー/スター誕生』〜シャロウ ジェームズ・ニュートン・ハワード ・『ハンガーゲーム』〜ハンギング・ツリー デイヴィッド・ベアウォルド ・『ムーラン・ルージュ』〜カム・ワット・メイ アーティスト(演奏・出演) デンマーク国立交響楽団 ルートヴィヒ・ヴィッキー (指揮) デンマーク国立ジュニア合唱団 アンドレア・リッケ・エーレンシュレーガー (ソリスト) ディルクシャン・ジャヤラトナム (ソリスト) レコーディング 収録:2022年5月、コペンハーゲン、DRコンサートホール (ライヴ) ハリウッド・ガラ/デンマーク国立交響楽団 5,368 円
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グリンゴルツも演奏!アルベット・シュネルツェルの作品集第2弾は室内楽曲と管弦楽曲集! ★SACDハイブリッド盤。アルベット・シュネルツェルは、1972年生まれ。スカンディナヴィアの彼の世代でもっとも広く注目を集める作曲家のひとりです。チェロ協奏曲《狂気のダイアモンド》など3つの管弦楽作品を収めた『郊外の話』(BIS SA-2313)に次ぐシュネルツェルの作品集。アルバム・タイトル曲の《バーバンクの変わり者》は、「今日の音楽に影響を及ぼしたはず」のヨーゼフ・ハイドンと、ロサンゼルス郊外のバーバンクで子供時代を過ごし、『シザーハンズ』や『マーズ・アタック』といった映画を作ってきたティム・バートン監督という、「遊び心とバーレスクをこよなく愛する」ところで似ている2人の芸術家をテーマに作曲されました。この作品は、ニュー・ストックホルム室内管弦楽団による2008年の初演以後、30を超すオーケストラがベルリン・フィルハーモニーやアムステルダム・コンセルトヘボウといったホールで70回以上演奏してきた人気曲です。サイモン・クロフォード=フィリップスとヴェステロース・シンフォニエッタによる2021年4月のセッションが、世界初録音です。★ヴァイオリン協奏曲第2番《夜の歌》は、ウプサラ室内管弦楽団、スウェーデン室内管弦楽団、ヨンショーピング・シンフォニエッタがイリア・グリンゴルツのために共同委嘱した作品です。「覚醒状態と睡眠という2つの異なる世界にはさまれた、重力のない浮遊する感覚」を背景にした4楽章で書かれています。空間に漂う感覚をとらえることを試みた〈空中に浮遊する(Levitate)〉、1393年にフランス王シャルル六世がパリで開催した〈燃える人の舞踏会(Bal des Ardents)〉、シュネルツェルの夢に現れた「奇妙な想像上の動物たち」の〈行列(Procession)〉、夢から脱出したいと思いながらも行き場のない〈逃げろ(Run)〉。2019年4月11日、ウプサラで初演。この曲も、この演奏が世界初録音です。★もうひとつのオーケストラ曲《私の手紙を燃やして−クララの思い出》は、シュネルツェルがクララ・シューマンのエネルギーと「生への渇望」を表現することを試みた作品です。ひとつの主要主題が「クララ・シューマン」を表す「荒々しく自由な」フルートと「ヨハネス・ブラームス」の「思慮深い」ファゴットに分かれ、対話していきます。「室内管弦楽」の版を使った、世界初録音です。★室内楽作品が3曲。「リストたちのロマンティックなヴィルトゥオーゾ曲と『われわれの時代』のヘヴィメタル音楽という、2つの『悪魔的』伝統を交配させた」ソロ・ピアノのための《悪魔と踊る》。異なるクレズマースケールをハーモニー素材に使った〈アポロンの誕生(The Birth of Apollo)〉〈青年期のアポロン(Adolescent Apollo)〉の2楽章で書かれたヴァイオリンとピアノのための《アポロンの踊り》は、ギリシャ神話の神からイスピレーションを得た作品。《凍りついた景色》は、シュネルツェルが若い頃。スウェーデン北部の山脈で過ごした冬のある日の鮮やかな記憶を描いたチェロとピアノのための作品です。 収録情報 曲目・内容 アルベット・シュネルツェル(1972-):1. 「バーバンクの変わり者(A Freak in Burbank)」〜管弦楽のための(2007)2. 「悪魔と踊る(Dance with the Devil)」〜ピアノのための(2000)3. 「私の手紙を燃やして−クララの思い出(Burn My Letters - Remembering Clara)」〜室内管弦楽のための(2019)4. 「アポロンの踊り(Apollonian Dances)」〜ヴァイオリンとピアノのための(2003)5. 「凍りついた景色(Frozen Landscape)」〜チェロとピアノのための(2002)6. ヴァイオリン協奏曲第2番《夜の歌(Nocturnal Songs)》(2018) アーティスト(演奏・出演) ヴェステロース・シンフォニエッタサイモン・クロフォード=フィリップス(指揮)[track-2] ヘンリク・モーヴェ(ピアノ)[track-4] セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)[track-4,5] ダーヴィド・フアン(ピアノ)[track-5] ヤコブ・コラーニ(チェロ)[track-6] イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン) レコーディング セッション録音:[track-6] 2019年11月26?29日、[track-2,4,5] 2020年6月15?17日、[track-1,3] 2021年4月6?8日/ヴェステロース・コンサートホール(ヴェステロース、スウェーデン)プロデューサー&サウンド・エンジニア:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production) 『バーバンクの変わり者』アルベット・シュネルツェル 室内楽と管弦楽の作品集 3,289 円
