バローロらしく壮大で、包容力のある深い味わいですが、チャーミングな魅力も感じられる素晴らしい逸品。 1939年、リッカルド・チェレットがピエモンテ州アルバにワイナリーの基礎を築き、彼の息子であり、70歳を超えた現在も会社の経営に携わるブルーノ・チェレットとマルチェロ・チェレットの兄弟が1960年代にワイナリーを引継ぎました。 「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するため、バローロやバルバレスコの畑を購入し、醸造所も建設しました。 現在では、3世代目が祖父の時代から続くワイナリーを継承し、イタリア最高の赤ワインであるバローロ、それと並び賞されるバルバレスコの最高の造り手のひとつとして、確固たる地位を確立しています。 また、ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリーです。 「バローロ・ブッシア」 は、0.73ha、ソプラナにある南向きの畑でビオディナミを実践。 土っぽい森の下草やビターオレンジ、スミレなどの青い花のアロマ。 壮大で、深みのある味わい。 アロマ豊かで若いうちはチャーミングな魅力もありますが、洗練されたタンニンによる長い熟成も期待できます。 ■テクニカル情報■ 平均樹齢約25年。 ステンレスタンクで発酵、300Lのフレンチオーク樽で9ヶ月、オーストリア製の大樽で18ヶ月熟成。 瓶熟12ヶ月。 CERETTO BAROLO BUSSIA チェレット バローロ・ブッシア 生産地:イタリア ピエモンテ バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:97 ポイント Rating 97 Release Price $165 Drink Date 2024 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 24th Jul 2020 Source July 2020 Week 3, The Wine Advocate This is the second vintage created after Ceretto started farming in Monforte d'Alba. Specifically, the 2016 Barolo Bussia sees fruit sourced from Bussia Soprana, one of the various subdivisions of the larger Bussia cru. I loved the inaugural 2015 vintage, and my initial impression of 2016 evokes that same excitement. This is a worthy addition to the Ceretto portfolio; it's a wine that offers enormous silkiness and textural finesse. Those beautiful Nebbiolo aromas are all there-the wild cherry, licorice and rust-but I am particularly impressed by the soft elegance of the mouthfeel, which gives equal space to fruity sweetness, acidity and structure. It's not as long as the outstanding Bricco Rocche (from Castiglione Falletto), but almost. ジェームス・サックリング:95 ポイント CERETTO BAROLO BUSSIA 2016 Tuesday, August 4, 2020 Country Italy Region Piedmont Vintage 2016 Score 95 Lots of ripe, focused fruit here with dried-strawberry, floral and spice aromas. Hints of crushed stones. It’s medium-to full-bodied with a balance of ripe tannins and a savory finish. Needs time to come together, but already so attractive. Better after 2023. vinous:94+ ポイント Vinous 94+ pts Ceretto 2016 Barolo Bussia Monforte D'alba, Piedmont Red wine from Italy Drinking window: 2024 - 2036 The 2016 Barolo Bussia is explosive, vibrant and full of energy. Bright saline notes give the Barolo Bussia great tension and sheer drive. Deceptively medium in body the Bussia is also incredibly distinctive. Its rich, vivid flavors are so finely sculpted. In this range, the Bussia is distinguished by its mid-palate sweetness and that creaminess that is so common in the best Bussia Barolos. I love the vibrancy here. Antonio Galloni. Tasting date: November 2019 ■「ブッシア」の区画■Ceretto / チェレット伝統とスタイリッシュの共存1930年代にリッカルド チェレット氏がアルバ地区にワイン醸造所を創立したことが始まり。 1960年代にリッカルド氏の息子であり現在の経営者であるブルーノ チェレット氏とマルチェロ チェレット氏が経営を引き継ぎ、「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するために、バローロやバルバレスコを造るためのブドウのサンプルを取り寄せて研究。 良いブドウが栽培できる畑を次々と購入し、その場所に醸造所も建設していきました。 その結果、彼らは父から引き継いだ小さなワイナリーを数十年でバローロ、バルバレスコの最高の造り手の一つという地位に引き上げました。 現在は彼らの子供たちが経営・ワイン造りの中心となり、チェレットの更なる向上のために活躍しています。 小さなブドウ栽培家でしたが、ブルーノ氏とマルチェロ氏が厳選した畑を買い進め、バローロ約20ha、バルバレスコ約10haを始め、約150ha所有しています。 チェレットが畑を所有する地区は急な斜面が多いため、栽培・収穫において人の手での作業が多く行われています。 チェレットが所有する中で最上の畑であるブリッコ ロッケ畑は山頂にあるため特に急斜面で、水はけが良く、セッラルンガとラ モッラエリア両方のテロワールを有した好立地にあります。 2011年からはこのブリッコ ロッケ畑でビオディナミを導入しています。 各銘醸地の個性を表現するために、4つの醸造所を所有しています。 「ブリッコ ロッケ醸造所」ブリッコ ロッケ畑の中にあり、ブリッコ ロッケ、ブルナーテ、プラポ、カンヌビと4種のクリュ バローロを醸造しています。 「ブリッコ アジリ醸造所」1973年に建設され、当時はあまり使われていなかったステンレスタンクを導入した醸造所で、現在もアルコール発酵はステンレスタンクで行われています。 ブリッコ アジリ畑の中にあり、ブリッコ アジリ、ベルナドットと2種のクリュ バルバレスコを醸造しています。 「チェレット醸造所」最新の設備と大きな熟成庫を持つ近代的で最も大きな醸造所で、アルネイス、モンソルドなど、様々な品種のワインが造られています。 「サント ステファノ醸造所」は、共同経営でモスカート ダスティを醸造しています。 大きな醸造センターを持つのではなく、各畑の中に醸造所を持つことにより、伝統的な醸造方法と最新設備を用いた醸造方法をワインによって使い分けて行っています。
【クール配送】チェレット バローロ・ブッシア [2016]750ml (赤ワイン) 17,600 円
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バローロ地区の中でも特に繊細な名酒を生むとされるラ・モッラ村にある優れたブドウ畑「ブルナーテ」から造られる、バラやスミレの香りが漂う、エレガントな赤ワインです。 1939年、リッカルド・チェレットがピエモンテ州アルバにワイナリーの基礎を築き、彼の息子であり、70歳を超えた現在も会社の経営に携わるブルーノ・チェレットとマルチェロ・チェレットの兄弟が1960年代にワイナリーを引継ぎました。 「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するため、バローロやバルバレスコの畑を購入し、醸造所も建設しました。 現在では、3世代目が祖父の時代から続くワイナリーを継承し、イタリア最高の赤ワインであるバローロ、それと並び賞されるバルバレスコの最高の造り手のひとつとして、確固たる地位を確立しています。 また、ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリーです。 「バローロ・ブルナーテ」 は、バローロ地区の中でも特に繊細な名酒を生むとされるラ・モッラ村にある優れたブドウ畑。 優れた年だけ造る特醸品です。 標高が高いラ モッラ村のブルナーテ畑のブドウを使用。 非常に滑らかで、バラやスミレの香りが楽しめます。 高い凝縮感と豊かなアロマ香りを持つ、エレガントで優雅なバローロ。 ■テクニカル情報■ 平均樹齢約35年、所有面積は5.6haを所有。 ステンレスタンクで発酵。 300Lのフレンチオーク樽で約9ヶ月、オーストリア製の大樽で約18ヶ月熟成。 瓶熟12ヶ月。 ファーストヴィンテージは1978年。 CERETTO BAROLO BRUNATE チェレット バローロ・ブルナーテ 生産地:イタリア ピエモンテ バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:97 ポイント Rating 97 Release Price $165 Drink Date 2024 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 24th Jul 2020 Source July 2020 Week 3, The Wine Advocate I wasn't sure how to order my tasting flight of Ceretto's four single-vineyard Baroli (from Castiglione Falletto, Monforte d'Alba and Serralunga d'Alba), so I decided to start with this wine from Brunate in La Morra, at the heart of the appellation. The 2016 Barolo Brunate shows a dark core of fruit, and you are immediately aware of the depth and profound nature of this wine. The bouquet is lifted by cassis, wild cherry and plum. The ferrous quality that we saw in some of the other wines is softer here, and I would describe Brunate as the most fruit-forward (at this young stage) with elegant tannins and impactful fruit weight on the finish. All of these wines are aged in new oak (just 10% of the total) and used oak barrel (90%) for the first 12 months. After that, the wine is racked into Austrian oak casks for an additional two years before going into bottle for one more year. ジェームス・サックリング:95 ポイント CERETTO BAROLO BRUNATE 2016 Tuesday, August 4, 2020 Country Italy Region Piedmont Vintage 2016 Score 95 The purity of fruit here is so beautiful with sliced strawberries, violets and hints of black truffle. It’s full-bodied, yet balanced and chewy with lots of tannins. Very persistent at the end. Give this time to open and show its outstanding quality. Drink after 2023. vinous:95 ポイント Vinous 95 pts Ceretto 2016 Barolo Brunate La Morra, Piedmont Red wine from Italy Drinking window: 2024 - 2041 The 2016 Barolo Brunate balances delicacy and freshness. Cinammon, blood orange, mint and licorice are some of the notes that grace the 2016 Barolo Brunate. Wonderfully layered and supple, the 2016 has so much to offer. Like all of these 2016s, it very nicely combines elegance with power. The Brunate is all about texture and volume; it is less open aromatically than some of the other wines in this range but very, very good nonetheless. It finishes with real breadth. Antonio Galloni. Tasting date: November 2019 ■「ブルナーテ」の区画■Ceretto / チェレット伝統とスタイリッシュの共存1930年代にリッカルド チェレット氏がアルバ地区にワイン醸造所を創立したことが始まり。 1960年代にリッカルド氏の息子であり現在の経営者であるブルーノ チェレット氏とマルチェロ チェレット氏が経営を引き継ぎ、「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するために、バローロやバルバレスコを造るためのブドウのサンプルを取り寄せて研究。 良いブドウが栽培できる畑を次々と購入し、その場所に醸造所も建設していきました。 その結果、彼らは父から引き継いだ小さなワイナリーを数十年でバローロ、バルバレスコの最高の造り手の一つという地位に引き上げました。 現在は彼らの子供たちが経営・ワイン造りの中心となり、チェレットの更なる向上のために活躍しています。 小さなブドウ栽培家でしたが、ブルーノ氏とマルチェロ氏が厳選した畑を買い進め、バローロ約20ha、バルバレスコ約10haを始め、約150ha所有しています。 チェレットが畑を所有する地区は急な斜面が多いため、栽培・収穫において人の手での作業が多く行われています。 チェレットが所有する中で最上の畑であるブリッコ ロッケ畑は山頂にあるため特に急斜面で、水はけが良く、セッラルンガとラ モッラエリア両方のテロワールを有した好立地にあります。 2011年からはこのブリッコ ロッケ畑でビオディナミを導入しています。 各銘醸地の個性を表現するために、4つの醸造所を所有しています。 「ブリッコ ロッケ醸造所」ブリッコ ロッケ畑の中にあり、ブリッコ ロッケ、ブルナーテ、プラポ、カンヌビと4種のクリュ バローロを醸造しています。 「ブリッコ アジリ醸造所」1973年に建設され、当時はあまり使われていなかったステンレスタンクを導入した醸造所で、現在もアルコール発酵はステンレスタンクで行われています。 ブリッコ アジリ畑の中にあり、ブリッコ アジリ、ベルナドットと2種のクリュ バルバレスコを醸造しています。 「チェレット醸造所」最新の設備と大きな熟成庫を持つ近代的で最も大きな醸造所で、アルネイス、モンソルドなど、様々な品種のワインが造られています。 「サント ステファノ醸造所」は、共同経営でモスカート ダスティを醸造しています。 大きな醸造センターを持つのではなく、各畑の中に醸造所を持つことにより、伝統的な醸造方法と最新設備を用いた醸造方法をワインによって使い分けて行っています。
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バローロ地区の中でも特に力強い名酒を生むとされるセッラルンガ・ダルバ村「プラポ」より造られる、複雑で、骨格のしっかりした長熟型のバローロ。 1939年、リッカルド・チェレットがピエモンテ州アルバにワイナリーの基礎を築き、彼の息子であり、70歳を超えた現在も会社の経営に携わるブルーノ・チェレットとマルチェロ・チェレットの兄弟が1960年代にワイナリーを引継ぎました。 「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するため、バローロやバルバレスコの畑を購入し、醸造所も建設しました。 現在では、3世代目が祖父の時代から続くワイナリーを継承し、イタリア最高の赤ワインであるバローロ、それと並び賞されるバルバレスコの最高の造り手のひとつとして、確固たる地位を確立しています。 また、ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリーです。 「バローロ・プラポ」 は、バローロ地区の中でも特に力強い名酒を生むとされるセッラルンガ ダルバ村にある優れたブドウ畑。 マンガンや鉄分を多く含む大地に由来する、複雑で、骨格のしっかりした長熟型のバローロ。 バローロに特徴的な枯れたバラのアロマと土っぽさや青い香りのニュアンスがバランスよくまとまっています。 力強く、かつ上質なきめ細かいタンニンと酸を持つワイン。 ■テクニカル情報■ ステンレスタンクで発酵、300Lのフレンチオーク樽で9ヶ月、オーストリア製の大樽で18ヶ月熟成。 瓶熟12ヶ月。 平均樹齢は約40年、所有面積は2.4ha。 ファーストヴィンテージは1972年。 CERETTO BAROLO PRAPO チェレット バローロ・プラポ 生産地:イタリア ピエモンテ バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:97 ポイント Rating 97 Release Price $165 Drink Date 2025 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 24th Jul 2020 Source July 2020 Week 3, The Wine Advocate The Ceretto 2016 Barolo Prapo draws its fruit from Serralunga d'Alba and is, as expected, the most powerful and structured of the various single-vineyard wines presented by this ambitious estate. The fruit veers toward darker nuances with plum, dark cherry and dried blackberry. The mouthfeel is rounder and fuller, fleshed out considerably in all the nooks and crannies, with the bigger impact of sheer Nebbiolo personality. This is your proverbial red-meat Barolo. This site is one of the last to ripen, awarding the grapes ample time to reach maturity at a slow and careful pace. vinous:95 ポイント Ceretto 2016 Barolo Prapo Serralunga D'alba, Piedmont Red wine from Italy Drinking window: 2024 - 2041 The 2016 Barolo Prapo is the most closed and inward of the wines in this range, as it so often is. Iron, savory herbs, menthol, licorice, lavender, macerated dark cherry, dried flowers and sinewy Serralunga tannins give the 2016 its distinctive personality. Aeration brings out that beguiling mix of floral, savory and earhty overtones that is such a signature of Prapo Barolos. The 2016 is an infant, but I doubt readers will be drinking this wine any time soon. Antonio Galloni. Tasting date: November 2019 ジェームス・サックリング:94 ポイント Country France Region France Vintage 2016 Score 94 Really floral on the nose and palate with sweet rose petals, dried strawberries and light citrus, as well as white truffle. It’s full-bodied, yet fine and chewy. Intense finish. Better after 2023. ■「プラポ」の区画■Ceretto / チェレット伝統とスタイリッシュの共存1930年代にリッカルド チェレット氏がアルバ地区にワイン醸造所を創立したことが始まり。 1960年代にリッカルド氏の息子であり現在の経営者であるブルーノ チェレット氏とマルチェロ チェレット氏が経営を引き継ぎ、「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するために、バローロやバルバレスコを造るためのブドウのサンプルを取り寄せて研究。 良いブドウが栽培できる畑を次々と購入し、その場所に醸造所も建設していきました。 その結果、彼らは父から引き継いだ小さなワイナリーを数十年でバローロ、バルバレスコの最高の造り手の一つという地位に引き上げました。 現在は彼らの子供たちが経営・ワイン造りの中心となり、チェレットの更なる向上のために活躍しています。 小さなブドウ栽培家でしたが、ブルーノ氏とマルチェロ氏が厳選した畑を買い進め、バローロ約20ha、バルバレスコ約10haを始め、約150ha所有しています。 チェレットが畑を所有する地区は急な斜面が多いため、栽培・収穫において人の手での作業が多く行われています。 チェレットが所有する中で最上の畑であるブリッコ ロッケ畑は山頂にあるため特に急斜面で、水はけが良く、セッラルンガとラ モッラエリア両方のテロワールを有した好立地にあります。 2011年からはこのブリッコ ロッケ畑でビオディナミを導入しています。 各銘醸地の個性を表現するために、4つの醸造所を所有しています。 「ブリッコ ロッケ醸造所」ブリッコ ロッケ畑の中にあり、ブリッコ ロッケ、ブルナーテ、プラポ、カンヌビと4種のクリュ バローロを醸造しています。 「ブリッコ アジリ醸造所」1973年に建設され、当時はあまり使われていなかったステンレスタンクを導入した醸造所で、現在もアルコール発酵はステンレスタンクで行われています。 ブリッコ アジリ畑の中にあり、ブリッコ アジリ、ベルナドットと2種のクリュ バルバレスコを醸造しています。 「チェレット醸造所」最新の設備と大きな熟成庫を持つ近代的で最も大きな醸造所で、アルネイス、モンソルドなど、様々な品種のワインが造られています。 「サント ステファノ醸造所」は、共同経営でモスカート ダスティを醸造しています。 大きな醸造センターを持つのではなく、各畑の中に醸造所を持つことにより、伝統的な醸造方法と最新設備を用いた醸造方法をワインによって使い分けて行っています。
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2018年はビックヴィンテージになりました! オーストラリアのカルトワイナリー!「ヌーン・ワイナリー」 ヌーンは、南オーストラリアのマクラーレン・ヴェールで赤ワインのみを生産する家族経営のワイナリーです。 リリースしてから僅か数週間で全て売り切れてしまうヌーンのワインは、南オーストラリア州はもちろん、オーストラリア全土に熱狂的なファンが存在します。 正に「カルトワイン」という言葉が似つかわしいワイナリーです。 ドリュー・ヌーンとレーガン・ヌーン夫妻がドリューの父親のデイヴィッド・ヌーンにより1976年に創設されたこの小さなワイナリーを引き継いだのは、1996年のことでした。 プレ・フィロキセラの自根の古樹から主に収穫しているため、非常に豊かなミネラルと凝縮された厚みのあるフルボディの味わいが特徴です。 人の手による干渉を最小限に抑え、自然とテロワールの力を生かしたワイン作りを継続しています。 「ヌーン リザーブ・シラーズ」は、1997年の初回ヴィンテージ以来、毎年ラングホーン・クリークにボレット家が所有する1.6haの単一区画(トゥエンティ・ロウズ・ブロック)より収穫しています。 芳醇で濃厚な味わいのフルボディで、若いうちから楽しめますが、特に長期セラー熟成に適したワインと言えるでしょう。 2018年のリザーブ・シラーズは、例年通りラングホーン・クリークのトゥエンティ・ロウズ・ブロックより収穫しています。 この年は、収穫量が少なかったものの、収穫されたブドウは、非の打ちどころのないほど健康状態が良く、理想的なコンディションの下に3月13日に収穫作業を終えました。 ワインは重厚なフルボディで、円やかなテクスチャーを持ち、素晴らしくバランスの良い仕上がりです。 深みのある豊かな味わいに緻密さと繊細なニュアンスが感じられます。 今既に美しい味わいを呈していますが、幾年にもわたる長期熟成を可能とするワインです。 ■2018ヴィンテージ情報■ 2018年は、この上なく秀逸なヴィンテージで、素晴らしくピュアで凝縮感のある果実味に引き締まったタンニンが調和し、ワインにしなやかなバランスを与えています。 私たちの畑の古樹からは、これ以上に何も望むものが思い浮かばないほどに素晴らしい果実が収穫されました。 この年は、一年を通して極めて乾燥した年でしたが、酷い熱波などはなく、非常に理想的な気候条件の下、自分たちの思い通りに収穫を進めることが出来ました。 この年のワインは、美しく円熟したピュアな果実味としっかりとしたタンニンを持つバランスのとれた味わいで、非常にゆっくりと熟成が進む長期熟成型のワインとなるでしょう。 2018年は、2012年を彷彿とさせる年と言えます。 この年は、マクラーレン・ヴェールの畑が豊作であった一方、ラングホーン・クリークの畑は、例年よりも収穫量が少なく、特にシラーズにとっては低収量の年となりました。 ワインは3種類とも偉大なポテンシャルが感じられます。 アルコール分は、例年よりも僅かに高く、エクリプスとシラーズが16%以上、レゼルヴ・カベルネが15.5%となりました。 この年の瓶詰めは、9月第1週に行いました。 ■テクニカル情報■ 産地:南オーストラリア州ラングホーン・クリーク(単一区画) 品種:シラーズ100% Alc:16% 畑面積:1.6ha 土壌:深く堆積した粘土質のローム土壌 醸造:手摘みで収穫し、小型の開放型発酵槽でピジャージュしながら10?20日間かけて発酵させ、自然な色とタンニンを抽出。 圧搾は小さなバスケット・プレスで苦味や渋みを出さないよう手作業で優しく圧搾。 熟成はアメリカ産とフランス産の300Lの小樽とフードルサイズの大樽で18ヶ月熟成(新樽率30-40%)。 年間生産量:平均750?850ケース ■相性料理■ 酒齢の若いうちは、子羊のスネ肉やオッソ・ブーコ(仔牛の骨付きスネ肉と野菜の白ワイン煮込み)などの味の強い料理と特によく合います。 熟成するにつれてタンニンが円やかになり、複雑味が出てくるため、牛のTボーンや熟成させたランプステーキなど、よりシンプルで高級感のある料理とよくマッチします。 少なくともサーブの30分前にデキャンタージュしておくことをお勧めします。 若いヴィンテージであれば、もう少し時間を置く必要があります。 Noon Winery Noon Reserve Shiraz ヌーン・ワイナリー ヌーン リザーブ・シラーズ 生産地:オーストラリア 南オーストラリア州 ラングホーン・クリーク 原産地呼称:GI. LANGHORNE CREEK ぶどう品種:シラーズ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ヴィンテージチャートで、2018VTは南オーストラリア史上最高得点の97Eを獲得! ワインアドヴォケイト:97 ポイント 今年(味わった)Noonのワインの中で私が一番気に入っているのは、2018 リザーブ・シラーズだ。 ミント、セージ、ローリエ、カシス、ブラックベリーの香りを持つ。 味わいは、スケールの大きさと力強さに加えて、見事な柔らかさと余韻の長さを感じる、豊かなフルボディ。 爽やかなハーブや塩味のリコリスを思わせるコショウの風味と熟したベリーの果実味が複雑に絡み合う、何度も味わいたくなるような妖艶な魅力を備えたワイン。 ≪飲み頃:2020-2030年|2021/2/27掲載≫Noon Winery / ヌーン・ワイナリー 『人生は短いから、ヌーンのワインを飲まないわけにはいかない』 (ワインアドヴォケート#135 ロバート・パーカーJr.) ヌーンは、南オーストラリアのマクラーレン・ヴェールで赤ワインのみを生産する家族経営のワイナリーです。 リリースしてから僅か数週間で全て売り切れてしまうヌーンのワインは、南オーストラリア州はもちろん、オーストラリア全土に熱狂的なファンが存在します。 正に「カルトワイン」という言葉が似つかわしいワイナリーです。 ドリュー・ヌーンとレーガン・ヌーン夫妻がドリューの父親のデイヴィッド・ヌーンにより1976年に創設されたこの小さなワイナリーを引き継いだのは、1996年のことでした。 プレ・フィロキセラの自根の古樹から主に収穫しているため、非常に豊かなミネラルと凝縮された厚みのあるフルボディの味わいが特徴です。 人の手による干渉を最小限に抑え、自然とテロワールの力を生かしたワイン作りを継続しています。 畑はそれぞれ、1934?1943年にかけて植樹されたグルナッシュが4ヘクタール、1962年に植樹されたシラーズが1.6ヘクタール、1972年植樹のカベルネが1.2ヘクタール(シラーズとカベルネの畑は、ラングホーン・クリークに住む友人の所有)。 1998年にはグラシアーノが植樹され、2008ヴィンテージよりエクリプスにブレンドされています。 粘土・ローム質土壌に育つ古樹のブドウは、濃厚で凝縮感のあるギリシャ彫刻のように彫りの深いワインを生み出します。 ロバート・パーカーも常に90点以上の高いポイントを付け、こんな名言を漏らしています。 「人生は短いから、ドリューとレーガンの造るヌーンを飲まないわけにはいかない。 」 【クール配送】ヌーン・ワイナリー リザーブ・シラーズ [2018]750ml (赤ワイン) 14,850 円
