高品質のワインを生み出す、世界で最も優れた協同組合の一つ バルバレスコは、王のワイン、バローロと並ぶ「女王のワイン」として知られていますが、19世紀末までバローロ程の知名度はなく、バルバレスコで収穫されたネッビオーロからバローロのワインが作られることもよくありました。 バローロとバルバレスコの違いを初めてラベルで明確に区別したのが1894年に9つのブドウ農家を結集し、バルバレスコ初の生産者組合カンティーネ・ソシアーリを創設したドミツィオ・カヴァッツァでした。 同組合は1930年に解散しましたが、1958年、小さなブドウ農家を存続させるため、教会の司祭の下で19軒の農家が結集し、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコが誕生しました。 ワイン・アドヴォケート1990年2月号でロバート・パーカーに「世界のどの協同組合よりも高水準のワイン作りを継承している」と言わしめ、トップ生産者の地位を確立し、今や54の農家が加盟。 畑の総面積は110haに及びます。 ?Barbaresco Riserva? 多様なテロワールが生み出す多彩な味わい イタリアで最も権威あるワイン誌の一つ『ガンベロ・ロッソ』で最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得したプロドゥットーリ・デル・バルバレスコが手掛けるバルバレスコの9つのリゼルヴァは、偉大な年にのみ作られ、収穫年から5年の歳月を経てリリースされます。 各々の畑の個性を最も純粋かつ最高の形で味わえるよう、全て同じ醸造方法で仕込まれます。 9つの単一畑のワインを最も軽快な味わいのものから最も力強く骨格のしっかりしたものの順に並べると以下の通り。 BARBARESCO RISERVA PORA (ポーラ) BARBARESCO RISERVA PAJE (パイエ) BARBARESCO RISERVA OVELLO (オヴェロ) BARBARESCO RISERVA RIO SORDO (リオ・ソルド) BARBARESCO RISERVA ASILI (アジリ) BARBARESCO RISERVA RABAJA (ラバヤ) BARBARESCO RISERVA MUNCAGOTA (ムンカゴタ) BARBARESCO RISERVA MONTEFICO (モンテフィコ) BARBARESCO RISERVA MONTESTEFANO (モンテステファーノ) 「バルバレスコ・リゼルヴァ ムンカゴタ」は、標高が高く南東向きのため、朝日の日照量が多く、午後は涼しくなります。 ワインは、モンテフィコに似てタンニンが強く、濃厚でフルーティな果実味、フローラルなアロマが特徴です。 ミネラル感が少ない分、エレガントな花のアロマがより際立ち、硬質なタンニンが後味に広がります。 ※畑の傾斜:南東向き、面積:4.5ha、標高:250-300m、土壌:石灰と石灰岩が混じる砂礫、生産量:16,666ボトル ■テクニカル情報■ 産地:イタリア北部ピエモンテ州クーネオ県 / D.O.C.G.バルバレスコ地区 醸造:ステンレスタンクで30℃の温度に保ちながら32日間マセラシオン、完全にマロラクティック醗酵。 大樽で36ヶ月熟成させた後、最低9ヶ月瓶内熟成。 アルコール:14.5% 相性料理:生卵を使ったパスタ、リゾット、白身肉、赤身肉、ジビエ、鹿肉 熟成力:収穫年から20年 【品種】バルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%。 13世紀からピエモンテで栽培されているこの品種は、奥深く魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、畑の土質や天候から影響を受けやすいため、テロワールの個性がワインの香りや味わいに色濃く反映されます。 【気候】暑い夏と穏やかで暖かい春と秋、雪の降る寒い冬の気候が特徴的で、年間の気温は-10℃?35℃。 日照時間がブドウの品質を大きく左右するため、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコのネッビオーロは、主に南向き、南西向き、南東向きの日当たりの良い斜面に植樹されています。 ■2017年ヴィンテージ情報■ 2017年は、雨の少なかった暑い年として記憶されています。 冬は温暖で降雪も少なかった一方、春は幾日か雨の降る日があり、3月の気温は平均を下回りました。 4月21日と22日の早朝に気温が急降下し、記録的な寒さとなり一部で霜害をもたらしました。 特に標高の低いバルバレスコの丘陵地ではこの被害が著しく、バルバレスコ全域で10%の収量減となりました。 その一週間後には局地的な雹害がバルバレスコのアペラシオンを直撃し、コッタ、サン・クリストフォロ、クッラ、バサリンなどの畑で50?90%の収量減となりました。 5月初旬にオヴェロの畑を再び雹が襲いましたが、これによる被害は比較的軽く、10%の収量減に留まりました。 その後は、非常に乾燥した雨の少ない暑い日が続きました。 夏のこの乾燥した気候が、雹害や霜害でダメージを受けた葡萄の回復に一役買い、衛生状態が改善されて健康状態の良好な葡萄が実りましたが、水不足により収量が落ち、果皮の厚みが増して果粒が小さくなりました。 これは、高い品質を示す良い兆候でもあります。 9月1日にようやく降水量5ミリ程の小雨が降り、干ばつの続いた夏の気候パターンに重要な変化をもたらしました。 その後は、カラッと乾燥した晴天が続きましたが、短期間の天候の崩れにより昼夜の寒暖差が著しく、バランスの良いアロマと酸を蓄えました。 この年の収穫は非常に早く9月19日に開始しました。 2017年は、春の霜と雹、夏の干ばつの影響により、例年平均20%の収量減となった低収量の年となりましたが、果実のクオリティは実に素晴らしく、円熟した果実味と骨格の良いタニックなストラクチャーを備えたバランスのとれたワインに仕上がりました。 PRODUTTORI DEL BARBARESCO BARBARESCO RISERVA MUNCAGOTA プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ ムンカゴタ 生産地:イタリア ピエモンテ州 バルバレスコ 原産地呼称:DOCG. BARBARESCO 品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト 94 ポイント 素晴らしい質感を持つワイン。 シルキーなタンニンと堅牢な骨格を備え、持続性のある果実味が口中を包み込むように広がっていく。 カシス、ワイルドチェリー、カンフルの灰、スパイス、鉄鉱石のアロマが香る。 繊細な軽やかさと凝縮感、直線的で焦点の定まった味わいが印象的。 ≪飲み頃:2024-2048年|2022/6/24 掲載≫ ヴィノス 92 ポイント 今回試飲したこのシリーズの中で軽やかなワイン一つ。 花のアロマを纏ったミディアムボディの味わいで、他のワインよりも早く開きそうな印象。 とはいえ、非常に力強いタンニンがあるため、数年は熟成させたほうが良いだろう。 潰した花、甘いレッドチェリー、ミント、ホワイトペッパーの風味が後味に広がる。 ≪飲み頃:2027-2039年|2021/9 掲載≫Produttori del Barbaresco Barbaresco プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ発、ヨーロッパで最良の協同組合 厳格な品質基準が生み出す最高の味わい プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ(バルバレスコ生産者協同組合)はバルバレスコ村のブドウ生産者の半数が組合員となる協同組合で、組合員が造るブドウをもとにワインを生産しています。 彼らは品質重視をモットーに掲げ、ブドウの品質基準を厳しく設定しているため、最良の出来のブドウのみが納入を許され、少しでも基準から外れると受け付けてもらえません。 収穫したブドウは小さなカゴに入れて運ぶなど、その取り扱いにも厳格な指定がなされています。 こういった厳しい取り決めのおかげもあり、彼らは協同組合でありながら高品質のワインを造りだすことができ、世界でも最も優れた協同組合の一つとされているのです。 また、もう一つこのワイナリーの評価を高めている点に、クリュ名ワインシリーズの存在があげられます。 優良な畑で生産されるブドウは最初から分けられ、リゼルヴァとしてクリュ名を名乗ってボトリングされます。 クリュの違いを知る上でも最適なシリーズであり、最高のワインを造りだすという彼らのワインに対するこだわりも表しています。 伝統的なピエモンテの品種ネッビオーロから造られるこのワインは、スパイスとフルーツの凝縮された複雑な風味があり、偉大なワインを造る要素となるタンニン、酸、果汁エキスの独特なコンビネーションが表現されていて、すばらしい味わいに仕上がっています。 ■ブドウ■バルバレスコはDOCGバルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%からつくられています。 13世紀からイタリアのピエモンテ地方で栽培されているこのブドウは、非常に幅広い魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、土質や天候に対して影響を受けやすいブドウです。 ■土壌■葡萄は海抜200から400メートルの南ピエモンテの非常に勾配の急な丘で栽培されています。 粘土質土壌はカルシウムに富んでいて、各斜面のカルシウム分の集中度合と砂の層がブドウに異なった特徴を与えています。 ■天候■バルバレスコ地方の天候は暑い夏と、穏やかで暖かい春と秋、寒く雪の降る冬に特徴付けられます。 気温は摂氏マイナス10度から35度。 日照時間は作物の品質に非常に大きな役割を果たしていて、ネッビオーロは常に、南、南西、そして南東向きの斜面に植えられます。 ■収穫■夏の天候にもよるが、バルバレスコの収穫はバローロより少し早い9月末から10月末の間に行われます。 すべての葡萄は手摘みされ、プロデュットーリ・デル・バルバレスコでは葡萄の実の損傷を防ぐため小さなかごに入れられます。 ■醸造■発酵は2?3週間、澱引き前に摂氏28度に保たれたステンレスタンクで行われ、翌年の9月までそのまま寝かせます。 その後ワインは樽で1?2年間熟成させられ、リリースまで半年間瓶の中で熟成させます。
【クール配送】プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ ムンカゴッタ [2017]750ml (赤ワイン) 8,800 円
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高品質のワインを生み出す、世界で最も優れた協同組合の一つ バルバレスコは、王のワイン、バローロと並ぶ「女王のワイン」として知られていますが、19世紀末までバローロ程の知名度はなく、バルバレスコで収穫されたネッビオーロからバローロのワインが作られることもよくありました。 バローロとバルバレスコの違いを初めてラベルで明確に区別したのが1894年に9つのブドウ農家を結集し、バルバレスコ初の生産者組合カンティーネ・ソシアーリを創設したドミツィオ・カヴァッツァでした。 同組合は1930年に解散しましたが、1958年、小さなブドウ農家を存続させるため、教会の司祭の下で19軒の農家が結集し、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコが誕生しました。 ワイン・アドヴォケート1990年2月号でロバート・パーカーに「世界のどの協同組合よりも高水準のワイン作りを継承している」と言わしめ、トップ生産者の地位を確立し、今や54の農家が加盟。 畑の総面積は110haに及びます。 ?Barbaresco Riserva? 多様なテロワールが生み出す多彩な味わい イタリアで最も権威あるワイン誌の一つ『ガンベロ・ロッソ』で最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得したプロドゥットーリ・デル・バルバレスコが手掛けるバルバレスコの9つのリゼルヴァは、偉大な年にのみ作られ、収穫年から5年の歳月を経てリリースされます。 各々の畑の個性を最も純粋かつ最高の形で味わえるよう、全て同じ醸造方法で仕込まれます。 9つの単一畑のワインを最も軽快な味わいのものから最も力強く骨格のしっかりしたものの順に並べると以下の通り。 BARBARESCO RISERVA PORA (ポーラ) BARBARESCO RISERVA PAJE (パイエ) BARBARESCO RISERVA OVELLO (オヴェロ) BARBARESCO RISERVA RIO SORDO (リオ・ソルド) BARBARESCO RISERVA ASILI (アジリ) BARBARESCO RISERVA RABAJA (ラバヤ) BARBARESCO RISERVA MUNCAGOTA (ムンカゴタ) BARBARESCO RISERVA MONTEFICO (モンテフィコ) BARBARESCO RISERVA MONTESTEFANO (モンテステファーノ) 「バルバレスコ・リゼルヴァ モンテステファーノ」は、「バルバレスコのバローロ」と呼ばれる、最もバローロに近い男性的な味わいのワインで、勾配の激しい斜面で水の少ない環境のため、一段とパワフルでタンニンの強いワインに仕上がります。 円熟した黒果実を思わせる重厚な味わいのフルボディで、引き締まったタンニンが後味に広がります。 ※畑の傾斜:南向き、面積:4.5ha、標高:230-280m、土壌:石灰・粘土・砂礫質、生産量:16,348本+1,826マグナム ■テクニカル情報■ 産地:イタリア北部ピエモンテ州クーネオ県 / D.O.C.G.バルバレスコ地区 醸造:ステンレスタンクで30℃の温度に保ちながら32日間マセラシオン、完全にマロラクティック醗酵。 大樽で36ヶ月熟成させた後、最低9ヶ月瓶内熟成。 アルコール:14.5% 相性料理:生卵を使ったパスタ、リゾット、白身肉、赤身肉、ジビエ、鹿肉 熟成力:収穫年から20年 【品種】バルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%。 13世紀からピエモンテで栽培されているこの品種は、奥深く魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、畑の土質や天候から影響を受けやすいため、テロワールの個性がワインの香りや味わいに色濃く反映されます。 【気候】暑い夏と穏やかで暖かい春と秋、雪の降る寒い冬の気候が特徴的で、年間の気温は-10℃?35℃。 日照時間がブドウの品質を大きく左右するため、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコのネッビオーロは、主に南向き、南西向き、南東向きの日当たりの良い斜面に植樹されています。 ■2017年ヴィンテージ情報■ 2017年は、雨の少なかった暑い年として記憶されています。 冬は温暖で降雪も少なかった一方、春は幾日か雨の降る日があり、3月の気温は平均を下回りました。 4月21日と22日の早朝に気温が急降下し、記録的な寒さとなり一部で霜害をもたらしました。 特に標高の低いバルバレスコの丘陵地ではこの被害が著しく、バルバレスコ全域で10%の収量減となりました。 その一週間後には局地的な雹害がバルバレスコのアペラシオンを直撃し、コッタ、サン・クリストフォロ、クッラ、バサリンなどの畑で50?90%の収量減となりました。 5月初旬にオヴェロの畑を再び雹が襲いましたが、これによる被害は比較的軽く、10%の収量減に留まりました。 その後は、非常に乾燥した雨の少ない暑い日が続きました。 夏のこの乾燥した気候が、雹害や霜害でダメージを受けた葡萄の回復に一役買い、衛生状態が改善されて健康状態の良好な葡萄が実りましたが、水不足により収量が落ち、果皮の厚みが増して果粒が小さくなりました。 これは、高い品質を示す良い兆候でもあります。 9月1日にようやく降水量5ミリ程の小雨が降り、干ばつの続いた夏の気候パターンに重要な変化をもたらしました。 その後は、カラッと乾燥した晴天が続きましたが、短期間の天候の崩れにより昼夜の寒暖差が著しく、バランスの良いアロマと酸を蓄えました。 この年の収穫は非常に早く9月19日に開始しました。 2017年は、春の霜と雹、夏の干ばつの影響により、例年平均20%の収量減となった低収量の年となりましたが、果実のクオリティは実に素晴らしく、円熟した果実味と骨格の良いタニックなストラクチャーを備えたバランスのとれたワインに仕上がりました。 PRODUTTORI DEL BARBARESCO BARBARESCO RISERVA MONTESTEFANO プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ モンテステファーノ 生産地:イタリア ピエモンテ州 バルバレスコ 原産地呼称:DOCG. BARBARESCO 品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:96 ポイント 深みのある凝縮感を湛えたこのワインは、このシリーズの単一畑リゼルヴァの中で最もリッチなワインの一つ。 輪郭のしっかりとした質感を持つ力強い味わいで、ダークフルーツ、ドライブラックベリー、トーストしたアーモンド、熟成したタバコのアロマが広がる。 このヴィンテージは長期熟成向きのため、数年経っても力強さは健在だと思うが、時間とともにシルキーで繊細な味わいへと発展していくだろう。 余韻の長い後味には、細やかなタンニンと砕いた石のニュアンスが感じられる。 ≪飲み頃:2025-2050年|2022/6/24 掲載≫ ヴィノス:93 ポイント 濃厚で味わい深いモンテステファーノ。 現時点では、果実の風味はかなり控えめ。 凝縮感を湛え、開くまで時間を要する。 暗く厳粛なニュアンスがあり、ダークプラム、大地を彷彿とさせる香りやクローブ、メントール、リコリスのアロマがシリアスな後味に香る。 広がりのある味わいと口中に響きわたる余韻が印象的。 ≪飲み頃:2027-2039年|2021/9 掲載≫Produttori del Barbaresco Barbaresco プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ発、ヨーロッパで最良の協同組合 厳格な品質基準が生み出す最高の味わい プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ(バルバレスコ生産者協同組合)はバルバレスコ村のブドウ生産者の半数が組合員となる協同組合で、組合員が造るブドウをもとにワインを生産しています。 彼らは品質重視をモットーに掲げ、ブドウの品質基準を厳しく設定しているため、最良の出来のブドウのみが納入を許され、少しでも基準から外れると受け付けてもらえません。 収穫したブドウは小さなカゴに入れて運ぶなど、その取り扱いにも厳格な指定がなされています。 こういった厳しい取り決めのおかげもあり、彼らは協同組合でありながら高品質のワインを造りだすことができ、世界でも最も優れた協同組合の一つとされているのです。 また、もう一つこのワイナリーの評価を高めている点に、クリュ名ワインシリーズの存在があげられます。 優良な畑で生産されるブドウは最初から分けられ、リゼルヴァとしてクリュ名を名乗ってボトリングされます。 クリュの違いを知る上でも最適なシリーズであり、最高のワインを造りだすという彼らのワインに対するこだわりも表しています。 伝統的なピエモンテの品種ネッビオーロから造られるこのワインは、スパイスとフルーツの凝縮された複雑な風味があり、偉大なワインを造る要素となるタンニン、酸、果汁エキスの独特なコンビネーションが表現されていて、すばらしい味わいに仕上がっています。 ■ブドウ■バルバレスコはDOCGバルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%からつくられています。 13世紀からイタリアのピエモンテ地方で栽培されているこのブドウは、非常に幅広い魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、土質や天候に対して影響を受けやすいブドウです。 ■土壌■葡萄は海抜200から400メートルの南ピエモンテの非常に勾配の急な丘で栽培されています。 粘土質土壌はカルシウムに富んでいて、各斜面のカルシウム分の集中度合と砂の層がブドウに異なった特徴を与えています。 ■天候■バルバレスコ地方の天候は暑い夏と、穏やかで暖かい春と秋、寒く雪の降る冬に特徴付けられます。 気温は摂氏マイナス10度から35度。 日照時間は作物の品質に非常に大きな役割を果たしていて、ネッビオーロは常に、南、南西、そして南東向きの斜面に植えられます。 ■収穫■夏の天候にもよるが、バルバレスコの収穫はバローロより少し早い9月末から10月末の間に行われます。 すべての葡萄は手摘みされ、プロデュットーリ・デル・バルバレスコでは葡萄の実の損傷を防ぐため小さなかごに入れられます。 ■醸造■発酵は2?3週間、澱引き前に摂氏28度に保たれたステンレスタンクで行われ、翌年の9月までそのまま寝かせます。 その後ワインは樽で1?2年間熟成させられ、リリースまで半年間瓶の中で熟成させます。
【クール配送】プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ モンテステファーノ [2017]750ml (赤ワイン) 9,680 円
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高品質のワインを生み出す、世界で最も優れた協同組合の一つ バルバレスコは、王のワイン、バローロと並ぶ「女王のワイン」として知られていますが、19世紀末までバローロ程の知名度はなく、バルバレスコで収穫されたネッビオーロからバローロのワインが作られることもよくありました。 バローロとバルバレスコの違いを初めてラベルで明確に区別したのが1894年に9つのブドウ農家を結集し、バルバレスコ初の生産者組合カンティーネ・ソシアーリを創設したドミツィオ・カヴァッツァでした。 同組合は1930年に解散しましたが、1958年、小さなブドウ農家を存続させるため、教会の司祭の下で19軒の農家が結集し、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコが誕生しました。 ワイン・アドヴォケート1990年2月号でロバート・パーカーに「世界のどの協同組合よりも高水準のワイン作りを継承している」と言わしめ、トップ生産者の地位を確立し、今や54の農家が加盟。 畑の総面積は110haに及びます。 ?Barbaresco Riserva? 多様なテロワールが生み出す多彩な味わい イタリアで最も権威あるワイン誌の一つ『ガンベロ・ロッソ』で最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得したプロドゥットーリ・デル・バルバレスコが手掛けるバルバレスコの9つのリゼルヴァは、偉大な年にのみ作られ、収穫年から5年の歳月を経てリリースされます。 各々の畑の個性を最も純粋かつ最高の形で味わえるよう、全て同じ醸造方法で仕込まれます。 9つの単一畑のワインを最も軽快な味わいのものから最も力強く骨格のしっかりしたものの順に並べると以下の通り。 BARBARESCO RISERVA PORA (ポーラ) BARBARESCO RISERVA PAJE (パイエ) BARBARESCO RISERVA OVELLO (オヴェロ) BARBARESCO RISERVA RIO SORDO (リオ・ソルド) BARBARESCO RISERVA ASILI (アジリ) BARBARESCO RISERVA RABAJA (ラバヤ) BARBARESCO RISERVA MUNCAGOTA (ムンカゴタ) BARBARESCO RISERVA MONTEFICO (モンテフィコ) BARBARESCO RISERVA MONTESTEFANO (モンテステファーノ) 「バルバレスコ・リゼルヴァ ラバヤ」は、バルバレスコの特徴を全て兼ね備えています。 複雑味のあるエレガントな味わい、シルクのように口当たり滑らかなタンニン、濃厚な黒果実の風味が広がる後味が印象的です。 ※畑の傾斜:南西向き、面積:3.7ha、標高:240-300m、土壌:石灰・粘土・砂礫、生産量:19,409本+1,962 マグナム ■テクニカル情報■ 産地:イタリア北部ピエモンテ州クーネオ県 / D.O.C.G.バルバレスコ地区 醸造:ステンレスタンクで30℃の温度に保ちながら32日間マセラシオン、完全にマロラクティック醗酵。 大樽で36ヶ月熟成させた後、最低9ヶ月瓶内熟成。 アルコール:14.5% 相性料理:生卵を使ったパスタ、リゾット、白身肉、赤身肉、ジビエ、鹿肉 熟成力:収穫年から20年 【品種】バルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%。 13世紀からピエモンテで栽培されているこの品種は、奥深く魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、畑の土質や天候から影響を受けやすいため、テロワールの個性がワインの香りや味わいに色濃く反映されます。 【気候】暑い夏と穏やかで暖かい春と秋、雪の降る寒い冬の気候が特徴的で、年間の気温は-10℃?35℃。 日照時間がブドウの品質を大きく左右するため、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコのネッビオーロは、主に南向き、南西向き、南東向きの日当たりの良い斜面に植樹されています。 ■2017年ヴィンテージ情報■ 2017年は、雨の少なかった暑い年として記憶されています。 冬は温暖で降雪も少なかった一方、春は幾日か雨の降る日があり、3月の気温は平均を下回りました。 4月21日と22日の早朝に気温が急降下し、記録的な寒さとなり一部で霜害をもたらしました。 特に標高の低いバルバレスコの丘陵地ではこの被害が著しく、バルバレスコ全域で10%の収量減となりました。 その一週間後には局地的な雹害がバルバレスコのアペラシオンを直撃し、コッタ、サン・クリストフォロ、クッラ、バサリンなどの畑で50?90%の収量減となりました。 5月初旬にオヴェロの畑を再び雹が襲いましたが、これによる被害は比較的軽く、10%の収量減に留まりました。 その後は、非常に乾燥した雨の少ない暑い日が続きました。 夏のこの乾燥した気候が、雹害や霜害でダメージを受けた葡萄の回復に一役買い、衛生状態が改善されて健康状態の良好な葡萄が実りましたが、水不足により収量が落ち、果皮の厚みが増して果粒が小さくなりました。 これは、高い品質を示す良い兆候でもあります。 9月1日にようやく降水量5ミリ程の小雨が降り、干ばつの続いた夏の気候パターンに重要な変化をもたらしました。 その後は、カラッと乾燥した晴天が続きましたが、短期間の天候の崩れにより昼夜の寒暖差が著しく、バランスの良いアロマと酸を蓄えました。 この年の収穫は非常に早く9月19日に開始しました。 2017年は、春の霜と雹、夏の干ばつの影響により、例年平均20%の収量減となった低収量の年となりましたが、果実のクオリティは実に素晴らしく、円熟した果実味と骨格の良いタニックなストラクチャーを備えたバランスのとれたワインに仕上がりました。 PRODUTTORI DEL BARBARESCO BARBARESCO RISERVA RABAJA プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ ラバヤ 生産地:イタリア ピエモンテ州 バルバレスコ 原産地呼称:DOCG. BARBARESCO 品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:96+ ポイント ラバイアは、リリースの度に成功を収めている傑出したワイン。 この素晴らしいワインの魅力は、深みに加えて、しっかりと焦点の定まったまとまり感のあるスタイルにある。 ダークチェリー、タルトプラム、スパイス、ブラッドオレンジの鮮明なアロマとともに複雑で変化に富んだ香りが広がる。 グラスを回す度に新しい表情をみせてくれる。 暑い年に造られたラバイアは、滑らかで、力強く、バランスの良い味わいが特徴。 長期熟成させて味わいたい。 ≪飲み頃:2025-2050年|2022/6/24 掲載≫ ヴィノス:94 ポイント 力強く、しっかりとしたタンニンが特徴で、ワインに溶け込むまで数年かかるだろう。 酒齢の若いラバヤは重厚感があり閉じ気味だが、2017年は特に若さを感じさせる。 今後、時間とともに発展していく味わいに興味をそそられる。 現段階では、2017年は実に力強い。 黒系果実やメントール、リコリス、溶けたタール、ジビエの香りがグラスの中で広がるが、開くまでにかなり忍耐が必要だ。 ≪飲み頃:2027-2039年|2021/9 掲載≫Produttori del Barbaresco Barbaresco プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ発、ヨーロッパで最良の協同組合 厳格な品質基準が生み出す最高の味わい プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ(バルバレスコ生産者協同組合)はバルバレスコ村のブドウ生産者の半数が組合員となる協同組合で、組合員が造るブドウをもとにワインを生産しています。 彼らは品質重視をモットーに掲げ、ブドウの品質基準を厳しく設定しているため、最良の出来のブドウのみが納入を許され、少しでも基準から外れると受け付けてもらえません。 収穫したブドウは小さなカゴに入れて運ぶなど、その取り扱いにも厳格な指定がなされています。 こういった厳しい取り決めのおかげもあり、彼らは協同組合でありながら高品質のワインを造りだすことができ、世界でも最も優れた協同組合の一つとされているのです。 また、もう一つこのワイナリーの評価を高めている点に、クリュ名ワインシリーズの存在があげられます。 優良な畑で生産されるブドウは最初から分けられ、リゼルヴァとしてクリュ名を名乗ってボトリングされます。 クリュの違いを知る上でも最適なシリーズであり、最高のワインを造りだすという彼らのワインに対するこだわりも表しています。 伝統的なピエモンテの品種ネッビオーロから造られるこのワインは、スパイスとフルーツの凝縮された複雑な風味があり、偉大なワインを造る要素となるタンニン、酸、果汁エキスの独特なコンビネーションが表現されていて、すばらしい味わいに仕上がっています。 ■ブドウ■バルバレスコはDOCGバルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%からつくられています。 13世紀からイタリアのピエモンテ地方で栽培されているこのブドウは、非常に幅広い魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、土質や天候に対して影響を受けやすいブドウです。 ■土壌■葡萄は海抜200から400メートルの南ピエモンテの非常に勾配の急な丘で栽培されています。 粘土質土壌はカルシウムに富んでいて、各斜面のカルシウム分の集中度合と砂の層がブドウに異なった特徴を与えています。 ■天候■バルバレスコ地方の天候は暑い夏と、穏やかで暖かい春と秋、寒く雪の降る冬に特徴付けられます。 気温は摂氏マイナス10度から35度。 日照時間は作物の品質に非常に大きな役割を果たしていて、ネッビオーロは常に、南、南西、そして南東向きの斜面に植えられます。 ■収穫■夏の天候にもよるが、バルバレスコの収穫はバローロより少し早い9月末から10月末の間に行われます。 すべての葡萄は手摘みされ、プロデュットーリ・デル・バルバレスコでは葡萄の実の損傷を防ぐため小さなかごに入れられます。 ■醸造■発酵は2?3週間、澱引き前に摂氏28度に保たれたステンレスタンクで行われ、翌年の9月までそのまま寝かせます。 その後ワインは樽で1?2年間熟成させられ、リリースまで半年間瓶の中で熟成させます。
【クール配送】プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ ラバヤ [2017]750ml (赤ワイン) 9,680 円