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男ゴロワノフの激演押し潰されそうな重量感!熱狂と興奮のワーグナー ★ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られるロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)の音源をALTUS渾身のマスタリングで発売!脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。第5集はワーグナーの管弦楽作品集。厚く塗りこめられた管弦楽の響きとその中にあってなお突出した叫びを上げる金管楽器、リミッターなどあろうはずがない圧倒的な表現力。人類の表現しうる極北のさらに先といった凄まじさに心底打ちのめされます。★《リエンツィ》は序奏の重心の低い、そして色でいうとドス黒いような響きが何とも言えない。主部は酩酊した連中が大騒ぎしたかのようなお祭状態で、その熱狂と興奮は凄い。《マイスタージンガー》も最初のフレーズからして異常で、金管楽器の各奏者が野獣のようにわめいているようにも思える。そして中間部の濃厚な歌、そして最後の大きな緩急と、まさにやりたい放題である。《パルジファル》前奏曲では〈信仰の動機〉の金管楽器が場違いなほど隆々と奏される…(平林直哉氏の解説より) 収録情報 曲目・内容 ワーグナー:管弦楽作品集 [Disc 1] 歌劇《さまよえるオランダ人》序曲/モノラル録音:1951年12月16日 歌劇《リエンツィ》序曲/モノラル録音:1951年12月13日 歌劇《タンホイザー》序曲/モノラル録音:1951年11月14日 序曲《ファウスト》/モノラル録音:1947年 [Disc 2] 楽劇《トリスタンとイゾルデ》 前奏曲と愛の死/モノラル録音:1950年10月3日 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 第1幕への前奏曲/モノラル録音:1951年12月16日 舞台神聖祭典劇《パルジファル》 前奏曲/モノラル録音:1951年 舞台神聖祭典劇《パルジファル》 聖金曜日の奇跡/モノラル録音:1948年 アーティスト(演奏・出演) ニコライ・ゴロワノフ(指揮)モスクワ放送交響楽団 ゴロワノフの芸術 第5集 3,839 円
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アニヴァーサリー屈指の注目作 ネルソンスと「シュトラウスゆかり」の コンセルトヘボウ管の顔合わせ ツァラトゥストラ、ティル、マクベス ★リヒャルト・シュトラウス生誕150周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3篇を演奏した映像作品が登場。 「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が 2013年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサートの模様をライヴ収録したものです。 シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012年1月に「ツァラトゥストラ」を、2013年1月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。 なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014年10月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。 ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケールおおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 R.シュトラウス: ・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「マクベス」op.23 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28 収録:2014年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 アンドリス・ネルソンス (指揮) 監督:ヨースト・ホンセラール (op.30) 、フェレンツ・スーテマン (opp.23 & 28) R.シュトラウス:ツァラトゥストラ、ティル、マクベス 5,115 円
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男ゴロワノフの激演 咆哮と爆発の「展覧会」&「1812年」! ★ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られる伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)の音源をALTUS渾身のマスタリングで発売!脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。ここまで熾烈な演奏はそうありません。「展覧会の絵」や「1812年」といった大管弦楽のエネルギーを存分に味わえる濃厚作品を収録。★「〈金管楽器の咆哮〉という言葉が使われるが、ゴロワノフの演奏は、まさにこの言葉の通りである。咆哮とは獣が何かに対して本能的、直観的に叫び声をあげることで、決して理性的なものとは相いれない。ゴロワノフの演奏での金管楽器の鳴らし方は、理性を失う寸前のようなスリルと興奮がある」「《展覧会の絵》では冒頭の脂ぎったトランペットから早くも金管楽器が爆発。さらに独自のカットや打楽器の追加をし、曲を完全にゴロワノフ調に塗りつぶしている」「《1812年》も凄い。開始して間もなく最初に盛り上がるところがあるが、そこからしてすでに正気ではない。