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メルロー100%で造られ、過去にワインスペクテーターで100点を獲得した特別な赤ワイン! トスカーナ州ボルゲリで、唯一農家がはじめたワイナリー。 初代オーナー故エウジェニオ・カンポルミ氏はこの地の可能性を見出し、惜しみない努力を注いできました。 エウジェニオが亡くなった後、妻チンツィアと家族が彼の意思を引き継ぎ、2009年にはイタリア最優秀ワイナリーと評されるまでになります。 トスカーナ最高峰のメルローといえばマッセート、レディガフィ、そしてメッソリオ。 中でもその優美さは右岸のボルドーをも圧倒する別格の存在としてワイン・アドヴォケイト誌でも高い注目を集めています。 「メッソリオ」は、初ヴィンテージ1994年で、過去にワインスペクテーターで100点を獲得した特別な赤ワインです。 メルロー100%から造られ、オレンジを煮詰めたような甘酸っぱい果実味を感じることができます。 メルローは世界的に注目をされているブドウ品種であり、ボルゲリの気候ならではの果実味溢れたワインを造りだしています。 フラッグシップはあくまでもパレオですが、こちらのメルロから造られるワインは味わいが分かりやすく世界的に評価は高くなっており、非常に注目を得ています。 マッキオーレが今のワイナリーを購入したとき、ブドウはなく、オリーブと麦ばかりでした。 当時は麦を収穫することが一番大切でした。 「メッソリオ」というのは、「麦を収穫する人」という意味。 すなわち「五穀豊穣」を意味しています。 また、メッソリオは栽培面積に対して収量が低く、実際に生産量も少ないので、ワインを造るために掛かるコストが最も高くなります。 潜在的な生産ポテンシャルを100とすると、実際の生産量は10-20%しかワインにしていません。 ■2018年ヴィンテージ情報■ 冬の気温は平年並みで雨が多かった。 春先まで気温が低く、発芽はやや遅れた。 5月に気温が上昇し生育の遅れを取り戻した。 春先までの降雨と湿度の高さにより植物の成長が進み、畑の空気の循環を妨げた。 うどんこ病を回避するために、細心の注意を払い、畑作業を行った。 7月中旬にグリーンハーベストを実施し、ブドウへの負担を軽減し品質が向上した。 収穫は予定通り、8月の第3週に白ブドウの収穫から始まった。 9月の第3週と第4週にはカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫。 手のかかる年となったが、品質の高いブドウを収穫することが出来た。 ■テクニカル情報■ 醗酵:ステンレス・タンク/主醗酵後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵(225L) 熟成:オーク樽熟成 14カ月(90%を112L/10%を225L、新樽比率75%/二年目25%、仏産)/瓶熟成 17カ月以上 AZIENDA AGRICOLA LE MACCHIOLE MESSORIO アジィエンダ・アグリコーラ・レ・マッキオーレ メッソリオ 生産地:イタリア トスカーナ 原産地呼称:IGT. TOSCANA ぶどう品種:メルロー 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:98 ポイント LE MACCHIOLE BOLGHERI MESSORIO 2018 Thursday, February 3, 2022 CountryItaly RegionTuscany Vintage2018 Score 98 This is very complex, offering tobacco, brown sugar, black olives and currants. It’s full-bodied, yet tight and layered, with very fine tannins and a long, structured finish. Hints of new wood complement the long, cool fruit and phenolics. Give this three or four years to open. Try after 2025. ワインアドヴォケイト:96 ポイント Rating 96 Release Price $250 Drink Date 2023 - 2045 Reviewed by Monica Larner Issue Date 8th Oct 2021 Source October 2021 Week 1, The Wine Advocate Le Macchiole's 2018 Messorio is soft and rich with impressive depth and intensity, all delivered with the softness that only the Merlot grape can manage. This important wine unfolds first to rich cherry and blackberry and then yields softly to secondary notes of spice, baker's chocolate and toasted almond. There is some youthful tightness in the mouth, with Merlot tannins that are hitched to firmness and softness, while showing impressive length all the while. The mouthfeel is most impressive, thanks to its seamless and supple nature that glides smoothly over the palate. VINOUS:95 ポイント 95pts Drinking Window 2026 - 2043 From: 2018 Tuscany Preview (Feb 2021) The 2018 Messorio is an attractive wine, but it also feels like the most marked by the cooler style of the year. Readers will find a mid-weight Messorio endowed with striking inner sweetness and perfume, if not quite the textural richness that is the norm here. I have seen even the more delicate of Messorios blossom beautifully over time, and suspect that will be the case here as well. The purity of the fruit is remarkable. - By Antonio Galloni on March 2021Le Macchiole / レ・マッキオーレ今や『サッシカイヤ』、『オルネライア』など、イタリアを代表するスーパー・プレミアム・ワインの産地として知られる銘譲地・ボルゲリに位置する「レ・マッキオーレ」。 貴族がそのほとんどのワイナリーを所有する中にあって唯一、地元の農家出身者、故エウジェニオ・カンポルミ氏が1983年に設立。 「メッソリオ」、「スクリオ」という世界レベルのワインを生み出した。 そして、ボルゲリの気候と大地、そして自身の可能性を信じて造り出した「パレオ・ロッソ」の最終形は、カベルネ・フラン100%。 それが完成した2001年が、エウジェニオ氏の夢がかなった最初で最後のヴィンテージとなった。 生前、「ビジネス目的でワインを造っているのではない」と公言したエウジェニオ氏。 世界的な名声を獲得してからも、とにかく自身で納得のいく品質・味わいのワイン造りにこだわり、純粋に、「より多くの人に自分たちのワインを楽しんでもらいたい」と願っていた。 エウジェニオの哲学は畑にあり、自然にあり、そして人にあった。 2002年に巨匠エウジェニオ氏の急逝後は、最大の理解者であった妻のチンツィア女史が見事に引き継ぎ、いまも世界中のワイン愛好家の愛され続けています。 「私は今でもエウジェニオと一緒です。 私の考えは彼の考えだと強く感じます。 これは彼が亡くなる前からもずっとそうでした。 そしてこれからも...」。 私がお客様に「何故サッシカイアやオルネッライアではなく、マッキオーレのワインを買うべきか?」と質問されたら、こう答えます。 サッシカイアはボルゲリのスター。 ボルゲリが生まれたのは、サッシカイアのお陰です。 スーパータスカンが生まれたのもサッシカイアのお陰。 オルネッライアは素晴らしいワイナリーで、ボルゲリでも規模がとても大きく、卓越したブレンドワインを造り、世界にボルゲリの偉大さを伝えています。 それに対してマッキオーレは職人ワイナリー。 職人と同じく、数量は造れませんが、その道を追求し、最高のワインを造るために、小さなことからこつこつと磨き上げ、ボルゲリの偉大さを一番信じて、最高のものを目指したワイン造りを行っているからです。 チンツィア女史? レ・マッキオーレ ? 愛すべき農家のワインである。
【クール配送】レ・マッキオーレ メッソリオ [2018]750ml (赤ワイン) 【正規品】 32,300 円
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トルブレックのスタンダードの中で、唯一、シラーズ100%で造られたワイン「ザ・ファクター」! パーカーポイント不動の高得点で多方面から注目を集めるオーストラリア最高の作り手トルブレック。 創立者デイヴィッド・パウエルにより1994年に設立されました。 設立のきっかけは、1992年に当時ロックフォードで働いていたデイヴィッド・パウエルが乾地農法で育つ古いブドウ畑を見出だし、手入れをし始めたことに端を発します。 見つけた当時は殆ど枯れかけていた古樹を見事に生き返らせ、荒廃した古いシラーズの古樹から、最高の果実を収穫することに成功しました。 トルブレックは、南仏ローヌのワインにインスピレーションを受け、世界有数の樹齢の古いブドウが育つバロッサヴァレーでシラーズ、グルナッシュ、ムールヴェードルなどのローヌ品種から最高のワインを生み出す世界トップクラスのワイナリーです。 トルブレックのブドウは、樹齢150年を超えるものもあり、世界最古のレベルです。 これらのブドウは、フィロキセラ禍を免れ、1980年代初頭の減反政策を生き延びてきたものです。 古樹は驚くほど低収量で、樹齢の若い畑も極力収量を抑えるため、どのワインも非常に深みのある色合いを湛え、濃厚で凝縮感のある複雑な味わいに仕上がります。 「ザ・ファクター」は、スコットランド高地の土地管理者を、「ファクター」と呼びます。 バロッサの古樹とその栽培に心血を注ぐ作り手達へのオマージュです。 ストゥルイの華やかさやエレガンスとは対照的に、男性的な力強さとダークチョコレートの風味が特徴です。 今や飛ぶ鳥の勢いのあるダン・スタンディッシュ氏もこのトルブレックで醸造栽培に携わり樹齢100年以上の貴重な区画を所有しているいくつかの畑で栽培を行ってきました。 ザ・ファクターはマラナンガ、ゴメルサル、クロンドルフの古樹より収穫されたブドウを使用しておりますので古樹のブドウはよりタンニックになりやすく、男性的なワインに仕上がってきます。 スタンディッシュの最高峰ワイン、ザ・レリックも、マラナンガの古樹から収穫されたブドウを使用しております。 トルブレック最高峰のザ・レアードもマラナンガの単一畑のみを使用し、造られております。 それに比べザ・ファクターはとてもお買い得なシリーズとなっておりますが、要熟成となります。 ■2018年ヴィンテージコメント■ 主にバロッサのゴメルサルとマラナンガで収穫されたシラーズを使用。 重厚なテクスチャー、芳醇な味わい、仄かなオリーブ・タプナード、サドル・レザー、ミネラルの香りが特徴的です。 円熟したプラムや野生のブラックベリー、ブラックチョコレート、スパイスを思わせるアロマとエスプレッソ・ローストと熟れたブラックベリー、ハマアカザの香りを核とする暗く深みのあるニュアンスが溶け合います。 どっしりとした重厚で凝縮感のある味わいを湛えた贅沢なワイン。 幾年にもわたる長期熟成が効き、魅惑的で芳醇な果実味がゆっくりと発展してゆきます。 ■2018年ヴィンテージ情報■ 冬は例年の平均を上回る雨量を記録しましたが、春から夏にかけての降雨量は平均以下で、これによりブドウの房も果粒も小さくなったため、収穫量が減じました。 しかし収穫されたブドウの品質は非常に高く、トルブレックの主要な赤ワイン品種であるシラーズ、グルナッシュ、マタロ(ムールヴェードル)にとっては特に良年となりました。 2018年のワインは、実に印象的で良質な色合い、しっかりとしたストラクチャー、長期熟成ポテンシャルの高さにより記憶に残るヴィンテージとなるでしょう。 ■テクニカル情報■ 産地:バロッサヴァレー(サブリージョン:ゴメルサル、クロンドルフ、マラナンガ) 品種:シラーズ100% 醸造:新樽率40%のフレンチオークの樽で2年熟成させた後ブレンドし、無ろ過・無清澄で瓶詰。 古樹はタンニンが強いため、新樽率を上げることでバランスをとっています。 【2018VT】Alc:15% pH:3.60 酸:5.97g/L 収穫:3/15?4/4 Torbreck The Factor トルブレック ザ・ファクター 生産地:オーストラリア 南オーストラリア州 バロッサ・ヴァレー 原産地呼称:GI. BAROSSA VALLEY ぶどう品種:シラーズ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:98 ポイント TORBRECK SHIRAZ BAROSSA VALLEY THE FACTOR 2018 Thursday, February 3, 2022 CountryAustralia RegionSouth Australia Vintage2018 Score 98 A pristine nose of ripe and intense blackberries, blueberries and redcurrants, as well as some sanguine, rust-like notes. This is an excellent edition of The Factor. I like the power and focus this wine delivers and, in 2018, it is a wine of great length and presence. Abundant ripe blackberries bathe the palate. Try from 2025. ワインアドヴォケイト:96 ポイント 凝縮感としっかりとしたストラクチャーを備えたシラーズで、20年は熟成が効くだろう。 ヒマラヤ杉の削り粉やバニラのアロマが香り立つ。 フルボディの味わいで、熟したブラックベリーやマルベリーの風味に加えてベーキングスパイスのニュアンスが広がっていく。 複雑さと堅牢さを兼備し、焦点の定まった長い後味を持つ長期熟成タイプのこのワインは、あと5年程で最高の状態に達するだろう。 ≪飲み頃:2025-2040年|2021/7/1掲載≫ Rating 96 Release Price $125 Drink Date 2025 - 2040 Reviewed by Joe Czerwinski Issue Date 1st Jul 2021 Source Issue 255 End of June 2021, The Wine Advocate Aged in about 50% new French oak and built for cellaring, the 2018 The Factor is a concentrated, structured Shiraz that should age well for up to two decades. Scents of cedar shavings and vanilla mark the nose, while the full-bodied palate folds in notes of ripe blackberries and mulberries, plus hints of baking spices. Complex, firm and age-worthy, with a long, focused finish, it should be at its best after about five more years. In the 27 years since its founding in 1994, Torbreck has become one of the icons of Australian wine, championing the old-vine treasures of the Barossa. This year's releases include stunning versions of the winery's top cuvees: The Laird, Les Amis and RunRig. All three rate 97 points or better, with the 2018 RunRig being this taster's personal favorite for its superb balance. Not far behind is the 2018 Descendant, which sells for a fraction of the price and is more approachable as well. That's the one that shrewd wine drinkers will seek out. Fortunately for those of us with skinnier wallets, even Torbreck's other bottlings are excellent, with special mention going to the 2018 Hillside Vineyard Grenache, from vines planted in 1949, and the 2018 The Gask, from Eden Valley vines planted in 1960. Even the entry-level Woodcutter's line is solid, with the 2020 Rose, 2020 Semillon and 2019 Shiraz all scoring 88-90 points. In short, for consumers seeking bold, flavorful wines that reflect their origins, Torbreck is among Australia's top producers.Torbreck / トルブレック 不動の高得点!オーストラリア最高の造り手、トルブレック ! パーカーポイント不動の高得点で多方面から注目を集めるオーストラリア最高の作り手トルブレック。 創立者デイヴィッド・パウエルにより1994年に設立されました。 設立のきっかけは、1992年に当時ロックフォードで働いていたデイヴィッド・パウエルが乾地農法で育つ古いブドウ畑を見出だし、手入れをし始めたことに端を発します。 見つけた当時は殆ど枯れかけていた古樹を見事に生き返らせ、荒廃した古いシラーズの古樹から、最高の果実を収穫することに成功しました。 トルブレックは、南仏ローヌのワインにインスピレーションを受け、世界有数の樹齢の古いブドウが育つバロッサヴァレーでシラーズ、グルナッシュ、ムールヴェードルなどのローヌ品種から最高のワインを生み出す世界トップクラスのワイナリーです。 トルブレックのブドウは、樹齢 150 年を超えるものもあり、世界最古のレベルです。 これらのブドウは、フィロキセラ禍を免れ、1980 年代初頭の減反政策を生き延びてきたものです。 古樹は驚くほど低収量で、樹齢の若い畑も極力収量を抑えるため、どのワインも非常に深みのある色合いを湛え、濃厚で凝縮感のある複雑な味わいに仕上がります。 2008年より、トルブレックは、新オーナーのピート・ナイトの下、醸造所を最新設備に一新し、生産ラインを瓶詰まで一貫して管理することにより、トルブレックの新たなスタンダードを築いています。 オーナーのピートは、アメリカとオーストラリア双方のワインに深い造詣があり、これまでの品質を維持すると共に、これまでのトルブレックを超えるワインを作ることに意欲を見せています。 2014年には、単一畑のザ・レアードでパーカーポイント100点を獲得し、躍進を続けています。 2017ヴィンテージからは、バロッサの土壌とブドウに深い造詣を持つ醸造家イアン・ホンゲルを新たな醸造責任者に迎えています。 イアンは、トルブレックに上質なシラーズを長年供給し続けてきたブドウ農家に生まれ、大学で醸造学を修めた後、ドイツ、フランス、カリフォルニア、バロッサでワイン造りの腕を磨き、バロッサ・ワイン・ショーの委員長やオーストラリアワインの品評会ナショナル・ワイン・サーキットで常任審査員を勤めるなど目覚ましい活躍を見せています。
【クール配送】トルブレック ザ・ファクター [2018]750ml (赤ワイン) 19,800 円
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最新2019年ヴィンテージ入荷!JS99、VINOUS99、WA98+ポイント! 5大シャトーの中で、最も豪勢なワイン「ムートン・ロートシルト」 オラファー・エリアソンが手掛けたシャトー・ムートン・ロスチャイルドのワインラベルは、抽象的な表現を用いてシャトーを描いたポートレート作品と呼べるでしょう。 格付けの歴史の中で唯一、メドック格付け第1級に昇格したシャトー・ムートン・ロートシルト。 5大シャトーの中でも特に明快かつ豪勢と評される味わいと、毎年、稀代の著名なアーティストが描くアートラベルで、世界中のワインラヴァーを愉しませる一流のシャトー!飲み頃になるまでに時間がかかる長期熟成型で、月日が経つ毎に徐々に変化していくエレガントなブーケと豊かなボディを持つシャトー・ムートン・ロートシルトは、まさに"比類ない"ワインと言えるでしょう。 ■テイスティングコメント■ 濃厚な赤ガーネット色の外観、紫かかった光沢。 みずみずしく精巧さを感じさせる、非常にゆたかな香り。 ブラックベリー、ブラックチェリー、リコリスのニュアンスとともに、ほのかにミネラルが香ります。 粘性があり、肉づきも良く、上質な甘み感のある味わい。 タンニンはなめらかかつたくましく、極めて上品です。 とにかく芳醇。 後味まで調和が素晴らしく、テロワール表現あふれるゆたかな風味が楽しめます。 ■2019年ヴィンテージのラベルデザイン■ ソラー・イーリス・オブ・ムートン (OLAFUR ELIASSON) 作品は上下2部で構成され、上部は金色に輝く色彩が昼を、深青のニュアンスで彩られた下部は夜を象徴しています。 ラベル中央は円形にくり抜かれ、ボトル内のワインがその姿を覗かせます。 丸窓を囲むように楕円が連なり輪を形成し、これは地球から見た太陽の動きを描いています。 地球として描かれた場所、そこはまさにシャトー・ムートン・ロスチャイルドが位置するポイヤックに他なりません。 作品を上下に分断する中央線の上には、連なる輪が金色の背景上に白い弧となって浮かび上がり、一番下の弧は1年で昼が最も短い日を、一番上の弧は昼が最も長い日を表しています。 作品下部にはぶどう畑からは確認することができない地平線下の太陽の動きが濃色の背景上に白く描かれています。 太陽の軌道図上部には、引き伸ばされた八(8)の字型のモチーフが弧を均等に区切るように配置されています。 これは1年を通して同じ位置から太陽の動きを記録し作成されたもので、アナレンマと呼ばれます。 天文学においては古くはより正確な時刻を把握するために日時計と並んで用いられました。 アナレンマの形状から地球の軌跡と時の経過が視覚的に確認できるのです。 太陽の軌道図、天文学的現象、航海用ツール… エリアソンはこれらにインスピレーションを得た作品を数多く発表しています。 例えば2009年には同じ時刻・位置から1年を通して空を撮影し、アナレンマを画像として捉えた作品を制作しています。 ■2019年ヴィンテージ情報■ 2019年のスタートとなる冬は通常より暖かく乾燥した天候が特徴的でした。 2月27日には最高気温24.7度を記録しています。 この暖冬の影響でぶどうの生育日程は早まりましたが、春になると一変して平年に比べて気温も低く肌寒い日が続き、生育スピードにも衰えが見られました。 その結果、開花は通常どおりの日程で進みました。 続く6月は、前半には時期はずれの寒さと強い雨に見舞われた一方、後半には時期早めの熱波が押し寄せるなど、コントラストの激しい月でした。 7月は非常に安定した好天が続きました。 夏はとにかく陽光ゆたかで暑く、収穫直前のぶどうはまさに完璧と評せる仕上がりでした。 また、7月および8月は適度な降雨にも恵まれ、心配された水ストレスに悩まされることもありませんでした。 収穫は白ワイン用ぶどうから9月5日にスタートしています。 短期間に作業は進み、特にセミヨンは抜群の仕上がりです。 エール・ダルジャンの収穫は9月11日にすべて終了しています。 シャトー・ムートン・ロスチャイルドにおける赤ワイン用ぶどうの収穫は、9月18日から10月5日の期間に行ないました。 収穫時にはときおり降雨に見舞われましたが状況は総じて良好で、ぶどうは非の打ち所のない仕上がりです。 2019年のワイン同様、今年のワインもたっぷり朗らかな味わいです。 アルコール度数も色味も十分で、非常に芳醇。 サテンのようになめらかで濃密なタンニンを含み、将来性の高さをうかがわせます。 ■テクニカル情報■ 収穫期間9月18日-10月5日 アッサンブラージュ:90% カベルネ・ソーヴィニヨン、9% メルロ、1% プティ・ヴェルド CHATEAU MOUTON ROTHSCHILD シャトー・ムートン・ロスチャイルド / シャトー・ムートン・ロートシルト 生産地:フランス ボルドー ポイヤック 原産地呼称:AOC. PAUILLAC 格付け:第1級 ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 90%、メルロ 9%、プティ・ヴェルド 1% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:99 ポイント CHATEAU MOUTON ROTHSCHILD PAUILLAC 2019 Sunday, February 20, 2022 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2019 Score 99 This is incredibly complex, with all the cabernet descriptors, from mint and lead pencil to blackberry, blackcurrant and menthol. It changes all the time in the glass, just as in the nose. Yet, it remains cool and classy. Full-bodied with very fine, tight tannins that run the length of the wine, carrying on and on and on. Well-framed and compact wine. Never-ending procession of currant, berry and black cherry fruit, together with licorice, earth and just a hint of black truffle. 90% cabernet sauvignon, 9% merlot and 1% petit verdot. Give this until 2028 to show its true greatness. VINOUS:99 ポイント 99pts Drinking Window 2034 - 2069 From: 2019 Bordeaux from Bottle: The Two Towers (Feb 2022) The 2019 Mouton Rothschild has come together beautifully since I tasted it from barrel. Today, it is unquestionably one of the wines of the vintage. Powerful and statuesque in its beauty, Mouton is remarkable in every way. Layers of dark-toned fruit confer seriousness and intensity that builds with time. All of the finesse I saw in barrel is still present. Since then, the 2019 has gained flesh and vibrancy. Magnificent! - By Antonio Galloni on January 2022 ワインアドヴォケイト:98+ ポイント Rating 98+ Drink Date 2035 - 2065 Reviewed by William Kelley Issue Date 8th Apr 2022 Source April 2022 Week 1, The Wine Advocate The 2019 Mouton Rothschild is the most dramatic of the M?doc first growths, soaring from the glass with aromas of cassis, blackberries and violets mingled with rich aromas of cedar, cigar wrapper, licorice, loamy soil and spices. Full-bodied, layered and multidimensional, it's deep and powerful, with huge levels of concentration and an ineffably complete, seamless profile, concluding with a long, resonant finish. Plenty of ripe tannin is hidden by its ample core of fruit, and despite its youthful polish, this will require plenty of bottle age to realize all its potential. This blend of 90% Cabernet Sauvignon, 9% Merlot and 1% Petit Verdot tastes in many respects like the 2016 Mouton's more sun-kissed cousin. 1813191022300953CHATEAU MOUTON ROTHSCHILD / シャトー・ムートン・ロスチャイルド ボルドーワインの頂点に君臨し続ける王者。 5大シャトーの中でも特に明快かつ豪勢なトップシャトー。 メドック格付け 第一級 100年以上も変更されることのなかった1855年のメドックの格付け。 それを覆し、第1級に格上げされた唯一のシャトーが、このシャトー・ムートン・ロスチャイルドです。 ユダヤ系の大富豪ロスチャイルド家がこのシャトーを買収したのは、1853年のこと。 ところが、その2年後のメドックの格付けで、必ず1級を取ると思われていたムートンは、2級に格付けされてしまいました。 これに奮起したロスチャイルド家は、「1級にはなれないが2級には甘んじれぬ、ムートンはムートンなり」 と言い放ち、畑、醸造技術、熟成方法などに改良を加え、1級になるために様々な働きかけを行ってきました。 118年後の1973年、4世代にわたる努力の末、 シャトー・ムートンは悲願の昇格を果たします。 その時、「われ1級になりぬ、かつて2級なりき、 されどムートンは昔も今も変わらず」という名句を残したという、有名な逸話が残されています。 シャトー・ムートン・ロスチャイルドは5大シャトーの中では、最も豪勢なワインと言われています。 カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、飲み頃になるまでに時間がかかる長期熟成型のワインです。 エレガントなブーケと豊かなボディを持った“比類ない”ワイン。 シルクのようなきめ細かさ、アーモンドとすみれの香りを秘めたエレガントな芳香、そして酸味とコクの結びついたバランスの良さは、理想の赤ワインが備えている全ての条件をくまなく発揮しています。