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高品質のワインを生み出す、世界で最も優れた協同組合の一つ バルバレスコは、王のワイン、バローロと並ぶ「女王のワイン」として知られていますが、19世紀末までバローロ程の知名度はなく、バルバレスコで収穫されたネッビオーロからバローロのワインが作られることもよくありました。 バローロとバルバレスコの違いを初めてラベルで明確に区別したのが1894年に9つのブドウ農家を結集し、バルバレスコ初の生産者組合カンティーネ・ソシアーリを創設したドミツィオ・カヴァッツァでした。 同組合は1930年に解散しましたが、1958年、小さなブドウ農家を存続させるため、教会の司祭の下で19軒の農家が結集し、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコが誕生しました。 ワイン・アドヴォケート1990年2月号でロバート・パーカーに「世界のどの協同組合よりも高水準のワイン作りを継承している」と言わしめ、トップ生産者の地位を確立し、今や54の農家が加盟。 畑の総面積は110haに及びます。 ?Barbaresco Riserva? 多様なテロワールが生み出す多彩な味わい イタリアで最も権威あるワイン誌の一つ『ガンベロ・ロッソ』で最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得したプロドゥットーリ・デル・バルバレスコが手掛けるバルバレスコの9つのリゼルヴァは、偉大な年にのみ作られ、収穫年から5年の歳月を経てリリースされます。 各々の畑の個性を最も純粋かつ最高の形で味わえるよう、全て同じ醸造方法で仕込まれます。 9つの単一畑のワインを最も軽快な味わいのものから最も力強く骨格のしっかりしたものの順に並べると以下の通り。 BARBARESCO RISERVA PORA (ポーラ) BARBARESCO RISERVA PAJE (パイエ) BARBARESCO RISERVA OVELLO (オヴェロ) BARBARESCO RISERVA RIO SORDO (リオ・ソルド) BARBARESCO RISERVA ASILI (アジリ) BARBARESCO RISERVA RABAJA (ラバヤ) BARBARESCO RISERVA MUNCAGOTA (ムンカゴタ) BARBARESCO RISERVA MONTEFICO (モンテフィコ) BARBARESCO RISERVA MONTESTEFANO (モンテステファーノ) 「バルバレスコ・リゼルヴァ モンテステファーノ」は、「バルバレスコのバローロ」と呼ばれる、最もバローロに近い男性的な味わいのワインで、勾配の激しい斜面で水の少ない環境のため、一段とパワフルでタンニンの強いワインに仕上がります。 円熟した黒果実を思わせる重厚な味わいのフルボディで、引き締まったタンニンが後味に広がります。 ※畑の傾斜:南向き、面積:4.5ha、標高:230-280m、土壌:石灰・粘土・砂礫質、生産量:16,348本+1,826マグナム ■テクニカル情報■ 産地:イタリア北部ピエモンテ州クーネオ県 / D.O.C.G.バルバレスコ地区 醸造:ステンレスタンクで30℃の温度に保ちながら32日間マセラシオン、完全にマロラクティック醗酵。 大樽で36ヶ月熟成させた後、最低9ヶ月瓶内熟成。 アルコール:14.5% 相性料理:生卵を使ったパスタ、リゾット、白身肉、赤身肉、ジビエ、鹿肉 熟成力:収穫年から20年 【品種】バルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%。 13世紀からピエモンテで栽培されているこの品種は、奥深く魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、畑の土質や天候から影響を受けやすいため、テロワールの個性がワインの香りや味わいに色濃く反映されます。 【気候】暑い夏と穏やかで暖かい春と秋、雪の降る寒い冬の気候が特徴的で、年間の気温は-10℃?35℃。 日照時間がブドウの品質を大きく左右するため、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコのネッビオーロは、主に南向き、南西向き、南東向きの日当たりの良い斜面に植樹されています。 ■2017年ヴィンテージ情報■ 2017年は、雨の少なかった暑い年として記憶されています。 冬は温暖で降雪も少なかった一方、春は幾日か雨の降る日があり、3月の気温は平均を下回りました。 4月21日と22日の早朝に気温が急降下し、記録的な寒さとなり一部で霜害をもたらしました。 特に標高の低いバルバレスコの丘陵地ではこの被害が著しく、バルバレスコ全域で10%の収量減となりました。 その一週間後には局地的な雹害がバルバレスコのアペラシオンを直撃し、コッタ、サン・クリストフォロ、クッラ、バサリンなどの畑で50?90%の収量減となりました。 5月初旬にオヴェロの畑を再び雹が襲いましたが、これによる被害は比較的軽く、10%の収量減に留まりました。 その後は、非常に乾燥した雨の少ない暑い日が続きました。 夏のこの乾燥した気候が、雹害や霜害でダメージを受けた葡萄の回復に一役買い、衛生状態が改善されて健康状態の良好な葡萄が実りましたが、水不足により収量が落ち、果皮の厚みが増して果粒が小さくなりました。 これは、高い品質を示す良い兆候でもあります。 9月1日にようやく降水量5ミリ程の小雨が降り、干ばつの続いた夏の気候パターンに重要な変化をもたらしました。 その後は、カラッと乾燥した晴天が続きましたが、短期間の天候の崩れにより昼夜の寒暖差が著しく、バランスの良いアロマと酸を蓄えました。 この年の収穫は非常に早く9月19日に開始しました。 2017年は、春の霜と雹、夏の干ばつの影響により、例年平均20%の収量減となった低収量の年となりましたが、果実のクオリティは実に素晴らしく、円熟した果実味と骨格の良いタニックなストラクチャーを備えたバランスのとれたワインに仕上がりました。 PRODUTTORI DEL BARBARESCO BARBARESCO RISERVA MONTESTEFANO プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ モンテステファーノ 生産地:イタリア ピエモンテ州 バルバレスコ 原産地呼称:DOCG. BARBARESCO 品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:96 ポイント 深みのある凝縮感を湛えたこのワインは、このシリーズの単一畑リゼルヴァの中で最もリッチなワインの一つ。 輪郭のしっかりとした質感を持つ力強い味わいで、ダークフルーツ、ドライブラックベリー、トーストしたアーモンド、熟成したタバコのアロマが広がる。 このヴィンテージは長期熟成向きのため、数年経っても力強さは健在だと思うが、時間とともにシルキーで繊細な味わいへと発展していくだろう。 余韻の長い後味には、細やかなタンニンと砕いた石のニュアンスが感じられる。 ≪飲み頃:2025-2050年|2022/6/24 掲載≫ ヴィノス:93 ポイント 濃厚で味わい深いモンテステファーノ。 現時点では、果実の風味はかなり控えめ。 凝縮感を湛え、開くまで時間を要する。 暗く厳粛なニュアンスがあり、ダークプラム、大地を彷彿とさせる香りやクローブ、メントール、リコリスのアロマがシリアスな後味に香る。 広がりのある味わいと口中に響きわたる余韻が印象的。 ≪飲み頃:2027-2039年|2021/9 掲載≫Produttori del Barbaresco Barbaresco プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ発、ヨーロッパで最良の協同組合 厳格な品質基準が生み出す最高の味わい プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ(バルバレスコ生産者協同組合)はバルバレスコ村のブドウ生産者の半数が組合員となる協同組合で、組合員が造るブドウをもとにワインを生産しています。 彼らは品質重視をモットーに掲げ、ブドウの品質基準を厳しく設定しているため、最良の出来のブドウのみが納入を許され、少しでも基準から外れると受け付けてもらえません。 収穫したブドウは小さなカゴに入れて運ぶなど、その取り扱いにも厳格な指定がなされています。 こういった厳しい取り決めのおかげもあり、彼らは協同組合でありながら高品質のワインを造りだすことができ、世界でも最も優れた協同組合の一つとされているのです。 また、もう一つこのワイナリーの評価を高めている点に、クリュ名ワインシリーズの存在があげられます。 優良な畑で生産されるブドウは最初から分けられ、リゼルヴァとしてクリュ名を名乗ってボトリングされます。 クリュの違いを知る上でも最適なシリーズであり、最高のワインを造りだすという彼らのワインに対するこだわりも表しています。 伝統的なピエモンテの品種ネッビオーロから造られるこのワインは、スパイスとフルーツの凝縮された複雑な風味があり、偉大なワインを造る要素となるタンニン、酸、果汁エキスの独特なコンビネーションが表現されていて、すばらしい味わいに仕上がっています。 ■ブドウ■バルバレスコはDOCGバルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%からつくられています。 13世紀からイタリアのピエモンテ地方で栽培されているこのブドウは、非常に幅広い魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、土質や天候に対して影響を受けやすいブドウです。 ■土壌■葡萄は海抜200から400メートルの南ピエモンテの非常に勾配の急な丘で栽培されています。 粘土質土壌はカルシウムに富んでいて、各斜面のカルシウム分の集中度合と砂の層がブドウに異なった特徴を与えています。 ■天候■バルバレスコ地方の天候は暑い夏と、穏やかで暖かい春と秋、寒く雪の降る冬に特徴付けられます。 気温は摂氏マイナス10度から35度。 日照時間は作物の品質に非常に大きな役割を果たしていて、ネッビオーロは常に、南、南西、そして南東向きの斜面に植えられます。 ■収穫■夏の天候にもよるが、バルバレスコの収穫はバローロより少し早い9月末から10月末の間に行われます。 すべての葡萄は手摘みされ、プロデュットーリ・デル・バルバレスコでは葡萄の実の損傷を防ぐため小さなかごに入れられます。 ■醸造■発酵は2?3週間、澱引き前に摂氏28度に保たれたステンレスタンクで行われ、翌年の9月までそのまま寝かせます。 その後ワインは樽で1?2年間熟成させられ、リリースまで半年間瓶の中で熟成させます。
【クール配送】【マグナム瓶】プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ モンテステファーノ [2017]1500ml (赤ワイン) 19,360 円
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高品質のワインを生み出す、世界で最も優れた協同組合の一つ バルバレスコは、王のワイン、バローロと並ぶ「女王のワイン」として知られていますが、19世紀末までバローロ程の知名度はなく、バルバレスコで収穫されたネッビオーロからバローロのワインが作られることもよくありました。 バローロとバルバレスコの違いを初めてラベルで明確に区別したのが1894年に9つのブドウ農家を結集し、バルバレスコ初の生産者組合カンティーネ・ソシアーリを創設したドミツィオ・カヴァッツァでした。 同組合は1930年に解散しましたが、1958年、小さなブドウ農家を存続させるため、教会の司祭の下で19軒の農家が結集し、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコが誕生しました。 ワイン・アドヴォケート1990年2月号でロバート・パーカーに「世界のどの協同組合よりも高水準のワイン作りを継承している」と言わしめ、トップ生産者の地位を確立し、今や54の農家が加盟。 畑の総面積は110haに及びます。 ?Barbaresco Riserva? 多様なテロワールが生み出す多彩な味わい イタリアで最も権威あるワイン誌の一つ『ガンベロ・ロッソ』で最高評価のトレ・ビッキエーリを獲得したプロドゥットーリ・デル・バルバレスコが手掛けるバルバレスコの9つのリゼルヴァは、偉大な年にのみ作られ、収穫年から5年の歳月を経てリリースされます。 各々の畑の個性を最も純粋かつ最高の形で味わえるよう、全て同じ醸造方法で仕込まれます。 9つの単一畑のワインを最も軽快な味わいのものから最も力強く骨格のしっかりしたものの順に並べると以下の通り。 BARBARESCO RISERVA PORA (ポーラ) BARBARESCO RISERVA PAJE (パイエ) BARBARESCO RISERVA OVELLO (オヴェロ) BARBARESCO RISERVA RIO SORDO (リオ・ソルド) BARBARESCO RISERVA ASILI (アジリ) BARBARESCO RISERVA RABAJA (ラバヤ) BARBARESCO RISERVA MUNCAGOTA (ムンカゴタ) BARBARESCO RISERVA MONTEFICO (モンテフィコ) BARBARESCO RISERVA MONTESTEFANO (モンテステファーノ) 「バルバレスコ・リゼルヴァ ラバヤ」は、バルバレスコの特徴を全て兼ね備えています。 複雑味のあるエレガントな味わい、シルクのように口当たり滑らかなタンニン、濃厚な黒果実の風味が広がる後味が印象的です。 ※畑の傾斜:南西向き、面積:3.7ha、標高:240-300m、土壌:石灰・粘土・砂礫、生産量:19,409本+1,962 マグナム ■テクニカル情報■ 産地:イタリア北部ピエモンテ州クーネオ県 / D.O.C.G.バルバレスコ地区 醸造:ステンレスタンクで30℃の温度に保ちながら32日間マセラシオン、完全にマロラクティック醗酵。 大樽で36ヶ月熟成させた後、最低9ヶ月瓶内熟成。 アルコール:14.5% 相性料理:生卵を使ったパスタ、リゾット、白身肉、赤身肉、ジビエ、鹿肉 熟成力:収穫年から20年 【品種】バルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%。 13世紀からピエモンテで栽培されているこの品種は、奥深く魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、畑の土質や天候から影響を受けやすいため、テロワールの個性がワインの香りや味わいに色濃く反映されます。 【気候】暑い夏と穏やかで暖かい春と秋、雪の降る寒い冬の気候が特徴的で、年間の気温は-10℃?35℃。 日照時間がブドウの品質を大きく左右するため、プロドゥットーリ・デル・バルバレスコのネッビオーロは、主に南向き、南西向き、南東向きの日当たりの良い斜面に植樹されています。 ■2017年ヴィンテージ情報■ 2017年は、雨の少なかった暑い年として記憶されています。 冬は温暖で降雪も少なかった一方、春は幾日か雨の降る日があり、3月の気温は平均を下回りました。 4月21日と22日の早朝に気温が急降下し、記録的な寒さとなり一部で霜害をもたらしました。 特に標高の低いバルバレスコの丘陵地ではこの被害が著しく、バルバレスコ全域で10%の収量減となりました。 その一週間後には局地的な雹害がバルバレスコのアペラシオンを直撃し、コッタ、サン・クリストフォロ、クッラ、バサリンなどの畑で50?90%の収量減となりました。 5月初旬にオヴェロの畑を再び雹が襲いましたが、これによる被害は比較的軽く、10%の収量減に留まりました。 その後は、非常に乾燥した雨の少ない暑い日が続きました。 夏のこの乾燥した気候が、雹害や霜害でダメージを受けた葡萄の回復に一役買い、衛生状態が改善されて健康状態の良好な葡萄が実りましたが、水不足により収量が落ち、果皮の厚みが増して果粒が小さくなりました。 これは、高い品質を示す良い兆候でもあります。 9月1日にようやく降水量5ミリ程の小雨が降り、干ばつの続いた夏の気候パターンに重要な変化をもたらしました。 その後は、カラッと乾燥した晴天が続きましたが、短期間の天候の崩れにより昼夜の寒暖差が著しく、バランスの良いアロマと酸を蓄えました。 この年の収穫は非常に早く9月19日に開始しました。 2017年は、春の霜と雹、夏の干ばつの影響により、例年平均20%の収量減となった低収量の年となりましたが、果実のクオリティは実に素晴らしく、円熟した果実味と骨格の良いタニックなストラクチャーを備えたバランスのとれたワインに仕上がりました。 PRODUTTORI DEL BARBARESCO BARBARESCO RISERVA RABAJA プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ ラバヤ 生産地:イタリア ピエモンテ州 バルバレスコ 原産地呼称:DOCG. BARBARESCO 品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:96+ ポイント ラバイアは、リリースの度に成功を収めている傑出したワイン。 この素晴らしいワインの魅力は、深みに加えて、しっかりと焦点の定まったまとまり感のあるスタイルにある。 ダークチェリー、タルトプラム、スパイス、ブラッドオレンジの鮮明なアロマとともに複雑で変化に富んだ香りが広がる。 グラスを回す度に新しい表情をみせてくれる。 暑い年に造られたラバイアは、滑らかで、力強く、バランスの良い味わいが特徴。 長期熟成させて味わいたい。 ≪飲み頃:2025-2050年|2022/6/24 掲載≫ ヴィノス:94 ポイント 力強く、しっかりとしたタンニンが特徴で、ワインに溶け込むまで数年かかるだろう。 酒齢の若いラバヤは重厚感があり閉じ気味だが、2017年は特に若さを感じさせる。 今後、時間とともに発展していく味わいに興味をそそられる。 現段階では、2017年は実に力強い。 黒系果実やメントール、リコリス、溶けたタール、ジビエの香りがグラスの中で広がるが、開くまでにかなり忍耐が必要だ。 ≪飲み頃:2027-2039年|2021/9 掲載≫Produttori del Barbaresco Barbaresco プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ発、ヨーロッパで最良の協同組合 厳格な品質基準が生み出す最高の味わい プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ(バルバレスコ生産者協同組合)はバルバレスコ村のブドウ生産者の半数が組合員となる協同組合で、組合員が造るブドウをもとにワインを生産しています。 彼らは品質重視をモットーに掲げ、ブドウの品質基準を厳しく設定しているため、最良の出来のブドウのみが納入を許され、少しでも基準から外れると受け付けてもらえません。 収穫したブドウは小さなカゴに入れて運ぶなど、その取り扱いにも厳格な指定がなされています。 こういった厳しい取り決めのおかげもあり、彼らは協同組合でありながら高品質のワインを造りだすことができ、世界でも最も優れた協同組合の一つとされているのです。 また、もう一つこのワイナリーの評価を高めている点に、クリュ名ワインシリーズの存在があげられます。 優良な畑で生産されるブドウは最初から分けられ、リゼルヴァとしてクリュ名を名乗ってボトリングされます。 クリュの違いを知る上でも最適なシリーズであり、最高のワインを造りだすという彼らのワインに対するこだわりも表しています。 伝統的なピエモンテの品種ネッビオーロから造られるこのワインは、スパイスとフルーツの凝縮された複雑な風味があり、偉大なワインを造る要素となるタンニン、酸、果汁エキスの独特なコンビネーションが表現されていて、すばらしい味わいに仕上がっています。 ■ブドウ■バルバレスコはDOCGバルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ100%からつくられています。 13世紀からイタリアのピエモンテ地方で栽培されているこのブドウは、非常に幅広い魅惑的な風味を持ち、熟成に時間がかかり、土質や天候に対して影響を受けやすいブドウです。 ■土壌■葡萄は海抜200から400メートルの南ピエモンテの非常に勾配の急な丘で栽培されています。 粘土質土壌はカルシウムに富んでいて、各斜面のカルシウム分の集中度合と砂の層がブドウに異なった特徴を与えています。 ■天候■バルバレスコ地方の天候は暑い夏と、穏やかで暖かい春と秋、寒く雪の降る冬に特徴付けられます。 気温は摂氏マイナス10度から35度。 日照時間は作物の品質に非常に大きな役割を果たしていて、ネッビオーロは常に、南、南西、そして南東向きの斜面に植えられます。 ■収穫■夏の天候にもよるが、バルバレスコの収穫はバローロより少し早い9月末から10月末の間に行われます。 すべての葡萄は手摘みされ、プロデュットーリ・デル・バルバレスコでは葡萄の実の損傷を防ぐため小さなかごに入れられます。 ■醸造■発酵は2?3週間、澱引き前に摂氏28度に保たれたステンレスタンクで行われ、翌年の9月までそのまま寝かせます。 その後ワインは樽で1?2年間熟成させられ、リリースまで半年間瓶の中で熟成させます。
【クール配送】【マグナム瓶】プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ バルバレスコ・リゼルヴァ ラバヤ [2017]1500ml (赤ワイン) 19,360 円
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名前の由来ともなったラフルールとペトリュスの間にあるシャトーです。 道を挟んでシャトー・ペトリュスと向かい合っている位置にあり、とてもよく似た特徴です! ポムロルの丘の東側、ラフルールとペトリュスの間(これが名前の由来)という、数々の最高のシャトーがあるところに位置するラ・フルール・ペトリュスは、最も賞賛に値するポムロルのひとつ。 有名なジャン・ピエール・ムエックス社がここを買収したのは1952年。 ブドウ畑は冬の凍結でほぼ壊滅状態になった1956年の後、全面的に植え替えされた。 ラ・フルール・ペトリュスのワインは、ペトリュス、トロタノワ、ラトゥール・ア・ポムロルといったムエックスのほかのポムロルより、重さと舌触りが軽いが、鑑定家は、しなやかでなめらかな、絹のような舌触りとエレガントさゆえにこれを高く評価している。 早く飲み頃になるのが普通で、ヴィンテージの5年ないし6年後には飲めるようになる。 以前ル・ゲが所有していた老木の小区画をムエックス社がラ・フルール・ペトリュスのために購入したのと、その名前と品質と少ない生産量のために、今後高価になる傾向がある。 「ラ・フルール・ペトリュス」は、畑は鉄分を多く含んだ層をベースとした、砂利の混じる深い粘土質土壌で構成され、平均樹齢35年のブドウを植えています。 ブドウを手摘みで収穫した後、手と光学式選果機によって選果。 除梗・破砕後、コンクリートタンクとステンレスタンクで穏やかにマセラシオンと発酵を行います。 熟成は新樽比率約50%のフレンチオーク樽で16?18ヵ月間実施。 清澄・濾過を経て瓶詰めします。 花開きつつある華やかなアロマが特徴。 レッドチェリーやラズベリー、カシスなどの果実にフレッシュミントや濡れた石を思わせるミネラル香が重なります。 口に含むと、黒トリュフやレザーといった複雑な風味が漂うニュアンスに富んだ味わい。 タンニンは非常に繊細で、長い余韻を楽しめます。 CHATEAU LA FLEUR PETRUS シャトー・ラ・フルール・ペトリュス 生産地:フランス ボルドー ポムロル 原産地呼称:AOC. POMEROL ぶどう品種:メルロ 94%、カベルネ・フラン 5%、プティ・ヴェルド 1% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:98 ポイント CHATEAU LA FLEUR-PETRUS POMEROL 2019 Sunday, February 20, 2022 So much dried-flower, black-olive, earth and spice character, together with dried fruit, violets and black licorice. Full, yet so fine and linear. It accelerates at the finish, going on and on. A classic beauty. So racy. Best after 2028. ワインアドヴォケイト:96 ポイントReviewed by William Kelley Issue Date 8th Apr 2022 Source April 2022 Week 1, The Wine Advocate Drink Date 2025 - 2055 The 2019 La Fleur-Petrus dares to outshine Trotanoy this year, wafting from the glass with aromas of rich berry fruit, plum preserve, dark chocolate, cigar box and spices. Full-bodied, rich and enveloping, it's broad and layered, with beautifully polished tannins, a ripe core of fruit and a seamless, enveloping profile. This is an elegantly muscular, generous Pomerol whose sumptuous personality reflects the warm, dry vintage. Vinous:98 ポイント Vinous 98 pts La Fleur-Petrus 2018 Lafleur-Petrus Pomerol, Bordeaux Red wine from France Drinking window: 2029 - 2059 From: 2019 Bordeaux from Bottle: The Two Towers (Feb 2022) The 2019 La Fleur-Petrus is pure and total seduction. Trotanoy and perhaps also Hosanna have traditionally been viewed as more exclusive Pomerols in the Moueix portfolio. The more time passes, the less I share that view. Sure, La Fleur-P?trus does not have the mystique associated from a small single vineyard - as many Pomerols do - and yet there is no denying the elegance and class here. Bright red fleshed fruit, blood orange and exotic spice race across the palate, framed by silky, plush tannins that wrap it all together. La Fleur Petrus is fabulous. That's all there is to it.-By Antonio Galloni on January 2022LA FLEUR-PETRUS / ラ・フルール・ペトリュス シャトー・ラフルールとペトリュスの間に位置し、銘醸ひしめくポムロールで最上のテロワールを備えたワイナリー。 ジャン・ピエール・ムエックス社が所有するポムロール・トップクラスのシャトー。 道を挟んでシャトー ペトリュスと向かい合っている位置にありますが、土壌は異なり、こちらは大きな砂利の多い土壌となっています。 シャトー・ラ・フルール・ペトリュスは、ポムロールで最も有名なブドウ畑の一つです。 この歴史的なドメーヌは、台地だけに位置し、18世紀に「ペトリュス」と「ラ・フルール」という地方にまたがる位置から名づけられました。 1937年にリボーヌに設立されたジャン・ピエール・ムエックス氏は、ポムロールのアペラシオンの優れた品質を早くから認識していました。 シャトー・ラ・フルール・ペトリュスは、1950年に彼が最初に購入したシャトーです。 その後すぐに、彼は1953年にシャトー・トロタノワを購入しました。 シャトー・ラ・フルール・ペトリュスの個性は、ポムロールの台地にある有名な砂利と粘土のテロワールを注意深く関連付けることにある。 海抜33?38メートルに位置する畑は、各区画の土壌と標高のニュアンスからその個性を引き出している。 砂利が多い区画はエレガントなワインになり、粘土が多い区画はヴェルヴェットのような濃厚で骨格のあるワインになります。 ラ・フルール・ペトリュスのワインは、ペトリュス、トロタノワ、ラトゥール・ア・ポムロルといったムエックスのほかのポムロルより、重さと舌触りが軽いが、鑑定家は、しなやかでなめらかな、絹のような舌触りとエレガントさゆえにこれを高く評価している。 早く飲み頃になるのが普通で、ヴィンテージの5年ないし6年後には飲めるようになる。 以前ル・ゲが所有していた老木の小区画をムエックス社がラ・フルール・ペトリュスのために購入したのと、その名前と品質と少ない生産量のために、今後高価になる傾向がある。
【クール配送】シャトー・ラ・フルール・ペトリュス [2019]750ml 【2019ボルドー】 29,920 円
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ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイトにおいて過去22回も100点を獲得! 「完璧」が大前提の、こだわり抜いて醸造されるウルトラ・プレミアム・ワイン。 ハンドレッド・エーカーは、投資銀行時代に若くして巨万の富を築いたジェイソン・ウッドブリッジ(JaysonWoodbridge)が1998年(当時36歳)に創業したナパ・ヴァレーのブティック・ワイナリーです。 ジェイソンは「0か100か」のポリシーを定め、「最高品質でなければやる意味がない」と強く信じ、一切の妥協を許さない「完璧」なカベルネ・ソーヴィニョンを生産しています。 ハンドレッド・エーカーは、「完璧」を目指して努力をして造られるワインではなく、「完璧」が大前提の、こだわり抜いて醸造されるウルトラ・プレミアム・ワインです。 それぞれの畑に実るブドウは、熟成の進行に合わせて何度にも分けて手作業で収穫を行います。 収穫後のブドウは粒単位で人の手によって徹底的に選果され、収穫のタイミング、区画、畑に分けて、それぞれ別々に発酵、プレス、熟成させます。 ハンドレッド・エーカーで使われるフレンチオークは、特定の森に育つ木目の細かい木材のみが使われ、最低3年間自然乾燥させた後にトーストされるハイスペックの樽のみが使われます。 全てのワインは最低30ヶ月の熟成を経て、ジェイソンが完成とみなした物のみが瓶詰め・リリースされます。 もちろん、「完璧」でないワインはそもそもリリースされません。 「ダーク・アーク カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー」は、アーク・ヴィンヤードで収穫されたブドウからできたワインのバレル・セレクションです。 ワインをブレンドする前に、極めて凝縮感があってパワフルな樽のワインだけを別にします。 この樽のうちの一部はアークの単一畑ワインとしてブレンドされますが、アークのバランスを考えて残されたワインがダーク・アークとして瓶詰めされるのです。 アーク・ヴィンヤードは、9つのカベルネ・ソーヴィニヨンの区画からなり、株間は1m、9種類の火山性地層があり、ハウエル・マウンテン山麓のセント・ヘレナのすぐ近くにある自社所有の単一畑です。 最初にブドウが植樹されたのは1880年代のことでしたが、残念ながら禁酒法によって失われてしまいました。 5年かけて大切に再興させたこの畑は、ハンドレッド・エーカーの誇りと喜びが詰まっています。 ■テイスティング・ノート■ アーク・ヴィンヤードの「濃厚版」であるこのワインは、濃縮された黒みがかったガーネット色をしていて、湿った大地、トリュフ、砕いた石などの土や肉系のしっかりとした香りがまず感じられ、そこからクレーム・ド・カシス、アメリカンチェリーのコンポート、フルーツケーキの香りに移り、ふわりと牛の肉汁や野生キノコが香ります。 フルボディで芳醇、そして口の中には大地が広がり、黒系果実のジャムが層をなし、いきいきとした印象からベルベットのように滑らかなタンニンに移り、驚くほど長く複雑な余韻が感じられます。 記憶に残るほど知的でありかつ感覚的にも満足感の高い、唯一無二のヴィンテージです。 ■2016年ヴィンテージ情報■ 2016年は、ナパ・ヴァレーで続いた干ばつが終わりを迎えはじめた年でした。 冬の間には干ばつ前の平年並みの降雨量があり、ブドウの樹もやっと落ち着くことができました。 2014年と2015年と比べれば気温は低めでしたが、暖かく乾燥していて、過去2年間に経験したようなひどい熱波に襲われることはありませんでした。 まるで目の見えないリスでも木の実を見つけられるようなヴィンテージで、多くのワイナリーが何の苦労もなく良いワインを造れるような年でした。 それでもハンドレッド・エーカーは気を抜くことなく、後世に名を残す素晴らしいワインを造り上げました。 ■テクニカル情報■ アぺレーション:ナパ・ヴァレー オーナー醸造家:ジェイソン・ウッドブリ 熟成:オークの中心部分のみを使用したフランス産バリックで最低30ヶ月熟成させました。 樽板は木目が最も詰まったものを厳選し、樽にする前に3年間乾燥させたものを使っています。 Hundred Acre Dark Ark Cabernet Sauvignon Napa Valley ハンドレッド・エーカー ダーク・アーク カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 生産地:アメリカ カリフォルニア州 ナパ ナパヴァレー 原産地呼称:AVA. NAPA VALLEY ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:100 ポイント Rating 100 Release Price NA Drink Date 2023 - 2063 Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 17th Dec 2021 Source December 2021 Week 2, The Wine Advocate The “dark expression of Ark Vineyard" continues with the 2016 Cabernet Sauvignon Dark Ark. Deep garnet-black, the nose is profoundly earthy/meaty, slowly revealing beguiling notes of damp soil, truffles and crushed rocks, before giving way to a core of creme de cassis, black cherry compote and fruitcake with wafts of beef drippings and wild fungi. Full-bodied, rich and oh-so-earthy in the mouth, the palate delivers layers of black fruit preserves, beautifully offset by a lively backbone and velvety tannins, finishing epically long and layered. There is something hauntingly cerebral and yet satisfyingly visceral about this vintage-a singular experience!HUNDRED ACRE / ハンドレッド・エーカー ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイトにおいて過去22回も100点を獲得! 「完璧」が大前提の、こだわり抜いて醸造されるウルトラ・プレミアム・ワイン。 ハンドレッド・エーカーは、投資銀行時代に若くして巨万の富を築いたジェイソン・ウッドブリッジ(JaysonWoodbridge)が1998年(当時36歳)に創業したナパ・ヴァレーのブティック・ワイナリーです。 ジェイソンは「0か100か」のポリシーを定め、「最高品質でなければやる意味がない」と強く信じ、一切の妥協を許さない「完璧」なカベルネ・ソーヴィニョンを生産しています。 ハンドレッド・エーカーは、「完璧」を目指して努力をして造られるワインではなく、「完璧」が大前提の、こだわり抜いて醸造されるウルトラ・プレミアム・ワインです。 それぞれの畑に実るブドウは、熟成の進行に合わせて何度にも分けて手作業で収穫を行います。 収穫後のブドウは粒単位で人の手によって徹底的に選果され、収穫のタイミング、区画、畑に分けて、それぞれ別々に発酵、プレス、熟成させます。 ハンドレッド・エーカーで使われるフレンチオークは、特定の森に育つ木目の細かい木材のみが使われ、最低3年間自然乾燥させた後にトーストされるハイスペックの樽のみが使われます。 全てのワインは最低30ヶ月の熟成を経て、ジェイソンが完成とみなした物のみが瓶詰め・リリースされます。 もちろん、「完璧」でないワインはそもそもリリースされません。 「100」という数字にこだわるハンドレッド・エーカーですが、ワイナリーの名前の由来もユニークです。 ジェイソン・ウッドブリッジ氏が子供の頃大好きだった「くまのプーさん」の最初のストーリー「100エーカーの森」からきているとのことです。
【クール配送】ハンドレッド・エーカー ダーク・アーク カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー [2016]750ml 【正規品】 (赤ワイン) 143,000 円
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※木箱入り大型商品のため、他の商品と同梱できません。 ビービー・グラーツ創立20周年を記念して作られた、オリジナル木箱入りヴァーティカル6本セット トスカーナの鬼才、ビービー・グラーツが、赤ワインの新バリック発酵という、過去に無い醸造方法を用い、2000年代前半にイタリアワイン業界を席巻したスーパータスカン「テスタマッタ」 世界的に著名な彫刻家というギドン・グラーツ氏を父に持つビービー・グラーツ氏はやはり芸術家を志しその道を進んでいましたが、1990年代後半に自宅のトスカーナの古城で母が自家消費用ワインのために栽培していたブドウ畑を手伝い始めたことが転機となり、次第に芸術作品としてのワインを造ることを人生の目標に据えていきました。 芸術家肌らしい自由な発想と旺盛な意欲でワイン造りに取り掛かったグラーツ氏は、驚くほどの集中力と執念で自らを追い込み、イタリア語で「クレイジー・ヘッド」を意味する「テスタマッタ」造り上げたました。 「テスタマッタ」は、世界最大のワイン見本市ヴィネクポ・パリ2003年のブラインドテイスティングで初回ヴィンテージの2000年が堂々の1位に選ばれたスーパータスカン!。 ビービー グラーツが古樹のサンジョヴェーゼから生み出すアーティスティックな赤ワイン。 その名も「テスタマッタ(クレイジー・ヘッド)」! 柑橘類の皮、プラム、スギ、バラの花びらで非常に芳香があり、刺激的です。 フルボディ、上質でシルキーなタンニン、長く美しい後味。 粘り強さと強さを愛するフルボディの赤ワインです。 ■テスタマッタの醸造方法について■ 赤ワインを発酵する際に通常はステンレスタンクやセメントタンク発酵用の大樽を使い、熟成は熟成用の樽で行います。 しかしビービー・グラーツは通常は熟成に使うバリック(228リットル)を縦に置き、蓋を外して発酵を行うという常識にとらわれない方法を用いて世間を驚かせました。 マセラシオン期間中は毎日、多い日で日に8回のピジャージュを全て手作業で優しく丁寧に行います。 発酵期間が終わると果帽とワインを別けて発酵に使った樽にワインを戻し、蓋を閉め直しマロラクティック発酵と熟成を行います。 この醸造方法のメリットは、発酵前の搾汁と樽の接触をなるべく早く行う事で、樽香がワインに強く影響するのを防ぎ葡萄本来の味わいを引き出せる事です。 また発酵の初期段階から小さい容量のバリックで行う事により、発酵のエネルギーによる温度上昇を抑え、低い温度での抽出が、瑞々しい酸と味の乗った品の良い甘味を両立させる事を可能とします。 ■テクニカル情報■ 産地:トスカーナ州・フィエーゾレ・シエナ南部 品種:サンジョヴェーゼ 100% 醸造:容量225Lの開放型バリックを使用し、1日に6回ピジャージュしながら、天然酵母で自然発酵。 マセラシオンの期間は7?10日間ほど取り、フレンチオークのバリックで18ヶ月熟成後、6ヶ月瓶内熟成。 生産量:年60,000ボトル BIBI GRAETZ TESTAMATTA SET (2007/2012/2013/2015/2018/2019) ビービー・グラーツ テスタマッタ ヴァーティカル 20周年アニバーサリー 6本セット オリジナル木箱入り 生産地:イタリア トスカーナ フィエゾレ 原産地呼称:I.G.T. TOSCANA ROSSO 品種:サンジョヴェーゼ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ] ■各ヴィンテージの評価■ 2007ヴィンテージ評価 ワイン・アドヴォケイト…93点 ジェームズ・サックリング…96点 2012ヴィンテージ評価 ジェームズ・サックリング…95点 2013ヴィンテージ評価 ワイン・アドヴォケイト…93+点 ジェームズ・サックリング…97点 2015ヴィンテージ評価 ジェームズ・サックリング…99点 2018ヴィンテージ評価 ワイン・アドヴォケイト…94点 ジェームズ・サックリング…97点 デキャンタ…100点 2019ヴィンテージ評価 ワイン・アドヴォケイト…94点 ジェームズ・サックリング…97点 デキャンタ…96点BIBI GRAETZ / ビービー・グラーツ 自由な発想で芸術ワインを生み出す、トスカーナのワイナリー! イタリア、トスカーナで伝統に縛られず、自由な発想でワインを生み出す芸術家ビービー・グラーツ。 世界的に著名な彫刻家であるギドン・グラーツ氏を父に持ち、父同様に芸術家を志していましたが、1990年代後半に、自宅であるトスカーナの古城で、母が自家消費用のワインのために栽培していたブドウ畑を手伝い始め、次第に芸術作品としてのワインを造り始めました。 そのワインは芸術家ビービー・グラーツ氏本人の直感と土着品種と古木の畑への愛情に基づいており、主に栽培するのはトスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ。 畑は、キャンティ・クラシコの中心部にある標高600mと400mのラモーレとモンテフィーリ、フィレンツェ近郊の標高280mに位置するヴィンチリアータ、フィレンツェの北側、ルフィナ渓谷に面するロンダ、そしてトスカーナ南部、標高250mのシエナなど、トスカーナの様々な地域に位置しています。 伝統に縛られることなく自由な発想で、ときに“クレイジー”とまで評されます。 型破りな方法で生み出されるワインは、イタリアのワインガイド、ヴェロネッリにおいてイタリア全土で3位という快挙。 また世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ」において、ブラインドテイスティングを行った約3万本のワインの中からNO.1に選ばれるなど、世界各国で高い評価を得続けています。