その興奮も音楽をねじ曲げるようなリタルダンドでいったん落ち着かせるが、主部に入ると小太鼓を追加して大暴れしている」(平林直哉氏の解説より) 収録情報 曲目・内容 ムソルグスキー:1. 組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)2. ポロネーズ(歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』より)3. モスクワ河の夜明け(歌劇『ホヴァンシチーナ』前奏曲)チャイコフスキー:4. 序曲『1812年』 作品49 アーティスト(演奏・出演) ニコライ・ゴロワノフ(指揮)モスクワ放送交響楽団 レコーディング モノラル録音:[track-1] 1953年3月24日[track-2] 1950年6月7日[track-3] 1947年10月17日[track-4] 1948年2月7日 ゴロワノフの芸術 第2集 3,377 円
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2019年ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント音楽祭 公式CDラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019と同テーマ! ★1995年にフランスの港町ナントで生まれたクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭。今年のテーマは「Carnets de voyage (旅へのチケット) 〜ボヤージュ (旅) から生まれた音楽 (ものがたり」。さまざまな時代の作曲家たちが、旅先で得たインスピレーションをもとに書きあげた名作の数々が演奏されます。2019年5月にはラ・フォル・ジュルネ音楽祭が日本でも開催 (第15回目) 、テーマは今年のナントでの音楽祭と同じもの。一足先に、音楽祭の雰囲気を味わって頂けるセットです。 収録情報 曲目・内容 CARNETS DE VOYAGE (旅へのチケット) 〜ボヤージュ 旅から生まれた音楽 (ものがたり) [CD1] 1.サン=サーンス (1835-1921) : ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調 op.103「エジプト風」〜第1楽章 アレグロ・アニマート ブリジット・エンゲラー (ピアノ) アンドレア・クイン (指揮) パリ室内管弦楽団 2.ドヴォルザーク (1841-1904) : 交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」〜第2楽章 ラルゴ ユーリ・テミルカーノフ (指揮) サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団 3.チャイコフスキー (1840-1893) : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35〜第2楽章 カンツォネッタ ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 ドミートリー・ヤブロンスキー (指揮) イリヤ・カーラー (ヴァイオリン) 4.マヌエル・ド・ファリャ (1876-1946) : スペイン舞曲第1番 (はかなき人生より) エマニュエル・ロスフェルダー (ギター) モディリアーニ弦楽四重奏団 ギュイ=ルー・ボワノー (カスタネット) 5.ホアキン・ロドリーゴ (1901-1999) : アランフェス協奏曲〜第2楽章 アダージョ ラムルー管弦楽団 フェイサル・カルイ (指揮) カニサレス (ギター) 6.テレマン (1681-1767) : ソナタ ト短調TWV43 : g1〜第2楽章 ラルゴ レ・ゾンブル マルゴー・ブランシャール&シルヴァン・サルトル (指揮) 7.ジャン=ルイ・デュポール (1749-1819) : チェロ協奏曲第1番 イ長調〜ロマンス (アダージョ) ストラディヴァリア ダニエル・キュイエ (ヴァイオリン&指揮) ラファエル・ピドゥ (チェロ) 8.ベルリオーズ (1803-1869) : イタリアのハロルド op.16〜第3楽章 アレグロ・アッサイ 南西ドイツ放送交響楽団 (現シュトゥットガルト放送交響楽団) シルヴァン・カンブルラン (指揮) ジャン=エリック・スーシ (ヴィオラ) 9.ラロ (1823-1892) : スペイン交響曲 op.21〜第2楽章 スケルツァンド カタルーニャ・エ・バルセロナ交響楽団 ダレル・アン (指揮) ティアンワ・ヤン (ヴァイオリン) 10.ラフマニノフ (1873-1943) : パガニーニの主題による狂詩曲 op.43より (抜粋) ボリス・ベレゾフスキー (ピアノ) ドミトリー・リス (指揮) ウラル・フィルハーモニー管弦楽団 [CD2] 1.チャイコフスキー (1840-1893) : イタリア狂詩曲 イ長調 op.45より (抜粋) ウクライナ国立交響楽団 テオドール・クチャル (指揮) 2.R=コルサコフ (1844-1908) : スペイン奇想曲 op.34 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 エイドリアン・リーパー (指揮) 3.グリーグ (1843-1907) : ピアノ協奏曲 イ短調 op.16〜第2楽章 アダージョ ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団 エイヴィン・グルベルグ・イェンセン (指揮) シャニ・ディリュカ (ピアノ) 4.ジャック・イベール (1890-1894) : 寄港地〜第3曲バレンシア コンセール・ラムルー管弦楽団 佐渡裕 (指揮) 5.