【クール配送】シャトー・ムートン・ロートシルト [2019]750ml 【2019ボルドー】 105,600 円
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生産本数僅か2300本!レイトリリース物の幻のキュヴェ!堂々たる味わいには偉大なバローロに必要な要素が全て詰まっている。 バローロ・ボーイズのトップ生産者のひとりであるドメニコ・クレリコはパオロ・スカヴィーノと共に凝縮感があり力強いバローロの代表としてマルク・デ・グラツィア・グループをけん引してきた。 現在に至っても存在感は絶大であり、ロバート・パーカーが5ツ星評価を与えるなどバローロ・ボーイズの枠組みを外したところでも偉大なバローロの生産者として位置づけられている。 2017年7月、ドメニコ・クレリコの訃報が届きワイン界に深い悲しみを残した。 67歳という若さでこの世を去った彼に対し、ガンベロ・ロッソやワインスペクテーターをはじめ各紙から哀惜の念に堪えないと声が寄せられた。 現在は品質・スタイル一切変わることなく同じチームのメンバーが踏襲し、クレリコが目指していた高みに到達すべく邁進している。 今後もますます目を離すことができない。 「バローロ・ペルクリスティーナ」は、パワーとバランスの調和と厚みがあり豊富なテクスチャーとタンニンをもたらすクリュ・モスコーニから生まれたクレリコのフラッグシップ。 クリュ・ジネストラのバローロよりもタンニン量が多くストラクチャーもしっかりとしているので、ワインに滑らかさを与えるため通常よりも長い熟成を経てリリースされる。 バラの花や赤の果実を思わせる甘い香り。 堂々たる味わいには偉大なバローロに必要な要素が全て詰まっている。 畑の元の所有者クリスティーナに敬意を表し、また夭折した愛娘クリスティーナに捧げるキュヴェとしてこの名が付けられた。 生産本数はわずか2300本で「大柄で濃厚、華麗なワインだ。 素晴らしいアロマを力強く放っている。 奥行きのある内面の高貴さ、エレガントさ、力強さと余韻を持った口当たりは真に際立っており、最後にシルクのような艶がある。 」ワイン・アドヴォケイト ■テクニカル情報■ 産地:D.O.C.G. Barolo 品種:ネッビオーロ 100% 熟成:バリック(新樽20%)&大樽52ヶ月 Domenico Clerico Barolo Percristina ドメニコ・クレリコ バローロ・ペルクリスティーナ 生産地:イタリア ピエモンテ州 バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:97 ポイント DOMENICO CLERICO BAROLO PERCRISTINA 2011 Wednesday, August 4, 2021 CountryItaly RegionPiedmont Vintage2011 Score 97 Intense aromas of licorice, plums and dried fruit follow through to a full body with rich, round tannins that are very chewy, yet polished, and give this wine strength and form. Very long and rich. Tar at the end. Beautiful now but could use a couple of years of bottle age still. ワインアドヴォケイト:95 ポイント Rating 95 Drink Date 2022 - 2048 Reviewed by Monica Larner Issue Date 18th Jun 2021 Source June 2021 Week 3, The Wine Advocate A very special, late release of just 2,300 bottles, the Domenico Clerico 2011 Barolo Percristina is stunning. If you can get your hands on a bottle, you will be rewarded with impressive finesse and the kind of tiny detailing that can only come to Nebbiolo after a decade of oak and bottle aging. Old vines in the Mosconi cru supply the fruit for this wine, with notes of dried cherry, crushed flowers, spice, tar and licorice. This was a hot and not always easy vintage, but the Clerico crew has pulled out the very best of that vintage with robust, concentrated fruit and all its inner elegance intact. As I taste through these wines, it gives me enormous pleasure to reflect on the fact that 2017 was the last vintage touched by the hands of Domenico Clerico. He died on July 16 of that year at the age of 67 after a battle with illness. vinous:93 ポイント 93 pts Domenico Clerico 2011 Barolo Percristina Monforte D'alba, Piedmont Red wine from Italy Drinking window: 2021 - 2029 The 2011 Barolo Percristina is an attractive wine that has aged quite well over the last decade, which is a major step forward. Succulent dark cherry, plum, new leather, licorice, menthol, espresso, spice and blood orange flesh out in a supple, juicy Barolo from Clerico. In 2011, Percristina is quite a bit more laid back and less concentrated than in previous years. It is also impeccably balanced and a pure joy to taste today. Drink it over the next handful of years. Antonio Galloni. Tasting date: January 2021Domenico Clerico / ドメニコ・クレリコバローロ・ボーイズのトップ生産者のひとりであるドメニコ・クレリコはパオロ・スカヴィーノと共に凝縮感があり力強いバローロの代名詞としてマルク・デ・グラツィア・グループをけん引してきた。 現在に至っても存在感は絶大であり、ロバート・パーカーが5ツ星評価を与えるなどバローロ・ボーイズの枠組みを外したところでも偉大なバローロの生産者として位置づけられている。 1977年、ドメニコは代々モンフォルテで続けてきた家業のブドウ栽培を継ぐ際に、ブドウを育てて協同組合に売るのではなく自らワインを造ろうと心に決めた。 それまでワイン造りを習ったことがなかった彼は、友人の生産者から助言を受け、セラーで様々な実験的醸造を行うことで独学で自らのワイン造りを模索した。 その過程で得た経験や知識を惜しげもなく周囲の生産者に教え、ロータリー・ファーメンターでの発酵やフレンチオークのバリックの熟成など、現在バローロで広く用いられている手法を普及させバローロのクオリティ向上に一役買った彼の功績は偉大である。 「ワインの質の90%は畑で決まる」という信条から、狂信的な程の情熱で畑作業に献身し、父親から受け継いだ5haに満たない畑に加え、徐々に買い足したジネストラ、モスコーニといったモンフォルテの名だたるクリュから20年以上に渡って目を見張るような見事なワインを造り続けてきたクレリコだが、その探究と向上は止まるところを知らない。 2006年からは長年の夢だったというセッラルンガの畑からのバローロ造りをスタート。 2009年からはそれまで存在しなかった早くから楽しめるネッビオーロ100%のワインも手掛けるようになった。 また、ポテンシャル重視ではなくバランス重視のワインを目標とし、近年ではマセラシオンの期間を長くしたり、新樽100%での熟成を撤回するなど、設立以来培った経験からどうすれば目指すワインに達することができるかを導き出し、それに適切な方法を常にワイン造りに反映している。 既に名声が確立された老舗生産者だが、変化を厭わず日々進歩を続ける姿勢にワイン・アドヴォケイトをはじめ専門各誌から惜しみない賛辞を受けている。
【クール配送】ドメニコ・クレリコ バローロ・ペルクリスティーナ [2011]750ml (赤ワイン) 30,900 円
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オーストラリア最高峰のワイナリーが生む安定した高品質ワイン! オーストラリア最高峰のワイナリーとして知られる南オーストラリア州にワイナリーを構えるペンフォールド。 その歴史は古く、1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールド博士が妻メアリー夫人とともに南オーストラリア州マギルで医療用の酒精強化ワイン造りを開始したことに始まります。 1950年代に入ると、消費者の嗜好の変化に伴いスティルワインを中心としたワイン造りへ転向し、初代チーフ・メーカーであるマックス・シューバートが生み出した「グランジ」が大成功を収め、ペンフォールズはオーストラリアを象徴する偉大なワイナリーへと発展を遂げました。 各ワイン専門誌での高評価は枚挙に暇がなく、ワイン&スピリッツ誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」で歴代最多となる29回の受賞を果たしています。 「BIN169 クナワラ カベルネ・ソーヴィニョン」は、初ヴィンテージの1973年以降、生産されていませんでしたが、2008年に再リリースされました。 「カベルネのクランジ」とも呼ばれるBIN707のパートナーのような存在で、栽培地域の特徴を強く反映した現代的なスタイルのワインとして復活を遂げました。 優良年のみ造られるため、2011年、2012年、2014年、2015年、2017年は生産されていません。 外観は、鮮やかなプラムレッド。 香りはとても魅惑的でフルーツのグラッセ(砂糖をまぶしたもの)やクレープシュゼット(クレープのオレンジソース煮)を思わせるアロマが広がり、樽香がアールグレイのような紅茶の葉の香りと一体となって感じられる。 味わいは、ラズベリーやクランベリー、レッドカラント、ルバーブ、仄かなカシスの果実味が口中を満たしてゆく。 カベルネの見事な酸とジューシーな果実味が隙間を埋め尽くし、粒子の大きい際立つタンニンがオークと溶け合いながら広がってゆく。 濃厚でボリューム感のあるバランスのとれた味わい。 ■2018年ヴィンテージ情報■ クナワラでは、降水量は冬の間は、平均的な値を維持し、春は平均をわずかに下回りました。 霜が降りた11月4日以降は、全般的に気温は高く、平均より3.6度高くなりました。 1月、2月、3月は35度以上の日が13日間あり、最高気温は42度を記録しました。 12月から4月中旬までは非常に乾燥しており、例年の半分の降水量となりました。 病害の発生はなく、収穫期には穏やかな気候が続き、最適なフレーヴァーと良質なタンニンを備えた高品質のブドウを収穫することができました。 ■クナワラ■ ペンフォールズのワインに使用されるブドウは、栽培に最適な場所に位置していますが、その中の一つであるクナワラ地方は、最も重要な高級ワイン産地の一つとして知られています。 土壌は、石灰岩の風化土壌であるテラロッサ(赤い土)で、気候は比較的涼しく、上質のカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーを生み出しています。 この地域でつくられるブドウは、「グランジ」をはじめ、ペンフォールズが展開する様々なブランドに使用されています。 ■テクニカル情報■ 産地:南オーストラリア州/クナワラ 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン アルコール度数:14.5% 醸造:新樽率50%のフレンチオーク樽で18ヶ月熟成 ※ワイン名のBINは、ワインが保管されている倉庫の管理番号に由来しています。 PENFOLDS BIN 169 COONAWARRA CABERNET SAUVIGNON ペンフォールズ ビン169 クナワラ カベルネ・ソーヴィニョン 生産地:オーストラリア 南オーストラリア州 クナワラ 原産地呼称:GI. COONAWARRA ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:96 ポイント 熟したカシスの華やかなアロマにバニラや杉、タバコ、ベーキングスパイスがニュアンスを添える。 フルボディの味わいで、ふくよかさとビロードのような滑らかさを持つが、中心に感じられるしっかりとした骨格が長い後味を生み、品種の特徴をはっきりと感じさせる。 最高の状態になるまで数年間セラーで熟成させる必要があるが、20年以上熟成が効くだろう。 ≪飲み頃:2025-2045年|2020年7月23日掲載≫ ジェームズ・サックリン:97 ポイント 赤い花やスミレの繊細でフレッシュなアロマにブルーベリーやレッドカラント、ブラックカラント、甘く芳醇なスギやオークのスパイシーさが感じられる上品で複雑な香り。 焦点の定まった味わいで、ピュアなレッドカラントやブラックカラントの風味を帯びた繊細なタンニンが中心に染み込むように広がる。 継ぎ目のない非常に洗練された味わいで、レッドチェリーとレッドカラントの風味が隙間なく詰まっている。 実に素晴らしい。 今飲んでも熟成させても美味しく味わえる。 ≪2020年7月22日掲載≫ 他誌評価:★ワイン・スペクテーター96点 ★ジャンシス・ロビンソン16.5+/20点Penfolds / ペンフォールズ 世界最高峰のワイナリーの一つ、ペンフォールズ 1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールド博士が南オーストラリア州マギルで、妻メアリー夫人と共に医療用として酒精強化ワイン造りを開始したのが、ペンフォールズの始まりです。 1870年にクリストファー・ローソンが亡くなってから、彼の妻メアリー、義理の息子トーマス・フランシス・ハイランドが跡継ぎとなり、オーストラリア国内のワインマーケットを拡大し続けました。 1950年代、消費者の嗜好の変化を反映してスティルワインにフォーカスしたワイン造りへ転向したペンフォールズは、「グランジ」を生み出したマックス・シューバートなど、熱意あふれる偉大なワインメーカーたちに支えられ、格別かつ大胆なワイナリーへと発展しました。 創設から175年以上を経たペンフォールズは、比類なき傑出したニューワールドワインとして世界中で認められ、ワイン&スピリッツ誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を歴代最多の29回受賞するなど多数の受賞歴とともに、世界最高峰のワイナリーの一つとして知られるようになりました。 サウスオーストラリアのバロッサ・ヴァレー、イーデン・ヴァレー、マクラーレン・ヴェイル、クナワラなどを始め、複数の場所に畑を所有しています。 代表的な畑は、標高340m、緩やかな斜面に位置し、砂地、ローム層、粘土などの異なる土壌を持つカリムナ ヴィンヤード。 オーストラリア最高の赤ワインヴィンヤードの1つです。 カリムナの北東5kmに位置し、平坦で粘土質のクヌンガ・ヒル・ヴィンヤード。 シラーズやカベルネ・ソーヴィニヨンが植えられ、グランジなどにもここのブドウが使われます。 アデレード北約130kmポリッシュヒル・リバー・ヴァレーに位置し標高430?470m、粘板岩、ローム層、粘土と幅広く異なる土壌のクレア・エステート・ヴィンヤード。 ここでは一部有機農法が行われています。 ペンフォールドでは「マルチ・リージョナル・ブレンド」という考え方を基本にし、一つの畑のブドウだけではなく、複数の畑のブドウを使ったワインが主に造られています。 畑やブドウのグレードなどによって選別したブドウを別々に醸造。 毎年ワインメーカーがブラインドテイスティングを行い、そのワインのスタイルに合ったブレンドを決めています。 現在のチーフ・ワインメーカーは4代目のピーター・ゲイゴ氏。
【クール配送】ペンフォールズ ビン169 クナワラ カベルネ・ソーヴィニョン [2018]750ml (赤ワイン) 43,637 円
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快挙!カテナが「世界で最も称賛すべきワインブランド2020」(The World's Most Admired Wine Brands 2020)のナンバー1に選ばれました! 1902年創業の家族経営ワイナリー。 高標高でのワイン造りをメンドーサで始め、アルゼンチンプレミアムワイン造りのパイオニア。 カテナは、1902年、ニコラ・カテナがイタリア、マルケ州よりアルゼンチンに移住し、メンドーサでブドウの栽培をしたことから始まります。 3代目にあたる現当主ニコラス カテナは1980年代にカリフォルニアの高品質ワインのつくりに影響され、「アルゼンチンを代表して世界に通用するワインをつくりたい」という希望を胸に帰国。 以降、メンドーサの土壌の研究と品種・クローンの相性について徹底的に研究を進め、今や世界のトップワインとして必ず挙げられるほどの造り手として評価されています。 現在は娘のラウラ・カテナが中心となり、テロワールやマルベックの研究を行い、ワインの品質向上に努めています。 「アドリアンナ・ヴィンヤード フォルトゥーナ・テラエ マルベック」は、カテナ家所有の最も標高の高いアドリアンナ畑での区画毎の研究により生み出されたワイン。 約5haに広がる砂の層が1mほどの区画。 他の土壌よりもストレスが少ないため、幸運な土壌の意味のFortuna Terraeと名付けられました。 黒い果実などの豊かな香り、適度な酸、エレガントでまろやかな味わいが特徴。 ■畑:アドリアンナ・ヴィンヤード■ カテナの自社畑の中でももっとも高い標高1,500mに位置するアドリアンナ ヴィンヤード。 高標高のブドウ栽培がもたらす日照の強さによるブドウの成熟、昼夜の寒暖差による自然な酸味が特徴の、高品質のワインを生み出す、まさにアルゼンチンの「グラン クリュ」。 この畑ではミクロクリマの研究を行っており、同じ畑でも区画によって土壌や、土壌に含まれる微生物の違いを発見し、区画ごとのワインを造っています。 ■区画:フォルトゥーナ・テラエ■ 最も標高の高いアドリアンナ畑での区画毎の研究により生み出されたワイン。 約5haに広がる砂の層が1mほどの区画。 他の土壌よりもストレスが少ないため、幸運な土壌の意味のFortuna Terraeと名付けられました。 黒い果実などの豊かな香り、適度な酸、エレガントでまろやかな味わいが特徴。 ■テクニカル情報■ 区画:フォルトゥーナテラエ 面積:5ha 標高:1,366m 品種 :マルベック 100% 醸造:フレンチオークの回転醗酵槽(225L/で16日間発酵。 フレンチオークで24ヶ月間熟成。 新樽比率やトースト具合年により異なる。 土壌:1,昔の川と風による砂質ローム層の表層1m、2,石灰石約15cm、3,石灰物質をまとった石 CATENA ZAPATA ADRIANNA VINEYARD FORTUNA TERRAE MALBEC カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード フォルトゥーナ・テラエ マルベック 生産国:アルゼンチン メンドーサ 原産地呼称:D.O. MENDOZA ぶどう品種:マルベック 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ■2016年ヴィンテージの感想です■ アルゼンチンのワインでWA97ポイントという驚異の高評価が付いたこのワインに興味津々で味わいました。 抜栓してみると素晴らしいコルクが使われており高級感たっぷりです。 ブドウ品種がマルベックで産地がアルゼンチンとくればどうしても安ワインを想像してしまうのですが、このワインに至っては外観からも高価なものに見えます。 同じ2016年ヴィンテージでカテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード リヴァー・ストーンズ マルベックは南米初めての快挙でWA100点が付きました。 それを試してみようと思ったのですが、有難いことにアッという間に完売してしまい本日こちらの方を飲むことにしました。 冷蔵庫で10?11℃ぐらいまで冷やし、飲む1時間ぐらい前にコルクだけ抜いておきました。 大き目のボルドーグラスを使用し、ワイン温は13℃前後から飲み始めました。 カラーは紫で若々しい色合いです。 でも口に含んでみると予想外に柔らかく、標高1,500mにある冷涼な高地で育った葡萄ならではのエレガントな口当たり、開放的でたっぷりの果実味とミネラルが前面に現れます。 飲む前は、少しエグミを感じるのではないか、また強くて濃い酒質ではないかとも思ったのですが、そんな素振りは一切ありません。 とても素晴らしいものでした。 4日間かけて味わったのですが、日を追うごとにほんの少しずつ柔らかさが増し、数日間楽しめる事が判りました。 恐るべし。 熟成によってさらに良くなることは容易に想像できます。 輸入元に在庫確認しましたが、これで最後だそうです。 2020.10.26 ジェームス・サックリング:98 ポイント CATENA ZAPATA MALBEC MENDOZA ADRIANNA VINEYARD FORTUNA TERRAE 2014 Thursday, July 18, 2019 CountryArgentina RegionMendoza Vintage2014 Score 98 This is another phenomenal Fortuna Terrae that just rolls across the palate with amazingly complex and beautiful fruit. Full body yet tight and refined. Berry, light meat, mushroom and truffle character. Made from organically grown grapes. Love now. ワインアドヴォケイト:96 ポイント Rating 96 Release Price $140 Drink Date 2018 - 2024 Reviewed by Luis Gutierrez Issue Date 30th Jun 2018 Source 237, The Wine Advocate The 2014 Adrianna Vineyard Fortuna Terrae is from slightly deeper soils of the Adrianna vineyard in Gualtallary at 1,340 meters in altitude, and it is the "less" expensive of the three Adrianna bottlings. All of these wines ferment in 225- and 500-liter oak barrels and are aged in French barrels for 24 months. This is the one with more exuberant and floral aromas, open and showy within the austere style of the vineyard and the year. This is also the more open of the three. The palate reveals a silky texture with very fine tannins and great freshness. 6,000 bottles produced. it was bottled in July 2016.CATENA / カテナ1902年にニコラ・カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、メンドーサでブドウ畑を造ったことから始まります。 当初は国内消費者向けにワインを造り、アルゼンチン最大級のワイナリーまで成長しましたが、三代目にあたる現当主ニコラス・カテナ氏が1980年代に高級カリフォルニアワインの世界での成功・発展に刺激を受け、醸造責任者ホセ・ガランテ氏と共に「世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る」ことを目指し、高級ワイン造りに取り掛かりました。 2001年にフラッグシップである「ニコラス カテナ サパータ」を新発売。 世界各地で行われたブラインドテイスティングで1位、2位に入る快挙を果たし、世界にカテナのワインが知られるようになりました。 また、その功績が讃えられ、ニコラス・カテナ氏は2009年に英Decanter誌の「マン オブ ザ イヤー」に選ばれました。 現在は、娘のラウラ・カテナ氏もワイン造りに参加し、ワイナリーの中心人物として活躍しています。 ■栽培■アンデス山脈の麓、標高850?1,500mに5つの自社畑を所有しています。 同一品種を標高の異なる畑で栽培し、異なるタイプのブドウを生産しています。 山岳地帯の高地にある痩せた沖積土で、冷涼な気候です。 そのため、自然と収量は減り、ブドウはゆっくりと徐々に成熟するため、凝縮感の高いブドウが収穫できます。 また、冷涼な気候下では光合成が途切れることなく進行するため、ポリフェノールがより多く蓄積されます。 ■醸造■2001年に、ラ ピラミデ畑の中に、最新の設備を備えたワイナリーを建設。 カテナ氏は[革新性][先進性]の象徴として、アメリカ大陸の文明の中で最も優れた文明を持っていたとされるマヤのピラミッドを模したデザインとしました。 手摘み収穫されたブドウはこの中の選果台にて選り分けられます。 その後、グラヴィティシステムを採用した醸造設備にて醸造が行われます。 カテナでは同じ品種を異なる畑に植え、それぞれ別々に醸造し、アッサンブラージュしてワインを造り上げます。
【クール配送】カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード フォルトゥーナ・テラエ マルベック [2014]750ml (赤ワイン) 12,474 円