【クール配送】ビービー・グラーツ テスタマッタ ヴァーティカル 20周年アニバーサリー 6本セット オリジナル木箱入り 136,000 円
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バックヴィンテージ入荷しました! ジャコモ・タキスにより生み出された革新的な作品! 地元イタリアでもなかなかお目にかかれないアルジャーノ社を代表するスーパータスカン。 イタリアワイン好きの間で知らぬ者はいないほどの大御所「アルジャーノ」。 そのアルジャーノの名を一躍世界中に知らしめたワインがこの『ソレンゴ』です。 1995年の初ヴィンテージ当時は、驚くほどの狂騒ぶりを見せた超新星ワインでしたが、現在では確立された名声のもと、ハイレベルな作品を安定して送り出しています。 この伝統ある生産者が世界の注目を集めるようになったのは、1992年に所有者となったノエミ・マローネ・チンザノ伯爵夫人の時代である。 潤沢な資金力を活かし、偉大なワインを生みだすための基礎を築いた。 そして1995年、イタリアを代表するエノロゴ、ジャコモ・タキスの手により、ソレンゴが誕生する。 ボルドー品種を中心にフランス品種で構成されたこのワインは、イタリアのワイン史にその名を刻む革新的な作品となった。 カシスやダークチェリーの完熟果実、エスプレッソ、タバコ、ミント、リコリスのアロマ。 果実に満ちた味わいは外交的で、深みとボリュームを備えている。 長い余韻にはトースティなニュアンスが漂う。 ■テクニカル情報■ 産地:I.G.T. Toscana 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、メルロ、他 熟成:バリック18ヶ月 (新樽 60%) ARGIANO SOLENGO アルジャーノ ソレンゴ 生産地:イタリアトスカーナ 原産地呼称:IGT. TOSCANA ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、メルロ、他 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワイン好きを熱狂させているトスカーナ・ワインといえば、このアルジャーノのソレンゴを忘れるわけにはいかない。 1995年が初ヴィンテージだが、またたくまにトスカーナを代表するワインのひとつになった。 日本では見かけることは少ないとはいえ、巷のワインバーなどでは、熱心なファンがイタリアから持ち帰ったソレンゴのコルクがよく抜かれているようである。 アルジャーノは1500年からの歴史があり、たとえば1985年のブルネッロがベスト・ブルネッロに選ばれるといった評価はされていたのだが、真に注目され始めたのはチンザノ家が買収し、1988年のブルッネロの一部をフレンチオークのバリックで熟成させて話題となったころからである。 その時に監修し、1992年の秋からは正式にコンサルトとして契約したのが、誰あろう、サッシカイア、ソライア、ティニャネッロを造ったあのジャコモ・タキスである。 ソレンゴはカベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、サンジョベーゼ、シラーのブレンド。 フレンチオークの新樽が7割、残りは1年樽で15ヶ月熟成。 フィルターを使用せずに瓶詰め。 極めて複雑な、フローラルでスパイシーでフルーティといった香りと味わいをもつフルボディであり、実に品のよい軽やかさがある。 2000ケースの生産量は多いとは言えず、イタリアでも見かけることは少ないが、ぜひ試してみたいワインである。 ワイナート 特集 超トスカーナより抜粋 ワインアドヴォケイト:95 ポイント Rating 95 Release Price $75 Drink Date 2008 - 2022 Reviewed by Robert M. Parker, Jr. Issue Date 31st Dec 2002 Source 144, The Wine Advocate There is no doubting the phenomenal quality of the 2000 Solengo, a blend of equal parts Cabernet Sauvignon, Merlot, and Syrah with a tiny dollop of Petit Verdot included in the blend. Its opaque ruby/purple color is followed by a stunning perfume of creme de cassis, blackberries, espresso, licorice, and new saddle leather. Full-bodied, sensationally concentrated, pure, and well-textured, with a 45-second finish, this unformed, youthful black beauty possesses extraordinary upside potential. Anticipated maturity: 2008-2022. 【古酒について、当店からのお願い】 オールドヴィンテージのワインは必ず休息させることが必要です。 休ませずに抜栓してしまうと本来の味わいは全く表れてきません。 商品到着後、最低でも2週間は休ませてください。 ●古酒特有のボトル傷や汚れがございます。 ●澱がございますので、商品到着後はボトルを立てた状態で、澱が沈み落ち着くまで休息させてから(最低でも1か月、出来れば2カ月以上)抜栓してください。 ●熟成による色調の変化(白ワインは黄金色に、赤ワインはレンガ色に)や、香り、味わいが複雑に変化している可能性があります。 これらは古酒の特徴です。 熟成されたワイン(古酒)ですのでボトルバリエーション等ございます。 それをご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。 Argiano / アルジャーノこの伝統ある生産者が、世界の注目を集めるようになったのは、1992年に所有者となったノエミ・マローネ・チンザノ伯爵夫人の時代である。 潤沢な資金力を活かし、偉大なワインを生みだすための基礎を築いた。 そして1995年、イタリアを代表するエノロゴ、ジャコモ・タキスの手により、ソレンゴが誕生する。 ボルドー品種を中心にフランス品種で構成されたこのワインは、イタリアのワイン史にその名を刻む革新的な作品となった。 このソレンゴに加え、2003年からジャコモ・タキスの後任を務めたハンス・ヴィンディング・ディエルスがボルドー出身のエノロゴだったためか、アルジャーノではボルドー品種が話題にされがちだが、彼らの根幹をなす品種は、まぎれもなくサンジョヴェーゼである。 事実、アルジャーノは1967年のブルネッロ協会の設立に尽力した生産者の一人であり、1970年という早い時期からブルネッロを生産している。 彼らが本拠を構えるサンタンジェロ・イン・コッレは、暖かな気候と、砂を含む粘土や石灰の土壌により、ワインは大らかでボリューム感のある味わいが特徴だ。 フランス品種を用いたソレンゴやノン・コンフンディトゥールの熟成にはフレンチオークのバリックを用いる一方、ブルネッロはボッティと呼ばれる大樽で熟成される。 52haのブドウ畑は土壌タイプや品種によって分類され、区画ごとに醸造が行われているが、ブラジルの投資家に醸造所の所有権が移った2013年以降、これまで以上に畑を重視し、その力を引き出すための大規模な投資が続けられている。 新たなアルジャーノのワイン造りを指揮するのは、2015年にコンサルタントに就任したアルベルト・アントニーニだ。 デカンターでミシェル・ロランやクリストフ・ルーミエと並び世界の5大醸造家に選ばれた、トスカーナ出身の偉大なエノロゴである。 アルジャーノの今後の更なる躍進の可能性に、ワイン評論家のアントニオ・ガローニは大きな期待を寄せている。
【クール配送】アルジャーノ ソレンゴ [2000]750ml (赤ワイン) 19,800 円
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バックヴィンテージ入荷しました! アン・ジェモー区画の非常に狭い畑から造られる希少なワイン! クロード・デュガは、ジュヴレ村で6世代に亘り家族経営でワインを生産する歴史あるドメーヌで、1977年から先代モーリスが自家元詰を始め、クロード・デュガの名の下で詰め始めたのは1991年からです。 1993年ヴィンテージでパーカーポイント100点を叩き出し、その実力を世に知らしめました。 デュガが作るワインは、生産量が極めて限られるため希少価値が高く、カルト的な人気を誇ります。 現在は長男のベルトランが中心となり、長女レティシア、次女ジャンヌと共にワインを作っています。 ドメーヌで最も生産量の多いジュヴレ・シャンベルタンは、15区画の畑で採れたピノをブレンドし、ジュヴレ・シャンベルタンのテロワールの全体像がダイナミックに感じられます。 所有地と借地を合わせて6ヘクタールほどの自社畑には、平均樹齢70年、最も樹齢の古いブドウで樹齢100年の古樹が育ちます。 どのキュヴェも樽熟成以外は同様の手法をとり、低温マセラシオンや温度管理を行わない伝統的な手法で醸造されます。 ブルゴーニュは1年物の樽で16カ月、ジュヴレ・シャンベルタンは1年物の樽50%と新樽50%の割合で18カ月熟成、プルミエ・クリュ以上は新樽100%で18カ月熟成させています。 「シャペル・シャンベルタン グラン・クリュ」は、グリオットの畑ほどは狭くないが、非常に狭い畑から造られるワイン。 畑はグリオットのすぐ北側に位置し、ワインのタイプもグリオットに似た感じに仕上がります。 ■2020年ヴィンテージ情報■ 夏は、乾燥と猛暑が続き、8月21日に収穫を開始しました。 8月中に収穫が終わったのは、この年が初めてです。 降雨量が不足していたため、得られた果汁は少なかったものの、深みのある色合いを呈した濃密でリッチなワインに仕上がりました。 黒果実を思わせるアロマは、ブドウが十分に熟していることを示しています。 収穫時期を早めることは、とても重要だと考えています。 というのもブドウ本来の酸を保持することができ、結果としてバランスの良いワインが出来るからです。 (生産者より) ■テクニカル情報■ 品種:ピノ・ノワール100% 畑:アン・ジェモー 平均樹齢:60年以上 醸造:新樽100%のバリックで18カ月熟成 相性料理:ジビエの網焼き、北京ダック、アロマの強いウォッシュタイプのチーズ 提供温度:若いうちは12?14℃(熟成させたものは15?16℃) CLAUDE DUGAT Chapelle Chambertin Grand Cru クロード・デュガ シャペル・シャンベルタン グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン 原産地呼称:AOC. CHAPELLE CHAMBERTIN ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ■ワインアドヴォケート誌2022年1月21日掲載記事より■ ドメーヌ・クロード・デュガにとって大成功の年となった。 この年は低収量で、収穫時期を早めたため、アルコール度数は低めで、生き生きとしたアロマと見事な力強さを備えたワインに仕上がっている。 2020年は、艶やかなスタイルの2019年と比べてよりタイトに引き締まっており、さほど官能的な印象はないものの、傑出したクオリティのみならず、時間をかけて美しく熟成を迎えるにふさわしいバランスとエネルギーを兼備している。 今回試飲したワインは強くお勧めしたいものばかりだ。 以前にも書いたが、ドメーヌ・クロード・デュガでは、世代交代が行われ、先代のクロードから息子のベルトランと娘のレティシア、ジャンヌへワイン造りが継承された。 デュガ家の細部まで拘った丹念なブドウ栽培とマサルセレクションにより受け継がれてきた樹齢の古いブドウ樹という素晴らしい財産は今も不変である。 しかし、そのスタイルは僅かな変化をみせてきている。 収穫の時期は従来よりも早くなり、シャプタリゼーション(補糖)はもはや行っておらず、新樽の使用もやや控えめになった。 しかし何よりも、フランソワ・フレール社から仕入れた樽を使用して以前よりも樽香が控えめになり、従来よりも全体的に調和のとれたより一体感のある味わいに仕上がっている。 ヴィノス: 96点 この年のデュガで最も傑出したキュヴェと言えるだろう。 香りは、シャルムに比べ、より落ち着いた印象で、牡蠣の殻の強いニュアンスを帯びた赤系果実のアロマに惹きつけられる。 味わいはミディアムボディで、繊細なタンニンと張りがあり、エネルギーに満ち溢れている。 調和のとれた、透明感のあるフィニッシュに近づくにつれ、徐々に強さが増していく。 長い余韻を持つ。 秀逸なワイン。 ≪飲み頃:2026 - 2055年|2022/3掲載≫ パーカーポイント: 93-95+点 官能的なシャルムと比べてより筋肉質でしっかりとした味わい。 チェリー、牡丹、オレンジの皮、バラの花びら、エキゾチックなスパイス、リコリスのアロマが香る。 味わいは、重層感、凝縮感を湛えたフルボディ。 深く、引き締まった味わいを持つこのワインは、今回試飲したデュガのワインの中で開くまでに一番時間を要する。 ≪2022/1/21 掲載≫ バーグハウンド 92-95点DOMAINE CLAUDE DUGAT / クロード・デュガただテロワールあるのみという、畑第一主義のドメーヌ当主クロードが25歳になる長女ルテシアとその3歳下の長男ベルトランとともに引退した父モーリスも収穫等の繁忙期には戦力として加わる。 4ヘクタールほどの小規模なドメーヌを率いる。 厳密な意味でのビオディナミではないが、何よりも畑第一主義のクロードは、いとこにあたるデュガ=ピィのベルナールともども、そのテロワールにかける思いはジュヴレ・シャンベルタンで図抜けた存在。 それは、耕作に馬を復活させたのも、コート・ドールで最も早い。 化学薬品の不使用は声高に叫ばれているが、畑にとっては、トラクターで土を踏み固め土中の生物の活動を阻害するのも大きなマイナス要因となるという点にも表れている。 そのような手入れをされる葡萄の樹齢は平均で40年以上、最低でも25年ほどだが、ヴィエーユ・ヴィーニュでは70年以上を数える。 ともかくドメーヌでは最上のぶどう果を得るための労苦を厭わない。 剪定も細心の注意で臨み、芽掻き、ヴァンダンジュ・ヴェールトそして収穫後の選果台と、徹底して健全で凝縮された果実を追求する。 また濃密なワインからは、非常に遅い収穫でもたらされる果実を想像してしまうが、ドメーヌでの収穫はどちらかというと早い。 2002年はバン・ド・ヴァンダンジュの1日前、酷暑の2003年は8月25日、2004年ヴィンテージでは収穫公示日と同じ9月25日という具合である。 その収穫の時間も気温が上がり過ぎない午前中に行うことを基本にしている。 発酵槽はコンクリートとイノックスで、野生酵母でゆっくりと行われる。 樽はレジオナルとヴィラージュでも50パーセント、プルミエ・クリュとグラン・クリュでは100パーセントの新樽をあてがう。 またSO_も最低限に抑え、基本的に瓶詰め時のみ、当然清澄、フィルター無しで瓶詰めする。 生まれるワインは何よりもピノならではの香り高さが圧倒的で、そこに滑らかなタンニン、しっかりした酸が合わさる素晴らしい凝縮度を備えたもの。 そしてその複雑さや、バランスの良さ、余韻の長さは尋常ではない。 グラン・クリュクラスの味わいはそこそこだがそれ以外はちょっと、といったドメーヌをよく見かけるが、クロード・デュガにおいては、グラン・クリュを味わうということ自体、絵空事に近いものがある為だけではなく、はっきりとACジュヴレにその見事さは十二分に表れている。 また、並び称されるデュガ=ピィに較べると、クロードの生むワインはより酸がしっかりし、エレガントさに秀でていることが分かる。
【クール配送】クロード・デュガ シャペル・シャンベルタン グラン・クリュ [2020]750ml 138,000 円
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【2022年シャトー蔵出し】 シャトー・パルメ 10年熟成プロジェクト!! 「シャトー・マルゴー」に次ぐ人気と実力を誇るシャトー・パルメでは、毎年バックヴィンテージを一定数保管し、10年熟成した後に公式リリースをするプロジェクトを2020年に開始しました。 今回はその2回目となる2011ヴィンテージのご案内です。 妖艶なアロマと高いフィネスを備えた穏やかさと柔らかさが魅力の、飲み頃が長く続くワインです。 メドック格付け第3級。 マルゴーアペラシオンのなかで、格付け第1級のシャトー・マルゴーに匹敵するのがこのシャトー・パルメ。 ワイン造りの特徴としては、他のシャトーに比べてメルロの比率が高いことが挙げられます。 これがマルゴーらしい香り高さや華やかさの他に、ポムロルのような豊かさや肉付きのよさを与えています。 決して、樽香が強く出過ぎることがないパルメは、最初の数年は控えめな印象ですが、次第に洗練というよりも心が安まる穏やかなブーケを育み始めます。 その柔らかさが、気高いシャトー・マルゴーとも最も異なる点でしょう。 ■2011年ヴィンテージ情報■ 2011年はボルドー全般的に暖かく、日照量に恵まれブドウの成熟サイクルが早かった年です。 シャトー・パルメ2011は、暖かいながらも、過熟すぎることは無く、熟成と共にテロワールのポテンシャルの高さを感じて頂けるワインに仕上がりました。 開栓直後からノーズは開いていてパワフルさがあり、スパイスや胡椒、黒果実、木の香り、ニワトコの実、セイヨウスギなどの複雑なブーケを感じます。 口中では肉厚な果実味とストラクチャー、質の良い酸と、ヴェルヴェットのように緻密なタンニンが全体を包み込んでいます。 素晴らしい清涼感がアフターに感じられ、永遠に続くかのような非常に長い余韻が広がります。 ワインは10年間の熟成を経て、熟成により花開く第一段階のフェーズを感じて頂ける状態です。 今後も更なる熟成とともに、洗練されその美しさを増し、違った風味が現れてきます。 2011年は熱狂的な注目が集まるようなビッグヴィンテージではありません。 しかしながら、ビッグヴィンテージの陰に隠れ、見過ごされがちな年は、熟成を経て素晴らしい状態になり、驚きを与えてくれることがあります。 シャトー・パルメ2011年はその感動を間違いなく味わって頂けるでしょう。 長熟のポテンシャルをもつこのワインは、テイスターの人生の思い出に残る1本になると思います。 ■テクニカル情報■ ブドウ品種:メルロー55%、カベルネソーヴィニヨン45% 収穫時期:2011年9月7日?9月29日 収量:20hl/ha(畑面積54ヘクタール) オーク樽熟成:21カ月(新樽比率50%) 飲み頃ピーク:今からお飲み頂くか、2045?2050年頃迄熟成可能 CHATEAU PALMER 生産地:フランス ボルドー マルゴー 原産地呼称:AOC. MARGAUX 格付け:第3級 ぶどう品種:メルロー 55%、カベルネソーヴィニヨン 45% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:96 ポイント Rating 96 Release Price $345 Drink Date NA Reviewed by Robert M. Parker, Jr. Issue Date 30th Apr 2014 Source 212, The Wine Advocate The opaque blue/purple-colored 2011 Palmer reveals a stunning bouquet of licorice, truffles, camphor, spring flowers, black raspberries and black currants. One of the superstars of the vintage, this brilliant 2011 possesses superb concentration and purity, medium to full body, and remarkable length of close to a minute. A tour de force in winemaking, the Palmer team merits accolades for achieving this level of quality in a more challenging vintage than either 2009 or 2010. The “wine of the vintage” in Margaux, tiny yields of 20 hectoliters per hectare, a final blend of 55% Merlot and 45% Cabernet Sauvignon, and a severe selection (only 55% of the production made it into Palmer) are the reasons for this success. Winemaker Thomas Duroux continues to fine tune this already brilliant estate, producing first-growth quality wines year after year.Chateau Palmer / シャトー・パルメ シャトー・マルゴーと並び、マルゴー村を代表するシャトー! シャトー・パルメの格付けは第三級ですが、その実力は五大シャトーと同程度の第一級相当と言われており、もし現在メドック格付けの見直しがあれば、第一級へ昇格すべきシャトーとされています。 マルゴーアペラシオンのなかで、格付け第一級のシャトー・マルゴーに引けを取らないと言われているのがシャトー・パルメ。 シャトー・パルメは格付け第三級ながら、第一級や第二級シャトーと同程度の価格帯で取引されています。 ワイン造りの特徴としては、他のシャトーに比べてメルロの比率が高いことが挙げられます。 これがマルゴーらしい香り高さや華やかさの他に、ポムロルのような豊かさや肉付きの良さを与えています。 樽香が強く出過ぎることがないパルメは、最初の数年は控えめな印象ですが、次第に洗練というよりも心が安まる穏やかなブーケを育み始めます。 その柔らかさが、シャトー・マルゴーと大きく異なる点です。 歴史は古く、1814年、イギリスの将軍、シャルル・パルメ/チャールズ・パーマー氏が、彼が恋に落ちた未亡人より購入したのがこのシャトー・パルメです。 当時はドメーヌ・ド・ガスクという名前で呼ばれていました。 パルメ将軍は30年に亘って、畑を広げ、設備を充実させるなどの、様々な改良を行い、シャトーには彼の名、パルメをつけました。 その後、19世紀半ば、銀行や鉄道事業などで名をはせていた、エミールとイザックのペレール兄弟が1853年にシャトーを購入します。 そこから1年もたたない間に大掛かりなシャトーの改革を成し遂げましたが、1855年の格付けでは3級という評価でした。 そこから100年の間に4回ほどオーナーが変わった後、シシェル家とマレール・ベス(マーラー・ベッセ)家が共同でシャトーを経営する事となりました。 イギリス出身のシシェル家はイギリスやフランス国内に販売を行うワイン商を経営しており、オランダ出身のマレール・ベス家は織物とワインビジネスで名をはせていました。 2004年より、トマ・デュロー氏に経営を委ね、トマ氏の指揮の下、選果台や貯蔵庫、試飲専用の部屋にわたるまで近代的な設備を備えた大規模な改修を行うなど歴史あるパルメの品質向上に余念がありません。 そして、現在格付け3級ながら1級にせまる品質・評価・価格で、スーパーセカンドのひとつに位置づけられています。 小塔のある印象的なシャトー・パルメが位置するのは、マルゴーのアペラシオンの中でやや北寄りに位置しています。 66haの畑はジロンド河を見下ろす丘陵地に位置し、畑ではカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが約半分ずつに加えて、プティ・ヴェルドも少量栽培されています。 それぞれのテロワールを個別に調整できるよう、54基の円錐の醗酵タンクを使用しています。 キュヴェごとに試飲をし、クラス分けをして、最終のブレンドを決めていきます。 樽熟成は18?21か月で、新樽比率は50%弱です。
【クール配送】シャトー・パルメ [2011]750ml 54,780 円
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ローヌ随一の銘醸地コート・ロティで造られるワイン。 1994年に設立されたローヌのネゴシアン「タルデュー・ローラン」は、その名の通り、ブルゴーニュのドミニク・ローラン氏と、ローヌでワインに携わっていた名うてのワイン通、ミッシェル・タルデュー氏が意気投合してスタートさせたジョイント・ベンチャーです。 元・パティシエという珍しい経歴の持ち主、ドミニク・ローラン氏は、1989年にネゴシアンとしてワイン界に参入、栽培業者から買い取ったワインを自社にて樽で熟成、この樽使いが評判を呼び、90年代から大注目を浴びるようになりました。 また、ミッシェル・タルデューは、ブルゴーニュの、著名な、物議をかもしているドミニク・ローランのパートナーであり、がひいきにしているローヌ渓谷人の1人である。 彼は純粋なネゴシアンであり、選別した栽培家から果汁を買って、彼曰く、セラーではエルヴァージュ(育成)以外のことはなにもせず、確実に澱下げや濾過なしで瓶詰めしている。 「コート・ロティ」は、ローヌ最北部に位置するコート・ロティは、ローヌ川右岸の急な斜面に200haにわたって段々畑が広がっています。 シラーが主体ながらも、ブルゴーニュに通じるエレガントなワインが造られます。 こちらのコート・ロティは、ランドンヌ、シャヴァロシュ、ロジエ、レ・ロシャンの畑に植わるブドウを使用しています。 ■2015年ヴィンテージ情報■ 「5」のヴィンテージ、幸運をもたらすヴィンテージ。 ここ数十年、1985年、1995年、2005年、2015年と、「5」で終わるヴィンテージは、ヴァレ・デュ・ローヌだけでなく、より一般的にフランスのブドウ畑全体で、サクセスストーリーを運んでいるのが事実です。 2015年は、1年のすべての季節でほぼ最適な気候条件となり、勝算があったと言わざるを得ません。 そのため、冬は雨が多く、ブドウの木は十分な水分の恩恵を受けることができました。 春の目覚めは2014年より3週間ほど遅かったのですが、天候は徐々に落ち着き、開花は素晴らしいコンディションで行われ、ブドウの生産量は非常に優れています。 6月、7月、8月は非常に暑い月となりました。 夜は涼しいので、猛暑にはなりませんでした。 病害虫に悩まされることもなく、収穫を前にして、すべてが順調でした。 夏と9月は雨が多く、夏の間重要な要素であるブドウの木の苦しみを避けることができました。 ブドウはゆっくりと成熟しました。 しかし9月20日頃は雨が降りすぎましたが、このヴィンテージのスタイルは魅力的で、ふくよかで、ジューシーで、シルキーなワインを生み出しています。 Tardieu Laurent Cote Rotie タルデュー・ローラン コート・ロティ 生産地:フランス コート・デュ・ローヌ コート・ロティ 原産地呼称:AOC. COTE ROTIE ぶどう品種:シラー100% 味わい:赤ワイン 辛口 ワインアドヴォケイト:(95 - 97) ポイント Rating (95 - 97) Release Price $68 Reviewed by Jeb Dunnuck Issue Date 31st Dec 2016 Source 228, The Wine Advocate Michel’s inky-colored 2015 Cote Rotie is a profound powerhouse that’s loaded with notions of black raspberries, black cherries, toasted spices, spring flowers and hints of olives. Gorgeously pure, concentrated, full-bodied and seamless, it has no hard edges, fine, yet present tannin and terrific length. It’s a deep, rich, seriously impressive Cote Rotie that will keep for more than 20 years. VINOUS:(93-95) ポイント Vinous(93-95) pts Famille Tardieu (Tardieu-Laurent) 2015 Cote-Rotie Cote Rotie, Northern Rhone Red wine from France Youthful violet. Ripe black and blue fruits, candied flowers and star anise on the deeply perfumed nose; a bright mineral overtone adds vivacity. Velvety, sweet and seamless in the mouth, offering concentrated blueberry, violet, licorice and spicecake flavors that tighten up slowly on the back half. Weighty but energetic, showing impressive closing thrust and sneaky tannins on the very long, blue-fruit-dominated finish. Josh Raynolds. Tasting date: February 2017TARDIEU LAURENT / タルデュー・ローランミッシェル・タルデューは、ブルゴーニュの、著名な、物議をかもしているドミニク・ローランのパートナーであり、がひいきにしているローヌ渓谷人の1人である。 彼は純粋なネゴシアンであり、選別した栽培家から果汁を買って、彼曰く、セラーではエルヴァージュ(育成)以外のことはなにもせず、確実に澱下げや濾過なしで瓶詰めしている。 この会社がほんの4年の操業で偉大な成功を楽しんでいるなによりの秘訣は、容赦の無い選別処理でである。 タルデューが買うのは最高の栽培家の、場所の良い古木だけなのである。 とはいえ、実際に購入するのはワインがつくられてからのことで、購入したワインはドミニク・ローランの仕様にあわせてつくられたオーク樽に移される。 ワインはその後樽で2年を過ごすが、事実上澱引きも硫黄の添加もなく、長期に渡るリー・コンタクトも樽の中で行われる。 セラーのなかでそのような扱いをしている先例はマルセル・ギガル以外にはないが、ギガルは昔からこのやり方を利用して、特筆に値する陣容の単一畑コート・ロティを生産してきたし、この介入最小限主義的な戦略は、どうやらローヌの若手世代の心をとらえつつあるようで、その結果、ますます多くのワインが、格別の香気や、舌触り、自然さ、喜びを感じさせるものとなってきているのである。 タルディユー・ローランのワインで特質に値するのは、あまりに厚みのある、とろりとしたものとなるため、概して木の影響をすべて吸収してしまい、各アペラシオン、各品種の個性が、人為的に操作されていない姿で届くことである。
【クール配送】タルデュー・ローラン コート・ロティ [2015]750ml 13,200 円