シャブリエ (1841-1894) : 狂詩曲「スペイン」 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 エイドリアン・リーパー (指揮) 6.サン=サーンス (1835-1921) : アルジェリア組曲 op.60〜第3曲 夕べの幻想 バスク国立管弦楽団 準・メルクル (指揮) 7.マヌエル・ド・ファリャ (1876-1946) : スペインの庭の夜〜第2曲 はるかな踊り バスク国立管弦楽団カルロ・リッツィ (指揮) ルイス・フェルナンド・ペレス (ピアノ) 8.ドヴォルザーク : 弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 op.96「アメリカ」〜第2楽章 レント モディリアーニ弦楽四重奏団 9.ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラージ (1640-1708) : トリオ・ソナタ ト短調〜アダージョ ラ・レヴーズ フロランス・ボルトン&バンジャマン・ペロー (指揮) 10.リスト : トリスティア〜「オーベルマンの谷」より トリオ・ショーソン 11.リスト : ワレンシュタットの湖で (巡礼の年第1年「スイス」より) ニコラ・アンゲリッシュ (ピアノ) 12.リシャール・ガリアーノ (b.1950) : フランス風小組曲より夜明けの曲 (Aubade) フェリシアン・ブリュ (アコーディオン) エルメス弦楽四重奏団 エドゥアルド・マカレス (コントラバス) ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント2019音楽祭公式CD 2,563 円
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ラヴェルの作品のピアノ版と管弦楽版を収録! ピアノはスペイン出身のペリアネス 管弦楽はポンス指揮パリ管 絶妙の顔合わせ! 炸裂するスペインのリズムの血潮 ★ラヴェルのピアノ曲と同曲のオーケストラ版を鏡のようにあわせて収録した注目盤の登場。管弦楽は、スペイン生まれのポンスとパリ管弦楽団という絶妙の顔合わせです。ラヴェルを語る上で欠かせないのがスペイン趣味ですが、スペインの血が流れるポンスが、パリ管に一流のスペインらしさをもたらしており興味津津です。「道化師の朝の歌」も「クープランの墓」もいずれもオリジナルはピアノ作品ですが、こちらもスペイン出身のハヴィエル・ペリアネスが演奏。「道化師の朝の歌」では持ち前の透明感と静謐な世界観の音楽性を保ちつつも、内側から否応なくあふれ出る熱きリズムが炸裂しております。「クープランの墓」での硬質な響きは息をのむ美しさですが、「道化師の朝の歌」を聴いたあとの耳には、トッカータなどもスペイン音楽のような熱きリズムと色彩感を備えていることが感じられ、ラヴェル作品のさらなる魅力にふれるようです。ピアノ協奏曲での管弦楽とピアノのしゃれた掛け合いも素晴らしい、極上のラヴェル・アルバムの登場です! 収録情報 曲目・内容 ラヴェル:Jeux de Miroir (鏡遊び) 〜管弦楽およびピアノ作品集 1. 道化師の朝の歌 (管弦楽版) 2. クープランの墓 (ピアノ独奏版) 3. ピアノ協奏曲 ト長調 4. クープランの墓 (管弦楽版) 5. 道化師の朝の歌 (ピアノ独奏版) アーティスト(演奏・出演) ハヴィエル・ペリアネス (ピアノ 2,3,5) ジョゼプ・ポンス (指揮 1,3,4) パリ管弦楽団 (1,3,4) レコーディング 録音:2017年3月 (1,3,4) 、2018年11月 (2,5) ラヴェル:道化師の朝の歌、クープランの墓、ピアノ協奏曲 3,322 円
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アニヴァーサリー屈指の注目作 ネルソンスと「シュトラウスゆかり」のコンセルトヘボウ管の顔合わせ ツァラトゥストラ、ティル、マクベス ★リヒャルト・シュトラウス生誕150周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3篇を演奏した映像作品が登場。 「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が2013年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサートの模様をライヴ収録したものです。 シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012年1月に「ツァラトゥストラ」を、2013年1月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。 なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014年10月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。 ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケールおおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 R.シュトラウス: ・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「マクベス」op.23 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28 収録:2014年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 アンドリス・ネルソンス (指揮) 演出 監督:ヨースト・ホンセラール (op. 30) 、フェレンツ・スーテマン (opp. 23 & 28) R.シュトラウス:「ツァラトゥストラはかく語りき」、「マクベス」、「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 6,314 円