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快挙!カテナが「世界で最も称賛すべきワインブランド2020」(The World's Most Admired Wine Brands 2020)のナンバー1に選ばれました! 1902年創業の家族経営ワイナリー。 高標高でのワイン造りをメンドーサで始め、アルゼンチンプレミアムワイン造りのパイオニア。 カテナは、1902年、ニコラ・カテナがイタリア、マルケ州よりアルゼンチンに移住し、メンドーサでブドウの栽培をしたことから始まります。 3代目にあたる現当主ニコラス カテナは1980年代にカリフォルニアの高品質ワインのつくりに影響され、「アルゼンチンを代表して世界に通用するワインをつくりたい」という希望を胸に帰国。 以降、メンドーサの土壌の研究と品種・クローンの相性について徹底的に研究を進め、今や世界のトップワインとして必ず挙げられるほどの造り手として評価されています。 現在は娘のラウラ・カテナが中心となり、テロワールやマルベックの研究を行い、ワインの品質向上に努めています。 「アドリアンナ・ヴィンヤード フォルトゥーナ・テラエ マルベック」は、カテナ家所有の最も標高の高いアドリアンナ畑での区画毎の研究により生み出されたワイン。 約5haに広がる砂の層が1mほどの区画。 他の土壌よりもストレスが少ないため、幸運な土壌の意味のFortuna Terraeと名付けられました。 黒い果実などの豊かな香り、適度な酸、エレガントでまろやかな味わいが特徴。 ■畑:アドリアンナ・ヴィンヤード■ カテナの自社畑の中でももっとも高い標高1,500mに位置するアドリアンナ ヴィンヤード。 高標高のブドウ栽培がもたらす日照の強さによるブドウの成熟、昼夜の寒暖差による自然な酸味が特徴の、高品質のワインを生み出す、まさにアルゼンチンの「グラン クリュ」。 この畑ではミクロクリマの研究を行っており、同じ畑でも区画によって土壌や、土壌に含まれる微生物の違いを発見し、区画ごとのワインを造っています。 ■区画:フォルトゥーナ・テラエ■ 最も標高の高いアドリアンナ畑での区画毎の研究により生み出されたワイン。 約5haに広がる砂の層が1mほどの区画。 他の土壌よりもストレスが少ないため、幸運な土壌の意味のFortuna Terraeと名付けられました。 黒い果実などの豊かな香り、適度な酸、エレガントでまろやかな味わいが特徴。 ■テクニカル情報■ 区画:フォルトゥーナテラエ 面積:5ha 標高:1,366m 品種 :マルベック 100% 醸造:フレンチオークの回転醗酵槽(225L/で16日間発酵。 フレンチオークで24ヶ月間熟成。 新樽比率やトースト具合年により異なる。 土壌:1,昔の川と風による砂質ローム層の表層1m、2,石灰石約15cm、3,石灰物質をまとった石 CATENA ZAPATA ADRIANNA VINEYARD FORTUNA TERRAE MALBEC カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード フォルトゥーナ・テラエ マルベック 生産国:アルゼンチン メンドーサ 原産地呼称:D.O. MENDOZA ぶどう品種:マルベック 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ■2016年ヴィンテージの感想です■ アルゼンチンのワインでWA97ポイントという驚異の高評価が付いたこのワインに興味津々で味わいました。 抜栓してみると素晴らしいコルクが使われており高級感たっぷりです。 ブドウ品種がマルベックで産地がアルゼンチンとくればどうしても安ワインを想像してしまうのですが、このワインに至っては外観からも高価なものに見えます。 同じ2016年ヴィンテージでカテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード リヴァー・ストーンズ マルベックは南米初めての快挙でWA100点が付きました。 それを試してみようと思ったのですが、有難いことにアッという間に完売してしまい本日こちらの方を飲むことにしました。 冷蔵庫で10?11℃ぐらいまで冷やし、飲む1時間ぐらい前にコルクだけ抜いておきました。 大き目のボルドーグラスを使用し、ワイン温は13℃前後から飲み始めました。 カラーは紫で若々しい色合いです。 でも口に含んでみると予想外に柔らかく、標高1,500mにある冷涼な高地で育った葡萄ならではのエレガントな口当たり、開放的でたっぷりの果実味とミネラルが前面に現れます。 飲む前は、少しエグミを感じるのではないか、また強くて濃い酒質ではないかとも思ったのですが、そんな素振りは一切ありません。 とても素晴らしいものでした。 4日間かけて味わったのですが、日を追うごとにほんの少しずつ柔らかさが増し、数日間楽しめる事が判りました。 恐るべし。 熟成によってさらに良くなることは容易に想像できます。 輸入元に在庫確認しましたが、これで最後だそうです。 2020.10.26 ジェームス・サックリング:98 ポイント CATENA ZAPATA MALBEC MENDOZA ADRIANNA VINEYARD FORTUNA TERRAE 2018 Thursday, April 2, 2020 CountryArgentina RegionMendoza Vintage2018 Score 98 The aromatics here really seduce you with their blackberry and dried-strawberry notes and undertones of wet earth, green tea, dried flowers, stones and dust. Full bodied, tight and very focused with similarly complex character on the palate. More muscle than many previous vintages of this. Extremely long and juicy. Needs at least four or five years to come together. Try after 2024. ワインアドヴォケイト:97 ポイント Rating 97 Release Price $140 Drink Date 2021 - 2027 Reviewed by Luis Gutierrez Issue Date 1st Apr 2021 Source End of March 2021, The Wine Advocate The 2018 Adrianna Vineyard Fortuna Terrae comes from deeper soils with clay and limestone planted in 1992 in Gualtallary. The grapes were picked a little later in 2018, as they had higher yields, to achieve better acidity. It fermented with 50% full clusters in 225-liter oak barrels and 500-liter roll fermentors and matured in French oak barrels for 18 months. It reveals some austerity and subtle aromas, red and black fruit, some spice and a medium to full-bodied palate with good tension and some austerity, developing a shy note of thyme after some time in the glass. It's very balanced and tasty. 5,040 bottles were filled in October 2019.CATENA / カテナ1902年にニコラ・カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、メンドーサでブドウ畑を造ったことから始まります。 当初は国内消費者向けにワインを造り、アルゼンチン最大級のワイナリーまで成長しましたが、三代目にあたる現当主ニコラス・カテナ氏が1980年代に高級カリフォルニアワインの世界での成功・発展に刺激を受け、醸造責任者ホセ・ガランテ氏と共に「世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る」ことを目指し、高級ワイン造りに取り掛かりました。 2001年にフラッグシップである「ニコラス カテナ サパータ」を新発売。 世界各地で行われたブラインドテイスティングで1位、2位に入る快挙を果たし、世界にカテナのワインが知られるようになりました。 また、その功績が讃えられ、ニコラス・カテナ氏は2009年に英Decanter誌の「マン オブ ザ イヤー」に選ばれました。 現在は、娘のラウラ・カテナ氏もワイン造りに参加し、ワイナリーの中心人物として活躍しています。 ■栽培■アンデス山脈の麓、標高850?1,500mに5つの自社畑を所有しています。 同一品種を標高の異なる畑で栽培し、異なるタイプのブドウを生産しています。 山岳地帯の高地にある痩せた沖積土で、冷涼な気候です。 そのため、自然と収量は減り、ブドウはゆっくりと徐々に成熟するため、凝縮感の高いブドウが収穫できます。 また、冷涼な気候下では光合成が途切れることなく進行するため、ポリフェノールがより多く蓄積されます。 ■醸造■2001年に、ラ ピラミデ畑の中に、最新の設備を備えたワイナリーを建設。 カテナ氏は[革新性][先進性]の象徴として、アメリカ大陸の文明の中で最も優れた文明を持っていたとされるマヤのピラミッドを模したデザインとしました。 手摘み収穫されたブドウはこの中の選果台にて選り分けられます。 その後、グラヴィティシステムを採用した醸造設備にて醸造が行われます。 カテナでは同じ品種を異なる畑に植え、それぞれ別々に醸造し、アッサンブラージュしてワインを造り上げます。
【クール配送】カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード フォルトゥーナ・テラエ マルベック [2018]750ml (赤ワイン) 12,474 円
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快挙!カテナが「世界で最も称賛すべきワインブランド2020」(The World's Most Admired Wine Brands 2020)のナンバー1に選ばれました! 1902年創業の家族経営ワイナリー。 高標高でのワイン造りをメンドーサで始め、アルゼンチンプレミアムワイン造りのパイオニア。 カテナは、1902年、ニコラ・カテナがイタリア、マルケ州よりアルゼンチンに移住し、メンドーサでブドウの栽培をしたことから始まります。 3代目にあたる現当主ニコラス カテナは1980年代にカリフォルニアの高品質ワインのつくりに影響され、「アルゼンチンを代表して世界に通用するワインをつくりたい」という希望を胸に帰国。 以降、メンドーサの土壌の研究と品種・クローンの相性について徹底的に研究を進め、今や世界のトップワインとして必ず挙げられるほどの造り手として評価されています。 現在は娘のラウラ・カテナが中心となり、テロワールやマルベックの研究を行い、ワインの品質向上に努めています。 「アドリアンナ・ヴィンヤード リヴァー マルベック」は、カテナ家所有の最も標高の高いアドリアンナ畑での区画毎の研究により生み出されたワイン。 2.6haの砂質、礫岩土壌。 岩がちの土壌のためストレスを受けながら根をはる。 暖かい区画。 いきいきとした華やかな香り、なめらかなタンニンが特徴。 ※2018年ヴィンテージより、ラベル表記が「RIVER STONES」から「RIVER」のみに変更されています。 ■畑:アドリアンナ・ヴィンヤード■ カテナの自社畑の中でももっとも高い標高1,500mに位置するアドリアンナ ヴィンヤード。 高標高のブドウ栽培がもたらす日照の強さによるブドウの成熟、昼夜の寒暖差による自然な酸味が特徴の、高品質のワインを生み出す、まさにアルゼンチンの「グラン クリュ」。 この畑ではミクロクリマの研究を行っており、同じ畑でも区画によって土壌や、土壌に含まれる微生物の違いを発見し、区画ごとのワインを造っています。 CATENA ZAPATA ADRIANNA VINEYARD RIVER MALBEC (RIVER STONES) カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード リヴァー マルベック (リヴァー・ストーンズ) 生産国:アルゼンチン メンドーサ 原産地呼称:D.O. MENDOZA ぶどう品種:マルベック 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:100 ポイント CATENA ZAPATA MALBEC MENDOZA ADRIANNA VINEYARD RIVER STONES 2018 Tuesday, January 26, 2021 CountryArgentina RegionMendoza Vintage2018 Score 100 This is really something. There’s purity and focus to the aromas of crushed berries, licorice and black tea, which follow through to an integrated palate of extremely fine, melted tannins that spread to the very ends of the wine. This is all about balance and length. It really is an emotional wine. Great follow-up to the 2017, which was also 100 points. Drinkable now, but better after 2024. ワインアドヴォケイト:99 ポイント Rating 99 Release Price $190 Drink Date 2021 - 2030 Reviewed by Luis Gutierrez Issue Date 1st Apr 2021 Source End of March 2021, The Wine Advocate The 2018 Adrianna Vineyard River Stones is always the freshest and most austere of the three single-plot bottlings from the Adrianna Vineyard on Gualtallary. This fermented with some 70% full clusters, as it was harvested at three different times and the first two fermented with full clusters and the last pick was added destemmed to the fermentation. The nose is subtle, elegant and nuanced; the grapes were picked quite early in 2018 and that ensured a vibrant palate with almost citrus (blood orange) sensations. A small percentage of the wine matured in stainless steel. They have been working with the irrigation and only irrigated it four times that year, achieving more precision in the viticulture, which gets reflected in the balance of the wine. This has very fine tannins, a very fine thread and a dry, long and tasty finish. This is markedly stony, true to the character of the place. Red fruit, textured and mineral. 5,160 bottles were filled in December 2019. ★オリジナル木箱入り3本セットはこちらCATENA / カテナ1902年にニコラ・カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、メンドーサでブドウ畑を造ったことから始まります。 当初は国内消費者向けにワインを造り、アルゼンチン最大級のワイナリーまで成長しましたが、三代目にあたる現当主ニコラス・カテナ氏が1980年代に高級カリフォルニアワインの世界での成功・発展に刺激を受け、醸造責任者ホセ・ガランテ氏と共に「世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る」ことを目指し、高級ワイン造りに取り掛かりました。 2001年にフラッグシップである「ニコラス カテナ サパータ」を新発売。 世界各地で行われたブラインドテイスティングで1位、2位に入る快挙を果たし、世界にカテナのワインが知られるようになりました。 また、その功績が讃えられ、ニコラス・カテナ氏は2009年に英Decanter誌の「マン オブ ザ イヤー」に選ばれました。 現在は、娘のラウラ・カテナ氏もワイン造りに参加し、ワイナリーの中心人物として活躍しています。 ■栽培■アンデス山脈の麓、標高850?1,500mに5つの自社畑を所有しています。 同一品種を標高の異なる畑で栽培し、異なるタイプのブドウを生産しています。 山岳地帯の高地にある痩せた沖積土で、冷涼な気候です。 そのため、自然と収量は減り、ブドウはゆっくりと徐々に成熟するため、凝縮感の高いブドウが収穫できます。 また、冷涼な気候下では光合成が途切れることなく進行するため、ポリフェノールがより多く蓄積されます。 ■醸造■2001年に、ラ ピラミデ畑の中に、最新の設備を備えたワイナリーを建設。 カテナ氏は[革新性][先進性]の象徴として、アメリカ大陸の文明の中で最も優れた文明を持っていたとされるマヤのピラミッドを模したデザインとしました。 手摘み収穫されたブドウはこの中の選果台にて選り分けられます。 その後、グラヴィティシステムを採用した醸造設備にて醸造が行われます。 カテナでは同じ品種を異なる畑に植え、それぞれ別々に醸造し、アッサンブラージュしてワインを造り上げます。 ★オリジナル木箱入り3本セットはこちら 【クール配送】カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード リヴァー マルベック [2018]750ml (赤ワイン) 23,650 円
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上級キュヴェ全てで同時にWA100を獲得した伝説のトップドメーヌ! 著名なワインコンサルタントであるフィリップ・カンビとタッグを組むことで、2003年のファーストヴィンテージ以降、世界中を熱狂させるワインを生み出しているクロ・サン・ジャン! 最上区画と名高いLa Crauを開墾した歴史を持ち、最大の所有者である。 最高のテロワールと高樹齢、そして“笑えるほど”の低収量が唯一無二のエネルギーに満ちた味わいをもたらす。 「シャトーヌフ・デュ・パプ サンクトゥス・サンクトラム」は、マグナムのみ瓶詰めされる貴重なキュヴェ。 100年以上昔に植えられたグルナッシュの古樹のブドウ100%で作られている。 この僅かな生産ワインはマグナムだけとなっている。 デビューヴィンテージの2007年はちょうど350本のマグナムが生産された。 デビューヴィンテージの2007年から3年連続してワインアドヴォケイトで100点満点を獲得。 南ローヌにとって偉大なヴィンテージとなった2016年はWA99点ですが、近い将来100点を取ったとしても何ら驚きはないだろう。 ■テクニカル情報■ 種類:Red 産地:Chateauneuf-du-Pape ブドウ品種:グルナッシュ100% アルコール度数:16% Clos Sant Jean Chateauneuf du Pape Sanctus Sanctorum クロ・サン・ジャン シャトーヌフ・デュ・パプ サンクトゥス・サンクトラム 生産地:フランス コート・デュ・ローヌ シャトーヌフ・デュ・パプ 原産地呼称:AOC. CHATEAUNEUF DU PAPE ぶどう品種:グルナッシュ100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:95 ポイント Rating 95 Release Price NA Drink Date 2021 - 2030 Reviewed by Joe Czerwinski Issue Date 31st Oct 2020 Source Issue 251 End of October 2020, The Wine Advocate When I visited in June 2019, the selection for the 2018 Chateauneuf du Pape Sanctus Sanctorum hadn't yet been done, so this is my first look at the wine. It's marked by the new oak demi-muids, with layers of vanilla and cedar sitting atop luscious cherry fruit on the nose, and slightly drying wood tannins evident on the full-bodied palate and extending through the long finish. Personally, I prefer the less-obvious wood and nuanced complexities in the estate's other premium cuvees in 2018, but there is no denying the hedonistic appeal of this 100% Grenache.Clos Saint Jean / クロ・サン・ジャン上級キュヴェ全てで同時にWA100を獲得した伝説のトップドメーヌクロ・サン・ジャンは、20世紀の始まり1910年に創業された歴史あるワイナリーである。 その歴史ゆえに所有する45haの畑には信じられないほどの古いブドウが広がっている。 彼らはシャトーヌフ・デュ・パプの中でも最良のエリアに畑を所有し、西側に広がる台地や、東側の誉れ高いLa Crauの畑、さらには100年超えと驚くほどに樹齢の高いブドウ畑を持っている。 数々の素晴らしい区画を所有するにもかかわらず、先代まではクロ・サン・ジャンの名は今ほどに知られることは無かった。 しかし、現オーナーのパスカル&ヴィンセント兄弟がワイナリーの指揮をとるようになってからは、それまで知られていなかったワイナリーは大きく変化した。 兄弟は天才醸造家と名高いフィリップ・カンビを2002年にコンサルタントとして招きいれ、2003年以降人々を熱狂させるワインを生み出している。 ロバート・パーカー氏に見出され最高の賛辞を得たそれ以降も、彼らは決して振り返らず毎年シャトーヌフ・デュ・パプのトップワインを従えてサクセスロードを走っている。 ◆WA100点連発の天才コンサルタント「フィリップ・カンビ」1962年ラングドック地方に生まれる。 母親の家系がこの地にブドウ畑を持っておりワインを造っていた。 1998年に栽培や醸造、分析といったワイン造りに関する幅広い分野を対象にコンサルタントを行っているICVグループのローヌ支店でコンサルタントとしての歴史をスタート。 手掛けるワインが続々とパーカーポイント100点を獲得し、一躍天才コンサルタントとして有名になったフィリップ。 Clos Saint Jeanを始め、Clos du Caillou、Domaine Saint Prefertなど今ではシャトーヌフのトップと名高いドメーヌの、その地位を生産者と共に築いてきた。 2010年にはロバート・パーカーにベストエノロジストとして選出されている。 また、彼が熟知したこの地でSine qua Noneとタッグを組みChimereというモンスターワインを生み出し、世界的な注目を集めるなど、その精力的活動と才能は今後も留まるところがない。 ◆「信じられない」古樹が広がる最良の区画を所有!今ではエリア内の最良区画のひとつと名高いLa Crauを開墾したのは、先々代当主で、現当主兄弟の曽祖父である。 クロ・サン・ジャンは現在では最大所有者となっている。 その際に植えられたグルナッシュは植樹100年を超え、現在生産される全てのキュヴェに深みと複雑さを与えている。 ◆「笑える」程の低収量がもたらすエネルギーに満ちた味わい収量は「笑えるほどに少なく」(Byワイン・アドヴォケイト)、1ヘクタール当たり15ヘクトリットル?20ヘクトリットル。 算定すると大変な財政破たんとも思われる状況であるが、非常に密度の高いパワフルでエネルギーに満ちた味わいは、そこからもたらされたものであり、彼らの恐ろしいほどのワイン造りへの執念の表れであると言える。 地球上でもっとも重要なワインを造り続けている「2007年のワインを長い時間をかけてゆっくりとテイスティングするとある時、とてつもなく重厚で奥深い味わいを体験することができるが、これは私が過去30年間で体験してきたすべてを凌駕していた。 2007年に試飲をした5つのキュヴェはここ30年間で試飲をした南ローヌのワインの中で最高位にランクすることは間違いない。 Clos Saint Jeanの2007年はある一つの到達点に達しており、このレベルの経験は今後一生真似することのできない特別なものである。 私が本当に飲みたいと思うワインはこの世界にほんの少数だ。 」ロバート・パーカー 【クール配送】【マグナム瓶】クロ・サン・ジャン シャトーヌフ・デュ・パプ サンクトゥス・サンクトラム [2018]1500ml (赤ワイン) 51,700 円
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テラコッタ(伝統的な素焼き陶器)で造るシラーです。 女性的な味わいに仕上がることから、ラベルも同様に女性がモチーフの特別なデザイン。 よりピュアなシラーを表現し、シラーという品種の魅力を最大限見出そうと生まれたのがケイルです。 シラーは醸造段階において、還元する傾向にあります。 したがって、醸造中にはほかのブドウ品種よりは酸素を必要とします。 樽を熟成に使用するのはそのための手段の一つではありますが、樽からの影響を極力避けつつ、シラーのピュアさを引き出すためには何が必要なのかをトゥア・リータでは考えました。 ステンレスタンクでは、還元傾向が強くなりすぎます。 ミクロオクシジェネシオンという人工的な手段は避けたい。 そして最善と行きついたのがアンフォラ熟成でした。 素焼きの陶器は、トスカーナでは鉢や花壇ではもちろん、オリーブオイルの容器としても一般的に使用されていました。 また、ワインの歴史からもわかっている通りアンフォラを使用したワイン造りは「ワインの原産国」とも言われているコーカサス地方では一般的です。 さらに、酸素透過率もバリックほどまでとは言わないまでも十分に期待できると判断したのです。 また、ケイルの特徴的な点として、トゥア・リータでは熟成中のアンフォラにブドウの茎の10?20%を加えています。 しっかりと成熟したブドウの茎は、ワイン中の余分なえぐみを取り除くスポンジ的な役割を果たすといいます。 こうして生まれたケイルは、シラーという品種のピュアな味わいを演出しているのです。 ■2019年ヴィンテージ情報■ 2019年=過去最もバランスの取れたヴィンテージ!!!! 今までで最もバランスの取れたワインができた!と言える年でした。 寒い冬の後春へ突入、4月後半の寒さと降雨が継続、5月も涼しく開花時期は約10日遅れる。 5月末辺りから少しずつ気温も上がり、植物活動が促され成長速度が速まる。 その後、降雨が殆どなく逆にブドウの植物活動は速度を落とす。 8月中旬、9月初めのにわか雨をきっかけに再度植物活動が進み理想的なフェノール類の成熟を促す。 2019年の収穫は9月1日から10月20日にかけてと長い収穫期間となりました。 この期間中は各ブドウの納得のいく成熟ポイントまで天候を考えずに待てるという理想の収穫で、出来上がったワインも理想的なバランスを有することになったヴィンテージでした。 (エージェント林達史氏談) ■テクニカル情報■ トスカーナI.G.T. 品種:シラー 100% 醗酵:テラコッタにて25%に当たる茎とともにマセラシオン醗酵/主醗酵後、マロラクティック醗酵 熟成:オーク樽熟成約5カ月(225L、古樽) 年間生産量:3400本、栽培面積:2ha、平均収量:20hl/ha Azienda Agricola Tua Rita Keir アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ ケイル 生産地:イタリア トスカーナ 原産地呼称:IGT. TOSCANA ぶどう品種:シラー 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:95 ポイント Rating 95 Release Price $100 Drink Date 2022 - 2035 Reviewed by Monica Larner Issue Date 8th Oct 2021 Source October 2021 Week 1, The Wine Advocate A pure expression of Syrah that spends six months in amphorae, the Tua Rita 2019 Keir Rosso is a gregarious and super fun wine that is a joy to drink and a great conversation starter thanks to the crafty approach used in its winemaking. Long skin maceration times give the wine extra intensity. The tightly pored surface of the clay amphorae (that are fired in kilns at very hot temperatures and long durations) means that the wine gets less oxygen during winemaking. This contributes to its delicate and elegant flavors and ultimately to the promising longevity of this vintage. Keir is not as full-bodied as other Tuscan Syrahs, but the wine shows terrific purity and focus instead. The bouquet offers punchy black fruit, plum, tea leaf and savory tobacco. ジェームス・サックリング:93 ポイント TUA RITA SYRAH TOSCANA KEIR 2019 Tuesday, October 5, 2021 CountryItaly RegionTuscany Vintage2019 Score 93 The green-tobacco and pepper character is very intense with blackberry and black-cherry undertones. Full-bodied and layered with soft tannins that are creamy and very pretty. A full yet soft-textured palate. Succulent and delicious. Drink or hold.Tua Rita / トゥア・リータ 大地を愛し、天に愛され、情熱を注ぐ?土いじりをこよなく愛する男が家族とこの土地に出会い、いつしかその孤高なる想いは唯一無二のワインを生み出した。 イタリアでWAとWSで満点100点を獲得した男。 トスカーナ州、スヴェレートの地に設立されたトゥア・リータ。 ヴィルジリオとリータ夫妻が、全国的に全く無名であったこの場所の畑を購入したのは1984年のこと。 1992年に初めて瓶詰めされたワインがリリースされてから、6ヴィンテージ目でワイン・スペクテイター100点を獲得するという快挙を成し遂げる。 その後がまたすごい。 2000年のレディガフィにおいては、ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得。 しかしながら、この家族経営の小さな醸造所は評価誌に左右されず、妥協を許さない果て無きワインへの追求・挑戦を続ける。 それが今日のトゥア・リータの飛躍を支え、更なる品質改善を支えている。 男 ?ヴィルジリオ・ヴィスティ?当初、まだゲームの仕事を続けていたヴィルジリオは、平日は都会で仕事をこなし、週末を長年の夢であった念願の畑で過ごしていた。 当時この地域で栽培されていたブドウはトスカーナの地品種であるサンジョヴェーゼやトレッビアーノで、それ程大きい畑ではないが、老後のセカンドライフとして徐々に仕事を農業にシフトしていきたいと考えていたヴィルジリオは、それがたまらなく好きだった。 ある日ヴィルジリオが作ったブドウが、そして出来上がったワインが、常識を超えるレベルであることに気付く。 ブドウ栽培へ次第にのめり込んでいったヴィルジリオは、「?どうせやるのであれば、世界レベルのワインを造りたい?。 」といつしか思うようになる。 そして1988年、この無名なワイン産地の1.5haに、あるブドウ品種が植えられる。 それが後にトゥア・リータのシンデレラ・ストーリーの基盤となる、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローだった。 大好きな土の香りに誘われ、ヴィルジリオが畑へ出て行く週末が続く。 愛情たっぷりに育てられたカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローは、やがて実を結びはじめる。 その後、当時28歳という若さながらすでに天才醸造家として頭角を現しはじめたルカ・ダットーマと契約を交わすなど、ワイナリーとして本格的に稼動。 そして終に、ジュスト・ディ・ノートリ1992年がワイナリー初リリースとなる。 カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが50%ずつという比率のジュスト・ディ・ノートリは、トゥア・リータのワイン造りへの情熱が込められたワイン。 その後メルローが素晴らしい出来であることから、1994年に実験的にバリック2つ分のメルローが瓶詰めされる。 これがシンデレラ伝説を造る、「レディガフィ」の誕生である。 このワインの出来と世界的な評価が、老後に農夫としてのセカンドライフを目指していたヴィルジリオに、大きな使命を与えた。 そしてついに農業を生活の基盤とすることを決断。 ワイン造りを本業とし、ここスヴェレートに移住をする決意をした。 頑張り屋のヴィルジリオが、自分の唯一といってもよい欲望に全身全霊をかけられる。 ここから真のViticoltore(ブドウ栽培農夫)への人生が始まるのである。 華々しいデビューとは裏腹に、多忙を極め始めたルカ・ダットーマと1998年をもって契約を解消したヴィルジリオは、ステフアノ・キオッチョリをコンサルタントに迎える。 しかしエノロゴが変われども、ヴィルジリオの毎日は変わらない。 畑仕事一徹。 畑仕事が趣味で、毎日が飽きない。 朝8時から畑に出かけ、夜日が暮れるまでヴィルジリオは畑にいる。 帰宅後はシャワーを浴びて、テレビを見て、そしてベッドに向かう。 そして次の日、畑仕事の一日を楽しむのである。 トゥア・リータのヴィルジリオ・ヴィスティ氏が2010年9月13日に永眠されました。 とても悲しい知らせではありましたが、彼の残したワインたちは、更なる輝きを放っているかのようです。 【クール配送】トゥア・リータ ケイル [2019]750ml (赤ワイン) 15,092 円