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妖艶なアロマと高いフィネスを備えた穏やかさと柔らかさが魅力の、飲み頃が長く続くワインです。 シャトーの歴史は17世紀初頭まで遡ります。 18世紀にはシャトー・ド・ガスクという名でワインが造られ王侯貴族に珍重されていたそう。 『パルメ』という名を得たのは1814年。 イギリス将官のチャールズ・パーマーがシャトーを取得し改名。 その名を広めました。 畑は、マルゴーの近くに位置し、またボルドーでも数少ないビオディナミを実践しているシャトーです。 メドック格付け3級でありながら、その実力は1級とも言われています。 「シャトー・パルメ」は、メドック格付け第3級。 マルゴーアペラシオンのなかで、格付け第1級のシャトー・マルゴーに匹敵。 ワイン造りの特徴としては、他のシャトーに比べてメルロの比率が高いことが挙げられます。 これがマルゴーらしい香り高さや華やかさの他に、ポムロルのような豊かさや肉付きのよさを与えています。 決して、樽香が強く出過ぎることがないパルメは、最初の数年は控えめな印象ですが、次第に洗練というよりも心が安まる穏やかなブーケを育み始めます。 その柔らかさが、気高いシャトー・マルゴーとも最も異なる点でしょう。 手摘みのブドウは、醸造所に届くとすぐに畑の区画と品種ごとに慎重に分類されます。 約54もの円錐型発酵槽で発酵を行い、その後フレンチオークで約20?22ヵ月間熟成を行います。 外観は深みあるガーネットパープル。 メルローからもたらされる華やかな果実の香りとマルゴーらしい豊満なボディにエレガントな味わい。 熟成が進むにつれてタンニンがシルキーかつ柔らかく変化し、アロマもより一層華やかになることでしょう。 マルゴーの複雑性と個性も備え、独特の香り高いブーケと複雑で妖艶なアロマ、そして滑らかなテクスチュアは飲む者を魅了して止みません。 CHATEAU PALMER シャトー・パルメ 生産地:フランス ボルドー マルゴー 原産地呼称:AOC. MARGAUX 格付け:第3級 ぶどう品種:メルロ54%、カベルネ・ソーヴィニヨン42%、プティ・ヴェルド4% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームスサックリング:98 ポイント20 Dec, 2019 Very perfumed and subtle with dried flowers and citrus, as well as blue fruit. Full-bodied with wonderfully diffused, integrated tannins that just run over the edges of the wine. It’s extremely polished and very, very long. Fresh and bright. Energetic finish. A thoughtful wine. A blend of 54% merlot, 42% cabernet sauvignon and 4% petit verdot. Drink after 2023. ワインアドヴォケイト:97+ ポイント Rating 97+ Drink Date 2025 - 2065 Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 17th Mar 2020 Source March 2020 Week 3, The Wine Advocate A blend of 54% Merlot, 42% Cabernet Sauvignon and 4% Petit Verdot, the deep garnet-purple colored, 2017 Palmer gives a very serious nose of pronounced blackcurrant cordial, warm plums and blackberry preserves with hints of cedar chest, pencil shavings, violets, dark chocolate and star anise plus exotic wafts of sandalwood and cassia. Medium-bodied, the palate features fantastically vibrant, crunchy black fruits with a firm texture of ripe, grainy tannins and tons of freshness, finishing very long and mineral laced. It will need a good 5-7 years to really blossom with all those tightly wound nuances, but it should be a stunner! ワインレポート:98 点 「シャトー・パルメ 2017」(Chateau Palmer 2017)はややシャイだが、プラム、ブラックカラント、リコリス、一切の雑味がない純粋な果実味が複雑に折り重なり、厚みがある。 凝縮度はあるのに重さはなく、軽やかな浮遊感さえある。 タンニンは名人が煎じたお茶のように上質で、温かみがある。 フレッシュ感が躍動するワインをふくんでいると、口中にエネルギーが拡散していく。 深みがあり、フィニッシュにタバコと湿った黒い土のノート。 静謐な透明感をたたえながら、さざ波が広がっていくような生命力がある。 自然派ワインの造り手が一度は口にいれるべき水のようなワインだ。 メルロ54%、カベルネ・ソーヴィニヨン42%、プティ・ヴェルド4%。 98点。 vinous:96+ ポイント Vinous 96+ pts Palmer 2017 Palmer Margaux, Medoc, Bordeaux Red wine from France Drinking window: 2027 - 2047 One of the wines of the vintage on the Left Bank, the 2017 Palmer is fresh and vibrant, with tons of energy. Veins of supporting salinity and floral overtones lend grace to the Grand Vin in 2017. I imagine Palmer will only blossom with a few years in bottle. Time in the glass brings out pretty notes of dark fruit, mocha, spice, leather and licorice, but overall, the 2017 is quite reticent, especially given what readers have come to expect here. The blend is 54% Merlot, 42% Cabernet Sauvignon and 4% Petit Verdot. Technical Director Thomas Duroux told me his team harvested all the fruit in nine days as opposed to the more typical 2-3 weeks. The 2017s were done with no SO2 at crush. Duroux stopped the pump overs early and favored gentle extractions. Both wines are in the 13-13.2 range of finished alcohol. Antonio Galloni. Tasting date: December 2019Chateau Palmer / シャトー・パルメ シャトー・マルゴーと並び、マルゴー村を代表するシャトー! シャトー・パルメの格付けは第三級ですが、その実力は五大シャトーと同程度の第一級相当と言われており、もし現在メドック格付けの見直しがあれば、第一級へ昇格すべきシャトーとされています。 マルゴーアペラシオンのなかで、格付け第一級のシャトー・マルゴーに引けを取らないと言われているのがシャトー・パルメ。 シャトー・パルメは格付け第三級ながら、第一級や第二級シャトーと同程度の価格帯で取引されています。 ワイン造りの特徴としては、他のシャトーに比べてメルロの比率が高いことが挙げられます。 これがマルゴーらしい香り高さや華やかさの他に、ポムロルのような豊かさや肉付きの良さを与えています。 樽香が強く出過ぎることがないパルメは、最初の数年は控えめな印象ですが、次第に洗練というよりも心が安まる穏やかなブーケを育み始めます。 その柔らかさが、シャトー・マルゴーと大きく異なる点です。 歴史は古く、1814年、イギリスの将軍、シャルル・パルメ/チャールズ・パーマー氏が、彼が恋に落ちた未亡人より購入したのがこのシャトー・パルメです。 当時はドメーヌ・ド・ガスクという名前で呼ばれていました。 パルメ将軍は30年に亘って、畑を広げ、設備を充実させるなどの、様々な改良を行い、シャトーには彼の名、パルメをつけました。 その後、19世紀半ば、銀行や鉄道事業などで名をはせていた、エミールとイザックのペレール兄弟が1853年にシャトーを購入します。 そこから1年もたたない間に大掛かりなシャトーの改革を成し遂げましたが、1855年の格付けでは3級という評価でした。 そこから100年の間に4回ほどオーナーが変わった後、シシェル家とマレール・ベス(マーラー・ベッセ)家が共同でシャトーを経営する事となりました。 イギリス出身のシシェル家はイギリスやフランス国内に販売を行うワイン商を経営しており、オランダ出身のマレール・ベス家は織物とワインビジネスで名をはせていました。 2004年より、トマ・デュロー氏に経営を委ね、トマ氏の指揮の下、選果台や貯蔵庫、試飲専用の部屋にわたるまで近代的な設備を備えた大規模な改修を行うなど歴史あるパルメの品質向上に余念がありません。 そして、現在格付け3級ながら1級にせまる品質・評価・価格で、スーパーセカンドのひとつに位置づけられています。 小塔のある印象的なシャトー・パルメが位置するのは、マルゴーのアペラシオンの中でやや北寄りに位置しています。 66haの畑はジロンド河を見下ろす丘陵地に位置し、畑ではカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが約半分ずつに加えて、プティ・ヴェルドも少量栽培されています。 それぞれのテロワールを個別に調整できるよう、54基の円錐の醗酵タンクを使用しています。 キュヴェごとに試飲をし、クラス分けをして、最終のブレンドを決めていきます。 樽熟成は18?21か月で、新樽比率は50%弱です。
【クール配送】シャトー・パルメ [2017]750ml 【2017ボルドー】 41,250 円
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名前の由来ともなったラフルールとペトリュスの間にあるシャトーです。 道を挟んでシャトー・ペトリュスと向かい合っている位置にあり、とてもよく似た特徴です! ポムロルの丘の東側、ラフルールとペトリュスの間(これが名前の由来)という、数々の最高のシャトーがあるところに位置するラ・フルール・ペトリュスは、最も賞賛に値するポムロルのひとつ。 有名なジャン・ピエール・ムエックス社がここを買収したのは1952年。 ブドウ畑は冬の凍結でほぼ壊滅状態になった1956年の後、全面的に植え替えされた。 ラ・フルール・ペトリュスのワインは、ペトリュス、トロタノワ、ラトゥール・ア・ポムロルといったムエックスのほかのポムロルより、重さと舌触りが軽いが、鑑定家は、しなやかでなめらかな、絹のような舌触りとエレガントさゆえにこれを高く評価している。 早く飲み頃になるのが普通で、ヴィンテージの5年ないし6年後には飲めるようになる。 以前ル・ゲが所有していた老木の小区画をムエックス社がラ・フルール・ペトリュスのために購入したのと、その名前と品質と少ない生産量のために、今後高価になる傾向がある。 「ラ・フルール・ペトリュス」は、畑は鉄分を多く含んだ層をベースとした、砂利の混じる深い粘土質土壌で構成され、平均樹齢35年のブドウを植えています。 ブドウを手摘みで収穫した後、手と光学式選果機によって選果。 除梗・破砕後、コンクリートタンクとステンレスタンクで穏やかにマセラシオンと発酵を行います。 熟成は新樽比率約50%のフレンチオーク樽で16?18ヵ月間実施。 清澄・濾過を経て瓶詰めします。 花開きつつある華やかなアロマが特徴。 レッドチェリーやラズベリー、カシスなどの果実にフレッシュミントや濡れた石を思わせるミネラル香が重なります。 口に含むと、黒トリュフやレザーといった複雑な風味が漂うニュアンスに富んだ味わい。 タンニンは非常に繊細で、長い余韻を楽しめます。 CHATEAU LA FLEUR PETRUS シャトー・ラ・フルール・ペトリュス 生産地:フランス ボルドー ポムロル 原産地呼称:AOC. POMEROL ぶどう品種:メルロ 91%、カベルネ・フラン 6%、プティ・ヴェルド 3% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:99 ポイント CHATEAU LA FLEUR-PETRUS POMEROL 2018 Thursday, February 3, 2022 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2018 Score 99 Ripe black fruit, clove, licorice, pine and walnut husk on the nose. Bitter chocolate and coffee, too. It’s full-bodied with firm, tight tannins. Muscular and very formed. Energetic and precise with long, chewy layers and lots of depth, structure and polish. Superb. Needs time. Try from 2026. ワインアドヴォケイト:97+ ポイント Rating 97+ Drink Date 2025 - 2055 Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 1st Apr 2021 Source End of March 2021, The Wine Advocate A blend of 91% Merlot, 6% Cabernet Franc and 3% Petit Verdot, the 2018 la Fleur-Petrus has a medium garnet-purple color and a slightly closed-down nose to begin, soon unfurling to reveal earthy notions of black truffles, mossy tree bark and damp soil, over a core of plum preserves, wild blueberries and redcurrants, plus a fragrant waft of menthol lilacs. The medium to full-bodied palate has the most gorgeous, velvety texture with well-knit freshness giving lift to the densely packed black fruit and earthy layers, finishing with a beguiling perfume. Stunning. Give it a good 3-4 years in bottle and drink it over the next 30 years or more. Vinous:97 ポイント Vinous 97 pts La Fleur-Petrus 2018 Lafleur-Petrus Pomerol, Bordeaux Red wine from France Drinking window: 2026 - 2058 The 2018 La Fleur-Petrus is positively rapturous, just as it was from barrel. Mother Nature appears to have taken all the signatures of this site and turned up the volume. Loud. Rich and beautifully layered, La Fleur-Petrus dazzles with magnificent richness and a finish that is eternal. Blood orange, mint, rose petal, spice and sweet red berry fruit build over time. I can't remember tasting a better young La Fleur-Petrus. Give it a few years to shed some baby fat. Magnificent. Antonio Galloni. Tasting date: March 2021LA FLEUR-PETRUS / ラ・フルール・ペトリュス シャトー・ラフルールとペトリュスの間に位置し、銘醸ひしめくポムロールで最上のテロワールを備えたワイナリー。 ジャン・ピエール・ムエックス社が所有するポムロール・トップクラスのシャトー。 道を挟んでシャトー ペトリュスと向かい合っている位置にありますが、土壌は異なり、こちらは大きな砂利の多い土壌となっています。 シャトー・ラ・フルール・ペトリュスは、ポムロールで最も有名なブドウ畑の一つです。 この歴史的なドメーヌは、台地だけに位置し、18世紀に「ペトリュス」と「ラ・フルール」という地方にまたがる位置から名づけられました。 1937年にリボーヌに設立されたジャン・ピエール・ムエックス氏は、ポムロールのアペラシオンの優れた品質を早くから認識していました。 シャトー・ラ・フルール・ペトリュスは、1950年に彼が最初に購入したシャトーです。 その後すぐに、彼は1953年にシャトー・トロタノワを購入しました。 シャトー・ラ・フルール・ペトリュスの個性は、ポムロールの台地にある有名な砂利と粘土のテロワールを注意深く関連付けることにある。 海抜33?38メートルに位置する畑は、各区画の土壌と標高のニュアンスからその個性を引き出している。 砂利が多い区画はエレガントなワインになり、粘土が多い区画はヴェルヴェットのような濃厚で骨格のあるワインになります。 ラ・フルール・ペトリュスのワインは、ペトリュス、トロタノワ、ラトゥール・ア・ポムロルといったムエックスのほかのポムロルより、重さと舌触りが軽いが、鑑定家は、しなやかでなめらかな、絹のような舌触りとエレガントさゆえにこれを高く評価している。 早く飲み頃になるのが普通で、ヴィンテージの5年ないし6年後には飲めるようになる。 以前ル・ゲが所有していた老木の小区画をムエックス社がラ・フルール・ペトリュスのために購入したのと、その名前と品質と少ない生産量のために、今後高価になる傾向がある。
【クール配送】シャトー・ラ・フルール・ペトリュス [2018]750ml 【2018ボルドー】 31,537 円
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パーカーポイント不動の高得点を誇る、トルブレックのフラッグシップワイン「ラン・リグ」。 パーカーポイント不動の高得点で多方面から注目を集めるオーストラリア最高の作り手トルブレック。 創立者デイヴィッド・パウエルにより1994年に設立されました。 設立のきっかけは、1992年に当時ロックフォードで働いていたデイヴィッド・パウエルが乾地農法で育つ古いブドウ畑を見出だし、手入れをし始めたことに端を発します。 見つけた当時は殆ど枯れかけていた古樹を見事に生き返らせ、荒廃した古いシラーズの古樹から、最高の果実を収穫することに成功しました。 トルブレックは、南仏ローヌのワインにインスピレーションを受け、世界有数の樹齢の古いブドウが育つバロッサヴァレーでシラーズ、グルナッシュ、ムールヴェードルなどのローヌ品種から最高のワインを生み出す世界トップクラスのワイナリーです。 トルブレックのブドウは、樹齢150年を超えるものもあり、世界最古のレベルです。 これらのブドウは、フィロキセラ禍を免れ、1980年代初頭の減反政策を生き延びてきたものです。 古樹は驚くほど低収量で、樹齢の若い畑も極力収量を抑えるため、どのワインも非常に深みのある色合いを湛え、濃厚で凝縮感のある複雑な味わいに仕上がります。 「ラン・リグ」はローヌ北部のコート・ロティの急斜面で造られた美しい香りと良い構造を持つワインとしばしば比べられます。 素晴らしくアロマ豊かでありながらも、かなりの力強さと潜在的な芳醇さを持つため、太陽が溢れるエルミタージュの丘のブドウから造られた、非常に凝縮感あるワインと容易に間違えうるでしょう。 スコットランドのハイランド氏族は、かつて「ラン・リグ」と呼ばれるシステムを使って、非常に広く分散した土地を分割してきました。 ここで強調されるのは、個々の畑ではなく、むしろ全体を構成している集団としての要素です。 古く乾燥した畑で育つシラーズはヴィオニエとブレンドされることで区画ごとの果実の強みや複雑さがより際立ち、ワインにさらなる奥行きを与えてくれます。 平均以上の冬の降雨量は平均以下の春と夏の降雨量につながり、小さな房と小さな葡萄の実が育ちました。 収量減に名がりましたが。 特にシラーは品質がかなり高く、2018年のワインは印象的な色、構造、長期熟成で大変記憶が残るヴィンテージになるでしょう。 ■ワインアドヴォケイトより■ トルブレックは、主任醸造家イアン・ホンゲルの下、近年ますます実力をつけてきている。 つい最近2019年3月にリリースを予定しているトルブレックのワインを一通り試飲したが(驚異的な2016年のランリグは2019年6月にリリースを控えている)、どのワインもこれ以上にないほどの見事な出来映えであった。 だからと言って彼の前任者たちを軽んじるつもりは毛頭なく、ただホンゲルの斬新な視点からブドウ畑の新たな開拓と拡張(これについては栽培家ナイジェル・ブリーシュクによる功績が非常に大きい)に向けて更なる投資が行われたことにより、ワインの品質が更なる向上を遂げ、低価格帯のキュヴェでさえ実に印象的な仕上がりを見せている。 今回は、2018ヴィンテージの高価格帯のワインのバレル・サンブルもいくつか目にすることが出来たが、もはや次にバロッサを訪れる日が楽しみで待ちきれない。 ≪#241号|2019/3/1掲載≫ ■2018年ヴィンテージ情報■ 冬は例年の平均を上回る雨量を記録しましたが、春から夏にかけての降雨量は平均以下で、これによりブドウの房も果粒も小さくなったため、収穫量が減じました。 しかし収穫されたブドウの品質は非常に高く、トルブレックの主要な赤ワイン品種であるシラーズ、グルナッシュ、マタロ(ムールヴェードル)にとっては特に良年となりました。 2018年のワインは、実に印象的で良質な色合い、しっかりとしたストラクチャー、長期熟成ポテンシャルの高さにより記憶に残るヴィンテージとなるでしょう。 ■テクニカル情報■ 産地:バロッサヴァレー(サブリージョン:リンドック、ローランドフラット、セッペルツフィールド、グリーノック、モッパ、エベニーザー) 平均樹齢:123年 平均収量:14hl/ha 醸造:6つの畑から収穫されたシラーズのブレンド。 収穫区画ごとに優しく除梗して木製とコンクリート製の開放型発酵槽で6?7日間マセラシオン。 バスケットプレスでやさしく圧搾し、新樽と2?3年物のフレンチオークのバリックで自然にマロラクティック発酵。 6ヶ月後に澱引きし、細かな澱と共に30ヶ月熟成させ、瓶詰前にブレンド。 品種:シラーズ98%、ヴィオニエ2% 新樽率:50%、Alc:15%、pH:3.58、酸:6.11g/L、収穫:2/20-4/13 Torbreck Run Rig Barossa Valley トルブレック ラン・リグ バロッサ・ヴァレー 生産地:オーストラリア 南オーストラリア州 バロッサ・ヴァレー 原産地呼称:GI. BAROSSA VALLEY ぶどう品種:シラーズ 98%、ヴィオニエ 2% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ヴィンテージチャートで、2018VTは南オーストラリア史上最高得点の97Eを獲得! ワインアドヴォケイト:99 ポイント 2018年のランリグはボトルからグラスに注ぐと香りが開いてくる為少し空気に触れ事が必要です。 他のヴィンテージと異なり、最初に注ぐとかなりたいとでセメダイン臭が先に来ます。 その後にゆっくりと核果、ブルーベリー、チェリー、ペストリーの皮、ベーキングスパイスのヒントが合われます。 口に含むとコクがあり、凝縮感とリッチなテクスチャーがり、熟したタンニンが特徴で甘草とダークベリーがかったビロードのような口当たりが最後まで残ります。 今でも親しみやすく飲めますが、熟成したら更に素晴らしいワインになる予想です。 ≪飲み頃:2025-2040年|2021/1/1掲載≫ Rating 99 Release Price $250 Drink Date 2025 - 2040 Reviewed by Joe Czerwinski Issue Date 1st Jul 2021 Source Issue 255 End of June 2021, The Wine Advocate Torbreck's 2018 RunRig needs a bit of air right now, as the nose and palate truly open up and expand after a while in the glass. Unlike some vintages, it's rather tight and cedary upon first pour, then relaxes to reveal hints of stone fruit, blueberries, cherries, pastry crust and baking spices. In the mouth, it's full-bodied and concentrated, richly textured and marked by ripe tannins, which leave behind a velvety, mouth-coating finish tinged with licorice and dark berries. While approachable now-and even damn enjoyable-it deserves another several years in the cellar. Drink the 2018 Descendant while waiting. In the 27 years since its founding in 1994, Torbreck has become one of the icons of Australian wine, championing the old-vine treasures of the Barossa. This year's releases include stunning versions of the winery's top cuvees: The Laird, Les Amis and RunRig. All three rate 97 points or better, with the 2018 RunRig being this taster's personal favorite for its superb balance. Not far behind is the 2018 Descendant, which sells for a fraction of the price and is more approachable as well. That's the one that shrewd wine drinkers will seek out. Fortunately for those of us with skinnier wallets, even Torbreck's other bottlings are excellent, with special mention going to the 2018 Hillside Vineyard Grenache, from vines planted in 1949, and the 2018 The Gask, from Eden Valley vines planted in 1960. Even the entry-level Woodcutter's line is solid, with the 2020 Rose, 2020 Semillon and 2019 Shiraz all scoring 88-90 points. In short, for consumers seeking bold, flavorful wines that reflect their origins, Torbreck is among Australia's top producers. ジェームス・サックリング:98 ポイント TORBRECK SHIRAZ VIOGNIER BAROSSA RUNRIG 2018 Monday, August 2, 2021 CountryAustralia RegionSouth Australia Vintage2018 Score 98 A really complex wine already, this has aromas of blackberry, tar and dried spice, as well as blueberry and gentle, herbal edges. The essence-like blackberries and dark plums are delivered in a rich, full-flavored style. Great old-vine shiraz from a stunning vintage. Try from 2026.Torbreck / トルブレック 不動の高得点!オーストラリア最高の造り手、トルブレック ! パーカーポイント不動の高得点で多方面から注目を集めるオーストラリア最高の作り手トルブレック。 創立者デイヴィッド・パウエルにより1994年に設立されました。 設立のきっかけは、1992年に当時ロックフォードで働いていたデイヴィッド・パウエルが乾地農法で育つ古いブドウ畑を見出だし、手入れをし始めたことに端を発します。 見つけた当時は殆ど枯れかけていた古樹を見事に生き返らせ、荒廃した古いシラーズの古樹から、最高の果実を収穫することに成功しました。 トルブレックは、南仏ローヌのワインにインスピレーションを受け、世界有数の樹齢の古いブドウが育つバロッサヴァレーでシラーズ、グルナッシュ、ムールヴェードルなどのローヌ品種から最高のワインを生み出す世界トップクラスのワイナリーです。 トルブレックのブドウは、樹齢 150 年を超えるものもあり、世界最古のレベルです。 これらのブドウは、フィロキセラ禍を免れ、1980 年代初頭の減反政策を生き延びてきたものです。 古樹は驚くほど低収量で、樹齢の若い畑も極力収量を抑えるため、どのワインも非常に深みのある色合いを湛え、濃厚で凝縮感のある複雑な味わいに仕上がります。 2008年より、トルブレックは、新オーナーのピート・ナイトの下、醸造所を最新設備に一新し、生産ラインを瓶詰まで一貫して管理することにより、トルブレックの新たなスタンダードを築いています。 オーナーのピートは、アメリカとオーストラリア双方のワインに深い造詣があり、これまでの品質を維持すると共に、これまでのトルブレックを超えるワインを作ることに意欲を見せています。 2014年には、単一畑のザ・レアードでパーカーポイント100点を獲得し、躍進を続けています。 2017ヴィンテージからは、バロッサの土壌とブドウに深い造詣を持つ醸造家イアン・ホンゲルを新たな醸造責任者に迎えています。 イアンは、トルブレックに上質なシラーズを長年供給し続けてきたブドウ農家に生まれ、大学で醸造学を修めた後、ドイツ、フランス、カリフォルニア、バロッサでワイン造りの腕を磨き、バロッサ・ワイン・ショーの委員長やオーストラリアワインの品評会ナショナル・ワイン・サーキットで常任審査員を勤めるなど目覚ましい活躍を見せています。
【クール配送】トルブレック ラン・リグ [2018]750ml (赤ワイン) 29,700 円
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希少なフリーニのレゼルヴァが初入荷! JS99点!WA98点!バランスのとれた凝縮感、ストラクチャー、フレッシュさなど、すべての面で優れている! フリーニ家はヴェネチアの旧家で、ハプスブルグ家に仕え、トスカーナ州マレンマ地方に広大な領地を与えられました。 スカンサーノでワイン造りの経験を積んだジョヴァンニ・マリア・フリーニが、1905年にモンタルチーノに移り住み、ワイナリーを設立。 現在、マリア・フローラ・フリーニとワインメーカーのロベルト・グエッリーニが経営しています。 70年代初頭からブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、ロッソ・ディ・モンタルチーノの醸造を開始しました。 ブルネッロの街に近い歴史的な生産地域でブドウ栽培を行い、テロワールを重視するワイン造りを行っています。 2017年には Wine & Spirits 誌でTOP100ワイナリーに選ばれ、世界的にも評価されているワイナリーです。 「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ リゼルヴァ」は、発酵後、ステンレスタンクで5カ月、スラヴォニア製大樽で36カ月、瓶詰後最低6カ月熟成させてからリリース。 チェリーなどの赤い果実の香り、タバコやミントなどのハーブのニュアンス。 凝縮感と複雑味があり、素晴らしく洗練されたエレガントな味わいで、長い余韻が楽しめます。 【フリーニの特徴】 スラヴォニア産の大樽を使って造る伝統的なブルネッロの造り。 ブルネッロの町に近い血統のよいテロワール(生産地域の中心部)に位置する小規模生産者。 グラスに注ぐ時のエアレーションで素直に開くしなやかさのあるブルネッロを造り出します。 ■テクニカル情報■ 土壌:石灰粘土質、粘板岩、ガレストロ 樹齢:約20?30年 植密度:2,700?5,500本/ha 定温(27-30度)で発酵マセラシオン。 ステンレスタンクで5カ月、スラヴォニア製大樽で36カ月、瓶詰後最低6カ月熟成 FULIGNI BRUNELLO DI MONTALCINO RISERVA フリーニ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ リゼルヴァ 産地:イタリア トスカーナ モンタルチーノ アペラシオン名:DOCG. BRUNELLO DI MONTALCINO ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100% アルコール度数:15% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:99 ポイント EREDI FULIGNI BRUNELLO DI MONTALCINO RISERVA 2015 Tuesday, June 22, 2021 CountryItaly RegionTuscany Vintage2015 Score 99 A tight, linear red with plums, chocolate and walnuts and some forest-floor and porcini mushroom undertones. Complex and aromatic. Full-bodied with dense, chewy tannins that are intense and powerful. Flavorful and long. Opulent. Don’t drink before 2024. ワインアドヴォケイト:98 ポイント Rating 98 Release Price NA Drink Date 2024 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 1st Dec 2020 Source End of November 2020, The Wine Advocate Fuligni gives us a truly special expression from this sunny and warm vintage. What I notice first in the 2015 Brunello di Montalcino Riserva is the elegance of the aromas and those dusty, almost salty mineral notes of crushed limestone that frame the delicate fruit packed tight within. There are other distinctive aromas here, such as balsam herb, dried mint and powdered licorice root that add more layers to the bouquet. That layering continues to the palate where the wine excels on all fronts-balanced concentration, structure and freshness. This is a unique creation and a very precious wine. It is one of the stand outs of the year. vinous:95 ポイント 95 pts Fuligni 2015 Brunello di Montalcino Riserva Montalcino, Tuscany Red wine from Italy Drinking window: 2026 - 2038 It’s hard to put down a glass of the 2015 Brunello di Montalcino Riserva. This youthfully restrained yet remarkably pretty wine trades power for undeniable elegance and refinement. It’s dark and moody at times, bright and focused on radiant fruits at others. Layer after layer of crushed black cherry, woodland herbs, autumnal spice, mint leaf, cedar box and earth resonate in the glass. Its silky textures coat all that they touch in a mix of dark red berries and salty minerals, turning dry and structured toward the close under an air of inner florals and earth tones. It will be some time before the 2015 is ready, but I hope to be able to revisit this when it is. Tasted twice with consistent results. Eric Guido. Tasting date: October 2020FULIGNI / フリーニ 2017年Wine&Spirits誌、TOP100ワイナリー! 16世紀の歴史的なセラーでワイン造りを行う小規模ワイナリー スラヴォニア産の大樽を使って造る伝統的なブルネッロの造り フリーニ家はヴェネチアの旧家で、14世紀エドアルド3世の傭兵隊長としてイギリスに移住。 メディチ家が崩壊したイタリアに帰国し、ハプスブルグ家に仕え、トスカーナ州マレンマ地方に広大な領地を与えられました。 スカンサーノでワイン造りの経験を積んだジョヴァンニ・マリア・フリーニが、1905年モンタルチーノに移り住み、ワイナリーを創業。 現在、マリア・フローラフリーニとシエナ大学の教授も兼任するワインメーカー、ロベルト・グエッリーニによって経営されており、70年代初頭からブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、ロッソ・ディモンタルチーノを生産しています。 フリーニのワイナリーと畑は、モンタルチーノから3?4kmのところに位置し、ブルネッロの伝統的な認定地区東南・東に位置し、泥灰質の土壌中心の土壌。 ワイナリーとしては、100haを所有。 ブドウ畑は僅か10haのみで、標高380?450mに位置し、オリーブも栽培されています。