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24bit/96KHzのハイレゾ化&2022年最新リマスタリング! ミヨー自作自演の大名盤! ★伝説のエンジニア、アンドレ・シャルランの録音の中でも指折りの大名盤。ミヨー自身の指揮による自作自演集。代表作、「屋根の上の牡牛」は必聴です!この香り高い演奏が2022年の最新リマスタリングでハイレゾ化 (24bit/96KHz) されました。さらに当セットではCD、同音源USBメモリ (24bit/96KHz のWAV) 、レーベル・ロゴ入りの拭き取り布 (ホコリ取り) がセットになった豪華装丁仕様。50セットの完全限定リリースです! 収録情報 曲目・内容 ミヨー: 屋根の上の牡牛 Op.58 世界の創造 Op.81 (CD+USBメモリ) アーティスト(演奏・出演) シャンゼリゼ劇場管弦楽団 ダリウス・ミヨー (指揮) レコーディング 録音:1956年/シャンゼリゼ劇場 (パリ) デジタライゼーション&リマスタリング:ブリュノ・ゴリエ (2022年) ミヨー:屋根の上の牡牛/シャンゼリゼ劇場管弦楽団、ダリウス・ミヨー 14,498 円
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故郷ムンバイで行われたズービン・メータ80歳記念コンサート友人ズーカーマン、マツーエフ、フォーサイスも出演! ★2016年4月に80歳を迎えたズービン・メータが、手兵イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と共に、メータの故郷インドのムンバイで行った記念コンサートの模様がブルーレイとDVDで発売されます。2018年5月の来日公演は、健康上の理由で惜しくも中止となってしまいましたが、このバースデー・コンサートでは、幅広いレパートリーを持つメータが特に好きな作曲家たちの楽曲を、メータの音楽仲間であるヴァイオリンのピンカス・ズーカーマン、チェリストでズーカーマンの妻でもあるアマンダ・フォーサイス、そしてチャイコフスキー国際コンクール(1998)の優勝者で強靭なテクニックをもつピアニスト、デニス・マツーエフの3人をソリストに迎え力強い演奏を披露しています。オーケストラもソリストも巨匠メータの、誕生日を心からお祝いするムードに包まれ、温かくも音楽的に刺激に溢れた公演となりました。 コンサートのパート1は、ドヴォルザークの序曲「謝肉祭」ではじまります。この曲は、ドヴォルザークが渡米する前年に書かれたもので、演奏会用序曲3部作「自然と人生と愛」の中のひとつ。3部作のうち「人生」にあたるこの「謝肉祭」は3曲の中でも人気が高く、躍動的なリズム、彩り豊かなオーケストレーションとコンサートの冒頭を飾るに相応しい楽曲。続くのは長年の友人ズーカーマンによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。メータとズーカーマンによる同曲はロス・フィルとの名録音や、両者のコンサートでも何度も取り上げられ、まさに親密な関係から生まれる円熟の演奏。そしてロス・フィル時代にも録音のあるラヴェルのラ・ヴァルス、「ダフニスとクロエ」組曲第2番。若き日のメータを彷彿とさせる好演と言えるでしょう。 パート2では、ヨハン・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」序曲からスタート。流麗でゆったりとしたテンポで、メータらしいスケール感で聴かせてくれます。そして、ズーカーマン夫妻によるブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲。フォーサイスの豊かな響きのチェロとズーカーマンの今なお健在のテクニックによる息の合った二重奏は圧巻。メータ&イスラエル・フィルも2人のソリストをも圧倒するサウンドを聴かせる一方、第2楽章では引き立て役に専念するといったメータの絶妙な対応はさすが。最後はマツーエフをソリストとしたチャイコフスキーのピアノ協奏曲。マツーエフの剛腕とメータのスケールの大きい音楽がぴったりと合ったドラマティックな演奏。 収録情報 曲目・内容 [Part1]ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」Op.92ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61ラヴェル:ラ・ヴァルス、「ダフニスとクロエ」組曲第2番[Part2]ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」より序曲ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲Op.102チャイコフスキー:ピアノ協奏曲変ロ長調Op.23 アーティスト(演奏・出演) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団ズービン・メータ(指揮)アマンダ・フォーサイス(チェロ)ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)デニス・マツーエフ(ピアノ) レコーディング 収録:2016年4月、NCPA国立舞台芸術劇場、ムンバイ(ライヴ) ムンバイ・コンサート-ズービン・メータ80歳記念コンサート2016 5,709 円