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オーナーの故ヴィルジリオ氏が最も愛したワインは他を寄せ付けないイタリア最高峰のシラーに成長! トゥア・リータは当時、全国的に全く無名であったトスカーナ州、スヴェレートの地に1984年に土地を購入し1988年にブドウを植樹しました。 その後、1992年に待望の初めて瓶詰めしたワインがリリースされました。 当時トスカーナ海岸線の超一流ワインと言えばサッシカイア、オルネライアぐらいしかありませんでしたが、その時代に彗星のごとく現れ、しかもスヴェレートというボルゲリ地区のものではないこのワインは業界を席巻し、メルローで造るレディガフィがワインスペクテーター誌、ワインアドヴォケイト誌にて100点を獲得。 トスカーナのワインのトップとして注目され続けています。 「シラー ペル・センプレ」は、黒に近い深紫。 果皮がはち切れそうなまでに完熟したベリー系の果実香、珈琲やスパイスの香り。 甘くつややかなタンニンとジューシーな果実味のバランスがよく、より一層高まった品格感。 ■2019年ヴィンテージ情報■ 2019年=過去最もバランスの取れたヴィンテージ!!!! 今までで最もバランスの取れたワインができた!と言える年でした。 寒い冬の後春へ突入、4月後半の寒さと降雨が継続、5月も涼しく開花時期は約10日遅れる。 5月末辺りから少しずつ気温も上がり、植物活動が促され成長速度が速まる。 その後、降雨が殆どなく逆にブドウの植物活動は速度を落とす。 8月中旬、9月初めのにわか雨をきっかけに再度植物活動が進み理想的なフェノール類の成熟を促す。 2019年の収穫は9月1日から10月20日にかけてと長い収穫期間となりました。 この期間中は各ブドウの納得のいく成熟ポイントまで天候を考えずに待てるという理想の収穫で、出来上がったワインも理想的なバランスを有することになったヴィンテージでした。 (エージェント林達史氏談) ■テクニカル情報■ トスカーナI.G.T. 品種:シラー 100% 醗酵:オーク樽にてマセラシオン醗酵/主醗酵後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵 熟成:オーク樽熟成 15カ月間(225L、新樽100%) 年間生産量:3,400本 Azienda Agricola Tua Rita Syrah Per Sempre アジィエンダ・アグリコーラ・トゥア・リータ シラー ペル・センプレ 生産地:イタリア トスカーナ 原産地呼称:IGT. TOSCANA ぶどう品種:シラー 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:98 ポイント Rating 98 Release Price $200 Drink Date 2023 - 2045 Reviewed by Monica Larner Issue Date 8th Oct 2021 Source October 2021 Week 1, The Wine Advocate This is a smashing success. The Tua Rita 2019 Syrah Per Sempre hits it out of the ballpark thanks to its impressive richness and aromatic intensity. The grapes come from a special growing site with compact galestro soils. These conditions aid in the richness and the concentration of the wine, with its distinctive hints of iron ore, pencil shaving and rust. Those precise aromas frame a deep, dark core of cherry or blackberry confit. This vintage shows some extra fattiness or fruit weight that adds to its power and overall impact. This is a standout bottle from a classic vintage. ジェームス・サックリング:97 ポイント TUA RITA SYRAH TOSCANA PER SEMPRE 2019 Tuesday, October 5, 2021 CountryItaly RegionTuscany Vintage2019 Score 97 Subtle aromas of spice, sweet tobacco leaf and black fruit follow through to a full body with chewy tannins, yet they are fine-grained and intense. Hints of vanilla now. This will come together beautifully. Give it three to four years of bottle time to show its best.Tua Rita / トゥア・リータ 大地を愛し、天に愛され、情熱を注ぐ?土いじりをこよなく愛する男が家族とこの土地に出会い、いつしかその孤高なる想いは唯一無二のワインを生み出した。 イタリアでWAとWSで満点100点を獲得した男。 トスカーナ州、スヴェレートの地に設立されたトゥア・リータ。 ヴィルジリオとリータ夫妻が、全国的に全く無名であったこの場所の畑を購入したのは1984年のこと。 1992年に初めて瓶詰めされたワインがリリースされてから、6ヴィンテージ目でワイン・スペクテイター100点を獲得するという快挙を成し遂げる。 その後がまたすごい。 2000年のレディガフィにおいては、ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得。 しかしながら、この家族経営の小さな醸造所は評価誌に左右されず、妥協を許さない果て無きワインへの追求・挑戦を続ける。 それが今日のトゥア・リータの飛躍を支え、更なる品質改善を支えている。 男 ?ヴィルジリオ・ヴィスティ?当初、まだゲームの仕事を続けていたヴィルジリオは、平日は都会で仕事をこなし、週末を長年の夢であった念願の畑で過ごしていた。 当時この地域で栽培されていたブドウはトスカーナの地品種であるサンジョヴェーゼやトレッビアーノで、それ程大きい畑ではないが、老後のセカンドライフとして徐々に仕事を農業にシフトしていきたいと考えていたヴィルジリオは、それがたまらなく好きだった。 ある日ヴィルジリオが作ったブドウが、そして出来上がったワインが、常識を超えるレベルであることに気付く。 ブドウ栽培へ次第にのめり込んでいったヴィルジリオは、「?どうせやるのであれば、世界レベルのワインを造りたい?。 」といつしか思うようになる。 そして1988年、この無名なワイン産地の1.5haに、あるブドウ品種が植えられる。 それが後にトゥア・リータのシンデレラ・ストーリーの基盤となる、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローだった。 大好きな土の香りに誘われ、ヴィルジリオが畑へ出て行く週末が続く。 愛情たっぷりに育てられたカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローは、やがて実を結びはじめる。 その後、当時28歳という若さながらすでに天才醸造家として頭角を現しはじめたルカ・ダットーマと契約を交わすなど、ワイナリーとして本格的に稼動。 そして終に、ジュスト・ディ・ノートリ1992年がワイナリー初リリースとなる。 カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが50%ずつという比率のジュスト・ディ・ノートリは、トゥア・リータのワイン造りへの情熱が込められたワイン。 その後メルローが素晴らしい出来であることから、1994年に実験的にバリック2つ分のメルローが瓶詰めされる。 これがシンデレラ伝説を造る、「レディガフィ」の誕生である。 このワインの出来と世界的な評価が、老後に農夫としてのセカンドライフを目指していたヴィルジリオに、大きな使命を与えた。 そしてついに農業を生活の基盤とすることを決断。 ワイン造りを本業とし、ここスヴェレートに移住をする決意をした。 頑張り屋のヴィルジリオが、自分の唯一といってもよい欲望に全身全霊をかけられる。 ここから真のViticoltore(ブドウ栽培農夫)への人生が始まるのである。 華々しいデビューとは裏腹に、多忙を極め始めたルカ・ダットーマと1998年をもって契約を解消したヴィルジリオは、ステフアノ・キオッチョリをコンサルタントに迎える。 しかしエノロゴが変われども、ヴィルジリオの毎日は変わらない。 畑仕事一徹。 畑仕事が趣味で、毎日が飽きない。 朝8時から畑に出かけ、夜日が暮れるまでヴィルジリオは畑にいる。 帰宅後はシャワーを浴びて、テレビを見て、そしてベッドに向かう。 そして次の日、畑仕事の一日を楽しむのである。 トゥア・リータのヴィルジリオ・ヴィスティ氏が2010年9月13日に永眠されました。 とても悲しい知らせではありましたが、彼の残したワインたちは、更なる輝きを放っているかのようです。 【クール配送】トゥア・リータ シラー ペル・センプレ [2019]750ml (赤ワイン) 23,100 円
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ワインアドヴォケイト:99 ポイント 『欲望』という名のル・デジール ヴェリテは、ケンダル・ジャクソンの創設者ジェス・ジャクソン・ファミリーが所有するワイナリーです。 ジェス・ジャクソン氏が、ボルドーの最高級のワインに比肩できる素晴らしいワインを!と、ボルドー左岸スタイルの「La Joie」、右岸・ポムロールスタイルの「La Muse」、サンテミリオンスタイルの「Le Desir」の3種のワインだけを生産しています。 年産量も非常に少なく、お目に掛かることは難しい極めて入手困難な超カルトワインです。 『欲望』という名のル・デジールは、カベルネ・フラン主体で、凝縮感のある果実味にエキゾチックなスパイス、芳醇なアロマにスエード革を思わせる贅沢なテクスチャーが感じられます。 (新樽フレンチオークで17ヶ月熟成) ■2016ヴィンテージ情報■ 7月に何度か猛暑に見舞われたが、夏の気温は概ね穏やかで、8月下旬は例年より涼しい日が幾日か続いたため、ブドウはゆっくりと熟し、例年より糖分は少なく、豊かな酸を蓄えた。 2週間のうちに通常よりも迅速に収穫作業を終えたことで、自然な酸を保持し、糖度の上昇を抑えることが出来た。 バランスの良いエレガントなワインに仕上げる上では重要なポイントだ。 2016年の出来映えは素晴らしく、煌めくようなフィネスと洗練されたスタイルがはっきり感じ取れる。 今後数十年にわたり秀逸な熟成力を発揮してゆくに違いない。 (ピエール・セイヤン) VERITE LE DESIR ヴェリテ ル・デジール 生産地:アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ソノマ 原産地呼称:AVA. SONOMA COUNTY ぶどう品種:カベルネ・フラン82%、メルロ12%、マルベック6% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:99 ポイント 2018年10月30日 リサ・ペロッティ・ブラウン(飲み頃:2022-2047年) 非常に深い黒紫色を湛えた2016年のル・デジールは、飲み始めは少し閉じ気味だが、香りが開くにつれて次第にポットポプリやバラの花、オレンジピールの傑出したアロマが表れ、砕いた黒スグリの種やブラックチェリー、ダークチョコレートの香りを包み込み、シナモン・スティックやクローブの風味が微かな林床のニュアンスと共にほんのりと香る。 ミディアムからフルボディのこの上なく繊細で洗練された味わいは、素晴らしく熟れたきめ細やかなタンニンと美しくフレッシュな酸を湛え、余韻の長い詩的で壮大な後味を生む。 生産量3,500ケース。 Verite / ヴェリテ ボルドーのグランヴァンを超越するソノマ最高峰のワイン ヴェリテは、ジャクソン・ファミリーの創始者ジェス・ジャクソンが「カリフォルニア最高のテロワールからボルドーを超えるワインを造りたい」との思いでボルドー出身の醸造家ピエール・セイヤンを招聘し、1998年にソノマ・カウンティに設立したワイナリーです。 セイヤン氏はガスコーニュでワイン造りを学び、その後20年以上もロワールやボルドーの様々なシャトーで経験を積んだベテラン。 その中で、ごく一部の限られた区画=ミクロ・クリュで造る最上級のワインを造ることに興味を持ったと言います。 フランスで行われたイベントで出会ったジャクソン氏とセイヤン氏は、「カリフォルニアの最高のテロワールで、ボルドーを凌駕するワインを作りたい」という夢を実現するため理想的な土地を模索し、ようやくアレキサンダー・ヴァレーの地を探しあてました。 その時、ジャクソン氏の「ここでペトリュスのようなワインを造れるか?」という問いに対し、セイヤン氏は「もっとすごいものが出来る」と答えたとか。 その言葉通り、ポムロル、ポイヤック、サン・テミリオンなどボルドーの銘醸地のスタイルを元にしたボルドーブレンドで、ボルドー最高峰のワインをも凌駕する高評価のワインを造っています。 カベルネ・ソーヴィニヨン主体のラ・ジョワ、メルロ主体のラ・ミューズ、カベルネ・フラン主体のル・デジールの3つのワインを造り、2001年のラ・ミューズがソノマで初めてパーカーポイント100点を獲得したことを皮切りに、2007年は3種類ともに100点満点を叩き出して以来、10回以上にわたりパーカーの満点評価を得ています。 フランス語で「真実」という意味を持つヴェリテは、旧世界で培われた洗練されたワイン造りの技術と新世界最高のテロワールの個性を掛け合わせて生まれたワインです。 ブドウを収穫区画ごとに個別醸造してブレンドすることで、テロワールの個性を余すところなく引き出し、それぞれの品種、気候、土壌が持つ多彩な味わいを絶妙なバランスで引き立たせています。 「ケンダル・ジャクソンのブティック・ワイナリーの中でもひときわ異彩を放つこのワイナリーは、98年の創業以来フル回転を続け、その勢いは衰えを見せない。 ボルドー出身のピエール・セイヤンがアレクサンダー・ヴァレー、チョーク・ヒル、ナイツ・ヴァレーから毎年最高の果実を選び抜く。 これがヴェリテのワイン作りの要であり、ボルドーワインにインスピレーションを受けた3つのキュヴェ―ポムロールを意識したラ・ミューズは、メルロが主体、メドック風のスタイルを持つラ・ジョワは、カベルネ・ソーヴィニヨン主体、サン・テミリオンを意識したル・デジールは、カベルネ・フランを主体とする。 ブレンド比率はヴィンテージにより異なるが、この3品種が各々のキュヴェの個性を力強く特徴付けている。 醸造家ピエール・セイヤンに今一度賞賛の意を表する。 」― ロバート・パーカー Jr.(ワインアドヴォケート227号2016年10月掲載) 【クール配送】ヴェリテ ル・デジール [2016]750ml (赤ワイン) 59,400 円
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ワインアドヴォケイト:98 ポイント 『歓喜』という言葉を意味するラ・ジョワ ヴェリテは、ケンダル・ジャクソンの創設者ジェス・ジャクソン・ファミリーが所有するワイナリーです。 ジェス・ジャクソン氏が、ボルドーの最高級のワインに比肩できる素晴らしいワインを!と、ボルドー左岸スタイルの「La Joie」、右岸・ポムロールスタイルの「La Muse」、サンテミリオンスタイルの「Le Desir」の3種のワインだけを生産しています。 年産量も非常に少なく、お目に掛かることは難しい極めて入手困難な超カルトワインです。 『歓喜』という言葉を意味するラ・ジョワは、偉大なポイヤックの赤ワインにインスピレーションを受けて生み出されたワインで、ソノマのカベルネ・ソーヴィニヨンが持つ骨格の良いストラクチャー、深み、力強さを引き出した贅沢でジューシーなテクスチャーを特徴とする赤ワインです。 (Alc14% 熟成期間:新樽のフレンチオークで17ヶ月) VERITE LA JOIE ヴェリテ ラ・ジョワ 生産地:アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ソノマ 原産地呼称:AVA. SONOMA COUNTY ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、カベルネ・フラン16%、メルロ10%、プティ・ヴェルド4% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:98 ポイント 「2017年のカベルネ・フランは、実に感動的な仕上がりで、例年よりもブレンド比率を少し多くしている」。 (醸造責任者ピエール・セイヤン)2017年のラ・ジョワは、非常に深みのあるガーネットパープルの色合いを呈している。 開栓したてはやや閉じ気味で、黒スグリのコーディアルやエスプレッソ、木炭や黒トリュフの香りがほんの微かに感じられる。 香りが開いてくると、黒果実や青果実のジャムや、土埃の舞う乾いた大地、砕いた岩石や鉄鉱石、仄かなバラの花の香りがフワリと広がる。 さながらレンガ造りの家のように堅牢なミディアム?フルボディで、引き締まった粒子の粗いタンニンと生き生きした骨格の良い酸が筋骨隆々とした男性的な果実味をしっかりと下支えしている。 後味は非常に余韻が長くミネラリー。 アルコール分は僅か13.9%(ラベルには14%と表記で、非常にエレガントなスタイルに仕上がっているが、それでもなお強いインパクトを持つラ・ジョワ。 生産量2,500ケース。 《飲み頃20242050年|2020/5/30掲載》Verite / ヴェリテ ボルドーのグランヴァンを超越するソノマ最高峰のワイン ヴェリテは、ジャクソン・ファミリーの創始者ジェス・ジャクソンが「カリフォルニア最高のテロワールからボルドーを超えるワインを造りたい」との思いでボルドー出身の醸造家ピエール・セイヤンを招聘し、1998年にソノマ・カウンティに設立したワイナリーです。 セイヤン氏はガスコーニュでワイン造りを学び、その後20年以上もロワールやボルドーの様々なシャトーで経験を積んだベテラン。 その中で、ごく一部の限られた区画=ミクロ・クリュで造る最上級のワインを造ることに興味を持ったと言います。 フランスで行われたイベントで出会ったジャクソン氏とセイヤン氏は、「カリフォルニアの最高のテロワールで、ボルドーを凌駕するワインを作りたい」という夢を実現するため理想的な土地を模索し、ようやくアレキサンダー・ヴァレーの地を探しあてました。 その時、ジャクソン氏の「ここでペトリュスのようなワインを造れるか?」という問いに対し、セイヤン氏は「もっとすごいものが出来る」と答えたとか。 その言葉通り、ポムロル、ポイヤック、サン・テミリオンなどボルドーの銘醸地のスタイルを元にしたボルドーブレンドで、ボルドー最高峰のワインをも凌駕する高評価のワインを造っています。 カベルネ・ソーヴィニヨン主体のラ・ジョワ、メルロ主体のラ・ミューズ、カベルネ・フラン主体のル・デジールの3つのワインを造り、2001年のラ・ミューズがソノマで初めてパーカーポイント100点を獲得したことを皮切りに、2007年は3種類ともに100点満点を叩き出して以来、10回以上にわたりパーカーの満点評価を得ています。 フランス語で「真実」という意味を持つヴェリテは、旧世界で培われた洗練されたワイン造りの技術と新世界最高のテロワールの個性を掛け合わせて生まれたワインです。 ブドウを収穫区画ごとに個別醸造してブレンドすることで、テロワールの個性を余すところなく引き出し、それぞれの品種、気候、土壌が持つ多彩な味わいを絶妙なバランスで引き立たせています。 「ケンダル・ジャクソンのブティック・ワイナリーの中でもひときわ異彩を放つこのワイナリーは、98年の創業以来フル回転を続け、その勢いは衰えを見せない。 ボルドー出身のピエール・セイヤンがアレクサンダー・ヴァレー、チョーク・ヒル、ナイツ・ヴァレーから毎年最高の果実を選び抜く。 これがヴェリテのワイン作りの要であり、ボルドーワインにインスピレーションを受けた3つのキュヴェ―ポムロールを意識したラ・ミューズは、メルロが主体、メドック風のスタイルを持つラ・ジョワは、カベルネ・ソーヴィニヨン主体、サン・テミリオンを意識したル・デジールは、カベルネ・フランを主体とする。 ブレンド比率はヴィンテージにより異なるが、この3品種が各々のキュヴェの個性を力強く特徴付けている。 醸造家ピエール・セイヤンに今一度賞賛の意を表する。 」― ロバート・パーカー Jr.(ワインアドヴォケート227号2016年10月掲載) 【クール配送】ヴェリテ ラ・ジョワ [2017]750ml (赤ワイン) 59,400 円
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ワインアドヴォケイト:99 ポイント 『詩の女神』という名を冠したラ・ミューズ ヴェリテは、ケンダル・ジャクソンの創設者ジェス・ジャクソン・ファミリーが所有するワイナリーです。 ジェス・ジャクソン氏が、ボルドーの最高級のワインに比肩できる素晴らしいワインを!と、ボルドー左岸スタイルの「La Joie」、右岸・ポムロールスタイルの「La Muse」、サンテミリオンスタイルの「Le Desir」の3種のワインだけを生産しています。 年産量も非常に少なく、お目に掛かることは難しい極めて入手困難な超カルトワインです。 『詩の女神』という名を冠したラ・ミューズは、しなやかな果実味とスパイス、絶妙なバランスと素晴らしく長い余韻を特徴とするメルロ・ベースのワインで、ポムロールのワインを彷彿とさせる味わいは、ソノマで最高のテロワールが育む果実の品質が世界最高クラスにあることを証明しています。 (Alc14.2% 熟成期間:新樽のフレンチオークで17ヶ月) VERITE LA MUSE ヴェリテ ラ・ミューズ 生産地:アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ソノマ 原産地呼称:AVA. SONOMA COUNTY ぶどう品種:メルロ100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:99 ポイント 「この年のマルベックは実に見事な出来で、通常この品種をブレンドしてワインにスパイシーさを与えている。 しかし、この年はブレンドする必要がなかった。 アルコール分は僅か14.2%だが、マルベックを必要としないほどのエネルギーとミネラル感を呈している。 少なくとも40年は熟成が効くだろう。 今までに手掛けたラ・ミューズの中で最高傑作と言える」。 (醸造責任者ピエール・セイヤンこの年初めてメルロ100%で造られた2017年のラ・ミューズは、中程度からやや深みのあるガーネットパープルを呈している。 グラスの中からブラックラズベリーやブラックフォレストケーキ、ボイゼンベリーやシナモントーストの官能的な香りが広がり、ガリーグや林床、牛肉の汁やクローブオイルのニュアンスが後に続く。 味わいはミディアム?フルボディで、豊かな果実味に満ち、黒果実のジャムやエキゾチックなスパイスの重層的な風味が口中でゆっくりと存在感を増してゆく。 非常によく熟れた丸みのあるタンニンと途切れなく続く滑らかでフレッシュな酸がワインの味わいに骨格を与え、香り豊かで余韻の長い後味を生む。 従来のヴィンテージに比べると、ひときわ異彩を放つスタイルだが、依然としてうっとりするような濃厚な味わいを呈している。 従来よりも重量感は控えめで軽快な印象を受ける。 生産量2,500ケース。 《飲み頃20242050年|2020/5/30掲載》Verite / ヴェリテ ボルドーのグランヴァンを超越するソノマ最高峰のワイン ヴェリテは、ジャクソン・ファミリーの創始者ジェス・ジャクソンが「カリフォルニア最高のテロワールからボルドーを超えるワインを造りたい」との思いでボルドー出身の醸造家ピエール・セイヤンを招聘し、1998年にソノマ・カウンティに設立したワイナリーです。 セイヤン氏はガスコーニュでワイン造りを学び、その後20年以上もロワールやボルドーの様々なシャトーで経験を積んだベテラン。 その中で、ごく一部の限られた区画=ミクロ・クリュで造る最上級のワインを造ることに興味を持ったと言います。 フランスで行われたイベントで出会ったジャクソン氏とセイヤン氏は、「カリフォルニアの最高のテロワールで、ボルドーを凌駕するワインを作りたい」という夢を実現するため理想的な土地を模索し、ようやくアレキサンダー・ヴァレーの地を探しあてました。 その時、ジャクソン氏の「ここでペトリュスのようなワインを造れるか?」という問いに対し、セイヤン氏は「もっとすごいものが出来る」と答えたとか。 その言葉通り、ポムロル、ポイヤック、サン・テミリオンなどボルドーの銘醸地のスタイルを元にしたボルドーブレンドで、ボルドー最高峰のワインをも凌駕する高評価のワインを造っています。 カベルネ・ソーヴィニヨン主体のラ・ジョワ、メルロ主体のラ・ミューズ、カベルネ・フラン主体のル・デジールの3つのワインを造り、2001年のラ・ミューズがソノマで初めてパーカーポイント100点を獲得したことを皮切りに、2007年は3種類ともに100点満点を叩き出して以来、10回以上にわたりパーカーの満点評価を得ています。 フランス語で「真実」という意味を持つヴェリテは、旧世界で培われた洗練されたワイン造りの技術と新世界最高のテロワールの個性を掛け合わせて生まれたワインです。 ブドウを収穫区画ごとに個別醸造してブレンドすることで、テロワールの個性を余すところなく引き出し、それぞれの品種、気候、土壌が持つ多彩な味わいを絶妙なバランスで引き立たせています。 「ケンダル・ジャクソンのブティック・ワイナリーの中でもひときわ異彩を放つこのワイナリーは、98年の創業以来フル回転を続け、その勢いは衰えを見せない。 ボルドー出身のピエール・セイヤンがアレクサンダー・ヴァレー、チョーク・ヒル、ナイツ・ヴァレーから毎年最高の果実を選び抜く。 これがヴェリテのワイン作りの要であり、ボルドーワインにインスピレーションを受けた3つのキュヴェ―ポムロールを意識したラ・ミューズは、メルロが主体、メドック風のスタイルを持つラ・ジョワは、カベルネ・ソーヴィニヨン主体、サン・テミリオンを意識したル・デジールは、カベルネ・フランを主体とする。 ブレンド比率はヴィンテージにより異なるが、この3品種が各々のキュヴェの個性を力強く特徴付けている。 醸造家ピエール・セイヤンに今一度賞賛の意を表する。 」― ロバート・パーカー Jr.(ワインアドヴォケート227号2016年10月掲載) 【クール配送】ヴェリテ ラ・ミューズ [2017]750ml (赤ワイン) 59,400 円