【クール配送】フリーニ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ リゼルヴァ [2015]750ml (赤ワイン) 19,800 円
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まさにクラシックワイン王道! ペゴーのラインナップの中でスタンダード的な存在「キュヴェ・レゼルヴェ」 どんな年でも最高のシャトーヌフ・デュ・パプを造る事で知られる五つ星生産者ドメーヌ・デュ・ペゴー。 「シャトーヌフ・デュ・パプで最も偉大で荘厳、古典的でしっかりとしたコクがあり、卓越した濃縮感を持つ超大作」と、ロバート・パーカーJr.が大絶賛し、日本国内外で人気を博するワイン漫画「神の雫」で第3の使徒として紹介されたトップ・キュヴェのダ・カーポが4ヴィンテージ連続でパーカーポイント100点を獲得するという驚異の造り手です。 現在は、ローランス・フェローが女当主を務め、父のポールと共にドメーヌの運営を担っています。 「シャトー・ヌフ・デュ・パプ キュヴェ・レゼルヴェ」は、クラシックな長期熟成タイプのワイン造りでローヌでも常に最高クラスの評価を浴びているペゴーのラインナップの中でスタンダード的な存在のワインです。 リリース後最低でも3?4年の瓶熟を必要とします。 フェロー女史は、このレゼルヴェを「私の小さなブルゴーニュ」と呼んでいるそうです。 濃い赤色?深い紫色の色調。 飲み始めは、熟れた黒い果実、チェリー、ラズベリー、黒コショウ、スパイスの風味が前面に表れます。 数年間の熟成期間を置くことで、プラム、核果実、なめし皮、毛皮、白檀のアロマが表れます。 濃厚で力強く柔らかなタンニンが感じられる丸みのある味わい。 時が経つにつれて複雑味とスパイシーな味わいが増してゆきます。 赤身の肉、特にタイムで香りづけした羊肉、カレー、タパスなどと良く合います。 瓶詰の翌年から5?20年が飲み頃です。 (適温16℃前後) ■2019年ヴィンテージ情報■ 2019年は、7月の熱波の影響で果汁の量が少なく、低収量の年となりました。 それでも白ブドウの一番搾り果汁に関しては、2018年の収量にほぼ匹敵する量が得られ、白ブドウ果汁全体としての収量も前年に極めて近いものとなりました。 この年の白ブドウは、酸のバランスが美しく趣があり、偉大な白ワインとロゼを生み出すことを可能としました。 発酵過程においては、多大な労力を要しましたが、品質の高いワインが生み出される年となるでしょう。 黒ブドウに関しては、予想通り低収量で、若木は平年比30?40%の収量減となりましたが、古木のブドウに関しては秀逸で、殆ど減収は見られなかったものの、果汁量が少なかったため、黒ブドウ全体の収量は予想を下回る結果となりました。 ■テクニカル情報■ 産地:ローヌヴァレー南部AOCシャトーヌフ・デュ・パプ 土壌:小石で覆われた粘土石灰質 品種:グルナッシュ80%、シラー6%、 ムールヴェードル4%、その他10%(全部で13品種をブレンド) 醸造:手摘みで厳しく選定し房ごと破砕。 13品種を搾汁前にブレンドし優しく圧搾。 酵母を添加せず温度管理もせずに12日間コンクリートタンクで自然発酵。 最も古くて60年以上使い古した50hlの大樽で2年間熟成。 DOMAINE DU PEGAU Chateauneuf du Pape Rouge Cuvee Reservee ドメーヌ・デュ・ペゴー シャトー・ヌフ・デュ・パプ キュヴェ・レゼルヴェ 生産地:フランス ローヌ 南ローヌ シャトーヌフ・デュ・パプ 原産地呼称:AOC. CHATEAUNEUF DU PAPE ぶどう品種:グルナッシュ 80%、シラー 6%、ムールヴェードル 4%、その他10%(全部で13品種をブレンド) 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:96 ポイント The Wine Advocate RP 96 Reviewed by: Joe Czerwinski Release Price: NA Drink Date: 2025 - 2040 As I wrote previously, the 2019 Chateauneuf du Pape Cuvee Reservee looks set to rival the best examples of this bottling. Made up of approximately 80% Grenache, with 6% Syrah, 4% Mourvedre and smaller amounts of other permitted varieties, it's impressively complex on the nose, with scents of black cherries, blackberries and black olives, plus mysterious wafts of violets and garrigue. Full-bodied, rich and concentrated, it finishes long and velvety, a sure-fire bet for cellaring. It's gratifying to see wines evolve as expected during their elevage and make it into bottle just as remembered. As always when visiting Laurence Feraud, there are multiple cuvees and appellations to sample. In this write-up, I've concentrated on the home estate's wines from Chateauneuf du Pape, but readers shouldn't overlook the Cote du Rhone wines from the sister property, Chateau du Pegau, the negociant offerings under the Selection Laurence Feraud label, or her children's (Justine and Maxim) newly acquired, certified organic estate, Domaine Porte Rouge. According to Feraud, with 2021, "We're back to an old style of vintage. For me, Chateauneuf du Pape is spicy, a bit rustic but not a big, fat, jammy wine." This report includes reviews of a number of special cuvees-the regular releases of 2020 da Capo, 2021 a Tempo and 2018 Laurence-but also a couple of new ones. The POL, named for Laurence's parent's (Paul and Odette) and herself, is roughly half Cinsault and half Grenache from a sandy portion of la Crau, with a year of time in barriques. The Ella, a one-off to commemorate Laurence's first grandchild, is a richer, more Grenache-heavy wine, also matured in barriques. I expect the multiple special cuvees reviewed here will attract much of the hype, but that's not really fair. The quality of the regular bottling (the Cuvee Reservee) is as good or better than ever, produced in much larger volumes, and is the wine most of us will actually be able to find, afford to buy and drink. There's certainly no shame in that. My tastings during my evening visit to Domaine du Pegau included a number of other wines, both from Chateau Pegau and Selection Laurence Feraud. Those will be included in my follow-up coverage of other appellations of the Southern Rhone. For this report, I've focused on the current and upcoming releases from the property itself. Published: Oct 13, 2023 ジェームス・サックリング:95 ポイント DOMAINE DU PEGAU CHATEAUNEUF-DU-PAPE CUVEE RESERVEE 2019 Wednesday, February 9, 2022 CountryFrance RegionRhone Valley Vintage2019 Score 95 This youthful Chateauneuf has a very complex nose of graphite, raw meat and lilies. With aeration the black-cherry note steadily grows in intensity. Bold, leathery and earthy palate with fine tannins that build steadily on at the extremely long and straight mineral finish. Drinkable now, but best from 2024.Domaine du PEGAU / ドメーヌ・デュ・ペゴー トップ生産者が生み出す荘厳なクラシックワイン どんな年でも最高のシャトーヌフ・デュ・パプを造る事で知られる五つ星生産者ドメーヌ・デュ・ペゴー。 「シャトーヌフ・デュ・パプで最も偉大で荘厳、古典的でしっかりとしたコクがあり、卓越した濃縮感を持つ超大作」と、ロバート・パーカーJr.が大絶賛し、日本国内外で人気を博するワイン漫画「神の雫」で第3の使徒として紹介されたトップ・キュヴェのダ・カーポが4ヴィンテージ連続でパーカーポイント100点を獲得するという驚異の造り手です。 現在は、ローランス・フェローが女当主を務め、父のポールと共にドメーヌの運営を担っています。 フェロー家の祖先は、1670年からこの地域に居住し、オリーブやチェリーと共に葡萄を栽培し始め、1733年にはワイン作りをしていた記録が残るシャトーヌフ・デュ・パプでも最古の生産者の1つです。 かつては、生産したワインの殆どを樽のままネゴシアンに売却していました。 大学で醸造学と経営学を修めたローランス・フェローがドメーヌで父親のポールを補佐するようになった1987年より、ドメーヌとして本格的にボトル詰めを開始し、最高のローヌワインを作るトップ生産者として瞬く間に華麗な成長を遂げます。 1989年に最新の設備を備えた醸造所とセラーを構え、1992年以降は、著名なテイスター、ワイン・アドヴォケートなどの専門誌、数々のコンテストで高い評価を得、広くその名を知られるようになり、現在、シャトーヌフ・デュ・パプで21ヘクタール程の畑を所有し、伝統的な醸造手法で品質に一切妥協のない凝縮感のあるシャトーヌフ・デュ・パプを生み出しています。 収穫は全て手摘みで厳しく選別し、房ごと破砕して圧搾。 大型のフードルで熟成する昔ながらの手法を守っています。 シャトーヌフ・デュ・パプに所有する21ヘクタールの畑のうち、赤ワイン品種の栽培に19.5ヘクタール、白ワイン品種に1.5ヘクタールを使用。 トップ・キュヴェは、最良の区画で採れた果実のみを厳選し、極めて高い品質を維持しています。 【写真:当主ローランス・フェロー】 ■ワイン・アドヴォケート誌 227号 2016年10月29日掲載記事より■ 伝統的なスタイルのクラシックなシャトー・ヌフ・デュ・パプと言えば、ドメーヌ・デュ・ペゴーのローランス女史とその父ポール・フェローの右に出る作り手はいないだろう。 モダンな醸造テクニックに一切妥協することなく、プロヴァンスの香りと特色を色濃く備えたクラシックなワインをリリースし続けている。 ドメーヌ・デュ・ペゴーのワインに加え、ローランスは、ソルグ村に程近いローヌ川のほとりに新たに購入したシャトー・ペゴーや、ローヌ南部の畑で採れた葡萄から作るセレクション・ローランス・フェローなど、複数のプロジェクトに携わっている。 昔から変わらぬクラシックな伝統の味わいは、毎年非常に優れたコストパフォーマンスで期待を裏切らない。 長期熟成の効くペゴーのワインはセラーにいくら揃えても決して後悔することはない。
【クール配送】ドメーヌ・デュ・ペゴー シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・レゼルヴェ [2019]750ml (赤ワイン) 9,480 円
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世界で最も熟成期間の長い赤ワインの1つ。 優良年にのみ造られるベガ・シシリアのフラッグシップ! ベガ・シシリアは古くは11世紀の文献に名が記されていた由緒ある農園で、ワイナリーとしては19世紀に創業。 1982年にアルバレス家所有となり、歴史を守りつつも試行錯誤を重ね、さらなる発展を遂げています。 「ウニコ」は、最低でも10年の熟成を経てからリリースされる「唯一」の名前にふさわしい逸品。 収量は約22.5hl/ha。 自家製アメリカンオーク樽やフレンチオーク樽、ステンレスタンクでの熟成を経て出荷。 色合いはブラックベリーなどが強烈に濃縮したもので、果実やドライフラワー、ナツメグやリコリスなどのスパイス、バルサミコ酢などのアロマが複雑に溶け合う甘味が舌先に感じられます。 繊細な酸と細やかで洗練されたタンニンがあり、いつまでも続く長い余韻は、スペインワインの王と呼ぶに相応しい風格と威厳を備えています。 まさに「スペインのラトゥール」と称される国宝級のワインです。 ■2011年ヴィンテージ情報■ 気温、降水量ともに平年並みの冬を迎え、春は霜が降りることなく、気温も例年よりやや高めでした。 夏は雨が降らず、気温も高かったため、ゆっくりと成熟が進行しました。 区画ごとに最適な成熟の時期を待つことができたため、非常に健康的なブドウとなり、色や成分のバランスも素晴らしいものとなりました。 2011年は、凝縮されたヴィンテージでありながら、エレガントでシルキー、緻密で深みのある味わいです。 ウニコは、すぐに味わうことができる表現ですが、時間が経てば本当に素晴らしいものになります。 疑いの余地なく、真の喜びです。 VEGA SICILIA UNICO ベガ・シシリア ウニコ 生産地:スペイン カスティーリャ・イ・レオン州 原産地呼称:DO. RIBERA DEL DUERO ぶどう品種:テンプラニーリョ 95%、カベルネ・ソーヴィニヨン 5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:98 ポイント VEGA SICILIA RIBERA DEL DUERO UNICO 2011 Sunday, January 16, 2022 CountrySpain RegionCastilla y Leon Vintage2011 Score 98 Very ripe with plum, spice and dried-flower aromas, as well as chocolate, fresh flowers and sandalwood. Coffee and hints of meat. Sort of decadent. Full-bodied with round, creamy tannins and an intense, juicy feel. Unique cedar and walnut undertones. So delicious now, but one for the future, too. ワインアドヴォケイト:96 ポイント Rating 96 Release Price $628 Drink Date 2021 - 2033 Reviewed by Luis Gutierrez Issue Date 1st Jul 2021 Source Issue 255 End of June 2021, The Wine Advocate The Unico released in 2021, 10 years after the harvest, is the 2011 Unico, selected from 40 of their 210 hectares of vineyards. 2011 is a concentrated and ripe vintage, and they selected 95% Tinto Fino (Tempranillo) and 5% Cabernet Sauvignon that were cooled in a cold room for 24 hours before being sorted; the bunches and grapes macerated at 9 to 10 degrees Celsius for three to four days, and then it was inoculated with a pied de cuve to ferment with pumping overs. Malolactic was in stainless steel, and the wine was put through a long aging, 10 years between oak and bottle, using new and used French and American oak barrels and 20,000-liter oak vats. For Vega Sicilia, 2011 was a fresher year than 2010, not the common idea about those vintages in Ribera del Duero. The wine has a developed nose with some notes of ripe black fruit, meat and underbrush, somewhat herbal and perfumed. There is something about the nose of the Unicos that I cannot quite describe but is quite distinct, and it's in this vintage and also in the Reserva Especial. 88,288 bottles, 3,505 magnums, 318 double magnums, 60 Imperial and 3 Salmanazar were produced. The wine was bottled in June 2017. vinous:96 ポイント 96 pts Bodegas Vega Sicilia 2011 Unico Ribera Del Duero, Central Spain Red wine from Spain Drinking window: 2025 - 2036 Deep, shimmering ruby. An intensely perfumed bouquet evokes ripe black and blue fruits, vanilla, pipe tobacco, exotic spices, cola and potpourri. Deeply concentrated and energetic on the palate, offering smoke-laced black currant, cherry liqueur, spicecake and mocha flavors that display outstanding clarity and pick up a candied violet nuance on the back half. Polished, steadily building tannins frame the finish, which hangs on with outstanding, mineral- and floral-driven tenacity. Josh Raynolds. Tasting date: June 2021 1803250523394353 1803270122209932VEGA SICILIA / ベガ・シシリアボデガス・ベガ・シシリアは、スペインを代表すトップワイナリーの一つです。 マドリッドの北方約150km、バリャドリードの東方約50kmに位置しています。 1864年にフランスのボルドーでワイン造りを学んだドン エロイ レカンダによって創立されました。 同時にフランスから3種の外来種(カベルネ・ソーヴィニオン・メルロー・マルベック)を持ち込み、ボデガス・ ベガ ・シシリアの目覚しい発展のきっかけとなりました。 以後、スペインの伝統品種であるテンプラニーリョ(別称 ティント フィノ)に上記の3来種をブレンドする方法がボデガの醸造スタイルとなり、そのようにして造られたワインが1929年のバルセロナ万国博覧会で金賞を獲得したことによりベガ・ シシリアの名声は一気に世に広がりました。 200ヘクタール及ぶ広大な畑より厳選したブドウを使用し、作付割合はテンプラニーリョ60%、カベルネ・ソーヴィニオン25%、メルロー10%、マルベック4%です。 1982年、現在のオーナーアルバレス一家(スペイン産業グループ)に買収され、より高品質のワインを造るために投資と努力を行っております。 醸造責任者ハビエル・アウサス氏は、伝統を尊重しつつ、近代化にも積極的な考えをもつ新しい感覚を持った醸造家です。 <ウニコ・レセルバ・エスペシアル>スペインの最高峰のワインです。 以前は市場には出なかったものと聞いております。 オーナーの知り合いなどに送られた ワインだそうです。 テンプラニーリョにカベルネソーヴィニヨン、メルローなどをブレンドして造られています。 「ユニーク(唯一の)」という意味のウニコはブドウの質が十分でない年は造られません。 収穫から10年(もしくはそれ以上)の熟成を終え、醸造責任者が飲み頃になったと判断した時点で発売されます。 また、異なるヴィンテージのウニコを3?5種ブレンドして造るウニコ レゼルバ エスペシアル(平均熟成年数30年)はウニコの一段上のクラスに位置づけられ、発売されてからもさらに20年?30年の熟成が可能です。
【クール配送】 ベガ・シシリア ウニコ [2011]750ml 96,800 円
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近年のポンテ・カネの勢いはとどまることを知りません!今や一級シャトーに匹敵する驚異のシャトーです! 今やロバート・パーカー、ジェームス・サックリング、ワインスペクテーターが100点満点を与える偉大なるシャトー、ポンテ・カネ。 ボルドーの格付けシャトーでビオディナミで先駆けのシャトーであり、時として樽を抑えたスタイルに挑戦するなどあらゆる面で挑戦を続けており、ボルドー左岸において最も注目すべきシャトーのひとつです。 畑はムートン・ロートシルトのすぐ向かいという人もうらやむ畑の立地から造られる、力強く、タンニンに溢れる、ポイヤックの古典的なスタイル。 2020年、シャトー・ポンテ・カネを牽引してきた技術責任者のジャン・ミシェル・コム氏が、“重圧に耐えられない”との理由から、31年間在籍したシャトーを引退したニュースは衝撃でした。 2009年と2010年でWA100点満点をたたき出したのは、オーナーのアルフレッド・テスロン氏と技術責任者の ジャン・ミシェル・コム氏の並々ならぬ努力の賜物でしょう。 CHATEAU PONTET CANET シャトー・ポンテ・カネ 生産地:フランス ボルドー ポイヤック 原産地呼称:AOC. PAUILLAC 格付け:第5級 ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:(98-100) ポイント Rating (98-100) Release Price NA Drink Date NA Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 30th May 2020 Source End of May 2020, The Wine Advocate The blend this year is 65% Cabernet Sauvignon, 30% Merlot, 3% Cabernet Franc and 2% Petit Verdot. Very deep purple-black colored, the 2019 Pontet-Canet has the most gorgeous, lifted perfume of lilacs, dark chocolate, Morello cherries and rosehip tea over a core of creme de cassis, plum preserves, licorice and woodsmoke with a waft of fragrant soil. Full-bodied, rich and fantastically opulent, the palate offers layer upon layer of ripe, finely grained tannins and seamless freshness, finishing very long and mineral laced. A real head-turner, this beauty is absolutely going to steal your heart! ジェームス・サックリング:99 ポイント CHATEAU PONTET-CANET PAUILLAC 2019 Thursday, March 3, 2022 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2019 Score 98-99 The aromas to this are really amazing, with a potpourri of spices and dried flowers, as well as redcurrants, sweet plums and even some peaches. Full-bodied with layers of ripe fruit and ultra-fine tannins that spread across the palate in an encompassing yet always elegant and pure way. It’s succulent and unadulterated. Like crushed, perfectly ripened grapes. The length is rather endless. The tannins build. Fabulous young red. 35% in amphora and the rest in 50% new oak and 15% one-year oak. 65% cabernet sauvignon and 30% merlot, the rest cabernet franc and petit verdot. From biodynamically grown grapes. Try after 2028, but an absolute joy to taste now. vinous:(95-97) ポイント (95-97) pts Pontet-Canet 2019 Pontet-Canet Pauillac Grand Cru Classe, Bordeaux Red wine from France Drinking window: The 2019 Pontet-Canet is plush, dense and explosive, with tremendous richness and pure, soaring intensity that strengthens in all directions with time in the glass. A wine of gravitas, the 2019 is statuesque in build. As always, Pontet-Canet offers a very personal, idiosyncratic expression of Pauillac. A range of lifted floral and savory notes ring out on the finish. The 2019 is 65% Cabernet Sauvignon, 30% Merlot, 3% Cabernet Franc and 2% Petit Verdot, harvested between September 23 and October 10, which is a typical time frame for the estate. Yields came in a 33 hectoliters per hectare, more or less the historical average these days. For the first time, all sorting and destemming were done by hand and the wine was vinified only with manual punchdowns (i.e. no pumpovers), without any motorized equipment. Cuvaison was around 21 days, after which the wine was taken off the skins for the malolactic fermentation (which was done in the fermentation vats), and then racked into barrels and concrete for aging - 50% new oak, 35% amphora and 15% once-used barrels. Sadly, 2019 is the last vintage at Pontet-Canet for long-time Technical Director Jean-Michel Comme, who left after 31 years to focus on his own projects. He is succeeded by Mathieu Bessonnet, formerly at Chapoutier. Antonio Galloni. Tasting date: June 2020Chateau Pontet Canet / シャトー・ポンテ・カネ 5級の中でもひときわ存在感をはなつ、 3つの一族によって引き継がれてきたシャトー ヴェルサイユの宮廷で名を上げたジャン・フランソワ・ド・ポンテ(Jean-Francois de Pontet)氏は、ルイ15世の側近を務める程の人物でした。 彼はボルドーを州都とするギュイエンヌの地に戻り、メドックの知事となります。 1705年ポイヤックの北部に数ヘクタールの土地を購入し、そこにブドウの樹を植えました。 数年後『カネ(Canet)』と呼ばれる区画を追加。 その時に彼の名前を加えて、『ポンテ・カネ』と呼ばれるようになりました。 世紀は変わり1855年にメドック格付けにて5級に選出されました。 1865年、ボルドーのワイン商のエルマン・クルーズ(Herman Cruse)氏がシャトーを購入。 初めてポンテ家の手から離れました。 クルーズ家によってそれから110年の間シャトーを切り盛りされた後、1975年にコニャックの商人、ギイ・テスロン(Guy Tesseron)氏がシャトーを購入しました。 そして、その後はギイ・テスロン氏の息子である、アルフレッド・テスロン(Alfred Tesseron)氏がシャトーを運営しています。 メドック格付けで初めてビオディナミに転換、そして成功をおさめる 1990年からポンテ・カネの畑は、ゆっくり、でも確実に変化を遂げてきました。 その中には自然に近いような畝作りなどの取り組みがあります。 分かってきたのは「観察し、試行錯誤をしていくしかない」という事。 畑の区画ごとに、長い目で見た取り組みをしていきました。 理想のポイヤックスタイルを目指して終わる事の無い挑戦です。 2004年から14haの畑でビオディナミに取り組みました。 取り組んですぐ、ブドウの果皮に張り、輝きが出てきた事を感じ、更に研究を進める事にしました。 そしてその後、メドック格付けのシャトーでは初めて全区画ビオディナミに移行しました。 ポンテ・カネがビオディナミに取り組み始めた当初、周囲には懐疑的な空気が流れていました。 しかし、このビオディナミによる結果、また、収量を落とす方向に転換していた事も影響してか、徐々にその品質への評価は高まり、ついに2009年と2010年には、2年連続で、パーカーポイント100点という快挙を成し遂げ、周囲を驚かせました。 2010年にオーガニック認証(エコセール)、ビオディナミの認証(ビオディヴァン)を取得し、2014年にはデメテールも取得しました。 栽培比率はカベルネ・ソーヴィニョン62%、メルロー32%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド2%。 新しい設備が導入されているセラー ポンテ・カネでは『区画に分けた収穫』では無く、もう一歩踏み込んで、『区画を性質によってさらに2?3つに分けた小区画ごとの収穫』を行っています。 収穫したブドウは房がつぶれない様、浅いトレーで運ばれ、人の手で2回厳しい選果を行います。 2005年に大掛かりにセラーが改築されましたが、その際、1895年当時のアイデアを取り入れました。 またこの時、小型で円錐の形をしたコンクリートタンクも導入しました。 醗酵にはコンクリートタンク、木製タンクの両方を使用しています。 出来るだけ自然に行う為、天然酵母を使い、介入を最小限にするよう努めています。 醗酵は2?3週間、マセラシオン(浸漬)は平均4週間続きます。 円錐型のコンクリート発酵槽 熟成は基本オーク樽を使用しますが、1/3はコンクリート製アンフォラを使用します。 このアンフォラのコンクリートはポンテ・カネの畑の土を含んだ特注品で、熟成する際に、テロワールとピュアなブドウの果実が表現できる、と考えています。
【クール配送】シャトー・ポンテ・カネ [2019]750ml 【2019ボルドー】 16,500 円