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ウォルト・ディズニー・ホールが熱狂に包まれた! ドゥダメル&ロス・フィルによる映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ ダース・ベイダーも登場! パールマンによる「シンドラーのリスト」も! ★映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ。映画監督スティーヴン・スピルバーグとのタッグで数々の名作を生み出しています。この映像は、ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサート・ホールの2014/2015シーズンのオープニングイベントとして行われたもの。ホールを拠点とするグスターボ・ドゥダメル率いるロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団が、ヴァイオリニストのイツァーク・パールマンを迎え、ジョン・ウィリアムズの音楽を演奏しました。 ★オープニングには、1984年ロサンゼルス・オリンピックの際に作曲された〈オリンピック・ファンファーレとテーマ〉が選ばれました。ジョン・ウィリアムズは、この作品でグラミー賞も受賞し、これ以降アメリカで開催された3回のオリンピックでも作曲を担当しています。続くは、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホールのこけら落とし公演で初演し、近代的なホールの外観をイメージして作曲された〈サウンディングス〉。そして〈シンドラーのリスト〉ではパールマンが登場。優しく切ない音楽をパールマンの優れた感性とテクニックで聴かせ、映画のシーンを思い出させてくれます。さらに劇中ではアイザック・スターンが演奏した〈屋根の上のバイオリン弾き〉もパールマンが弾いています。ドゥダメルの熱烈なリクエストでプログラムに入った〈キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン〉。映画の舞台である60年代の雰囲気を取り入れたジャズ風の曲。ジョン・ウィリアムズは、若い頃ジャズをやっており、その経験を作品に反映させています。そして何と言ってもジョン・ウィリアムズとスティーヴン・スピルバーグといえば〈スター・ウォーズ〉。アンコールで演奏された「帝国の逆襲」〜帝国のマーチでは、ジョン・ウィリアムズが自ら指揮台に立ち、ダース・ベイダーも登場しコンサートを盛り上げています。アンコールでは他に、アメリカの奴隷制度を題材とした歴史映画〈アミスタッド〉をロサンゼルス児童合唱団が感動的な歌声で聴かせ、さらに〈ジョーズ〉と最後までジョン・ウィリアムズの傑作を楽しむ事ができます。 ★ボーナス映像では、ジョン・ウィリアムズとグスターボ・ドゥダメルが、各楽曲の誕生秘話、作曲裏話などを語っています。 収録情報 曲目・内容 ジョン・ウィリアムズ・セレブレーション ジョン・ウィリアムズ: オリンピック・ファンファーレとテーマ サウンディングス 映画「シンドラーのリスト」〜追憶 /ユダヤ人街 /テーマ 映画「屋根の上のバイオリン弾き」〜カデンツァと変奏 映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」〜エスカペイズ 映画「スター・ウォーズ」〜王座の間とフィナーレ 〈アンコール〉 映画「アミスタッド」〜アフリカよ 涙をふいて 映画「ジョーズ」より 映画「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」〜帝国のマーチ* 【ボーナス】インタビュー [ジョン・ウィリアムズ、グスターボ・ドゥダメル、イツァーク・パールマン] アーティスト(演奏・出演) ジョン・ウィリアムズ (指揮) * グスターボ・ドゥダメル (指揮) イツァーク・パールマン (ヴァイオリン) アメリカ陸軍 ヘラルド・トランペット隊 ダン・ヒギンズ (アルト・サックス) グレン・ポールソン (ビブラフォン) マイケル・ヴァレリオ (ベース) ロサンゼルス児童合唱団 ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 収録:2014年9月30日/ロサンゼルス、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール (ライヴ) 映像監督:ミヒャエル・ベイヤー プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー ジョン・ウィリアムズ・セレブレーション 6,314 円
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日本に一台しかない 貴重なタンゲンテンフリューゲルを使用して蘇る オリジナル・クラヴィーアの響き! ★オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第30回公演ライヴ録音。当ライヴはカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品で構成されました。1曲目は上野学園所蔵のタンゲンテンフリューゲルを使用してのクラヴィーア協奏曲ホ短調です。タンゲンテンフリューゲルはチェンバロの固い輝かしさとは似ても似つかない独特の響きで、クラヴィコードの透明な響きとフォルテピアノの響きをあわせもった楽器で日本にはこの一台しかありません。おそらく日本初演の貴重なライヴ録音、この上なく美しい響きをご堪能ください。この他、難曲として知られる弦楽シンフォニアとチェロ協奏曲が収録されております。奇想天外なアイディアと抒情性が併存するC.P.Eバッハの世界を、上尾直毅と鈴木秀美&OLCが大胆かつ雄弁に表現します。 収録情報 曲目・内容 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):1. クラヴィーア協奏曲ホ短調Wq.152. 弦楽シンフォニアト長調Wq.182-13. 弦楽シンフォニアロ短調Wq.182-54. チェロ協奏曲イ長調Wq.1725. 弦楽シンフォニアイ長調Wq.182-4 アーティスト(演奏・出演) 鈴木秀美(指揮、チェロ[track-4])上尾直毅(タンゲンテンフリューゲル)[track-4]オーケストラ・リベラ・クラシカ レコーディング ライヴ収録:2012年10月20日、上野学園、石橋メモリアルホール オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第30回公演 3,069 円