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ワインアドヴォケイト:98 ポイント 『欲望』という名のル・デジール ヴェリテは、ケンダル・ジャクソンの創設者ジェス・ジャクソン・ファミリーが所有するワイナリーです。 ジェス・ジャクソン氏が、ボルドーの最高級のワインに比肩できる素晴らしいワインを!と、ボルドー左岸スタイルの「La Joie」、右岸・ポムロールスタイルの「La Muse」、サンテミリオンスタイルの「Le Desir」の3種のワインだけを生産しています。 年産量も非常に少なく、お目に掛かることは難しい極めて入手困難な超カルトワインです。 『欲望』という名のル・デジールは、カベルネ・フラン主体で、凝縮感のある果実味にエキゾチックなスパイス、芳醇なアロマにスエード革を思わせる贅沢なテクスチャーが感じられます。 (Alc13.9% 熟成期間:新樽のフレンチオークで17ヶ月) VERITE LE DESIR ヴェリテ ル・デジール 生産地:アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ソノマ 原産地呼称:AVA. SONOMA COUNTY ぶどう品種:カベルネ・フラン80%、メルロ17%、マルベック3% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:98 ポイント 2017年のカベルネ・フランは、円熟した果実の味わいが実に印象深い。 その秘訣についてピエール・セイヤンの次期後継者である娘のエレーヌが次のように語ってくれた。 「カベルネ・フランは、他の品種よりも数多くのサンプルを造っている。 熟し方が均一でないブドウは全て取り除き、葉は果実の成熟に必要なので、摘み取り過ぎないようにしている」2017年ル・デジールの外観は、中程度からやや深みのあるガーネットパープル。 グラスの中から颯爽と香り立つアロマは、純血のサラブレッドさながらのエレガンスと緻密さの全てを備え、キルシュやポットポプリ、温かいプラムや野生のブルーベリーの香りにチョコレートの箱やカルダモン、スターアニスのニュアンスが仄かに感じられる。 ミディアムボディの味わい(アルコール分僅か13.9%)は、パワフルな力強さと見事なエレガンスを兼ね備えている。 非常にきめ細やかで引き締まった極めて円熟感のあるタンニンと太みのあるフレッシュな酸が赤果実や青果実の重層的な果実味をしっかりと支え、驚くほどに余韻が長く深みのある後味を生む。 生産量2,500ケース。 《飲み頃20242044年|2020/5/30掲載》Verite / ヴェリテ ボルドーのグランヴァンを超越するソノマ最高峰のワイン ヴェリテは、ジャクソン・ファミリーの創始者ジェス・ジャクソンが「カリフォルニア最高のテロワールからボルドーを超えるワインを造りたい」との思いでボルドー出身の醸造家ピエール・セイヤンを招聘し、1998年にソノマ・カウンティに設立したワイナリーです。 セイヤン氏はガスコーニュでワイン造りを学び、その後20年以上もロワールやボルドーの様々なシャトーで経験を積んだベテラン。 その中で、ごく一部の限られた区画=ミクロ・クリュで造る最上級のワインを造ることに興味を持ったと言います。 フランスで行われたイベントで出会ったジャクソン氏とセイヤン氏は、「カリフォルニアの最高のテロワールで、ボルドーを凌駕するワインを作りたい」という夢を実現するため理想的な土地を模索し、ようやくアレキサンダー・ヴァレーの地を探しあてました。 その時、ジャクソン氏の「ここでペトリュスのようなワインを造れるか?」という問いに対し、セイヤン氏は「もっとすごいものが出来る」と答えたとか。 その言葉通り、ポムロル、ポイヤック、サン・テミリオンなどボルドーの銘醸地のスタイルを元にしたボルドーブレンドで、ボルドー最高峰のワインをも凌駕する高評価のワインを造っています。 カベルネ・ソーヴィニヨン主体のラ・ジョワ、メルロ主体のラ・ミューズ、カベルネ・フラン主体のル・デジールの3つのワインを造り、2001年のラ・ミューズがソノマで初めてパーカーポイント100点を獲得したことを皮切りに、2007年は3種類ともに100点満点を叩き出して以来、10回以上にわたりパーカーの満点評価を得ています。 フランス語で「真実」という意味を持つヴェリテは、旧世界で培われた洗練されたワイン造りの技術と新世界最高のテロワールの個性を掛け合わせて生まれたワインです。 ブドウを収穫区画ごとに個別醸造してブレンドすることで、テロワールの個性を余すところなく引き出し、それぞれの品種、気候、土壌が持つ多彩な味わいを絶妙なバランスで引き立たせています。 「ケンダル・ジャクソンのブティック・ワイナリーの中でもひときわ異彩を放つこのワイナリーは、98年の創業以来フル回転を続け、その勢いは衰えを見せない。 ボルドー出身のピエール・セイヤンがアレクサンダー・ヴァレー、チョーク・ヒル、ナイツ・ヴァレーから毎年最高の果実を選び抜く。 これがヴェリテのワイン作りの要であり、ボルドーワインにインスピレーションを受けた3つのキュヴェ―ポムロールを意識したラ・ミューズは、メルロが主体、メドック風のスタイルを持つラ・ジョワは、カベルネ・ソーヴィニヨン主体、サン・テミリオンを意識したル・デジールは、カベルネ・フランを主体とする。 ブレンド比率はヴィンテージにより異なるが、この3品種が各々のキュヴェの個性を力強く特徴付けている。 醸造家ピエール・セイヤンに今一度賞賛の意を表する。 」― ロバート・パーカー Jr.(ワインアドヴォケート227号2016年10月掲載) 【クール配送】ヴェリテ ル・デジール [2017]750ml (赤ワイン) 59,400 円
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ピーター・マイケルのフラッグシップワイン! 名前の「レ・パヴォ」はフランス語で「ポピーの花」を意味し、ワイナリーの敷地に咲く野生のカリフォルニアン・ポピーから来ており、ワイナリーのロゴにも使われている花です。 ナイツ・ヴァレー唯一のワイナリー で、回りの山肌の斜面に畑を開墾し、マウンテン・グレープからフランスの伝統的な手法を使い、手工芸的なシングルヴィンヤードのワインを造っています。 ナイツ・ヴァレーにあるセント・ヘレナ山のスロープで栽培されたカベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロ、プティット・ヴェルドは丘陵地の特徴を良く表現し、プロプライアタリー・ブレンドの個性溢れるアロマを造り出しています。 岩が多い流紋岩土壌は数千年前の火山活動により形成され、ワインにミネラルのリッチさと複雑味を与えています。 49エーカーある畑は一番高い所で標高427mになります。 メルロとカベルネ・フラン、プティ・ヴェルドはより気温の低い上部の斜面で栽培され、カベルネ・ソーヴィニョンはそのすぐ下で栽培されています。 黒を帯びたルビー色。 なめし革、モリーユ茸、ヴァニラ、黒果実、チェリー、ブラックベリー、ブルーベリーペースト、岩っぽいニュアンスがあります。 フルボディ且つエレガントな舌触りと共に、柔らかいタンニンとミネラルが長い余韻にほんのり感じます。 レ・パヴォのニュアンスがしっかりと出ているクラシカルなワインです。 PETER MICHAEL WINERY LES PAVOTS ESTATE KNIGHTS VALLEY ピーター・マイケル・ワイナリー カベルネ・ソーヴィニョン レ・パヴォ 生産地:アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ソノマ 原産地呼称:AVA. KNIGHTS VALLEY ぶどう品種:カベルネソーヴィニヨン61%、カベルネフラン22%、メルロー&プティヴェルド17% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:95 ポイント Rating 95 Release Price $75 - 250 Drink Date NA Reviewed by Robert M. Parker, Jr. Issue Date 28th Jun 2013 Source 207, The Wine Advocate This wine has filled out very nicely. Nearly 3,000 cases were produced of this flowery, tar, camphor, incense, blackberry, black currant, espresso and chocolate-scented beauty. A blend of 61% Cabernet Sauvignon, a whopping 22% Cabernet Franc and the rest Merlot and Petit Verdot, this full-bodied, opulent 2003 is just entering its plateau of full maturity. It is better at age ten than it was early in life from cask and post-bottling.PETER MICHAEL WINERY / ピーター・マイケル ソノマ郡だけでなく、世界で最もエキサイティングなワイナリーのひとつ 1987年の初ヴィンテージ以来、ピーター・マイケル・ワインナリーの使命は、適切な場所に位置した、最新の注意を払って手入れをした山の畑から、世界で通用する品質の独特のワインを、限られた量だけつくることだった。 ワイン醸造哲学は新古典主義と定義づけられるだろう。 新世界と旧世界の知識や伝統の最高の部分を結合させたものだ。 新世界の技術や、ワイナリーや畑での試行錯誤の自由が、過去たったの15年でワインの品質に信じ難いほどの進歩をもたらしたことには反論の余地もない。 ピーター・マイケル・ワイナリーにおける旧世界での古典的な手法(ブドウを手で選別すること、土着の酵母で発酵させること、ワインを濾過しないこと)は、フランスの最高の生産者たちにならったものだ。 それは最低限の介入しか行わないやり方であり、自分たちのワインが畑を最も自然に、そして純粋に表現していることを保証するものである。 ピーター・マイケル・ワイナリーは、カリフォルニアでも最高のワインづくりの天才たちがその門戸を叩いている。 例えばヘレン・ターリー、マーク・オーバート、ヴァネッサ・ウォン、そして現在ワインメーカーとして働いているブルゴーニュ出身のリュック・モルレなどだ。 1980年代終わり頃、ピーター・マイケル・ワイナリーは、ブドウに付着する天然酵母を使って発酵を行う点でパイオニアであった。 その結果、ワインは香りの複雑性を増し、驚くべき舌触り、まろやかさ、余韻の長さが生まれた。 当時、この自然の「土着の」技術を称えるべく、彼らはこれを「キュヴェ・インディジーヌ」と名づけてワインのラインナップに加えたが、現在ではピーター・マイケルのすべてのワインにこの手法が採用されている。 この手法に熱心に取り組んだ結果、ピーター・マイケルはソノマ郡だけでなく、世界で最もエキサイティングなワイナリーのひとつとなった。 英国人であるサー・ピーター・マイケルには、ワイン醸造を監督させるために、聡明なヘレン・ターリーを雇い入れるという先見の明があった(ターリーは現在このワイナリーを辞めて、自身でワインをつくり始めている)。 現在の畑管理・醸造チームは、ターリーのワイン醸造哲学を引き継いでいる。 現在の、そしてこれから出荷されるワインはすべて、まぎれもなく輝かしいものばかりだ。 格別なソーヴィニョン、複数の、深遠なまでにリッチなシャルドネのキュヴェ、そしてボルドースタイルの、高級感があって複雑な赤ワインを生み出されるワイナリーはめったにない。 ピーター・マイケルの最高級のワインはすべて、シャルドネも含めて、熟成のプロセスに有害であるとして濾過せず瓶詰めされる。 その良い例をあげよう。 ピーター・マイケルではシャルドネ・モン・ピレジール1988年のキュヴェを2種類生産した。 ひとつは濾過したもの(商業的に買われるのはこちらだろうと思われた)で、もうひとつは濾過をしないものだった(ヘレン・ターリーがラベルに赤い点をつけたため、レッド・ドット・キュヴェと呼ばれた)。 どちらのワインも、瓶詰めの際の取扱いを除いては、全く同じワインだった。 1994年にワイナリーを訪問した際、私は両方のワインを味わったが、濾過したほうは生気に欠け、ブーケには果実味が感じられず、風味は余韻が短くコンパクトであった。 濾過しなかった「レッド・ドット」のほうは蜂蜜をかけたかのようで、生気にあふれ、リッチであり、新鮮さや果実味を全く失っていなかった。 ピーター・マイケルのプロプライエタリー・レッドであるレ・パヴォットのブレンド比率は年によって異なるが、通常は少なくとも70%のカベルネ・ソーヴィニョン、5?15%のメルロそして5?15%のカベルネ・フランから成っている。 フレンチオーク樽の新樽比率は60%である。 生み出されるワインは、カリフォルニアのどんなカベルネ・ソーヴィニョン主体のワインよりも、構造が感じられてリッチで複雑なサン=ジュリアンやポイヤックを思わせる。 しかし、ほとんどのボルドー・ワインよりも肩幅が広く、深みがある。 読者の方は、レ・パヴォットはすぐに消費できるような、早熟でフルーティなスタイルのワインではないことを念頭に置くべきだろう。 これは長期間保有するためにつくられた、リッチでフルボディの、複雑で慎ましいワインだ。 とはいえ、ピーター・マイケルのレ・パヴォットは非常に成功した、前代未聞の連続したヴィンテージを享受している。 読者の方は、ナパ/ソノマの郡境界からも遠くない、美しいナイツ・ヴァレーに位置するこのワイナリーを、是非訪問するべきだ。 品質は並み外れており、ワイナリースタッフの肩入れや才能は称賛に値する。 『ロバート・パーカーが選ぶ世界の極上ワイン』より抜粋 【クール配送】ピーター・マイケル カベルネ・ソーヴィニョン レ・パヴォ [2003]750ml 29,800 円
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1945年、1982年、2000年、2009年と並ぶグレートヴィンテージ2018年!暫定点ながら95-97点と近年でもずば抜けて高い評価のグリュオー・ラローズ! サン・ジュリアンが誇る格付け第2級のワイン「グリュオー・ラローズ」。 凝縮された果実味がたっぷり味わえるのは勿論のこと、熟成するほどに濃密さは増し、タンニンもこなれ、柔かいビロードのような舌触りを楽しめます。 重厚さが特徴的な造りになっており、豊かなタンニンが熟成能力の高さを物語っています。 艶やかさよりも、能ある鷹は爪を隠す…的な印象を強く受けるワインかもしれません。 CHATEAU GRUAUD LAROSE シャトー・グリュオ・ラローズ 生産地:フランス ボルドー サン・ジュリアン 原産地呼称:AOC. SAINT JULIEN 格付け:第2級 ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:92 ポイント Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 1st Apr 2021 Source End of March 2021, The Wine Advocate Composed of 67% Cabernet Sauvignon, 24% Merlot and 9% Cabernet Franc, the 2018 Gruaud Larose has a medium to deep garnet-purple color. It comes barreling out of the glass with powerful scents of blackberry preserves, baked plums and cr?me de cassis plus hints of fruitcake, Indian spices and tobacco leaf. The medium to full-bodied palate offers bags of baked berries flavors and a chewy texture with just enough freshness, finishing spicy. Judging by the slightly rustic tannins and suggestions of dried berry characters, I'm guessing the heat and drought had an impact this year. This said, the wine is very well crafted and delicious right now, although a good 3-4 years in bottle should soften the tannins and bring out further nuances. Jeb Dunnuck:97 ポイント Based on 67% Cabernet Sauvignon, 24% Merlot, and the rest Cabernet Franc, the 2018 Chateau Gruaud Larose sports a dense purple hue as well as a stunning nose of pure creme de cassis, cedar pencil shavings, blackcurrants, smoked tobacco, and a liquid rock-like sense of minerality. This dense, almost broodingly backward, concentrated Saint-Julien has flawless balance, a remarkable sense of purity, masses of tannins, and one hell of a great finish. Seemingly almost from a more austere year (say 2000 or 2010), it's not going to hit maturity for at least a decade and should cruise in cold cellars for 20-30 years. It's a brilliant wine! (3/2021) ジェームスサックリング:95 ポイントWednesday, March 3, 2021 Aromas of currants, blackberries, dried flowers, dark chocolate and tobacco leaves. Citrus zest, too. It’s full-bodied with firm, ultra fine tannins. Complex and layered with a juicy core of ripe fruit. Silky and delicious. Very creamy and fine-tannined. Better from 2025Chateau Gruaud Larose / シャトー・グリュオー・ラローズグリュオー・ラローズのラベルには、「王のワイン、ワインの王」と記されている。 1778 年に死去した初代オーナー、グリュオーの娘婿であり、シャトーを引き継いだジョセフ・セバスチャン・ド・ラ・ローズに由来する言葉だ。 社交界で華やかに活躍した彼は、各国の宮廷や貴族たちの間で、このワインの人気を高めたからだ。 サン・ジュリアンの内陸にあるグリュオー・ラローズ。 よく言われる定式どおり、内陸のワインは肉厚な力強さを示す。 とはいえ、それはサンジュリアンの枠組みの中で相対的な力強さであり、ボルドー全体を見渡せば、中庸と言うに相応しい安定感が特徴となる。 グリュオー・ラローズは1855年以前の格付けにおいても、レオヴィルとローザンに並んで不動の二級の地位を保持したが、その並はずれた安定性が理由ではないだろうか。 『ワイナート19 号』 【クール配送】シャトー・グリュオー・ラローズ [2018]750ml 【2018ボルドー】 13,365 円
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グラーヴの格付けシャトーで、ロバート・パーカー氏も「スミス・オー・ラフィットはペサック・レオニャンの最上ワインの一つである」と賞賛しています。 豊かさと豪華さ、複雑さを備えた逸品。 シャトーの歴史は1365年、ボスク家がこの地でブドウ栽培を始めたことに遡ります。 その後18世紀に、現在のシャトー名の由来となるスコットマン・ジョージ・スミス氏がシャトーを購入します。 1842年、当時のボルドー市長であるDubergier氏がシャトーを引き継ぎ、偉大な格付けワインにふさわしいレベルまでワインの品質を高めました。 1958年には、スミス・オー・ラフィットの素晴らしい品質に魅了されたルイ・エシェノエール社がシャトーオーナーとなります。 そして1990年、シャトーにとっての革命期が訪れます。 この年、スミス・オー・ラフィットのワインに魅せられた現オーナー、ダニエル・カティアール氏の手にワイナリー経営は委ねられます。 彼は、最先端のワイン醸造技術と伝統的な手法を融合させた新しいスタイル「有機肥料、環境保全型のワイン造り、小さい木製の発酵タンク、澱引きをしないで樽で寝かせる」等を確立させました。 カティアール家が所有して以来、品質に対する並ならぬこだわりで評価が急上昇しているシャトー。 優雅さと豊かさが調和した見事なワインを生み出しています。 CHATEAU SMITH HAUT LAFITTE GRAND CRU CLASSE PESSAC LEOGNAN シャトー・スミス・オー・ラフィット ルージュ 生産地:フランス ボルドー ペサック・レオニャン 原産地呼称:AOC. PESSAC LEOGNAN ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:97+ ポイント Rating 97+ Release Price NA Drink Date 2024 - 2057 Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 17th Mar 2020 Source March 2020 Week 3, The Wine Advocate Medium to deep garnet-purple colored, the 2017 Smith Haut Lafitte charges out of the gate with bold expressions of warm redcurrants, baked blackberries and creme de cassis with hints of spice cake, dried roses, underbrush and pencil lead plus a waft of candied violets. Medium to full-bodied, the palate has a fantastic core of densely packed red and black fruits, framed by wonderfully ripe, rounded tannins and seamless freshness, finishing long and perfumed. ジェームス・サックリング:97 ポイント Sunday, December 20, 2020 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2017 Score 97 Wonderful depth of fruit here with blackberries, wet earth, mushrooms, dark chocolate and violets. Full-bodied, tight and poised with polished and compressed tannins. Consistent finish. Linear and focused. A blend of 60% cabernet sauvignon, 35% merlot, 4% cabernet franc and 1% petit verdot. Drinkable now, but better in 2022. VINOUS:97 ポイント 97pts Drinking Window 2025 - 2037 From: 2017 Bordeaux - Mirror, Mirror on The Wall… (Mar 2020) The 2017 Smith Haut Lafitte is fantastic. Rich, sumptuous and opulent, the 2017 dazzles with total class. Inky blue and purplish fruit, chocolate, licorice, menthol, sage and lavender infuse the 2017 with striking layers of depth and complexity. A wine of tremendous character and balance, the 2017 is flat-out gorgeous and very clearly one of the wines of the year. - By Antonio Galloni on December 2019Ch. Smith Haut Lafitte / スミス・オー・ラフィット 時代をリードするグラーヴ格付シャトー! 最新設備、最高の醸造スタッフ、そして世界トップクラスの環境保全型ワイナリーに世界中が大注目。 シャトーの歴史は1365年、ボスク家がこの地でブドウ栽培を始めたことに遡ります。 その後18世紀に、現在のシャトー名の由来となるスコットマン・ジョージ・スミス氏がシャトーを購入します。 1842年、当時のボルドー市長であるDubergier氏がシャトーを引き継ぎ、偉大な格付けワインにふさわしいレベルまでワインの品質を高めました。 1958年には、スミス・オー・ラフィットの素晴らしい品質に魅了されたルイ・エシェノエール社がシャトーオーナーとなります。 そして1990年、シャトーにとっての革命期が訪れます。 この年、スミス・オー・ラフィットのワインに魅せられた現オーナー、ダニエル・カティアール氏の手にワイナリー経営は委ねられます。 彼は、最先端のワイン醸造技術と伝統的な手法を融合させた新しいスタイル(有機肥料、環境保全型のワイン造り、小さい木製の発酵タンク、澱引きをしないで樽で寝かせる、等)を確立させ、名実ともにボルドートップクラスのワイナリーへと昇格したのです。 シャトー・スミス・オー・ラフィットの強みの1つに、自社で樽工房を持っていることが挙げられます。 自社で樽工房を持つシャトーは本当にごく僅かで、スミス・オー・ラフィット以外ではラフィット・ロートシルト、ペトリュス、マルゴーなどの超がつく一流シャトーしか工房を持っていません。 スミス・オー・ラフィットでは93年からダニエル自らオークを選定し、95年から自社樽を造っています。 ワイナリーでは、環境と場所に配慮した農法を心掛けています。 テロワールを感じられるワインで、ブドウの樹は土とうまく共存させなければなりません。 「昔ながらの農法」、伝統として受け継いできた、昔の手作業での農法で人の手、動物を使った耕作や、堆肥の使用などの原点回帰で、いわば有機栽培になるということですね。 それに加えて、現代のテクノロジーである、ドローンによる畑の撮影、衛星による調査、光学式選果機を使用したブドウの選別など、伝統と技術を融合させたワイン造りを行っています。 1990年にシャトーを購入した当時から除草剤の使用は中止、機械収穫の停止、また化学薬品の使用をやめ、1996年からはビオディナミ農法も取り入れています。 さらに、2019年には有機認証を取得しました。 シャトー内に樽製造所を所有し、最新設備、最高の醸造スタッフ、そして世界トップクラスの環境保全型ワイナリーを持つシャトーだからこそ、ブドウの出来によってヴィンテージごとにトーストの度合いを変えるなど、他のシャトーよりもさらに細かいケアを行えることで完成度の高い味わいを実現しています。 造られるワインは赤、白とも果実味豊かでエレガントな味わいで定評がある、時代をリードするグラーヴ格付シャトーです。
【クール配送】シャトー・スミス・オー・ラフィット [2017]750ml 【2017ボルドー】 16,720 円
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コート・ブロンドはロスタン氏が一番お気に入りのキュヴェ。 毎年造られることもない上に、造られたとしても、生産量はごく僅かという超稀少品! ルネ・ロスタン氏の親族はフランス革命以前からアンピュイ村でワインを造ってきた。 1971年に自らのドメーヌを設立して以来、今やコート・ロティの伝説的醸造家である叔父マリウス・ジャンタと義理父アルベール・デルヴュー両氏の畑を相続・継承したことによりコート・ロティ中で最上のテロワールを誇る畑とヴィエイユ・ヴィーニュを手に入れる。 コート・ブロンドはロスタン氏が一番お気に入りのキュヴェ。 完璧主義者であるロスタン氏は、自分が納得のいかないヴィンテージには、コート・ブロンドのブドウを、通常キュヴェの「コート・ロティ」に混ぜてしまうそう。 つまり、コート・ブロンドは毎年造られることもない上に、造られたとしても、生産量はごく僅かという超稀少品。 ■テクニカル情報■ 品種:シラー(95%)、ヴィオニエ(5%) 現在3種手掛けるコート・ロティの醸造・熟成は全て同様に行われ、味わいの違いはテロワールのみに由来するということです。 水平式のロータリー・ファーメンターで醸しと発酵を行い24ヶ月の樽熟成。 樽は228Lのバリックと600Lのデュミ・ミュイを併用し、年々新樽の使用を控えており、基本的にノン・フィルターで瓶詰め。 DOMAINE RENE ROSTAING COTE ROTIE COTE BLONDE ドメーヌ・ルネ・ロスタン コート・ロティ コート・ブロンド 生産地:フランス ローヌ 北ローヌ 原産地呼称:AOC. COTE ROTIE ぶどう品種:シラー95%、ヴィオニエ5% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:(97-99) ポイント Rating (97-99) Release Price NA Drink Date 2025 - 2045 Reviewed by Joe Czerwinski Issue Date 20th Dec 2019 Source December 2019 Week 3, The Wine Advocate The most tannic of the "big three" bottlings this year, the 2018 Cote Rotie la Cote Blonde features elegant hints of mixed herbs entwined around bold boysenberry fruit. It's medium to full-bodied, with plentiful fine-grained tannins that firm up on the long finish. Embryonic, but oh so promising, it should blossom in another five years or so. Young Pierre Rostaing has been on a roll, making some of the best wines in Cote Rotie from his family's choice parcels in La Landonne, La Cote Blonde and Cote Brune. It's my impression that the quality of the blended Ampodium is also reaching new heights, although it cannot compete with the near perfection achieved by the single-vineyard wines. In 2018, Rostaing explained: The months of May and June were wet, but there was enough time between the rain events to allow effective treatments. Come the first week of harvest, given the high temperatures on September 2 (30 degrees to 35 degrees Celsius), Rostaing said that by September 5, the team recognized that they needed to get the grapes into the winery as quickly as possible. The 2018s, said Rostaing, are "rich, aromatic and expressive." The (mostly) bottled 2017s come across as more tannic and muscular than the 2016s, a difference Rostaing attributes to yields that were about 15% to 20% lower than the preceding vintage. The top wines should easily last for two decades. Finally, don't neglect the IGP and Languedoc offerings being made by Rostaing. Sure, by comparison to the family's top offerings from Cote Rotie, they're mere teases, but they're tasty, fun-to-drink wines that typically sell for realistic prices. Jeb Dunnuck:(97-99) ポイント (12/2019)A wine that’s going to push the upper limits of my scale, the 2018 Cote Rotie Cote Blonde has a wonderful sense of opulence and elegance paired with huge minerality and power. Giving up primordial notes of perfectly ripe currants, new saddle leather, spice, and wildflowers, it has a magical texture, huge richness and depth, loads of tannins, and a huge finish. It made my pulse jump. VINOUS:97 ポイント 97pts From: Never a Dull Vintage in the Northern Rhone (Dec 2022) Deep, glistening ruby. Intensely perfumed, sharply delineated red and blue fruits, incense, candied violet and Moroccan spices on the seductively perfumed nose. Stains the palate with juicy, mineral-driven cherry, black raspberry and blueberry flavors, which are complemented by suggestions of olive paste, candied flowers and allspice. Shows superb focus and energy on the strikingly long finish, which features harmonious tannins and reverberating floral and mineral notes. All whole clusters. - By Josh Raynolds on December 2022Domaine Rene Rostaing / ドメーヌ・ルネ・ロスタン コート・ロティ最高峰のテロワールが生み出す優美で深みのあるシラー ルネ・ロスタンは、コート・ロティ最高峰の上質なブドウ畑を有するドメーヌの1つとして知られています。 ルネ・ロスタンが所有する畑の中で最も有名で重要な区画の殆どは、アルベール・デルヴューの娘との結婚によってもたらされたもので、婚姻から数年後には、ジャンタ・デルヴューが所有していた畑を全て手中に収めました。 現在、自社畑の総面積は8ヘクタールほどで、3種類のコート・ロティ(コート・ブロンド、ラ・ランドンヌ、アンポディウム)と生産量の少ない稀少なコンドリューを生産しています。 ルネ・ロスタンの醸造哲学は、ヴィンテージごとの特性に合わせてワイン造りをカスタマイズすることで、その年々の自然がもたらすメリットを最大限に活かしています。 このため、除梗の割合はヴィンテージやキュヴェごとに異なります。 マセラシオンはステンレスタンクで4週間。 熟成は、228Lのブルゴーニュの樽と600Lのドゥミ・ミュイを使用(新樽率:約1/3)。 2年間の樽熟成を経て軽くろ過・清澄して瓶詰します。 2015年からは、息子のピエールに世代交代し、そのワインは、今やコート・ロティ最高峰のワインの1つとして不動の評価を得ています。