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女性的と言われるオー・ブリオンに対し、ラ・ミッションは味わいが力強く重い男性的なスタイルが特徴! 5大シャトーの一角、シャトー・オー・ブリオンとその実力がほぼ互角とされている、ライバルシャトー。 ヴィンテージによってその評価はオー・ブリオンを超えることもしばしば。 オー・ブリオンを擁するディロン家がラ・ミッション・オー・ブリオンを購入してからは、シャトーの大改革を行い、近年より品質が向上しています。 「シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン」は、道を1本はさんでオー・ブリオンと向かい合うオー・ブリオンの兄弟にして最大のライバル。 醸造はブドウを手摘みで収穫した後、温度管理したステンレスタンクで約14日間発酵を行い、50~100%新樽フレンチオークで約20?24ヵ月間熟成させます。 がっしりとした骨格のワインですが、熟成とともに丸くなり、女性的に変化していくのが特徴です。 官能的な果実味と心地良いタンニンがラ・ミッション・オー・ブリオンの世界へ誘います。 CHATEAU LA MISSION HAUT BRION シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン 生産地:フランス ボルドー ペサック・レオニャン 原産地呼称:AOC. PESSAC LEOGNAN ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:99 ポイント Rating 99 Release Price NA Drink Date 2033 - 2070 Reviewed by William Kelley Issue Date 8th Apr 2022 Source April 2022 Week 1, The Wine Advocate The 2019 La Mission Haut-Brion unwinds in the glass with aromas of inky berry fruit, wild plums and cherries mingled with notions of warm spices, burning embers and creamy new oak. Full-bodied, deep and layered, it's rich and concentrated, with a deep core of fruit, bright acids and fine, powdery tannins. Powerful and tightly wound, this is less sumptuous and demonstrative out of the gates than its sibling Haut-Brion, but I suspect it possesses even greater potential. ジェームス・サックリング:98 ポイント CHATEAU LA MISSION HAUT-BRION PESSAC-LEOGNAN 2019 Thursday, March 3, 2022 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2019 Score 98 Blackcurrants and crushed stones with violets and roses. Earthy and black truffle notes, too. Medium to full body with firm, silky tannins that are layered and attractive, in a muscular and toned fashion. Iodine, ink, earth and bark with wet-vine undertones to the fruit at the end. Reserved and impressive. Best after 2025. vinous:97+ ポイント 97+ Drinking Window 2034 - 2069 From: 2019 Bordeaux from Bottle: The Two Towers (Feb 2022) The 2019 La Mission Haut-Brion is fabulous. There's no doubt about that. When it might actually be ready to drink is another matter! Soaring aromatics are so alluring. On the palate, though, the 2019 is incredibly reticent. Readers should be in no rush. Today, La Mission is a wine of huge potential. Dark red cherry, rose petal, incense, iron and gravel hint at what is to come. - By Antonio Galloni on January 2022Chateau La Mission Haut Brion / シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン オー・ブリオンとその実力がほぼ互角とされているシャトー! ラ・ミッション・オー・ブリオンは、道を1本挟んでオー・ブリオンと向かい合う、兄弟にして最大のライバル。 この2つのシャトーはもともと畑の区画がシャトー間で交錯しており、オー・ブリオンの大部分の畑は、ラ・ミッションの畑に沿うように横たわっているのです。 それほどオー・ブリオンに近く、ワインの質も劣らないラ・ミッションは、ヴィンテージによっては、オー・ブリオンを超えることもしばしば。 事実、1982年、1989年、2000年とパーカーポイント100点を獲得しています。 その実力はほぼ互角と言って間違いないでしょう。 ラ・ミッション・オー・ブリオンの始まりは17世紀。 「ラ・ミッション」の修道会のメンバーのためにワイン造りが始められたことからでした。 フランス王政の基礎を築いたリシュリューは、「神が酒を飲むことを禁じていたら、このような良質なワインをつくったであろうか?」 と述べており、当時から上質なワインを造っていたことが伺えます。 何度か所有者の変遷を経て、1983年にはお隣のオー・ブリオンを擁するディロン家がラ・ミッション・オー・ブリオンを購入しました。 ディロン家は、古い貯蔵倉庫の改装から始まり、新しい施設の建設、コンピュータプログラムによって管理される製造ラインの設置など、潤沢な資金により抜本的な改革を行っています。 また、新樽率を100%に引き上げ、1992年からはセカンド・ワインのラ・シャペル・ド・ラ・ミッション・オーブリオンをリリース。 質の高いブドウをさらに厳選できるようになり、近年さらに評価は高まっています。
【クール配送】シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン [2019]750ml 【2019ボルドー】 60,500 円
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ソノマ・コーストの最北に位置し、ピーター・マイケルの醸造家ヴァネッサ氏が手掛けるワイナリー! アンディとニックのペイ兄弟がソノマ・コーストの最北に設立したワイナリーです。 冷涼な気候の土地から長期熟成型のプレミアムワインを造り出しています。 葡萄を管理するのはニック氏、そして醸造家としてニックの妻であるヴァネッサ・ウォン氏が担っています。 ウォン氏は、シャトー・ラフィットやブルゴーニュのジャン・グロで働いた後、Peter Michael醸造長として名声を獲得しました。 ワイナリーは2009年に、サンフランシスコ・クロニクル誌よりワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。 「ピノ・ノワール ポマリウム ソノマ・コースト」は、太平洋からわずか4マイルの海岸近くに位置する、ペイのピノノワールの自社畑(アマ、ポマリウム、スキャロップ・シェルフ)のうちの一つで作られるブドウを使用します。 サンダルウッドにフローラル、土っぽさや紅茶、甘いスパイスのニュアンスを感じることができます。 ダークベリーやブラッドオレンジの果実感に花々や土っぽさの複雑なフレーバーが広がり、滑らかで細やかなタンニンが味わいをまとめてくれます。 PEAY ESTATE PINOT NOIR Pomarium SONOMA COAST ペイ エステート ピノ・ノワール ポマリウム ソノマ・コースト 生産地:アメリカ カリフォルニア ソノマ 原産地呼称:AVA. SONOMA COAST ぶどう品種:ピノノワール100% 味わい:赤ワイン 辛口 ジェームスサックリング:96 ポイント PEAY PINOT NOIR SONOMA COAST POMARIUM 2019 Thursday, February 3, 2022 CountryUnited States RegionCalifornia Vintage2019 Score 96 Aromas of red fruit and berries, red apples and cinnamon. Medium-to full-bodied with fine, grippy tannins and good breadth on the palate. There is a degree of loftiness to the way this wine glides over the expansive and nuanced palate. Rather charming. Best after 2024. VINOUS:95 ポイント 95pts Drinking Window 2024 - 2034 From: Sonoma: 2021 New Releases (Jan 2021) The 2019 Pinot Noir Estate Pomarium is the most powerful and inward wine in the range. It is another wine that is going to need time to be at its best, as it is very nervy and tightly wound today. Even so, it clearly has plenty of mid-palate depth. Crushed rocks, gravel, lavender, mint and dried herbs all run through the Pomarium. Deceptive in its mid-weight structure, the 2019 has plenty to give, for those who can wait. - By Antonio Galloni on January 2021 ワインアドヴォケイト:94 ポイント Rating 94 Release Price $62 Drink Date 2020 - 2027 Reviewed by Erin Brooks Issue Date 5th Feb 2021 Source February 2021 Week 1, The Wine Advocate The 2019 Estate Pinot Noir Pomarium is pretty and transparent this year, with earthy red berry fruits and spicy accents on the nose. The palate is silky and super fresh, with an uplifted, spicy finish. Youthfully coiled at this moment, its graininess and freshness will allow it to age well in bottle. 540 cases were made.PEAY / ペイ 情熱の三重奏 ”畑を理解し、畑と共に生きる” アンディとニックのペイ兄弟がソノマ・コーストの最北に設立したワイナリーです。 冷涼な気候の土地から長期熟成型のプレミアムワインを造り出しています。 葡萄を管理するのはニック氏、そして醸造家としてニックの妻であるヴァネッサ・ウォン氏が担っています。 ウォン氏は、シャトー・ラフィットやブルゴーニュのジャン・グロで働いた後、Peter Michael醸造長として名声を獲得しました。 ワイナリーは2009年に、サンフランシスコ・クロニクル誌よりワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。 ■哲学■ ブドウ畑を深く理解し、畑と共に生きる者がワインを造る。 そしてワインは偉大な自然、歴史、特徴を表現している。 オーガニック栽培を始めて8年。 白黒はっきりさせることは求めてはいないので有機認証は受けていません。 オーガニック栽培は、本来畑が持つ自然の力を存分に活かすことを目的としていて、沿岸地方で栽培を行うということは想定外も含めた様々な状況に直面することが多く、臨機応変な対応が求められます。 8人の作業チームは勤続年数を重ねるにつれ技術力を高め、ワイナリーに必要不可欠な存在。 丁寧に収穫を行いトラクターでブドウを集め全て手作業で行っています。 作業チームの仕事に対する熱心な姿勢も質の高いワイン造りにつながっています。 トラクターにはバイオディーゼル燃料を使用し化学燃料への依存を最低限に抑え、また畑やワイナリーの電力には太陽光発電を利用。 4ヵ所の畑は険しい丘の斜面に位置しているため、横幅1.5m以下の小型トラクターで農作業を行います。 まっすぐ上向きに生やすヴァーティカル・シュート・ポジショニング(VSP)を導入。 シラーはコルドン式。 太陽の光をたくさん浴び、海からの潮風をうけ凝縮されたブドウが育ち、バランスの良い酸とタンニンの中に微かな複雑味が現れます。 ペイで使用しているクローンとルートストック(台木)から造るブドウの品質は高く評価されています。 凝縮された果実にするため、少量のブドウの房をさらに間引きし収穫量を抑えています。 ■気候■ ペイはソノマ・カウンティ北西のはじ、太平洋から約6.3km(4マイル)シーランチの近くに位置しています。 畑は沿岸に沿っていますが、全長56.6kmのウィートフィールド・フォーク・グアララ川が海から立ち込める霧や冷たい海風を遮ります。 山頂にある畑は立ち込める霧と同じ高さにあるので、とても冷たい海風にさらされブドウの成長に悪影響がでるという事を避けられる面があります。 気候学の要素から考えて理想的な環境です。
【クール配送】ペイ エステート ピノ・ノワール ポマリウム ソノマ・コースト [2019]750ml (赤ワイン) 13,365 円
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【正規代理店商品】 バックヴィンテージ入荷しました! 2021年9月に日本へ蔵出し入荷し、輸入元にて少し落ち着かせてから2022年5月にリリース! 1141年から続く、モノポールのグラン・クリュ クロ・ド・タールはモレ・サン・ドニの南端に位置する7.53haのグラン・クリュ。 今日まで900年近くの間、一切細分化されていない。 クロ・ド・タールの歴史は1141年まで遡り、シトー派に属するタール女子修道会によりこの畑が築かれた。 フランス大革命で国庫に没収されるまでこの修道会に属し、1791年に売りに出されると、マレ・モンジュ家がこれを買い取った。 そして1932年にモメサン家の手に渡る。 1932年以来、モメサン家の単独所有であったが、1997年にモメサン家はそのネゴシアン部門をジャン・クロード・ボワセ・グループに売却。 ただし、その時は一族の至宝であるクロ・ド・タールだけは手放さなかった。 クロ・ド・タールの畑は300mX250mの長方形をしており、標高270?300mの東南東向き斜面にある。 興味深いのは、コート・ドールの畑では珍しく、畝の方向が斜面に対し平行なことだ。 この畝の並びの利点は、雨による土壌の流亡防止。 それから、朝日の面と夕日の面に太陽が当たるため、夏に東側を除葉する一方、西側の葉を残しておけば、柔らかな朝日をたくさん浴びつつも、西日による日焼けを防ぐことができるのである。 その反面、トラクターを用いた機械化が難しく、農作業は人の手に頼らざるを得ない。 植えられているブドウの平均樹齢は60年で、もっとも古い樹は100年を越える。 植え替えにはクロの中でマサル・セレクションした苗が用いられ、育苗のための圃場が用意されている。 色調は濃く、集中度が高い。 香りはカシスやグリオットなど黒い果実を連想させ、熟した梗がもたらすわずかなスパイシーさ。 肉付きのよいボディには張りが感じられ、堅牢なストラクチャー。 タンニンはキメ細かく、果実味の中にきれいに溶け込んでいる。 柔らかさと力強さが渾然一体となっている。 若いうちからも楽しめそうだが、長期熟成のポテンシャルは極めて高い。 ■2009年ヴィンテージ情報■ 2009年はブルゴーニュで例外的なヴィンテージとなった。 ブドウの木は、生育期を通じて最適な天候に恵まれた。 早めの芽吹きの後、穏やかな空の下、つるは早く均一に咲き始め、6月4日には満開になった。 7月は天候に恵まれ、ヴェレーゾン(7月25日)のきっかけとなるにわか雨もあり、果実の成熟が進みました。 7月27日にグリーンハーベストが行われ、果実に糖分が凝縮された。 9月の収穫を目前に控え、ブドウは完璧なコンディションで成熟を終え、収穫は健全に行われた。 9月15日に好天に恵まれ収穫を開始し、酸味、タンニンのストラクチャー、アロマの複雑さなど、非常にバランスのとれたブドウを収穫することができました。 ■テクニカル情報■ 醸造:発酵槽、プレス、選果台などを全てステンレス製。 ミクロクリマ別に収穫・選果し、それぞれ別に仕込む。 除梗の有無はその年のブドウの状態によって判断し、アルコール発酵後、新樽に移し10ヶ月熟成させ、その後地下のセラーでさらに樽熟。 瓶詰め後、気温13度、湿度75%に保たれた最も地下深いセラーにて保管。 CLOS DE TART GRAND CRU クロ・ド・タール グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ 原産地呼称:AOC. CLOS DE TART GRAND CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ワインアドヴォケイト:97 ポイント Rating 97 Release Price NA Drink Date 2019 - 2045 Reviewed by Neal Martin Issue Date 30th Oct 2015 Source 221, The Wine Advocate Tasted at the pre-dinner vertical to mark Sylvain Pitiot's retirement from the domaine, the 2009 Clos de Tart Grand Cru has a more intense bouquet than the 2010, although it does not possess the same otherworldly sense of nuance and complexity. Yet it blossoms in the glass, attaining more and more precision, and redcurrant and cranberry scents appear mixed with rose petal and bergamot. The palate is medium-bodied with lovely balance and poise; the tannins are perhaps a little firmer and grippier than the 2010 with a symmetry on the finish that is beguiling. It actually becomes more like the 2010 on the finish so that the two wines end up more similar than you would expect, given the growing season. It is a sublime expression of the vintage. vinous:96 ポイント 96 Drinking Window 2020 - 2040 From: Caught Somewhere in Time: Clos de Tart 1887-2016 (Feb 2019) The 2009 Clos de Tart Grand Cru is a wine that turns everything up to 11. It was picked from September 15 at 29.4hl/ha with 13.6° alcohol, then matured for 17 months in new oak. There was some whole bunch here, although I do not know the exact percentage. The incredibly intense, powerful bouquet of red cherries, kirsch and cranberry is augmented by light floral scents, although there is more glycerin here than I recollect on previous bottles. The palate is medium-bodied, muscular and well-balanced, offering firm, grippy tannins that lacquer the mouth. As I have observed before, with aeration this becomes more clenched and more like the 2010 in style, though I seek a little more detail on the finish, where the precocity of the growing season blurs the edges. Give it another three to five years. Tasted at a private Clos de Tart dinner in London.- By Neal Martin on September 2018Clos de Tart / クロ ド タール 1141年から続く、モノポールのグラン・クリュ クロ・ド・タールはモレ・サン・ドニの南端に位置する7.53haのグラン・クリュ。 今日まで900年近くの間、一切細分化されていない。 クロ・ド・タールの歴史は1141年まで遡り、シトー派に属するタール女子修道会によりこの畑が築かれた。 フランス大革命で国庫に没収されるまでこの修道会に属し、1791年に売りに出されると、マレ・モンジュ家がこれを買い取った。 そして1932年にモメサン家の手に渡る。 1932年以来、モメサン家の単独所有であったが、1997年にモメサン家はそのネゴシアン部門をジャン・クロード・ボワセ・グループに売却。 ただし、その時は一族の至宝であるクロ・ド・タールだけは手放さなかった。 2017年、シャトー・ラトゥールなどを所有するフランソワ・ピノーグループが買収し、クロ・ド・タールは2018年1月1日をもって 経営がモメサン家からフランソワ・ピノーグループ直轄のアルテミス社傘下になった。 一時期、評価を著しく落としたクロ・ド・タールではあるが、 ジャック・プリウールで働いていたシルヴァン・ピティオが1996年に支配人として抜擢され、品質をかつてないまでに高めた。 1999年には醸造施設を刷新。 醸造法にも若干変更がみられ、以前の完全除梗から、年に応じて全房のブドウを加えるようになった。 ピティオ氏の後任として2015年に就任したクロ・ド・タールの総責任者であったジャック・ドゥヴォージュ氏は買収後も、 つくりの責任者としてドメーヌに在籍していたが、2019年にドメーヌを離れ、シャトー・グリエで醸造責任者を務めたアレッサンドロ・ノリ氏が引き継いでいる。 クロ・ド・タールの畑は300mX250mの長方形をしており、標高270?300mの東南東向き斜面にある。 興味深いのは、コート・ドールの畑では珍しく、畝の方向が斜面に対し平行なことだ。 この畝の並びの利点は、雨による土壌の流亡防止。 それから、朝日の面と夕日の面に太陽が当たるため、夏に東側を除葉する一方、西側の葉を残しておけば、柔らかな朝日をたくさん浴びつつも、西日による日焼けを防ぐことができるのである。 その反面、トラクターを用いた機械化が難しく、農作業は人の手に頼らざるを得ない。 植えられているブドウの平均樹齢は60年で、もっとも古い樹は100年を越える。 植え替えにはクロの中でマサル・セレクションした苗が用いられ、育苗のための圃場が用意されている。 また2006年から樹齢25年未満の樹を中心に、セカンドラベルの「モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・ラ・フォルジュ・ド・タール」をリリース。 セカンドとはいえ造りはグラン・クリュとまったく同じであり、ワインのキャラクターもクロ・ド・タールとよく似ている。 ストラクチャーはやや及ばずだが、飲み頃が若干早めで、先に愉しめるといえる。 現在、アルテミス社の傘下でさらなる醸造設備、施設のリノベーションが行われ、ますますの品質向上が期待される。
【クール配送】クロ・ド・タール グラン・クリュ [2009]750ml 【正規代理店商品】 132,000 円
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【正規代理店商品】 バックヴィンテージ入荷しました! 2021年9月に日本へ蔵出し入荷し、輸入元にて少し落ち着かせてから2022年5月にリリース! 1141年から続く、モノポールのグラン・クリュ クロ・ド・タールはモレ・サン・ドニの南端に位置する7.53haのグラン・クリュ。 今日まで900年近くの間、一切細分化されていない。 クロ・ド・タールの歴史は1141年まで遡り、シトー派に属するタール女子修道会によりこの畑が築かれた。 フランス大革命で国庫に没収されるまでこの修道会に属し、1791年に売りに出されると、マレ・モンジュ家がこれを買い取った。 そして1932年にモメサン家の手に渡る。 1932年以来、モメサン家の単独所有であったが、1997年にモメサン家はそのネゴシアン部門をジャン・クロード・ボワセ・グループに売却。 ただし、その時は一族の至宝であるクロ・ド・タールだけは手放さなかった。 クロ・ド・タールの畑は300mX250mの長方形をしており、標高270?300mの東南東向き斜面にある。 興味深いのは、コート・ドールの畑では珍しく、畝の方向が斜面に対し平行なことだ。 この畝の並びの利点は、雨による土壌の流亡防止。 それから、朝日の面と夕日の面に太陽が当たるため、夏に東側を除葉する一方、西側の葉を残しておけば、柔らかな朝日をたくさん浴びつつも、西日による日焼けを防ぐことができるのである。 その反面、トラクターを用いた機械化が難しく、農作業は人の手に頼らざるを得ない。 植えられているブドウの平均樹齢は60年で、もっとも古い樹は100年を越える。 植え替えにはクロの中でマサル・セレクションした苗が用いられ、育苗のための圃場が用意されている。 色調は濃く、集中度が高い。 香りはカシスやグリオットなど黒い果実を連想させ、熟した梗がもたらすわずかなスパイシーさ。 肉付きのよいボディには張りが感じられ、堅牢なストラクチャー。 タンニンはキメ細かく、果実味の中にきれいに溶け込んでいる。 柔らかさと力強さが渾然一体となっている。 若いうちからも楽しめそうだが、長期熟成のポテンシャルは極めて高い。 ■2005年ヴィンテージ情報■ 2005年は、コート・ドールにとって例外的な年でした。 まず、日照時間が過去30年間の平均を90時間上回り、記録的な長さとなったこと。 開花は6月の絶好のコンディションで行われたが、特殊な天候の発表があった。 生育期間中の降雨量が著しく少なかったため、果皮が厚く、果汁が多く含まれる果実となった。 8月初旬、緑の収穫が終わると同時に、ヴェレゾンが始まりました。 収穫前夜、ブドウの樹の健康状態は格別だった。 ブドウの成熟度が最適であったため、収穫は涼しい晴天の9月21日に始まり、同様に素晴らしいコンディションの中で3.5日間続きました。 ■テクニカル情報■ 醸造:発酵槽、プレス、選果台などを全てステンレス製。 ミクロクリマ別に収穫・選果し、それぞれ別に仕込む。 除梗の有無はその年のブドウの状態によって判断し、アルコール発酵後、新樽に移し10ヶ月熟成させ、その後地下のセラーでさらに樽熟。 瓶詰め後、気温13度、湿度75%に保たれた最も地下深いセラーにて保管。 CLOS DE TART GRAND CRU クロ・ド・タール グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ 原産地呼称:AOC. CLOS DE TART GRAND CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ ワインアドヴォケイト:97 ポイント Rating 97 Release Price NA Drink Date 2018 - 2050 Reviewed by Neal Martin Issue Date 30th Oct 2015 Source 221, The Wine Advocate Tasted at the pre-dinner vertical to mark Sylvain Pitiot's retirement from the domaine, the 2005 Clos de Tart Grand Cru (tasted from magnum) is bestowed a magnificent bouquet of haunting intensity and purity: wild strawberry and raspberry - every atom infused with mineral/cold stone scents with amazing focus. The palate is simply to die for. Here, a precise lattice of tannin that is incredibly framed with perfect poise and detail, there is a gentle crescendo to an incisive finish that takes your breath away. Could this be Sylvain Pitior's greatest achievement alongside the 2002? Astonishingly fine - tres grand cru, tres delicieux. vinous:97 ポイント 97 Drinking Window 2023 - 2045 From: Caught Somewhere in Time: Clos de Tart 1887-2016 (Feb 2019) The 2005 Clos de Tart Grand Cru, tasted from magnum (for some reason, it always seems to turn up in this format), is one of Sylvain Pitiot’s greatest successes. It was picked September 21 to September 24 (at 11am, to be exact). The yield was 27hl/ha with 14° alcohol. The precocity of the growing season seems to suit Pitiot’s winemaking style. Iridescent in color, the 2005 has a majestic, pure bouquet featuring layers of pulsating red berry fruit, wild strawberry and raspberry scents and an underlying mineralite that I suspect requires another decade to really surface above the fruit. The palate is extremely well balanced, with fine tannin, and beautifully poised, that crescendo still in place. This grand cru fans out with a sense of confidence, almost hubris, on the long finish. A towering achievement. Tasted at a private dinner in Beaune.- By Neal Martin on September 2018Clos de Tart / クロ ド タール 1141年から続く、モノポールのグラン・クリュ クロ・ド・タールはモレ・サン・ドニの南端に位置する7.53haのグラン・クリュ。 今日まで900年近くの間、一切細分化されていない。 クロ・ド・タールの歴史は1141年まで遡り、シトー派に属するタール女子修道会によりこの畑が築かれた。 フランス大革命で国庫に没収されるまでこの修道会に属し、1791年に売りに出されると、マレ・モンジュ家がこれを買い取った。 そして1932年にモメサン家の手に渡る。 1932年以来、モメサン家の単独所有であったが、1997年にモメサン家はそのネゴシアン部門をジャン・クロード・ボワセ・グループに売却。 ただし、その時は一族の至宝であるクロ・ド・タールだけは手放さなかった。 2017年、シャトー・ラトゥールなどを所有するフランソワ・ピノーグループが買収し、クロ・ド・タールは2018年1月1日をもって 経営がモメサン家からフランソワ・ピノーグループ直轄のアルテミス社傘下になった。 一時期、評価を著しく落としたクロ・ド・タールではあるが、 ジャック・プリウールで働いていたシルヴァン・ピティオが1996年に支配人として抜擢され、品質をかつてないまでに高めた。 1999年には醸造施設を刷新。 醸造法にも若干変更がみられ、以前の完全除梗から、年に応じて全房のブドウを加えるようになった。 ピティオ氏の後任として2015年に就任したクロ・ド・タールの総責任者であったジャック・ドゥヴォージュ氏は買収後も、 つくりの責任者としてドメーヌに在籍していたが、2019年にドメーヌを離れ、シャトー・グリエで醸造責任者を務めたアレッサンドロ・ノリ氏が引き継いでいる。 クロ・ド・タールの畑は300mX250mの長方形をしており、標高270?300mの東南東向き斜面にある。 興味深いのは、コート・ドールの畑では珍しく、畝の方向が斜面に対し平行なことだ。 この畝の並びの利点は、雨による土壌の流亡防止。 それから、朝日の面と夕日の面に太陽が当たるため、夏に東側を除葉する一方、西側の葉を残しておけば、柔らかな朝日をたくさん浴びつつも、西日による日焼けを防ぐことができるのである。 その反面、トラクターを用いた機械化が難しく、農作業は人の手に頼らざるを得ない。 植えられているブドウの平均樹齢は60年で、もっとも古い樹は100年を越える。 植え替えにはクロの中でマサル・セレクションした苗が用いられ、育苗のための圃場が用意されている。 また2006年から樹齢25年未満の樹を中心に、セカンドラベルの「モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・ラ・フォルジュ・ド・タール」をリリース。 セカンドとはいえ造りはグラン・クリュとまったく同じであり、ワインのキャラクターもクロ・ド・タールとよく似ている。 ストラクチャーはやや及ばずだが、飲み頃が若干早めで、先に愉しめるといえる。 現在、アルテミス社の傘下でさらなる醸造設備、施設のリノベーションが行われ、ますますの品質向上が期待される。
【クール配送】【マグナム瓶】クロ・ド・タール グラン・クリュ [2005]1500ml 木箱入り 【正規代理店商品】 297,000 円