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愉悦感と風格を兼ね備えたヴァントならではのモーツァルト ★ヴァントといえばブルックナーの交響曲に人気がありますが、モーツァルトの味わい深さにも勝るとも劣らぬ魅力があります。2篇のセレナードはいずれも大曲で、ヴァントならではの風格あふれる演奏。とはいえ、モーツァルトならではの愉悦感も忘れておらず、たっぷり堪能できます。スウェーデンの巨匠オルガニスト、リオネル・ロッグを独奏に招いたヘンデルの協奏曲も名人芸にひたれます。★2011年12月発売。レコード芸術誌準特選。*もとの音源が古いため、テープ劣化によるお聴き苦しい箇所がございます。予めご了承下さい。 収録情報 曲目・内容 [Disc1]1. ヘンデル:「王宮の花火の音楽」序曲2. モーツァルト:セレナード第9番ニ長調K.320「ポストホルン」3. ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番Op.72b[Disc2]1. ヘンデル:オルガン協奏曲第1番2. モーツァルト:セレナード第7番ニ長調K.250「ハフナー」 アーティスト(演奏・出演) リオネル・ロッグ(オルガン)ギュンター・ヴァント(指揮)NHK交響楽団 レコーディング 録音: [Disc1]1982年4月7日(1)、1979年11月9日(2)(3)/NHKホール [Disc2]1979年11月9日(1)、1983年12月2日(2)/NHKホール モーツァルト:ハフナー・セレナード、ポストホルン、ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番、他 3,245 円
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生誕100年記念リリース、ピアソラ作品集 ★2021年3月11日に生誕100歳を迎えたピアソラの作品集。ピアソラ32歳の若き日の注目作『シンフォニエッタ1953』から有名な『オブリビオン』まで収録。ベネズエラ人指揮者エドゥアルド・マルトゥレの指揮で、バンドネオンのスペシャリストであるローター・ヘンゼルを招いての演奏です。 収録情報 曲目・内容 ピアソラ:シンフォニエッタ1953、アディオス・ノニーノ、タンガーソ、ブエノスアイレスの四季、オブリビオン アーティスト(演奏・出演) ローター・ヘンゼル(バンドネオン)ラスムス・バウマン(指揮)ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレン ピアソラ:作品集 2,816 円
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アルテ・デラルコ第6弾! 日本の古楽界を代表するベストメンバーによる モーツァルトの「有名曲」づくし! ★ OLCの選抜メンバーと、鈴木秀美氏が自らチェロを弾き、指揮もした大変な熱演。衝撃的なアイネクライネと、腹をえぐるようなバスが炸裂するアダージョとフーガなど絶品の演奏で、オリジナル楽器独特の美しく暖かい音色、澄みきったハーモニーを堪能できます。ディヴェルティメントの有名曲3曲もリズムが弾みきった演奏。録音も抜群でエンジニア櫻井卓の快心の出来。OLC 初のセッション録音オーディオ的にも大満足! 「オリジナル楽器を用い当時の演奏習慣を研究して、古典派、なかでもハイドンに再び新鮮な息吹を与えよう、というのが私達オーケストラ・リベラ・クラシカの基本的な活動である。演奏されることが少ないハイドンの初・中期の交響曲は専門家であるはずの私どもにとってもまことに新鮮で、玩具箱にまだ使っていない玩具があるのを発見した子供のように、私たちは一つ一つを楽しみつつ演奏してきた。誰もが知っていると思う作曲家の知られざる側面を紹介するのは音楽家、或いはいわゆる「古楽奏者」の冥利に尽きる仕事である。?鈴木秀美」〜ライナー・ノーツより〜 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ディヴェルティメント ニ長調K.136同 変ロ長調K.137同 ヘ長調K.138アダージョとフーガ ハ短調K.546 アーティスト(演奏・出演) 鈴木秀美(指揮、チェロ)オーケストラ・リベラ・クラシカ〔若松夏美,高田あずみ,荒木優子,竹嶋祐子(Vn) 森田芳子(Va) 西澤誠治(Cb)〕 レコーディング 録音:2003年5月、三鷹市芸術文化センター、風のホール、セッション録音 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク、ディヴェルティメント、アダージョとフーガ 3,069 円