【クール配送】ドメーヌ・ルネ・ロスタン コート・ロティ コート・ブロンド [2018]750ml (赤ワイン) 26,400 円
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オーストラリアワイン界最高峰のシラーズの造り手! バロッサの異端児ダン・スタンディッシュ! バロッサの土地でも極めて樹齢の高い古木 (100年?160年)に灌漑は一切行わず、1エーカーあたり約0.5トンと低収量から生まれるシラーズは旨みや 凝縮感を最大限に表現したアプローチ。 彼が造り上げる唯一無二のワインはすべて卓越した品質のシラーズのみでリリースと同時に世界中で彼のワインは引く手あまたとなり入手が最も困難。 ラベルやコルクの細部までに Best of Best of Best を尽くした極上のシラーズをお楽しみください。 樹齢114年のブドウから生まれるレリックはバロッサヴァレーのクロンドルフ地区のシングルヴィンヤードからすべて手摘みで収穫されます。 土壌は石灰やクォーツ交じりの粘土質ローム。 ブルーベリーやスミレ、プラムなどの華やかなアロマが広がり魅惑的な美しさがあります。 ミネラルのある酸とまろやかなタンニンが溶け込み非常に長い余韻へと続いて行きます。 力強さの中にもエレガンスを秘め、そして長期熟成に耐え得るコート・ロティスタイル。 シラーズ98%、ヴィオニエ2%。 Standish The Relic スタンディッシュ ザ・レリック シラーズ 生産地:オーストラリア 南オーストラリア州 バロッサヴァレー 原産地呼称:GI. BAROSSA VALLEY ぶどう品種:シラーズ98%、ヴィオニエ2% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:(96-99) ポイント Rating (96-99) Release Price NA Drink Date 2020 - 2040 Reviewed by Joe Czerwinski Issue Date 28th Nov 2019 Source End of November 2019, The Wine Advocate Despite being only 2% Viognier, in its current state, Standish's 2018 The Relic Shiraz-Viognier shows prominent notes of stone fruit and spice, plus the blackberries and blueberries of the Shiraz. Full-bodied, lush and creamy-textured, with a long, silky finish, this beauty should drink well for a couple of decades after its release next year. After reviewing the stunning 2016s last year, I was excited to try the 2017s and 2018s at Dan Standish's small winery. The 2017 vintage, said Dan, was his biggest ever, yet he bottled the least wine. "With its long, slow, even ripening, it's probably the ideal vintage to show the different [Barossa] subregions," he said. Each of the named wines comes from a specific vineyard in a different part of Barossa. The Relic comes from Krondorf, Schubert Theorem from Marananga, The Standish from Greenock, Lamella from Eden Valley and Andelmonde from Light Pass. Generally, the wines see about 20% new oak (all French), with the proportion of whole clusters varying, depending on the vintage and the vineyard. Also depending on the vintage, Standish bottles all, some or none of the wines, with any barrels that don't make the cut being sold in bulk. After his blockbuster 2016s, the 2017s come across as slightly less complete yet still delicious, while the 2018s-"a typical Barossa vintage," according to Standish-look extremely promising. ジェームス・サックリング:95 ポイント Friday, September 11, 2020 CountryAustralia RegionSouth Australia Vintage2018 Score 95 From an east-facing slope with ridges of quartz, offering very attractive blackberries and plums and some dark violet florals, too. This has a really expressive feel. The palate has plush, fleshy, deep-set fruit flavors and a gently spicy thread. Deep black-fruit finish with rich dark plums and blackberries. Smooth, plush tannin. Full-bodied, but approachable. A 2% co-ferment of viognier. Long, blackberry finish. Drink or hold.Standish / スタンディッシュオーストラリアワイン界最高峰のシラーズの造り手!バロッサの異端児ダン・スタンディッシュ!バロッサヴァレーの異端児とも呼ばれているワインメーカーのダン・スタンディッシュ。 バロッサヴァレーの土地の個性を表わす伝統的な「妥協のない」ワイン造りが彼の考え方。 元々はケミカルエンジニアだったダンは独自にワイン造りへの情熱を育み、ワイン作り造りに専念することを決めナパやソノマ、リオハ、そしてローヌでヴィンテージを重ね、バロッサヴァレーのトレブルックでチーフワインメーカーとして経験を積み、1999年に彼の両親から樹齢96年(中には100年?160年の古樹も!)の古木を譲り受けたところから自身のワイン造りがスタートします。 「畑の個性を大切にしたい」と話すダンはバロッサヴァレーにあるマラナンガ、クロンドルフ、グレノックの3つ異なる土壌の地域に自社畑を所有しております。 夏はドライで暑いバロッサヴァレーでは灌漑を行う必要性がある中、彼の畑では灌漑を一切行いません。 1エーカーあたり約0.5トンと超低収量から生まれるシラーズには凝縮感と旨みが溢れています。 また、同じ畑でもブドウの成熟度合いによって収穫のタイミングを分け、小さなロットでそれぞれ発酵を行います。 オーガニック農法で育てられたブドウは全て手摘み。 そして野生酵母の力で発酵、ブドウのポテンシャルを信じたナチュラルなプロセスを踏むワインメーキング。 彼が造り上げる唯一無二のシラーズはすべて卓越した品質のシラーズのみでリリースと同時に世界中で彼のワインは引く手あまたとなり入手が最も困難。 ラベルやコルクの細部までにBest of Best of Bestを尽くした極上のシラーズをお楽しみください。 年間生産量800ケースの極少量生産。
【クール配送】スタンディッシュ ザ・レリック シラーズ [2018]750ml (赤ワイン) 20,240 円
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バックヴィンテージ入荷しました! モレ・サン・ドニを本拠とするユベール・リニエの、看板とも言えるグラン・クリュ「クロ・ド・ラ・ロッシュ」! ユベール・リニエの歴史は1880年にジャック・リニエがブドウ栽培を開始したことから始まります。 1970年代にユベール・リニエがブドウ栽培農家からドメーヌへと事業を拡大し、瞬く間に入手困難なブランドとしての地位を確立しました。 1990年代に末息子のロマンがドメーヌのワイン造りを受け継ぎました。 肉厚で凝縮感のある力強いスタイルを持つユベールのワインに、エレガンスとバランスの良さを付け加えたロマンのワインは大成功を収め、従来のスタイルを支持していたアメリカ市場だけでなく、世界中から新たなファンを獲得しました。 「クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ」は、石灰岩の露出が目立つ畑であることから、「岩」を意味するロッシュという名がつけられています。 生み出されるワインは、豊富なミネラル感と、香りに含まれるわずかな野性的なニュアンスが特徴。 モレ・サン・ドニ村のグラン・クリュの中でも最も長命です。 様々なミネラル化合物のため、色調は濃く、タンニンは濃縮され絹のよう。 長期熟成のためにつくられた素晴らしいワイン。 ■テクニカル情報■ 品種:ピノ・ノワール100% 樹齢 35-45年 畑面積:モン・リュイザン0.72ha、フルルミエール0.28ha 土壌:白い石灰岩、粘土、マールがジュラ中期の「ダレ・ナクレ(真珠のような色艶を持つ板石)」の上に広がる。 多様なミネラル成分を含む土壌が、薫り高く、重厚で複雑味のある長期熟成型のワインを生む。 醸造:ホールバンチ果汁1/3使用、新樽率30% DOMAINE HUBERT LIGNIER Clos de la Roche Grand Cru ドメーヌ・ユベール・リニエ クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ 原産地呼称:AOC. CLOS DE LA ROCHE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ VINOUS:97ポイント(2022年のブラインドテイスティングにて大幅に上方修正) From: Dealing with the New Paradigm: Burgundy 2018 (Nov 2022)Drinking Window 2026 - 2060 The 2018 Clos de la Roche Grand Cru is beguiling and pure on the nose with perfumed red cherries, raspberry and cranberry - blossoming with aeration. The palate is everything that you really wish for in a Clos de la Roche: impressive structure, multi-layered red fruit, mineralit? that belies the warmth of the summer and a compelling fresh and sapid finish that urges you back to the glass. What a brilliant wine. Tasted blind at the Burgfest 2018 red tasting.By Neal Martin on November 2022 ワインアドヴォケイト:95+ ポイント Rating 95+ Release Price NA Drink Date 2033 - 2070 Reviewed by William Kelley Issue Date 15th Jan 2021 Source January 2021 Week 2, The Wine Advocate Revisited in bottle, Lignier's 2018 Clos de la Roche Grand Cru lives up to its fine performance in barrel, wafting from the glass with aromas of dark berries, cherries and orange rind mingled with truffle, espresso roast, loamy soil and dark chocolate. Full-bodied, concentrated and seamless, it's layered and vibrant, with a deep core of pure fruit that largely conceals impressive reserves of fine, powdery tannins. Concluding with a long and saline finish, it will merit and reward at least a dozen years' patience, likely hitting its stride around age 20. ジャスパー・モリス:95-98 ポイント ★★★★★ Tasting Date : November 2019 Tasting Location : Burgundy Tasted By : Jasper Morris MW 2018, Clos de la Roche Grand Cru, Domaine Hubert Lignier 95-98 One third comes from the Fremieres sector and two thirds Monts Luisants. One third new barrel. Glowing purple of medium density. This has a sensual core through the middle, with a brilliant balance between the dark cherry fruit and fine-grained tannins. Striking length as always, sweetly balanced. Tasted: November 2019.Hubert LIGNIER / ユベール・リニエ2014年に折半耕作解消。 ドメーヌの新時代が幕開けするドメーヌの将来を託されたロマン・リニエが2004年に他界して以降、老匠ユベール・リニエが引退を撤回して奮起し、ビショで働いていたもうひとりの息子ローランもドメーヌに戻り、ドメーヌ・ユベール・リニエの新時代が始まろうとしている。 ロマン亡き後、未亡人でアメリカ出身のケレンが、ドメーヌの畑を折半耕作し始めたためユベール・リニエ本人は収穫の3分の1しか受け取れず、買いブドウによるネゴシアン・ビジネスも平行させることで需要に応えるしか手だてがなかった。 この折半耕作の契約も2014年には解消される見通しである。 かつてはリッチで凝縮感が高く、新樽の香りも強かったユベール・リニエのワインだが、故ロマンがスタイルを微調整し、バランスのよいものに仕上げてからというもの、昔のユベール・リニエを支持していたアメリカ市場だけでなく、世界的に高い評価を受けるようになっていた。 ロマンが他界し、ユベールが現場に返り咲いてもスタイルを過去に戻すことはせず、バランス重視の姿勢を堅持しているのは、あまりに早くこの世を去った息子へのオマージュだろう。 特級クロ・ド・ラ・ロッシュとジュヴレ・シャンベルタン1級のオー・コンボットの一部はすでに返還され、栽培から本家の手によって造られるようになっている。 またポマールやニュイ・サン・ジョルジュに新しい畑を手に入れ、ポートフォリオは充実中。 これに折半耕作中の畑が戻れば、ドメーヌ・ユベール・リニエの完全復活となる。 その日がじつに待ち遠しい。
【クール配送】ドメーヌ・ユベール・リニエ クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ [2018]750ml 56,100 円
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【限定品】ヴェリテの2017VT全3アイテムを 専用木箱入りでアソートセットにした、2017コレクション! ヴェリテは、ケンダル・ジャクソンの創設者ジェス・ジャクソン・ファミリーが所有するワイナリーです。 ジェス・ジャクソン氏が、ボルドーの最高級のワインに比肩できる素晴らしいワインを!と、ボルドー左岸スタイルの「La Joie」、右岸・ポムロールスタイルの「La Muse」、サンテミリオンスタイルの「Le Desir」の3種のワインだけを生産しています。 年産量も非常に少なく、お目に掛かることは難しい極めて入手困難な超カルトワインです。 ■セット内容■ ヴェリテ ル・デジール [2017]750ml ヴェリテ ラ・ミュゼ [2017]750ml ヴェリテ ラ・ジョワ [2017]750ml ■ヴェリテ ラ・ミューズ 2017■ 『詩の女神』という名を冠したラ・ミューズは、しなやかな果実味とスパイス、絶妙なバランスと素晴らしく長い余韻を特徴とするメルロ・ベースのワインで、ポムロールのワインを彷彿とさせる味わいは、ソノマで最高のテロワールが育む果実の品質が世界最高クラスにあることを証明しています。 (Alc14.2% 熟成期間:新樽のフレンチオークで17ヶ月) ワインアドヴォケイト:99ポイント 「この年のマルベックは実に見事な出来で、通常この品種をブレンドしてワインにスパイシーさを与えている。 しかし、この年はブレンドする必要がなかった。 アルコール分は僅か14.2%だが、マルベックを必要としないほどのエネルギーとミネラル感を呈している。 少なくとも40年は熟成が効くだろう。 今までに手掛けたラ・ミューズの中で最高傑作と言える」。 (醸造責任者ピエール・セイヤンこの年初めてメルロ100%で造られた2017年のラ・ミューズは、中程度からやや深みのあるガーネットパープルを呈している。 グラスの中からブラックラズベリーやブラックフォレストケーキ、ボイゼンベリーやシナモントーストの官能的な香りが広がり、ガリーグや林床、牛肉の汁やクローブオイルのニュアンスが後に続く。 味わいはミディアム?フルボディで、豊かな果実味に満ち、黒果実のジャムやエキゾチックなスパイスの重層的な風味が口中でゆっくりと存在感を増してゆく。 非常によく熟れた丸みのあるタンニンと途切れなく続く滑らかでフレッシュな酸がワインの味わいに骨格を与え、香り豊かで余韻の長い後味を生む。 従来のヴィンテージに比べると、ひときわ異彩を放つスタイルだが、依然としてうっとりするような濃厚な味わいを呈している。 従来よりも重量感は控えめで軽快な印象を受ける。 生産量2,500ケース。 《飲み頃20242050年|2020/5/30掲載》 ■ヴェリテ ラ・ジョワ 2017■ 『歓喜』という言葉を意味するラ・ジョワは、偉大なポイヤックの赤ワインにインスピレーションを受けて生み出されたワインで、ソノマのカベルネ・ソーヴィニヨンが持つ骨格の良いストラクチャー、深み、力強さを引き出した贅沢でジューシーなテクスチャーを特徴とする赤ワインです。 (Alc14% 熟成期間:新樽のフレンチオークで17ヶ月) ワインアドヴォケイト:98ポイント 「2017年のカベルネ・フランは、実に感動的な仕上がりで、例年よりもブレンド比率を少し多くしている」。 (醸造責任者ピエール・セイヤン)2017年のラ・ジョワは、非常に深みのあるガーネットパープルの色合いを呈している。 開栓したてはやや閉じ気味で、黒スグリのコーディアルやエスプレッソ、木炭や黒トリュフの香りがほんの微かに感じられる。 香りが開いてくると、黒果実や青果実のジャムや、土埃の舞う乾いた大地、砕いた岩石や鉄鉱石、仄かなバラの花の香りがフワリと広がる。 さながらレンガ造りの家のように堅牢なミディアム?フルボディで、引き締まった粒子の粗いタンニンと生き生きした骨格の良い酸が筋骨隆々とした男性的な果実味をしっかりと下支えしている。 後味は非常に余韻が長くミネラリー。 アルコール分は僅か13.9%(ラベルには14%と表記で、非常にエレガントなスタイルに仕上がっているが、それでもなお強いインパクトを持つラ・ジョワ。 生産量2,500ケース。 《飲み頃20242050年|2020/5/30掲載》 ■ヴェリテ ル・デジール 2017■ 『欲望』という名のル・デジールは、カベルネ・フラン主体で、凝縮感のある果実味にエキゾチックなスパイス、芳醇なアロマにスエード革を思わせる贅沢なテクスチャーが感じられます。 (Alc13.9% 熟成期間:新樽のフレンチオークで17ヶ月) ワインアドヴォケイト:98ポイント 2017年のカベルネ・フランは、円熟した果実の味わいが実に印象深い。 その秘訣についてピエール・セイヤンの次期後継者である娘のエレーヌが次のように語ってくれた。 「カベルネ・フランは、他の品種よりも数多くのサンプルを造っている。 熟し方が均一でないブドウは全て取り除き、葉は果実の成熟に必要なので、摘み取り過ぎないようにしている」2017年ル・デジールの外観は、中程度からやや深みのあるガーネットパープル。 グラスの中から颯爽と香り立つアロマは、純血のサラブレッドさながらのエレガンスと緻密さの全てを備え、キルシュやポットポプリ、温かいプラムや野生のブルーベリーの香りにチョコレートの箱やカルダモン、スターアニスのニュアンスが仄かに感じられる。 ミディアムボディの味わい(アルコール分僅か13.9%)は、パワフルな力強さと見事なエレガンスを兼ね備えている。 非常にきめ細やかで引き締まった極めて円熟感のあるタンニンと太みのあるフレッシュな酸が赤果実や青果実の重層的な果実味をしっかりと支え、驚くほどに余韻が長く深みのある後味を生む。 生産量2,500ケース。 《飲み頃20242044年|2020/5/30掲載》Verite / ヴェリテ ボルドーのグランヴァンを超越するソノマ最高峰のワイン ヴェリテは、ジャクソン・ファミリーの創始者ジェス・ジャクソンが「カリフォルニア最高のテロワールからボルドーを超えるワインを造りたい」との思いでボルドー出身の醸造家ピエール・セイヤンを招聘し、1998年にソノマ・カウンティに設立したワイナリーです。 セイヤン氏はガスコーニュでワイン造りを学び、その後20年以上もロワールやボルドーの様々なシャトーで経験を積んだベテラン。 その中で、ごく一部の限られた区画=ミクロ・クリュで造る最上級のワインを造ることに興味を持ったと言います。 フランスで行われたイベントで出会ったジャクソン氏とセイヤン氏は、「カリフォルニアの最高のテロワールで、ボルドーを凌駕するワインを作りたい」という夢を実現するため理想的な土地を模索し、ようやくアレキサンダー・ヴァレーの地を探しあてました。 その時、ジャクソン氏の「ここでペトリュスのようなワインを造れるか?」という問いに対し、セイヤン氏は「もっとすごいものが出来る」と答えたとか。 その言葉通り、ポムロル、ポイヤック、サン・テミリオンなどボルドーの銘醸地のスタイルを元にしたボルドーブレンドで、ボルドー最高峰のワインをも凌駕する高評価のワインを造っています。 カベルネ・ソーヴィニヨン主体のラ・ジョワ、メルロ主体のラ・ミューズ、カベルネ・フラン主体のル・デジールの3つのワインを造り、2001年のラ・ミューズがソノマで初めてパーカーポイント100点を獲得したことを皮切りに、2007年は3種類ともに100点満点を叩き出して以来、10回以上にわたりパーカーの満点評価を得ています。 フランス語で「真実」という意味を持つヴェリテは、旧世界で培われた洗練されたワイン造りの技術と新世界最高のテロワールの個性を掛け合わせて生まれたワインです。 ブドウを収穫区画ごとに個別醸造してブレンドすることで、テロワールの個性を余すところなく引き出し、それぞれの品種、気候、土壌が持つ多彩な味わいを絶妙なバランスで引き立たせています。 「ケンダル・ジャクソンのブティック・ワイナリーの中でもひときわ異彩を放つこのワイナリーは、98年の創業以来フル回転を続け、その勢いは衰えを見せない。 ボルドー出身のピエール・セイヤンがアレクサンダー・ヴァレー、チョーク・ヒル、ナイツ・ヴァレーから毎年最高の果実を選び抜く。 これがヴェリテのワイン作りの要であり、ボルドーワインにインスピレーションを受けた3つのキュヴェ―ポムロールを意識したラ・ミューズは、メルロが主体、メドック風のスタイルを持つラ・ジョワは、カベルネ・ソーヴィニヨン主体、サン・テミリオンを意識したル・デジールは、カベルネ・フランを主体とする。 ブレンド比率はヴィンテージにより異なるが、この3品種が各々のキュヴェの個性を力強く特徴付けている。 醸造家ピエール・セイヤンに今一度賞賛の意を表する。 」― ロバート・パーカー Jr.(ワインアドヴォケート227号2016年10月掲載) 【クール配送】ヴェリテ 2017コレクション 3本木箱入アソートセット 176,000 円