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レオヴィル三兄弟とも呼ばれるグラン・クリュ第2級のシャトー。 メドック格付け2級。 ポワフェレ男爵がラス カーズ家との婚姻により取得し、この名が付きました。 レオヴィル三兄弟と呼ばれ、格付けシャトーの中でも人気の高いワインです。 80haを所有し、3つのレオヴィルの中でも特に多様な土壌に恵まれています。 他二つにくらべメルロの比率が高く、その分早くから楽しめる傾向があります。 シャトー・レオヴィルの歴史は1638年まで遡ります。 いく度の遺産分割・相続をへて、1840年現在のレオヴィル・ポワフェレが誕生。 1855年にはメドックのワインを対象とした格付が作成され、ポワフェレは栄えある第2級の認定を受けました。 ほまれ高きアペラシオン・サンジュリアンに位置し、多様な礫質のテロワールを有するそのブドウ畑からは、芳醇かつ複雑な味わいのワインが生まれます。 1920年、現オーナーであるキュヴリエ家がシャトー・レオヴィル・ポワフェレ(58ヘクタール)およびシャトー・ムーラン・リッシュ(22ヘクタール)の所有権を取得しました。 ポワフェレの畑は現在80haに広がっています。 しなやかなタンニンをふくみ、若い段階から親しみやすく、サンジュリアン特有のバランスとエレガンスは健在です。 豊かなブーケ、バランスのとれた味わいが評判で特に2019ヴィンテージは華やかな果実味が印象的です。 夏が非常に暑く乾燥していた年の特徴を反映し、凝縮した果実味が印象的。 口当たりはなめらかで洗練された印象があり、口に含むと多様な果物の香り、味わいが広がります。 CHATEAU LEOVILLE POYFERRE シャトー・レオヴィル・ポワフェレ 生産地:フランス ボルドー サン・ジュリアン 原産地呼称:AOC. SAINT JULIEN 格付け:第2級 ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 67%、メルロ 27%、プティ ヴェルド 3%、カベルネ フラン 3% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ vinous:97 ポイント 97 Drinking Window 2029 - 2049 From: 2019 Bordeaux from Bottle: The Two Towers (Feb 2022) The 2019 Leoville-Poyferre is creamy, racy and voluptuous to the core. Bright red cherry/plum fruit, blood orange, mint, spice and menthol fill out the layers with effortless grace. In some tastings, the 2019 has come across as quite powerful, while in other moments it shows greater finesse. Either way, the 2019 is positively stunning. I very much admire its energy and persistence. Tasted three times. - By Antonio Galloni on January 2022 ワインアドヴォケイト:96 ポイント Rating 96 Release Price NA Drink Date 2027 - 2057 Reviewed by William Kelley Issue Date 8th Apr 2022 Source April 2022 Week 1, The Wine Advocate The 2019 Leoville Poyferre is showing very well in bottle, wafting from the glass with aromas of creme de cassis and wild berries mingled with notions of licorice, loamy soil, cigar wrapper and smoke. Full-bodied, velvety and polished, it's broad and enveloping, with an ample core of fruit, ripe tannins and succulent acids, concluding with a long, precise finish. Invariably the most sumptuous of the three Leovilles, featuring some 35% Merlot, the 2019 is a terrific effort that will offer a wide drinking window. With some 80 hectares under vine, Leoville Poyferre's parcels are inter-fingered with those belonging to the Delon and Barton families by the river and on the plateau of Saint-Julien. The soils are cultivated less frequently and less deeply these days, and conversion to organic methods is gradually being rolled out, parcel by parcel, some being easier to farm this way than others. Winemaking features a five- to eight-day cold soak, followed by comparatively long macerations, and maturation is in 80% new oak, with lots destined for new barrels completing their malolactic fermentation in barrel. Combined with an elevated percentage of Merlot in the vineyards (though the tendency here, as elsewhere, is to replant with more Cabernet Sauvignon), this delivers the richest, fleshiest, most flamboyant of the three Leoville estates, but while it's generally the most open out of the gates of the three, that hasn't come at the expense of longevity. The 2019 vintage is a great success at this address. ジェームス・サックリング:95 ポイント CHATEAU LEOVILLE POYFERRE ST.-JULIEN 2019 Sunday, February 20, 2022 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2019 Score 95 Blackcurrant, wet-earth with fresh black-mushroom aromas. Some chocolate, too. Full-bodied with layers of beautiful, ripe fruit and creamy tannins. It’s chewy and focused. Impressive balance. Try after 2025.Chateau Leoville Poyferre / シャトー・レオヴィル・ポワフェレ メドック格付け第2級「レオヴィル3兄弟」の1つ、サン・ジュリアンでも優れたシャトー! ロバート・パーカーは「『レオヴィル・ポワフェレ』のテロワールはメドック2級の中でも群を抜いており、メドック全体でも傑出している」と評価。 サン・ジュリアンに3つある"レオヴィル"3兄弟。 レオヴィル・ラス・カーズとレオヴィル・バルトン、レオヴィル・ポワフェレの3つのシャトーは、かつて1つの領地でした。 そしてレオヴィル・ポワフェレは、数度にわたる分割を経て1840年に誕生。 1979年に、一族ディディエ・キュヴリエが所有者となり、格付けシャトーとして、常に先頭を率いるワインを造りを目指します。 それからは、セラーの近代化やセカンドワインの導入、新樽使用量の増加、厳しい選抜、ミシェル・ロラン氏のコンサルタントなどによりワイン造りのクオリティが大幅に上昇。 そのような取り組みを証明するかのように2000年以降、全てのヴィンテージにおいてワイン・アドヴォケイト誌90点以上を獲得するという極めて安定した実力をみせています。 ワイン評論家ロバート・パーカー氏は、「レオヴィル・ポワフェレの畑の可能性について博識なボルドー人に尋ねると、ほとんど誰もが口をそろえて、ポワフェレにはメドックで最も深遠といえる赤ワインを生み出せる土壌と能力があると答える。 それどころか、中にはレオヴィル・ポワフェレの土壌はサン・ジュリアンの2級シャトーのどこよりも優れているという人もいる」(『ボルドー第四版』)と語っています。
【クール配送】シャトー・レオヴィル・ポワフェレ [2019]750ml 【2019ボルドー】 15,400 円
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世界で最も熟成期間の長い赤ワインの1つ。 優良年にのみ造られるベガ・シシリアのフラッグシップ! ベガ・シシリアは古くは11世紀の文献に名が記されていた由緒ある農園で、ワイナリーとしては19世紀に創業。 1982年にアルバレス家所有となり、歴史を守りつつも試行錯誤を重ね、さらなる発展を遂げています。 「ウニコ」は、最低でも10年の熟成を経てからリリースされる「唯一」の名前にふさわしい逸品。 収量は約22.5hl/ha。 自家製アメリカンオーク樽やフレンチオーク樽、ステンレスタンクでの熟成を経て出荷。 色合いはブラックベリーなどが強烈に濃縮したもので、果実やドライフラワー、ナツメグやリコリスなどのスパイス、バルサミコ酢などのアロマが複雑に溶け合う甘味が舌先に感じられます。 繊細な酸と細やかで洗練されたタンニンがあり、いつまでも続く長い余韻は、スペインワインの王と呼ぶに相応しい風格と威厳を備えています。 まさに「スペインのラトゥール」と称される国宝級のワインです。 ■テクニカル情報■ アルコール度数 14% 品種:ティント・フィノ 95%、カベルネ・ソーヴィニョン 5% 畑の平均樹齢 21年 ブドウ畑面積 210 ha (フィンカ・ベガ・シシリア) 栽培密度 2,222プランタ/ha、標高:700-900m、収量:3,500kg/ha-24.5Hl/ha 収穫:10月5日から20kgの木箱で手摘み。 VEGA SICILIA UNICO ベガ・シシリア ウニコ 生産地:スペイン カスティーリャ・イ・レオン州 原産地呼称:DO. RIBERA DEL DUERO ぶどう品種:テンプラニーリョ 95%、カベルネ・ソーヴィニヨン 5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:95 ポイント Rating 95 Release Price NA Drink Date 2020 - 2040 Reviewed by Neal Martin Issue Date 31st Aug 2012 Source 202, The Wine Advocate Having skipped over releasing a 2001 due to frost damage, the 2002 Unico is a result of a severe selection as attested by the label which shows that just 42,932 bottles were produced instead of 108,536 in 2000. It has an incredibly intense nose, much more linear and focused than the more flamboyant 2000, with scents of dark cherry, creme de cassis and a touch of honey and melted dark chocolate. The palate is medium-bodied with a slight grainy texture on the entry, a hint of cooked meat inflecting the layers of toasty dark berry fruit. It is very harmonious and perhaps at this juncture, edgier and grittier than the millennial Unico. It is less opulent and more structured than the 2000, but is a more cerebral wine. Drink 2020-2040+. vinous:92 ポイント 92 From: New Releases from Spain (Sep 2012) Bright ruby. Smoky, floral-accented aromas of redcurrant, cherry pit and plum, with a peppery topnote. Sweet and open-knit, offering musky red fruit and floral pastille flavors and notes of mocha and succulent herbs. Shows very good depth and power for the vintage, finishing smooth, sweet and long. Not the greatest Vega by any means but highly successful for 2002, and you can actually enjoy it right now. - By Josh Raynolds on September 2012VEGA SICILIA / ベガ・シシリアボデガス・ベガ・シシリアは、スペインを代表すトップワイナリーの一つです。 マドリッドの北方約150km、バリャドリードの東方約50kmに位置しています。 1864年にフランスのボルドーでワイン造りを学んだドン エロイ レカンダによって創立されました。 同時にフランスから3種の外来種(カベルネ・ソーヴィニオン・メルロー・マルベック)を持ち込み、ボデガス・ ベガ ・シシリアの目覚しい発展のきっかけとなりました。 以後、スペインの伝統品種であるテンプラニーリョ(別称 ティント フィノ)に上記の3来種をブレンドする方法がボデガの醸造スタイルとなり、そのようにして造られたワインが1929年のバルセロナ万国博覧会で金賞を獲得したことによりベガ・ シシリアの名声は一気に世に広がりました。 200ヘクタール及ぶ広大な畑より厳選したブドウを使用し、作付割合はテンプラニーリョ60%、カベルネ・ソーヴィニオン25%、メルロー10%、マルベック4%です。 1982年、現在のオーナーアルバレス一家(スペイン産業グループ)に買収され、より高品質のワインを造るために投資と努力を行っております。 醸造責任者ハビエル・アウサス氏は、伝統を尊重しつつ、近代化にも積極的な考えをもつ新しい感覚を持った醸造家です。 <ウニコ・レセルバ・エスペシアル>スペインの最高峰のワインです。 以前は市場には出なかったものと聞いております。 オーナーの知り合いなどに送られた ワインだそうです。 テンプラニーリョにカベルネソーヴィニヨン、メルローなどをブレンドして造られています。 「ユニーク(唯一の)」という意味のウニコはブドウの質が十分でない年は造られません。 収穫から10年(もしくはそれ以上)の熟成を終え、醸造責任者が飲み頃になったと判断した時点で発売されます。 また、異なるヴィンテージのウニコを3?5種ブレンドして造るウニコ レゼルバ エスペシアル(平均熟成年数30年)はウニコの一段上のクラスに位置づけられ、発売されてからもさらに20年?30年の熟成が可能です。
【クール配送】ベガ・シシリア ウニコ [2002]750ml (赤ワイン) 117,590 円
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世界で最も熟成期間の長い赤ワインの1つ。 優良年にのみ造られるベガ・シシリアのフラッグシップ! ベガ・シシリアは古くは11世紀の文献に名が記されていた由緒ある農園で、ワイナリーとしては19世紀に創業。 1982年にアルバレス家所有となり、歴史を守りつつも試行錯誤を重ね、さらなる発展を遂げています。 「ウニコ」は、最低でも10年の熟成を経てからリリースされる「唯一」の名前にふさわしい逸品。 収量は約22.5hl/ha。 自家製アメリカンオーク樽やフレンチオーク樽、ステンレスタンクでの熟成を経て出荷。 色合いはブラックベリーなどが強烈に濃縮したもので、果実やドライフラワー、ナツメグやリコリスなどのスパイス、バルサミコ酢などのアロマが複雑に溶け合う甘味が舌先に感じられます。 繊細な酸と細やかで洗練されたタンニンがあり、いつまでも続く長い余韻は、スペインワインの王と呼ぶに相応しい風格と威厳を備えています。 まさに「スペインのラトゥール」と称される国宝級のワインです。 ■2012年ヴィンテージ情報■ 乾燥した冬の後、例年通りの気温と豊富な雨が降る春を迎えました。 4月から5月初旬にかけ恵の雨が降り、その後気温は上がり6月下旬には42度を記録。 春に霜害がなかったためにブドウの樹は問題なく生長し、夏は雨が少なく非常に乾燥しており、気温は高いままでした。 ブドウが正しく成熟するための雨を9月末まで待ち収穫。 健康的でしっかりとした色合い、長期熟成に適したしっかりとしたタンニンを感じる素晴らしいヴィンテージに仕上がっています。 ■テクニカル情報■ アルコール度数:14.5% 産地:カスティーリャ・イ・レオン州/DOリベラ・デル・ドゥエロ 品種:ティント・フィノ95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5% 畑の平均樹齢:36年、ブドウ畑の面積:210ha、植樹密度:2,222本/ha、標高:700-900m 収量:3,500-3,700kg/ha - 24.5-25.9Hl/ha 収穫:9月19日から10月10日にかけて12kgの木箱で手摘み。 醸造:主発酵とマロラクティック発酵は木桶で自然発酵。 一部新樽を含むフレンチオークとアメリカンオークのバリックと容量2万Lの大樽で6年間樽熟成+3年間瓶内熟成。 VEGA SICILIA UNICO ベガ・シシリア ウニコ 生産地:スペイン カスティーリャ・イ・レオン州 原産地呼称:DO. RIBERA DEL DUERO ぶどう品種:テンプラニーリョ 95%、カベルネ・ソーヴィニヨン 5% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:96 ポイント Rating 96 Release Price $628 Drink Date 2024 - 2035 Reviewed by Luis Gutierrez Issue Date 31st Dec 2021 Source Issue 258 End of December 2021, The Wine Advocate The 2012 Unico is released 10 years after the harvest. They produced it with the grapes from 40 of the 210 hectares of vineyards they have, with a total of 55 separate plots and 19 different soils. It's mostly 95% Tinto Fino (Tempranillo) and 5% Cabernet Sauvignon grapes that are cooled down for 24 hours and then fermented in oak vats with indigenous yeasts. Malolactic fermentation was in stainless steel and the aging in 225-liter oak barrels and 20,000-liter oak vats for a long time as this was bottled in June 2018. 2012 is a concentrated year, warm and dry with some rain at the end of September that helped the end of the ripening process of healthy grapes with lots of color and ripe tannins. The wine has a ripe nose, with intoxicating notes of black fruit, fresh meat and blood, a spicy touch from the American oak and an earthy twist. It's a voluptuous and decadent vintage for Vega Sicilia, for those that favor years like 2006, a bit atypical, or 1999. The wine finished with 14.5% alcohol, a pH of 3.88 and 5.1 grams of acidity (tartaric). 88,188 bottles, 3,537 magnums, 328 double magnums, 55 imperials and five Salmanazar produced. Vega Sicilia has increased the capacity in oak vats-they have 40,000 liters more. They produce between 235,000 and 300,000 bottles per year depending on the vintage. ジェームスサックリング:97 ポイント VEGA SICILIA RIBERA DEL DUERO UNICO 2012 Thursday, October 14, 2021 CountrySpain RegionCastilla y Leon Vintage2012 Score 97 Berry, smoke, violet and sandalwood aromas follow through to a full, layered palate that shows super polished tannins that are caressing and long. It’s tight and very long. Give it two or three years to soften. Drink after 2023.VEGA SICILIA / ベガ・シシリアボデガス・ベガ・シシリアは、スペインを代表すトップワイナリーの一つです。 マドリッドの北方約150km、バリャドリードの東方約50kmに位置しています。 1864年にフランスのボルドーでワイン造りを学んだドン エロイ レカンダによって創立されました。 同時にフランスから3種の外来種(カベルネ・ソーヴィニオン・メルロー・マルベック)を持ち込み、ボデガス・ ベガ ・シシリアの目覚しい発展のきっかけとなりました。 以後、スペインの伝統品種であるテンプラニーリョ(別称 ティント フィノ)に上記の3来種をブレンドする方法がボデガの醸造スタイルとなり、そのようにして造られたワインが1929年のバルセロナ万国博覧会で金賞を獲得したことによりベガ・ シシリアの名声は一気に世に広がりました。 200ヘクタール及ぶ広大な畑より厳選したブドウを使用し、作付割合はテンプラニーリョ60%、カベルネ・ソーヴィニオン25%、メルロー10%、マルベック4%です。 1982年、現在のオーナーアルバレス一家(スペイン産業グループ)に買収され、より高品質のワインを造るために投資と努力を行っております。 醸造責任者ハビエル・アウサス氏は、伝統を尊重しつつ、近代化にも積極的な考えをもつ新しい感覚を持った醸造家です。 <ウニコ・レセルバ・エスペシアル>スペインの最高峰のワインです。 以前は市場には出なかったものと聞いております。 オーナーの知り合いなどに送られた ワインだそうです。 テンプラニーリョにカベルネソーヴィニヨン、メルローなどをブレンドして造られています。 「ユニーク(唯一の)」という意味のウニコはブドウの質が十分でない年は造られません。 収穫から10年(もしくはそれ以上)の熟成を終え、醸造責任者が飲み頃になったと判断した時点で発売されます。 また、異なるヴィンテージのウニコを3?5種ブレンドして造るウニコ レゼルバ エスペシアル(平均熟成年数30年)はウニコの一段上のクラスに位置づけられ、発売されてからもさらに20年?30年の熟成が可能です。
【クール配送】ベガ・シシリア ウニコ [2012]750ml (赤ワイン) 73,502 円
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【マネッティのご厚意により100点獲得・価格高騰中の偉大な2018年が2023年再蔵出し】 サンジョヴェーゼの真髄を極めるトスカーナのトップ生産者「フォントディ」の名を一躍世界に轟かせたワインこそ、この「フラッチャネッロ」に他なりません! フォントディは、トスカーナ州キアンティ・クラッシコ地区の中心部にあるパンザノの街の南側に位置しています。 「コンカドーロ(金の貝殻)」と呼ばれる円形劇場の形をした盆地が広がるこの地は、暖かく乾燥したミクロクリマのお陰で、伝統的な高級ワイン産地として何世紀にも渡り名声を馳せてきました。 葡萄畑は、130ヘクタールにわたり有機栽培認定を受けており、その内70ヘクタールが葡萄栽培に使用されています。 化学肥料や農薬を使用せず、極力余分な干渉を加える必要がないよう、土地本来の力を最大限に生かした葡萄栽培を行っています。 「フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ」は、ジョヴァンニ・マネッティが「私の息子」と形容する思い入れの強いワインで、フォントディの全てが集約された秀逸なる「スーパータスカン」です。 ラベルの十字架は人と大地の繋がりを象徴するもので、テロワールとワイナリーの歴史を尊重する気持ちが込められています。 ■2018年ヴィンテージ情報■ 前年の2017年は非常に収穫量が少なかったため、平年並みの収穫量にまで回復した2018年ヴィンテージにトスカーナのワイン生産者らは歓喜した。 この年は温暖ながらも、ヨーロッパの他の地域と同様、さほど酷暑とはならず、シルキーさ、エレガンス、驚くほどのフレッシュ感を特徴とするヴィンテージとなった。 ■テクニカル情報■ 産地:トスカーナ(IGTコッリ・トスカーナ・チェントラーレ) 品種:サンジョヴェーゼ100%(有機栽培) 樹齢:30年以上 畑:南西向き 畑の標高450-500M 土壌:石灰・粘土・片岩質 植樹密度:6000株/ha アルコール:15% 醸造:完熟した健全なブドウだけを手摘みで収穫し、土着酵母を使い温度管理されたステンレスタンクで3週間自然発酵。 マロラクティック発酵は樽を使用。 熟成には、アリエ産とトロンセ産の樽(新樽80%以上)を使用。 バリックで18ヶ月熟成させた後、キャスクに移して更に6ヶ月熟成。 年間生産量:6万本 FONTODI FLACCIANELLO DELLA PIEVE フォントディ フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ 生産地:イタリア トスカーナ チェントラーレ 原産地呼称:IGT Toscana ぶどう品種:サンジョヴェーゼ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ vinous:100 ポイント 100pts Drinking Window 2025 - 2048 From: Chianti Classico and Beyond - 2018 & 2019 (Sep 2021) The 2018 Flaccianello della Pieve is another stellar wine from Fontodi. It is the richest Flaccianello ever made (in terms of dry extract), with elevated acidity that trails the 2016 by just a touch, but it does not taste like that at all. Dark cherry, violet, lavender, spice, mocha and graphite build with a bit of time in the glass. Like the Sorbo, the 2018 Flaccianello is not a wine of size, as in most previous years, but rather a wine that exudes vibrancy, energy and class from start to finish. I absolutely loved it. - By Antonio Galloni on September 2021 ヴィノス100点:2018年のフラッチャネッロ・デッラ・ピエヴェは、フォントディのもう一つの素晴らしいワインです。 乾燥抽出物の点でこれまでに作られた中でもっとも豊かなフラッチャネッロであり、ほんの少しのタッチで2016年に続く高い酸度を備えておりますが、そのような味は全くありません。 ダークチェリー、バイヨレット、ラベンダー、スパイス、モカ、グラファイトはグラスの中で少し時間をかけてきます。 2018年のフラッチャネッロは最初から最後まで活気、エネルギー、クラスを醸し出すワインです。 私はこのようなタイプを好みとしております。 ≪飲み頃:2025-2048年|2021/9掲載≫ ワインアドヴォケイト:98 ポイント Rating 98 Release Price $140 Drink Date 2023 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 8th Oct 2021 Source October 2021 Week 1, The Wine Advocate Generally speaking, I have reservations concerning the 2018 vintage that saw intermittent periods of hot and cold with some rain thrown in at the end of the growing cycle. The 2018 Flaccianello della Pieve blasted straight through any lingering doubt and is the result of a deft winemaking hand. This is a phenomenal and proudly confident vintage of the estate's top Sangiovese, which represents a blend of organic fruit from the best parcels. The wine's personality reveals brooding darkness and austerity, and these impressions are reinforced by savory tones of cigar smoke and earthy leather. The core of the wine is tight and richly concentrated with generous blackberry and plum. The velvety tannins are integrated but still youthful and grippy. You'll definitely need to give this elegant wine more time in the bottle. Production is an ample 60,000 bottles. ジェームスサックリング:95 ポイント FONTODI COLLI DELLA TOSCANA CENTRALE FLACCIANELLO DELLA PIEVE 2018 Tuesday, October 5, 2021 Country Italy Region Tuscany Vintage 2018 Score 95 This is a solid red with plenty of fruit and a dense, intense palate with hints of wood and spice. Full-bodied and very structured. Plenty of tannins here. Needs three to four years to soften and come together. From organically grown grapes. Best after 2024. ≪他誌評価≫ ★ワインスペクテーター96点フォントディ / FONTODI トスカーナの主要品種であるサンジョヴェーゼだけでは、良いワインはつくれないとの固定観念もあった時期に反旗をひるがえしたのが、1968年に設立されたフォントディです。 ルネサンス期以来の瓦職人の家系に生まれ育ったマネッティ兄弟は、サンジョヴェーゼ100%でもおいしいキアンティがつくれるはずだと考え、実際、その通りのものを生み出しました。 しかし、これを公表すれば法律違反となり、キアンティとして認められないため、しばらくは製法を内密にしていました。 やがて、彼らに追随する者が現れ、サンジョヴェーゼ100%のワインが公然と出回るようになりました。 そして1996年法律が改正され、サンジョヴェーゼ100%のワインもキアンティと認められるようになったのです。 ワイン・スペクテイター1999年11月号で、ジョヴァンニ・マネッティは「フォントディのつくるワインがイタリア最良のワインであることは明白だ。 私はサンジョヴェーゼを信じている。 カベルネやメルロは世界中どこでだってつくれる。 でもサンジョヴェーゼは特別なんだ。 それはトスカーナのためだけのものだから。 」 と語っています。 フォントディは130ヘクタールにわたりオーガニックの認証を受けています。 その内70ヘクタールにブドウが栽培されています。 栽培において自然を尊重し、環境を破壊することなく資源を利用ながら維持していく事を大切にしています。 化学薬品を使用せず、この土地の潜在力を引き出し、余分なものを外からできるだけ加えないようにしています。 環境を大切にするという事は、ブドウやテロワールのより良い純粋な真の表現につながります。 醸造と樽での熟成は現代的なワイナリーで行われ、重力を利用できるような、降下型の造りをしている醸造設備で、ワインの個性やエレガンスを引き出すため、ブドウ自体の自然な統合を最も大切にしています。 フォントディのすべてのワインは自社畑のブドウのもので、手で収穫され、丹念に選別され、ブドウとテロワールの素晴らしさが最大限に感じられるよう大切に醸造されています。 そのイタリア最良の生産者の、最高キュヴェがこのフラッチャネッロです。
【クール配送】フォントディ フラッチャネッロ デッラ・ピエヴェ [2018]750ml (赤ワイン) 21,120 円