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ブルックナーに次ぐALTUS の快挙! メシアン没後30年に先がけて贈る渾身のリリース 若杉N響ライヴ音源9作品完全収録、すべて初CD化 詳細な楽曲解説も含め空前絶後のメシアン集成! ★ 1996年から98年にかけて3期9公演に渡り行われた若杉弘指揮・NHK交響楽団によるブルックナー・チクルス「2つの世紀のカトリック」は、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせた意欲的なプログラムで構成されていました。この時のブルックナーの録音は2020年にALTUSからめでたく全集として発売され(ALT-431/440)、大ベストセラーを記録しています。 ★そして今回ついに待望のメシアンがリリース!9曲すべてを公演順に3枚のCDに収録。ブルックナーと併せたプログラムでありながら30分超えの楽曲もあり編成も多様で、この演奏会が日本初演となったものもあります。改めて聴きこむと、1曲1曲とても丁寧に演奏を作り上げていたことに驚かされ、また心から感動させられます。これほどの規模と完成度で残された一貫した解釈によるライヴ録音はメシアン演奏史に刻まれて然るべき不朽の価値を誇っていると言って良いでしょう。2022年メシアン没後30年に先駆けてお送りする大注目盤です! ★ブックレットには当時のプログラムに掲載された笠羽映子氏による楽曲解説を掲載。相当な文量で詳細に書かれており、日本語で読める資料としてもたいへん貴重なもの。若杉の清冽な演奏を聴きながら読めば、メシアンの複雑な作曲技法が鮮やかに解きほぐされていくよう。女声合唱を伴う『神の顕現の三つの小典礼』の歌詞対訳もついています。 収録情報 曲目・内容 メシアン:管弦楽作品集 サントリーホール10周年記念公演 ブルックナー・チクルス1996〜98 「2つの世紀のカトリック」よりオリヴィエ・メシアン(1908-1992): [CD1] チクルス第1期 1. 忘れられた捧げもの(1930) 録音:1996年1月29日 2. 教会のステンドグラスと小鳥たち(1986)〈日本初演〉 録音:1996年2月26日 3. かの高みの都市(1987)〈日本初演〉 録音:1996年3月31日 [CD2] チクルス第2期 4. われら死者のよみがえりを待ち望む(1964) 録音:1997年1月13日 5. 聖体秘蹟への賛歌(1932)〈日本初演〉 録音:1997年2月24日 6. キリストの昇天(1932-33) 録音:1997年3月18日 [CD3] チクルス第3期 7. 天国の色彩(1963) 録音:1998年1月27日 8. 神の顕現の三つの小典礼(1945) 録音:1998年2月28日 9. 輝ける墓(1931) 録音:1998年3月13日 アーティスト(演奏・出演) 若杉 弘(指揮) NHK交響楽団 木村かをり([track-2,3,7,8] ピアノ) 原田 節([track-8] オンド・マルトノ) 東京混声合唱団([track-8] 女声合唱) 大谷研二([track-8] 合唱指揮) レコーディング すべてサントリーホールでのライヴ録音 メシアン:管弦楽作品集 10,747 円
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ブルックナーに次ぐALTUS の快挙! メシアン没後30年に先がけて贈る渾身のリリース 若杉N響ライヴ音源9作品完全収録、すべて初CD化 詳細な楽曲解説も含め空前絶後のメシアン集成! ★ 1996年から98年にかけて3期9公演に渡り行われた若杉弘指揮・NHK交響楽団によるブルックナー・チクルス「2つの世紀のカトリック」は、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせた意欲的なプログラムで構成されていました。この時のブルックナーの録音は2020年にALTUSからめでたく全集として発売され(ALT-431/440)、大ベストセラーを記録しています。 ★そして今回ついに待望のメシアンがリリース!9曲すべてを公演順に3枚のCDに収録。ブルックナーと併せたプログラムでありながら30分超えの楽曲もあり編成も多様で、この演奏会が日本初演となったものもあります。改めて聴きこむと、1曲1曲とても丁寧に演奏を作り上げていたことに驚かされ、また心から感動させられます。これほどの規模と完成度で残された一貫した解釈によるライヴ録音はメシアン演奏史に刻まれて然るべき不朽の価値を誇っていると言って良いでしょう。2022年メシアン没後30年に先駆けてお送りする大注目盤です! ★ブックレットには当時のプログラムに掲載された笠羽映子氏による楽曲解説を掲載。相当な文量で詳細に書かれており、日本語で読める資料としてもたいへん貴重なもの。若杉の清冽な演奏を聴きながら読めば、メシアンの複雑な作曲技法が鮮やかに解きほぐされていくよう。女声合唱を伴う『神の顕現の三つの小典礼』の歌詞対訳もついています。 収録情報 曲目・内容 メシアン:管弦楽作品集 サントリーホール10周年記念公演 ブルックナー・チクルス1996〜98 「2つの世紀のカトリック」よりオリヴィエ・メシアン(1908-1992): [CD1] チクルス第1期 1. 忘れられた捧げもの(1930) 録音:1996年1月29日 2. 教会のステンドグラスと小鳥たち(1986)〈日本初演〉 録音:1996年2月26日 3. かの高みの都市(1987)〈日本初演〉 録音:1996年3月31日 [CD2] チクルス第2期 4. われら死者のよみがえりを待ち望む(1964) 録音:1997年1月13日 5. 聖体秘蹟への賛歌(1932)〈日本初演〉 録音:1997年2月24日 6. キリストの昇天(1932-33) 録音:1997年3月18日 [CD3] チクルス第3期 7. 天国の色彩(1963) 録音:1998年1月27日 8. 神の顕現の三つの小典礼(1945) 録音:1998年2月28日 9. 輝ける墓(1931) 録音:1998年3月13日 アーティスト(演奏・出演) 若杉 弘(指揮) NHK交響楽団 木村かをり([track-2,3,7,8] ピアノ) 原田 節([track-8] オンド・マルトノ) 東京混声合唱団([track-8] 女声合唱) 大谷研二([track-8] 合唱指揮) レコーディング すべてサントリーホールでのライヴ録音 メシアン:管弦楽作品集 10,747 円
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