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イタリアワインの王者バローロの頂点と讃えられる名畑ブリッコ・ロッケからの世界的な名品。 芳醇、優雅、厳粛、華麗...赤ワインに求められるすべての美質を一瓶に凝縮したような見事な味わいです。 チェレットは、バローロ、バルバレスコ地区に多くの畑を所有。 1939年、リッカルド チェレットがワイナリーの基礎を築き、現在は3世代目。 ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリー。 「ブリッコ・ロッケ」は、チェレットの単独所有畑。 所有面積は1.46ha。 ステンレスタンクで発酵、300Lのフレンチオーク樽で9ヶ月、オーストリア製の大樽で18ヶ月熟成。 瓶熟12ヶ月。 平均樹齢は約30年。 ファーストヴィンテージは1982年。 調和したデリケートなエレガントさと力強い凝縮感の両方を兼ね備えたワイン。 若さからくる花のアロマがチョコレートやトリュフ、スパイスの香りへと変化していきます。 CERETTO BAROLO BRICCO ROCCHE チェレット バローロ ブリッコ・ロッケ 生産地:イタリア ピエモンテ バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:98+ ポイント ating 98+ Release Price $300 Drink Date 2025 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 24th Jul 2020 Source July 2020 Week 3, The Wine Advocate These back-to-back vintages, 2015 and 2016, deliver knockout performances. The Ceretto 2016 Barolo Bricco Rocche has always been one of the benchmark wines in this revered portfolio. It offers a lovely bouquet that explores some of the more nuanced sides of Nebbiolo that veer into the realms of rose, ash, tar and smoke. These pretty little details frame a solid core of berry fruit, cassis and dried cherry. One of the most distinctive aspects of this wine is the mouthfeel, which manages to impart its power and length without subtracting from its profound elegance. Fruit comes from a 1.5-hectare site owned by the Ceretto family, with sandstone soils at 350 to 370 meters above sea level. This is a Barolo to remember-and save in your cellar. Roberta Ceretto and her family report that all the estate vineyards, since 2015, are farmed according to biodynamic and organic practices. This group of wines includes the second vintage Ceretto's newest addition, the Barolo Bussia, with fruit from a tiny parcel in Bussia Soprana measuring less than one hectare. The excellent vineyard holdings of the winery now include Bricco Rocche in Castiglione Falletto, Cannubi San Lorenzo in Barolo, Brunate in La Morra, Prap? in Serralunga d'Alba and Bussia in Monforte d'Alba. ジェームス・サックリング:95 ポイント CERETTO BAROLO BRICCO ROCCHE 2016 Wednesday, August 5, 2020 CountryItaly RegionPiedmont Vintage2016 Score 95 This is an understated, subtle Barolo, framing rose-water, preserved lemons and orange peel, against a backdrop of fresh coriander and parsley. Medium-to full-bodied with finely grained tannins and driving acidity, which carries this long. Integrated, linear and polished. Drink from 2024. vinous:96+ ポイント 96+ pts Ceretto 2016 Barolo Bricco Rocche Castiglione Falletto, Piedmont Red wine from Italy Drinking window: 2024 - 2041 Ceretto's 2016 Bricco Roche is creamy, ample and wonderfully inviting, especially for a young wine. Silky tannins and plush fruit meld so well with the wine's mid-weight structure. Sweet rose petal, red berry, mint, blood orange and cedar are some of the many notes that open up with a bit of air. The 2016 captures all the elegance and finesse that are such signatures of this Castilgione Falletto site. Antonio Galloni. Tasting date: November 2019 ■「ブリッコ・ロッケ」の区画■Ceretto / チェレット伝統とスタイリッシュの共存1930年代にリッカルド チェレット氏がアルバ地区にワイン醸造所を創立したことが始まり。 1960年代にリッカルド氏の息子であり現在の経営者であるブルーノ チェレット氏とマルチェロ チェレット氏が経営を引き継ぎ、「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するために、バローロやバルバレスコを造るためのブドウのサンプルを取り寄せて研究。 良いブドウが栽培できる畑を次々と購入し、その場所に醸造所も建設していきました。 その結果、彼らは父から引き継いだ小さなワイナリーを数十年でバローロ、バルバレスコの最高の造り手の一つという地位に引き上げました。 現在は彼らの子供たちが経営・ワイン造りの中心となり、チェレットの更なる向上のために活躍しています。 小さなブドウ栽培家でしたが、ブルーノ氏とマルチェロ氏が厳選した畑を買い進め、バローロ約20ha、バルバレスコ約10haを始め、約150ha所有しています。 チェレットが畑を所有する地区は急な斜面が多いため、栽培・収穫において人の手での作業が多く行われています。 チェレットが所有する中で最上の畑であるブリッコ ロッケ畑は山頂にあるため特に急斜面で、水はけが良く、セッラルンガとラ モッラエリア両方のテロワールを有した好立地にあります。 2011年からはこのブリッコ ロッケ畑でビオディナミを導入しています。 各銘醸地の個性を表現するために、4つの醸造所を所有しています。 「ブリッコ ロッケ醸造所」ブリッコ ロッケ畑の中にあり、ブリッコ ロッケ、ブルナーテ、プラポ、カンヌビと4種のクリュ バローロを醸造しています。 「ブリッコ アジリ醸造所」1973年に建設され、当時はあまり使われていなかったステンレスタンクを導入した醸造所で、現在もアルコール発酵はステンレスタンクで行われています。 ブリッコ アジリ畑の中にあり、ブリッコ アジリ、ベルナドットと2種のクリュ バルバレスコを醸造しています。 「チェレット醸造所」最新の設備と大きな熟成庫を持つ近代的で最も大きな醸造所で、アルネイス、モンソルドなど、様々な品種のワインが造られています。 「サント ステファノ醸造所」は、共同経営でモスカート ダスティを醸造しています。 大きな醸造センターを持つのではなく、各畑の中に醸造所を持つことにより、伝統的な醸造方法と最新設備を用いた醸造方法をワインによって使い分けて行っています。
【クール配送】チェレット バローロ ブリッコ・ロッケ [2016]750ml 28,600 円
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フリーマーク・アビーのアイコン的単一畑シリーズ"ボッシェ・ヴィンヤード"! 1886年、ナパヴァレーで16番目に、そして初の女性ワイナリーオーナーのワイナリーとして設立。 ナパヴァレーのワイン産業発展に貢献 。 1976年パリスの審判出展に選出された12のアメリカのワイナリーのうちの1つであり、赤白ともに出展することのできた唯一のワイナリーでもあります。 アメリカの禁酒法時代を経た後に、南カリフォルニア出身の3人がオーナーとなり、この3人の名前をかけ合わせて「フリーマーク アビー」とワイナリー名を改名し再出発しました。 1967年には、7人の経営者たちによりワイナリーが購入され、今日シグネチャーともなるカベルネ ソーヴィニヨンをリリース。 2006年からジャクソン ファミリー ワインズが経営しています。 「ボッシェ カベルネ・ソーヴィニョン」は、5日間低温醸しの後、ステンレスタンクにて24-30度で10-28日間発酵。 フレンチオーク樽(新樽60%)で28ヶ月間熟成。 濃いルビー色の色調。 ボッシェのカベルネの特徴は甘いブラックチェリーのアロマ。 樽由来のスパイスと黒系果実のバランスの良さ。 しっかりとした香り、妖艶で柔らかく滑らか、そして深みのある味わい。 FREEMARK ABBEY BOSCHE CABERNET SAUVIGNON フリーマーク・アビー ボッシェ カベルネ・ソーヴィニョン 生産地:アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ナパ 原産地呼称:AVA. RUTHERFORD ぶどう品種:カベルネ ソーヴィニヨン90%、メルロ10% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワイン・アドヴォケイト:97 ポイント Rating 97 Release Price $154 Drink Date 2021 - 2049 Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 30th Oct 2018 Source Mid-October 2018 New Releases, The Wine Advocate Blended of 92% Cabernet Sauvignon and 8% Merlot, the 2015 Cabernet Sauvignon Bosche Vineyard has a deep garnet-purple color and is scented of earthy nuances of truffles, dusty soil and underbrush with a core of creme de cassis, black cherry compote and blueberry pie plus hints of camphor and scorched earth. Full, concentrated, rich and densely packed with loads of earth and black fruit layers, it has a firm, ripe, grainy frame and oodles of freshness, finishing long. 2,018 cases produced.FREEMARK ABBEY / フリーマーク・アビー ナパで16番目に設立されたワイナリーで、ナパのワイン産業発展に大きく貢献し続けてきたフリーマークアビー。 1976年パリスの審判では、唯一、赤ワイン白ワインともに出品しました。 1985年より携わっているワインメーカーのテッドはラザフォードのカベルネにこだわり、今なお貢献しています。 2006年ジャクソンファミリーワインズがワイナリーを購入。 フリーマークアビーが、テッドエドワーズを1985年からワインメーカーとして迎えられたことは幸運だった。 彼の創造力あふれるワイン造りと、彼のナパヴァレーの畑での経験の長さ特にラザフォードとが掛け合わさり、彼はこのエリアを導くワインメーカーとしてだけでなく、最も長くナパのカベルネにこだわるワインメーカーとして活躍してきた。 近年、ワインレビューオンラインで、ボッシェヴィンヤードカベルネソーヴィニヨン2013が100点を取り、テッドは2017年のワインメーカーオブザイヤーとして評価された。
【クール配送】フリーマーク・アビー ボッシェ カベルネ・ソーヴィニョン [2015]750ml 25,575 円
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フリーマーク・アビーのアイコン的単一畑シリーズ"シカモア・ヴィンヤード"! 1886年、ナパヴァレーで16番目に、そして初の女性ワイナリーオーナーのワイナリーとして設立。 ナパヴァレーのワイン産業発展に貢献 。 1976年パリスの審判出展に選出された12のアメリカのワイナリーのうちの1つであり、赤白ともに出展することのできた唯一のワイナリーでもあります。 アメリカの禁酒法時代を経た後に、南カリフォルニア出身の3人がオーナーとなり、この3人の名前をかけ合わせて「フリーマーク アビー」とワイナリー名を改名し再出発しました。 1967年には、7人の経営者たちによりワイナリーが購入され、今日シグネチャーともなるカベルネ ソーヴィニヨンをリリース。 2006年からジャクソン ファミリー ワインズが経営しています。 「シカモア・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニョン」は、24-31度で8-10日間発酵。 フレンチオーク(新樽65-70%)で24ヶ月熟成。 熟した黒カシスとブラックベリーのアロマ、森の中、ココア、深みのある黒系果実の香り。 樽由来のスパイス香がしっかりと感じられます。 フリーマーク・アビーのアイコン的単一畑シリーズ"シカモア・ヴィンヤード" ボッシェから南に約2Km、マヤカマスの向かいに位置する、より冷涼な約9.7haの畑。 ドライファーミングを実施し、ビオディナミ農法で農作業を行う。 豊かな粘土質ローム層土壌。 FREEMARK ABBEY SYCAMORE VINEYARD CABERNET SAUVIGNON フリーマーク・アビー シカモア・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニョン 生産地:アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ナパ 原産地呼称:AVA. RUTHERFORD ぶどう品種:カベルネ ソーヴィニヨン 88%、プティ・ヴェルド 4%、メルロ 4%、カベルネ・フラン 4% アルコール度数:14.5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワイン・アドヴォケイト:97+ ポイント Rating 97+ Release Price $154 Drink Date 2021 - 2052 Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 30th Oct 2018 Source Mid-October 2018 New Releases, The Wine Advocate A blend of 88.2% Cabernet Sauvignon, 4.4% Petit Verdot, 4.2% Cabernet Franc and 3.2% Merlot, the deep garnet-purple colored 2015 Cabernet Sauvignon Sycamore Vineyards comes skipping out of the glass with a spring it its step and singing notes of crushed blackcurrants, fresh blackberries and red and black plums with touches of underbrush, fungi, wild sage, chocolate mint and cigar boxes. Full-bodied and built like a brick house, it has a rock-solid frame of firm, grainy tannins and seamless freshness supporting the generous, crunchy fruit, finishing long with a touch of minerality. 2,101 cases produced.FREEMARK ABBEY / フリーマーク・アビー ナパで16番目に設立されたワイナリーで、ナパのワイン産業発展に大きく貢献し続けてきたフリーマークアビー。 1976年パリスの審判では、唯一、赤ワイン白ワインともに出品しました。 1985年より携わっているワインメーカーのテッドはラザフォードのカベルネにこだわり、今なお貢献しています。 2006年ジャクソンファミリーワインズがワイナリーを購入。 フリーマークアビーが、テッドエドワーズを1985年からワインメーカーとして迎えられたことは幸運だった。 彼の創造力あふれるワイン造りと、彼のナパヴァレーの畑での経験の長さ特にラザフォードとが掛け合わさり、彼はこのエリアを導くワインメーカーとしてだけでなく、最も長くナパのカベルネにこだわるワインメーカーとして活躍してきた。 近年、ワインレビューオンラインで、ボッシェヴィンヤードカベルネソーヴィニヨン2013が100点を取り、テッドは2017年のワインメーカーオブザイヤーとして評価された。
【クール配送】フリーマーク・アビー シカモア・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニョン [2015]750ml 25,575 円
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【正規代理店商品】 全ての点において素晴らしいポンソのクロ・ド・ラ・ロシュ! モレ・サン・ドニにおける新興の大ドメーヌがデュジャックなら、伝統的大ドメーヌはポンソであろう。 その歴史はデュジャックより100年も遡る。 2017年、モレ・サン・ドニ村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子ローラン・ポンソがドメーヌを去り、現在、ローランの妹ローズ・マリーが5代目の当主を務める。 ローズ・マリーは、1997年からドメーヌ参画している。 醸造に関しては支配人代理も務めるアレクサンドル・アベルが醸造責任者を務める。 ローラン・ポンソと同じ哲学をもち、スタイルに変化はない。 「クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、ポンソはクロ・ド・ラ・ロッシュ最大の所有者であり、リュー・ディ・クロ・ド・ラ・ロッシュの大部分を所有する。 つまりポンソのクロ・ド・ラ・ロッシュこそ真のクロ・ド・ラ・ロッシュということになる。 ポンソのワインはグラン・クリュであっても決して色調がくどくなく、しかし、力強さがみなぎっている。 長期熟成のポテンシャルは素晴らしく、熟成のピークを迎えたこのワインはまさに多面的な複雑さを見せる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、発酵(樽/タンク):木製桶、使用酵母:天然酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):0%、熟成期間:18ヶ月、所有面積:3.35ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、収穫方法:手摘み、農法:事実上、ビオロジック DOMAINE PONSOT Clos de la Roche Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes ドメーヌ・ポンソ クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ 原産地呼称:AOC. CLOS DE LA ROCHE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ワインアドヴォケイト:97 ポイント Drink Date 2026 - 2055 Reviewed by William Kelley Issue Date 1st Nov 2018 Source 239, The Wine Advocate The 2016 Clos de la Roche Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes is superb, bursting from the glass with aromas of juicy cherries, peonies, blood orange, licorice, raw cocoa and espresso roast. On the palate, it's full-bodied, deep and succulent, with a concentrated, layered mid-palate, satiny structuring tannins and vibrant underlying acidity, concluding with a long finish. Harvested on October 7 at a comparatively high yield by Ponsot's standards of 38 hectoliters per hectare, this year seems to have been perfectly adapted to Ponsot's style. Vibrant, elegant and expressive, the 2016 is quite different from the richer, more powerful 2015, but in the fullness of time, I wouldn't be surprised to see it surpassing its brawnier elder sibling.PONSOT / ドメーヌ・ポンソ事実上の酸化防止剤無添加を実践するモレを代表する伝統的大ドメーヌ。 モレ・サン・ドニにおける新興の大ドメーヌがデュジャックなら、伝統的大ドメーヌはポンソであろう。 その歴史はデュジャックより100年も遡る。 現当主はグランゼコールのHEC(高等商科大学校)を卒業したローラン・ポンソ。 モレ・サン・ドニ村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子である。 ポンソではブドウ栽培もワイン醸造も人の介入を可能な限り排除。 ビオロジックともビオディナミとも異なるアプローチの自然栽培をとる。 剪定をコルドン・ロワイヤにすることで樹勢を抑え、低収量を実現。 腐敗果が収穫箱の中に混ざるだけで健全果に影響を与えるとして、選果は必ずブドウ畑で行う。 手摘みは当然だが、摘んだ房はまず昔ながらの篭に入れ、それを最大17キロ入りの箱に移した後に醸造所へと運ぶ。 醸造所は4層構造のグラヴィティ・フローでポンプは一切使わない。 醸造に関しては「決まりのないことが決まり」とローラン。 ブドウの状態はヴィンテージによって異なるため、その年々に応じた対応をとる。 梗を残すか残さないか、ピジャージュの頻度はどうするか、そうしたことに一切決まりはない。 一方、発酵容器に使い古した木桶を使用し、熟成用の小樽も古樽(5-20年もの)、酸化防止剤である亜硫酸の使用は極力抑えるという原則は毎年一貫している。 亜硫酸はまだ発酵の始まらない破砕前に小量加えるものの、その後は窒素ガスや炭酸ガスなどの不活性ガスでワインを保護する。 瓶詰め時にさえ亜硫酸の添加はない。 クロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニ、モレ・サン・ドニ1級クロ・デ・モン・リュイザン・ブラン。 これらモレの珠玉のクリマがポンソを代表するワインだが、ここ10年の間にラインナップが大幅に増えた。 シャルム・シャンベルタン、クロ・ド・ヴージョ、コルトン・シャルルマーニュ、コルトン・ブレッサンド、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ……。 じつに豪華絢爛である。 ローランはことのほかアリゴテにご執心で、かつてシャルドネやピノ・ブランも混ぜられていたクロ・デ・モン・リュイザン・ブランは、今日、1911年に植樹されたアリゴテの古木100%から造られている。 とかくシャルドネよりも劣ると見られがちなアリゴテだが、収量を抑えればこれほど見事なワインになるのかというよいお手本だ。 ポンソのワインは非常に個性的で、若いうちはとくに理解しずらい印象を受ける。 しかしながら、理想の状態で熟成させたワインは、驚くべき色香を放ち、その状態は20年も30年も保たれる。 まさに投資に値するワインといえるだろう。
【クール配送】ドメーヌ・ポンソ クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ キュヴェ・ヴィエーユ・ヴィーニュ [2016]750ml 65,800 円
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【正規代理店商品】 全ての点において素晴らしいポンソのクロ・ド・ラ・ロシュ! モレ・サン・ドニにおける新興の大ドメーヌがデュジャックなら、伝統的大ドメーヌはポンソであろう。 その歴史はデュジャックより100年も遡る。 2017年、モレ・サン・ドニ村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子ローラン・ポンソがドメーヌを去り、現在、ローランの妹ローズ・マリーが5代目の当主を務める。 ローズ・マリーは、1997年からドメーヌ参画している。 醸造に関しては支配人代理も務めるアレクサンドル・アベルが醸造責任者を務める。 ローラン・ポンソと同じ哲学をもち、スタイルに変化はない。 「クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、ポンソはクロ・ド・ラ・ロッシュ最大の所有者であり、リュー・ディ・クロ・ド・ラ・ロッシュの大部分を所有する。 つまりポンソのクロ・ド・ラ・ロッシュこそ真のクロ・ド・ラ・ロッシュということになる。 ポンソのワインはグラン・クリュであっても決して色調がくどくなく、しかし、力強さがみなぎっている。 長期熟成のポテンシャルは素晴らしく、熟成のピークを迎えたこのワインはまさに多面的な複雑さを見せる。 ■テクニカル情報■ 醸造・栽培、発酵(樽/タンク):木製桶、使用酵母:天然酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):0%、熟成期間:18ヶ月、所有面積:3.35ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、収穫方法:手摘み、農法:事実上、ビオロジック DOMAINE PONSOT Clos de la Roche Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes ドメーヌ・ポンソ クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ ヴィエーユ・ヴィーニュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ 原産地呼称:AOC. CLOS DE LA ROCHE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ワインアドヴォケイト:97 ポイント Drink Date 2026 - 2055 Reviewed by William Kelley Issue Date 1st Nov 2018 Source 239, The Wine Advocate The 2016 Clos de la Roche Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes is superb, bursting from the glass with aromas of juicy cherries, peonies, blood orange, licorice, raw cocoa and espresso roast. On the palate, it's full-bodied, deep and succulent, with a concentrated, layered mid-palate, satiny structuring tannins and vibrant underlying acidity, concluding with a long finish. Harvested on October 7 at a comparatively high yield by Ponsot's standards of 38 hectoliters per hectare, this year seems to have been perfectly adapted to Ponsot's style. Vibrant, elegant and expressive, the 2016 is quite different from the richer, more powerful 2015, but in the fullness of time, I wouldn't be surprised to see it surpassing its brawnier elder sibling.PONSOT / ドメーヌ・ポンソ事実上の酸化防止剤無添加を実践するモレを代表する伝統的大ドメーヌ。 モレ・サン・ドニにおける新興の大ドメーヌがデュジャックなら、伝統的大ドメーヌはポンソであろう。 その歴史はデュジャックより100年も遡る。 現当主はグランゼコールのHEC(高等商科大学校)を卒業したローラン・ポンソ。 モレ・サン・ドニ村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子である。 ポンソではブドウ栽培もワイン醸造も人の介入を可能な限り排除。 ビオロジックともビオディナミとも異なるアプローチの自然栽培をとる。 剪定をコルドン・ロワイヤにすることで樹勢を抑え、低収量を実現。 腐敗果が収穫箱の中に混ざるだけで健全果に影響を与えるとして、選果は必ずブドウ畑で行う。 手摘みは当然だが、摘んだ房はまず昔ながらの篭に入れ、それを最大17キロ入りの箱に移した後に醸造所へと運ぶ。 醸造所は4層構造のグラヴィティ・フローでポンプは一切使わない。 醸造に関しては「決まりのないことが決まり」とローラン。 ブドウの状態はヴィンテージによって異なるため、その年々に応じた対応をとる。 梗を残すか残さないか、ピジャージュの頻度はどうするか、そうしたことに一切決まりはない。 一方、発酵容器に使い古した木桶を使用し、熟成用の小樽も古樽(5-20年もの)、酸化防止剤である亜硫酸の使用は極力抑えるという原則は毎年一貫している。 亜硫酸はまだ発酵の始まらない破砕前に小量加えるものの、その後は窒素ガスや炭酸ガスなどの不活性ガスでワインを保護する。 瓶詰め時にさえ亜硫酸の添加はない。 クロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニ、モレ・サン・ドニ1級クロ・デ・モン・リュイザン・ブラン。 これらモレの珠玉のクリマがポンソを代表するワインだが、ここ10年の間にラインナップが大幅に増えた。 シャルム・シャンベルタン、クロ・ド・ヴージョ、コルトン・シャルルマーニュ、コルトン・ブレッサンド、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ……。 じつに豪華絢爛である。 ローランはことのほかアリゴテにご執心で、かつてシャルドネやピノ・ブランも混ぜられていたクロ・デ・モン・リュイザン・ブランは、今日、1911年に植樹されたアリゴテの古木100%から造られている。 とかくシャルドネよりも劣ると見られがちなアリゴテだが、収量を抑えればこれほど見事なワインになるのかというよいお手本だ。 ポンソのワインは非常に個性的で、若いうちはとくに理解しずらい印象を受ける。 しかしながら、理想の状態で熟成させたワインは、驚くべき色香を放ち、その状態は20年も30年も保たれる。 まさに投資に値するワインといえるだろう。
【クール配送】ドメーヌ・ポンソ クロ・ド・ラ・ロッシュ グラン・クリュ キュヴェ・ヴィエーユ・ヴィーニュ [2016]750ml 65,800 円
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