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ペンフォールズのアイコン・ワイン「グランジ」! 本国のオーストラリアでもなかなか手に入らない、オーストラリアワインの最高傑作です。 オーストラリア最高峰のワイナリーとして知られる南オーストラリア州にワイナリーを構えるペンフォールズ。 その歴史は古く、1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールド博士が妻メアリー夫人とともに南オーストラリア州マギルで医療用の酒精強化ワイン造りを開始したことに始まります。 1950年代に入ると、消費者の嗜好の変化に伴いスティルワインを中心としたワイン造りへ転向し、初代チーフ・メーカーであるマックス・シューバートが生み出した「グランジ」が大成功を収め、ペンフォールズはオーストラリアを象徴する偉大なワイナリーへと発展を遂げました。 各ワイン専門誌での高評価は枚挙に暇がなく、ワイン&スピリッツ誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」で歴代最多となる29回の受賞を果たしています。 「グランジ」は、ペンフォールズ社が擁する各地のワイナリーから収穫されたシラーズ種を主体とし、厳選に厳選を重ねたもののみを原料にしてつくられます。 複数の地区や畑のキュヴェをブレンドしてワインを造る、マルチ・ヴィンヤード、マルチ・リージョンというペンフォールズの哲学を最も表現しています。 パワーのあるブドウとのバランスをとるために、アメリカンオークのホグスヘッド樽(新樽100%)を使用し、毎年熟成がなされています。 あくまでも深く、濃厚なルビー色は紫色を帯びているようにも思え、芳醇なブーケは甘さを感じさせるほどに豊かに立ち昇ります。 骨太でありながら滑らかな味わいが特長です。 ペンフォールズ社では、「すべての価格帯で最高品質のワインを提供すること」をポリシーとしており、そのポリシー通りの見事な味わいを、世界中に送り出し続けています。 初代チーフ・ワインメーカー、マックス・シューバートにより、1951年にマギル・エステートで初めて造られました。 当初は、長期熟成タイプのオーストラリアワインが市場に受け入れられず、ワイナリーからも製造を中止するように命令されますが、マックスは隠れて醸造を続けます。 それから月日は流れ、グランジが脚光を浴びるようになったのは1960年のこと。 長期熟成の魅力を発揮したファーストヴィンテージがようやく評論家から高い評価を受け、晴れて正式に醸造が再開されたのです。 その後グランジは現在の輝かしい地位を着々と築き、1955年ヴィンテージが米誌ワイン・スペクテイターの「20世紀における最も偉大なワイン12本」の一つに選出されるなど、その地位は不動のものとなっています。 Penfolds Grange ペンフォールズ グランジ 生産地:オーストラリア 南オーストラリア州 バロッサ・ヴァレー マクラーレン・ヴェール 原産地呼称:GI. MCLAREN VALE ぶどう品種:シラー 98%、カベルネ・ソーヴィニヨン 2% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:98 ポイント Rating 98 Release Price $850 Drink Date 2025 - 2050 Reviewed by Joe Czerwinski Issue Date 5th Oct 2018 Source October 2018 Penfolds New Releases, The Wine Advocate Rich, concentrated and intense, the 2014 Grange delivers exactly what we've come to expect from this Penfolds icon wine. It's full-bodied, velvety in feel and loaded with plummy fruit, framed in vanilla and cedar. Dense, powerful and tannic, it should prove to be long lived, even by Grange standards. Gago doesn't rate the vintage overall that highly, but he says the selection this year for Grange was a bit more stringent and that production levels were just average. There are still over 1,000 cases for the United States. VINOUS:97 ポイント 97pts Drinking Window 2028 - 2040 From: The Barossa: An Ascent to Higher Quality (Dec 2021) Brilliant purple. A heady, intensely perfumed bouquet evokes dark berry preserves, incense, candied flowers, vanilla and cola, with a smoky, incisive mineral nuance building with air. Juicy, penetrating and alluringly sweet, offering deeply concentrated blueberry, cherry-cola, mocha and violet pastille flavors and a strong suggestion of fruitcake. Shockingly vibrant for its depth, with youthfully firm tannins adding shape and grip to an extremely long, mineral- and floral-dominated finish. - By Josh Raynolds on January 2021Penfolds / ペンフォールズ 世界最高峰のワイナリーの一つ、ペンフォールズ 1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールド博士が南オーストラリア州マギルで、妻メアリー夫人と共に医療用として酒精強化ワイン造りを開始したのが、ペンフォールズの始まりです。 1870年にクリストファー・ローソンが亡くなってから、彼の妻メアリー、義理の息子トーマス・フランシス・ハイランドが跡継ぎとなり、オーストラリア国内のワインマーケットを拡大し続けました。 1950年代、消費者の嗜好の変化を反映してスティルワインにフォーカスしたワイン造りへ転向したペンフォールズは、「グランジ」を生み出したマックス・シューバートなど、熱意あふれる偉大なワインメーカーたちに支えられ、格別かつ大胆なワイナリーへと発展しました。 創設から175年以上を経たペンフォールズは、比類なき傑出したニューワールドワインとして世界中で認められ、ワイン&スピリッツ誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を歴代最多の29回受賞するなど多数の受賞歴とともに、世界最高峰のワイナリーの一つとして知られるようになりました。 サウスオーストラリアのバロッサ・ヴァレー、イーデン・ヴァレー、マクラーレン・ヴェイル、クナワラなどを始め、複数の場所に畑を所有しています。 代表的な畑は、標高340m、緩やかな斜面に位置し、砂地、ローム層、粘土などの異なる土壌を持つカリムナ ヴィンヤード。 オーストラリア最高の赤ワインヴィンヤードの1つです。 カリムナの北東5kmに位置し、平坦で粘土質のクヌンガ・ヒル・ヴィンヤード。 シラーズやカベルネ・ソーヴィニヨンが植えられ、グランジなどにもここのブドウが使われます。 アデレード北約130kmポリッシュヒル・リバー・ヴァレーに位置し標高430?470m、粘板岩、ローム層、粘土と幅広く異なる土壌のクレア・エステート・ヴィンヤード。 ここでは一部有機農法が行われています。 ペンフォールドでは「マルチ・リージョナル・ブレンド」という考え方を基本にし、一つの畑のブドウだけではなく、複数の畑のブドウを使ったワインが主に造られています。 畑やブドウのグレードなどによって選別したブドウを別々に醸造。 毎年ワインメーカーがブラインドテイスティングを行い、そのワインのスタイルに合ったブレンドを決めています。 現在のチーフ・ワインメーカーは4代目のピーター・ゲイゴ氏。
【クール配送】ペンフォールズ グランジ [2014]750ml (赤ワイン) 97,460 円
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ジェームス・サックリング:100 ポイント! WA98ポイント! 世界で最もエレガントで複雑と称される極上のアロマを湛えた、シャトー・オー・ブリオン! 格付け第1級。 グラーヴ地区ペサック・レオニャンに位置します。 1855年当時から高い人気と知名度を誇っており5大シャトーの中で唯一メドック外から第1級に選ばれたシャトー。 他の5大シャトーと比べ、メルローの比率が高いという特徴をもち、パーカーからは「豊かな香りとエレガントさではオー・ブリオンの右に出るものはいない。 この1級シャトーは世界でもっともエレガントでアロマの複雑なワインを作っている。 1980年代初め以降、オー・ブリオンほどの一貫性と輝かしい品質を示すワインは他にない。 」と評されております。 外観は深みのあるガーネット色。 黒スグリやブルーベリー、チェリーなどの濃密な果実香に、ライラックやバラ、白檀、藪など様々なニュアンスが溶け合うことで、複雑で深遠なアロマが徐々に華開きだします。 ボルドー格付け1級として申し分のない、エレガントで繊細な仕上がり。 凝縮した果実の旨味と、継ぎ目の一切ない滑らかなタンニンが口の中に広がっていき、最後は息をのむ程伸びやかな余韻が続きます。 類まれなアロマと複雑で上品な風味、そして豊潤な果実味を味わうことができる極上のワイン。 是非この機会にご堪能ください。 CHATEAU HAUT BRION シャトー・オー・ブリオン 生産地:フランス ボルドー ペサック・レオニャン 原産地呼称:AOC. PESSAC LEOGNAN 格付け:第1級 ぶどう品種:メルロ 48.7%、カベルネ・ソーヴィニヨン 43.2%、カベルネ・フラン 8.1% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ジェームス・サックリング:100 ポイント CHATEAU HAUT-BRION PESSAC-LEOGNAN 2019 Thursday, March 3, 2022 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2019 Score 100 The black cassis comes out of the glass, together with iodine, sandalwood and subtle moss and wet-bark undertones, then turning to violets. The palate is mind-blowing, with a cashmere texture that unravels on the palate and continues on for minutes. It’s full of superbly complex, ethereal character and mouth-feel, One of the wines of the vintage. As glorious as it may be to taste now, this is one for your deep cellar. Try in 2029. ワインアドヴォケイト:98 ポイント Rating 98 Release Price NA Drink Date 2033 - 2070 Reviewed by William Kelley Issue Date 8th Apr 2022 Source April 2022 Week 1, The Wine Advocate Wafting from the glass with aromas of blackberries and plums mingled with notions of pencil shavings, burning embers and creamy new oak, the 2019 Haut-Brion is full-bodied, rich and fleshy, with a textural attack that segues into an ample and enveloping core of fruit, concluding with a long, expansive finish. Broad-shouldered and muscular, its rich, powdery tannins are already seamlessly integrated; and though it's labeled at 15% alcohol, far higher than the great vintages of yesteryear, it avoids any sense of over-ripeness. Jean-Philippe Delmas is delighted with his 2019s, and justly so, as this rich, dramatic and unusually powerful vintage is a great success for Ch?teau Haut-Brion (and its neighbor, La Mission Haut-Brion). In the vineyards, a touch more Cabernet Sauvignon is being planted these days, but the evolution is subtle, as the 2019 blend remains very much in line with tradition at this address, at 49% Merlot and 43% Cabernet Sauvignon, with the balance Cabernet Franc. That predominance of Merlot, combined with Haut-Brion's warm mesoclimate, have delivered an above-average alcohol level, labelled at 15%. On the white side of the ledger, we can expect a touch more Sauvignon Blanc in the future, as Delmas notes that S?millon tends to lose its acidity rapidly in warm vintages. In both colors, the vineyard team are working to mitigate the effects of climate change and minimize the quantities of copper employed in treatments throughout the year. In the cuvier and chai, winemaking remains very classical, with fermentation in Haut-Brion's proprietary two-tier stainless steel tanks, designed to maximize the quantity of high-quality free-run juice; malolactic fermentation in tank; and maturation in new oak barrels, some 80% of which are produced in house by S?guin Moreau (complemented by purchased barrels from Demptos and Taransaud). White grapes are whole-cluster pressed with great attention to pH, the musts protected with dry ice, and bottled with some 25 parts per million free sulfites, without much in the way of dissolved carbon dioxide. Jeb Dunnuck:98-100 ポイント Compared to the La Mission Haut-Brion, the 2019 Chateau Haut-Brion is more backward and mineral-laced, with a dense purple color as well as notes of blueberry liqueur, black cherries, new leather, scorched earth, graphite, camphor, liquid rock-like minerality, and an almost Hermitage-like burning embers character. It doesn't have the overt power of Mouton, nor the sexiness of Chateau Margaux, yet it builds slowly and incrementally, with flawless balance, full-bodied richness, ultra-fine tannins, and a magical finish. My money is on this being one of the all-time greats from this address, in the same league as the 2009, 2010, 2015, 2016, and 2018. It will need a solid decade of cellaring and have 40-50+ years of prime drinking.(6/2020) vinous:98 ポイント 98 pts Haut-Brion 2019 Haut-Brion Pessac Leognan Cru Classe De Graves, Bordeaux Red wine from France Drinking window: 2031 - 2059 The 2019 Haut-Brion is seriously impressive. A dark, virile wine, the 2019 impresses with its vertical energy and statuesque elegance. It's a Haut-Brion that will only reveal itself over many years. Today, the density and resonance are super-impressive and also hugely promising. Classic savory and mineral notes start to emerge over time. I can't wait to see how this ages. Antonio Galloni. Tasting date: January 2022Chateau Haut Brion / シャトー・オー・ブリオン メドック外からメドック格付け1級に選ばれた唯一のシャトー 1855年、メドック地区にあるシャトーの中から格付けを決める際に、このシャトー・オー・ブリオンだけが特別にメドック以外のグラーヴ地区から1級に選ばれた、という所からも当時のオー・ブリオンが高く評価されていたことがうかがえます。 オー・ブリオンは珍しくその歴史の始まりがはっきりしています。 1525年にボルドー議会の職員であったジャン・ド・ポンタックがリブルヌ市長の娘ジャンヌ・ド・ベロンと結婚した時、ジャンヌが持参したのが「Haut-Brion(オー・ブリオン)」と呼ばれる土地でした。 そして、1549年に現在のシャトーの建設が始まり、1649年からオーナーとなったポンタック家のアルノー3世の時代にワイン造りが始まりました。 彼が澱引きやウイヤージュを始めた事により、より良い長期熟成が可能になったため、イギリス市場で人気が高まりました。 チャールズ2世の時代には王室でオー・ブリオンがサービスされたという記録も残っています。 18世紀の終わり頃からボトリングがシャトーで行われるようになった為、熟成もシャトーで管理できるようになりました(当時ボルドーのワインは熟成させる前に樽で販売されていた中、オー・ブリオンが先駆けて瓶熟成を行う様になりました)。 フランス革命の際にオーナーのジョセフ・ド・フュメルが処刑された後、所有者は彼の親族から転々としますが、1836年から1922年まで、ラリュー家がオーナーとなり、その間1855年に格付け1級に選出されます。 そして、1935年にニューヨークの銀行家、クラレンス・ディロン氏がシャトーを購入。 その孫娘ジョアン・ディロンがルクセンブルグ公国の殿下と結婚し、シャトーを引き継ぎ、現在はジョアンの息子であるロベール殿下がオーナーを務めています。 近年のオー・ブリオンのワイン造りを支えてきた支配人のデルマス一族は、ジョルジュ・デルマス、ジャン・ベルナール・デルマスと引き継がれ、現在はジャン・フィリップ・デルマスが支配人を務めています。
【クール配送】シャトー・オー・ブリオン [2019]750ml 【2019ボルドー】 81,400 円
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バローロらしく壮大で、包容力のある深い味わいですが、チャーミングな魅力も感じられる素晴らしい逸品。 1939年、リッカルド・チェレットがピエモンテ州アルバにワイナリーの基礎を築き、彼の息子であり、70歳を超えた現在も会社の経営に携わるブルーノ・チェレットとマルチェロ・チェレットの兄弟が1960年代にワイナリーを引継ぎました。 「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するため、バローロやバルバレスコの畑を購入し、醸造所も建設しました。 現在では、3世代目が祖父の時代から続くワイナリーを継承し、イタリア最高の赤ワインであるバローロ、それと並び賞されるバルバレスコの最高の造り手のひとつとして、確固たる地位を確立しています。 また、ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリーです。 「バローロ・ブッシア」 は、0.73ha、ソプラナにある南向きの畑でビオディナミを実践。 土っぽい森の下草やビターオレンジ、スミレなどの青い花のアロマ。 壮大で、深みのある味わい。 アロマ豊かで若いうちはチャーミングな魅力もありますが、洗練されたタンニンによる長い熟成も期待できます。 ■テクニカル情報■ 平均樹齢約25年。 ステンレスタンクで発酵、300Lのフレンチオーク樽で9ヶ月、オーストリア製の大樽で18ヶ月熟成。 瓶熟12ヶ月。 CERETTO BAROLO BUSSIA チェレット バローロ・ブッシア 生産地:イタリア ピエモンテ バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:97 ポイント Rating 97 Release Price $165 Drink Date 2024 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 24th Jul 2020 Source July 2020 Week 3, The Wine Advocate This is the second vintage created after Ceretto started farming in Monforte d'Alba. Specifically, the 2016 Barolo Bussia sees fruit sourced from Bussia Soprana, one of the various subdivisions of the larger Bussia cru. I loved the inaugural 2015 vintage, and my initial impression of 2016 evokes that same excitement. This is a worthy addition to the Ceretto portfolio; it's a wine that offers enormous silkiness and textural finesse. Those beautiful Nebbiolo aromas are all there-the wild cherry, licorice and rust-but I am particularly impressed by the soft elegance of the mouthfeel, which gives equal space to fruity sweetness, acidity and structure. It's not as long as the outstanding Bricco Rocche (from Castiglione Falletto), but almost. ジェームス・サックリング:95 ポイント CERETTO BAROLO BUSSIA 2016 Tuesday, August 4, 2020 Country Italy Region Piedmont Vintage 2016 Score 95 Lots of ripe, focused fruit here with dried-strawberry, floral and spice aromas. Hints of crushed stones. It’s medium-to full-bodied with a balance of ripe tannins and a savory finish. Needs time to come together, but already so attractive. Better after 2023. vinous:94+ ポイント Vinous 94+ pts Ceretto 2016 Barolo Bussia Monforte D'alba, Piedmont Red wine from Italy Drinking window: 2024 - 2036 The 2016 Barolo Bussia is explosive, vibrant and full of energy. Bright saline notes give the Barolo Bussia great tension and sheer drive. Deceptively medium in body the Bussia is also incredibly distinctive. Its rich, vivid flavors are so finely sculpted. In this range, the Bussia is distinguished by its mid-palate sweetness and that creaminess that is so common in the best Bussia Barolos. I love the vibrancy here. Antonio Galloni. Tasting date: November 2019 ■「ブッシア」の区画■Ceretto / チェレット伝統とスタイリッシュの共存1930年代にリッカルド チェレット氏がアルバ地区にワイン醸造所を創立したことが始まり。 1960年代にリッカルド氏の息子であり現在の経営者であるブルーノ チェレット氏とマルチェロ チェレット氏が経営を引き継ぎ、「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するために、バローロやバルバレスコを造るためのブドウのサンプルを取り寄せて研究。 良いブドウが栽培できる畑を次々と購入し、その場所に醸造所も建設していきました。 その結果、彼らは父から引き継いだ小さなワイナリーを数十年でバローロ、バルバレスコの最高の造り手の一つという地位に引き上げました。 現在は彼らの子供たちが経営・ワイン造りの中心となり、チェレットの更なる向上のために活躍しています。 小さなブドウ栽培家でしたが、ブルーノ氏とマルチェロ氏が厳選した畑を買い進め、バローロ約20ha、バルバレスコ約10haを始め、約150ha所有しています。 チェレットが畑を所有する地区は急な斜面が多いため、栽培・収穫において人の手での作業が多く行われています。 チェレットが所有する中で最上の畑であるブリッコ ロッケ畑は山頂にあるため特に急斜面で、水はけが良く、セッラルンガとラ モッラエリア両方のテロワールを有した好立地にあります。 2011年からはこのブリッコ ロッケ畑でビオディナミを導入しています。 各銘醸地の個性を表現するために、4つの醸造所を所有しています。 「ブリッコ ロッケ醸造所」ブリッコ ロッケ畑の中にあり、ブリッコ ロッケ、ブルナーテ、プラポ、カンヌビと4種のクリュ バローロを醸造しています。 「ブリッコ アジリ醸造所」1973年に建設され、当時はあまり使われていなかったステンレスタンクを導入した醸造所で、現在もアルコール発酵はステンレスタンクで行われています。 ブリッコ アジリ畑の中にあり、ブリッコ アジリ、ベルナドットと2種のクリュ バルバレスコを醸造しています。 「チェレット醸造所」最新の設備と大きな熟成庫を持つ近代的で最も大きな醸造所で、アルネイス、モンソルドなど、様々な品種のワインが造られています。 「サント ステファノ醸造所」は、共同経営でモスカート ダスティを醸造しています。 大きな醸造センターを持つのではなく、各畑の中に醸造所を持つことにより、伝統的な醸造方法と最新設備を用いた醸造方法をワインによって使い分けて行っています。
【クール配送】チェレット バローロ・ブッシア [2016]750ml (赤ワイン) 17,600 円
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バローロらしく壮大で、包容力のある深い味わいですが、チャーミングな魅力も感じられる素晴らしい逸品。 1939年、リッカルド・チェレットがピエモンテ州アルバにワイナリーの基礎を築き、彼の息子であり、70歳を超えた現在も会社の経営に携わるブルーノ・チェレットとマルチェロ・チェレットの兄弟が1960年代にワイナリーを引継ぎました。 「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するため、バローロやバルバレスコの畑を購入し、醸造所も建設しました。 現在では、3世代目が祖父の時代から続くワイナリーを継承し、イタリア最高の赤ワインであるバローロ、それと並び賞されるバルバレスコの最高の造り手のひとつとして、確固たる地位を確立しています。 また、ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリーです。 「バローロ・ブッシア」 は、0.73ha、ソプラナにある南向きの畑でビオディナミを実践。 土っぽい森の下草やビターオレンジ、スミレなどの青い花のアロマ。 壮大で、深みのある味わい。 アロマ豊かで若いうちはチャーミングな魅力もありますが、洗練されたタンニンによる長い熟成も期待できます。 ■テクニカル情報■ 平均樹齢約25年。 ステンレスタンクで発酵、300Lのフレンチオーク樽で9ヶ月、オーストリア製の大樽で18ヶ月熟成。 瓶熟12ヶ月。 CERETTO BAROLO BUSSIA チェレット バローロ・ブッシア 生産地:イタリア ピエモンテ バローロ 原産地呼称:DOCG. BAROLO ぶどう品種:ネッビオーロ 100% 味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ ワインアドヴォケイト:97 ポイント Rating 97 Release Price $165 Drink Date 2024 - 2050 Reviewed by Monica Larner Issue Date 24th Jul 2020 Source July 2020 Week 3, The Wine Advocate This is the second vintage created after Ceretto started farming in Monforte d'Alba. Specifically, the 2016 Barolo Bussia sees fruit sourced from Bussia Soprana, one of the various subdivisions of the larger Bussia cru. I loved the inaugural 2015 vintage, and my initial impression of 2016 evokes that same excitement. This is a worthy addition to the Ceretto portfolio; it's a wine that offers enormous silkiness and textural finesse. Those beautiful Nebbiolo aromas are all there-the wild cherry, licorice and rust-but I am particularly impressed by the soft elegance of the mouthfeel, which gives equal space to fruity sweetness, acidity and structure. It's not as long as the outstanding Bricco Rocche (from Castiglione Falletto), but almost. ジェームス・サックリング:95 ポイント CERETTO BAROLO BUSSIA 2016 Tuesday, August 4, 2020 Country Italy Region Piedmont Vintage 2016 Score 95 Lots of ripe, focused fruit here with dried-strawberry, floral and spice aromas. Hints of crushed stones. It’s medium-to full-bodied with a balance of ripe tannins and a savory finish. Needs time to come together, but already so attractive. Better after 2023. vinous:94+ ポイント Vinous 94+ pts Ceretto 2016 Barolo Bussia Monforte D'alba, Piedmont Red wine from Italy Drinking window: 2024 - 2036 The 2016 Barolo Bussia is explosive, vibrant and full of energy. Bright saline notes give the Barolo Bussia great tension and sheer drive. Deceptively medium in body the Bussia is also incredibly distinctive. Its rich, vivid flavors are so finely sculpted. In this range, the Bussia is distinguished by its mid-palate sweetness and that creaminess that is so common in the best Bussia Barolos. I love the vibrancy here. Antonio Galloni. Tasting date: November 2019 ■「ブッシア」の区画■Ceretto / チェレット伝統とスタイリッシュの共存1930年代にリッカルド チェレット氏がアルバ地区にワイン醸造所を創立したことが始まり。 1960年代にリッカルド氏の息子であり現在の経営者であるブルーノ チェレット氏とマルチェロ チェレット氏が経営を引き継ぎ、「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを実現するために、バローロやバルバレスコを造るためのブドウのサンプルを取り寄せて研究。 良いブドウが栽培できる畑を次々と購入し、その場所に醸造所も建設していきました。 その結果、彼らは父から引き継いだ小さなワイナリーを数十年でバローロ、バルバレスコの最高の造り手の一つという地位に引き上げました。 現在は彼らの子供たちが経営・ワイン造りの中心となり、チェレットの更なる向上のために活躍しています。 小さなブドウ栽培家でしたが、ブルーノ氏とマルチェロ氏が厳選した畑を買い進め、バローロ約20ha、バルバレスコ約10haを始め、約150ha所有しています。 チェレットが畑を所有する地区は急な斜面が多いため、栽培・収穫において人の手での作業が多く行われています。 チェレットが所有する中で最上の畑であるブリッコ ロッケ畑は山頂にあるため特に急斜面で、水はけが良く、セッラルンガとラ モッラエリア両方のテロワールを有した好立地にあります。 2011年からはこのブリッコ ロッケ畑でビオディナミを導入しています。 各銘醸地の個性を表現するために、4つの醸造所を所有しています。 「ブリッコ ロッケ醸造所」ブリッコ ロッケ畑の中にあり、ブリッコ ロッケ、ブルナーテ、プラポ、カンヌビと4種のクリュ バローロを醸造しています。 「ブリッコ アジリ醸造所」1973年に建設され、当時はあまり使われていなかったステンレスタンクを導入した醸造所で、現在もアルコール発酵はステンレスタンクで行われています。 ブリッコ アジリ畑の中にあり、ブリッコ アジリ、ベルナドットと2種のクリュ バルバレスコを醸造しています。 「チェレット醸造所」最新の設備と大きな熟成庫を持つ近代的で最も大きな醸造所で、アルネイス、モンソルドなど、様々な品種のワインが造られています。 「サント ステファノ醸造所」は、共同経営でモスカート ダスティを醸造しています。 大きな醸造センターを持つのではなく、各畑の中に醸造所を持つことにより、伝統的な醸造方法と最新設備を用いた醸造方法をワインによって使い分けて行っています。
【クール配送】チェレット バローロ・ブッシア [2016]750ml (赤ワイン) 17,600 円
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