洛中・洛外『鬼平犯科帳』めぐり 松本英亜 小学館スクウェアオニヘイキョウヘイク マツモトヒデツグ 発行年月:2023年01月18日 予約締切日:2022年12月09日 ページ数:132p サイズ:単行本 ISBN:9784797988574 松本英亜(マツモトヒデツグ) 1942年東京生まれ。 東邦大学医学部卒業。 医学博士。 医療法人(社団)同友会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) その1 「老盗の夢」を歩く/その2 「艶婦の毒」を歩く/その3 「兇剣」を歩く/その4 「流星」を歩く/「難所」で鬼平体験(伊東宗裕)/どこまでも歩いて、詳細に検証した京都篇(鶴松房治) 『鬼平犯科帳』の舞台は江戸ばかりではありません。 「鬼平ゆかりの地」をめぐる旅は、ついに京都、奈良へ! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 鬼平、京へ行く 洛中・洛外『鬼平犯科帳』めぐり [ 松本英亜 ] 1,980 円
|
湯川豊 江國香織 集英社クレスト ブックス つるとはな イタリア 上智 ミラノ ヴェネツィア ベネチア 文学 アタラシイ スガ アツコ ユカワ,ユタカ エクニ,カオリ 発行年月:2015年12月04日 予約締切日:2015年12月02日 ページ数:216p サイズ:単行本 ISBN:9784087716320 須賀敦子の魅力/須賀敦子を読み直す/須賀敦子の手紙/須賀敦子が見ていたもの/「新しい須賀敦子」五つの素描(父ゆずり/本を読む少女/「貧」を描く/信仰と文学/「読むように」書く) 須賀敦子のエッセイや手紙は、読むたびに“新しい”発見がある。 物語性にあふれた美しい文章は、心地よい読書を約束してくれる。 三人の作家が、斬新な角度からその魅力を語り合い、再読を促す須賀敦子読本。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 新しい須賀敦子 [ 湯川豊 ] 1,760 円
|
北海共和国とクシロの人びと 南 富鎭 作品社サクラギシノノショウゾウ ナン ブジン 発行年月:2023年09月27日 予約締切日:2023年07月28日 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784861829949 南富鎭(ナンブジン) 1961年〜。 大韓民国慶尚北道出身の文学研究者。 専門は日本近現代文学、日韓比較文学、植民地文学、松本清張、村上春樹など。 慶北大学校国語国文学科卒業。 高等学校の国語(韓国語)教師を経て、1990年に日本文部省国費留学生として来日。 筑波大学大学院文芸言語研究科で博士号(学術)を取得。 日本学術振興会外国人特別研究員。 早稲田大学、筑波大学で非常勤講師を務める。 2003年より静岡大学人文社会科学部助教授。 2006年より同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 クシロの人びとークシロとダブリン(地政学的な類似/飛翔への夢ーダブリンの人びと、クシロの人びと)/第1章 桜木紫乃とクシロの春夏秋冬(橋(春)/霧(夏)/崖(秋)/湿原(冬))/第2章 北海道とクシロの人びと(砂感覚(自我の凝縮)ー『砂上』/星感覚(自己存在の昇華)ー『星々たち』/蓋感覚(封印と決壊)ー「水の棺」「絹日和」/旅感覚(漂泊の魂)ー『ラブレス』/羽感覚(飛翔への願望)ー初期詩作、「風の女」『裸の華』)/終章 アイルランド文学、北海道文学、クシロ文学(アイルランドと北海道、ダブリンとクシロ/荒蕪地体験、飛翔と昇華) 釧路出身の直木賞作家桜木紫乃の文学の特性とは何か?英国のジェイムズ・ジョイス文学と読み比べつつ、クシロ(釧路)を舞台にした「北海道文学」のアイデンティティーをも同時に模索し、熱烈なファンを持つその作品の核心に迫る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 桜木紫乃の肖像 北海共和国とクシロの人びと [ 南 富鎭 ] 2,640 円
|
自由民権運動と「大逆」事件を中心にして 小宮洋 風詠社 星雲社ナツメ ソウセキ ノ メイジ コミヤ,ヒロシ 発行年月:2018年10月 予約締切日:2018年10月26日 ページ数:305p サイズ:単行本 ISBN:9784434252709 小宮洋(コミヤヒロシ) 1943年福岡県大牟田市の生まれ。 福岡教育大卒。 大学卒業後、福岡県内の高校で国語教師を勤める。 退職後は高卒認定試験を受ける刑務所の受刑者のために、月2回国語(古典)の授業を担当している。 他方、福岡県高等学校国語部会(福岡地区)の研究誌『つくし野』に、漱石関連の文章を発表してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 明治十四年の夏目漱石(実母の死、鳴動する時代/自由民権運動のただ中で ほか)/第2章 漱石と『こゝろ』の世界(“「奥さん」ーとー共にー生きる”の衝撃/「御嬢さん」ではなく「静」として ほか)/第3章 明治四十三年の夏目漱石(修善寺の大患と「大逆」事件/啄木ーテロリストの悲しき心 ほか)/第4章 たたかう夏目漱石(博士の学位を頂きたくないのであります/漱石は「王」に屈服したか ほか) 自由民権運動と明治天皇に対する思い、『こゝろ』という作品で世に問いかけたこと、病床で起きた「大逆」事件に触れなかった理由、文学博士号の学位を拒んだ意味…。 漱石が生きた明治を振り返り、彼の心の中にあった願いを見つめる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 夏目漱石の明治 自由民権運動と「大逆」事件を中心にして [ 小宮洋 ] 1,870 円
|
漱石の死 川西政明 岩波書店シン ニホン ブンダンシ カワニシ,マサアキ 発行年月:2010年01月 ページ数:261p サイズ:全集・双書 ISBN:9784000283618 川西政明(カワニシマサアキ) 1941年大阪府生まれ。 中央大学卒業。 文芸評論家。 38年間筆一本の評論活動を続けてきた。 著書に、『わが幻の国』(講談社、平林たい子文学賞)、『武田泰淳伝』(講談社、伊藤整文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 漱石の死/第2章 恋敵、久米正雄と松岡譲/第3章 芥川龍之介の恋/第4章 直哉、春夫、潤一郎/第5章 白秋と姦通罪/第6章 細君譲渡事件/第7章 文壇から消えた相馬泰三 大正五年十二月、文豪・夏目漱石は家族と芥川龍之介、菊池寛、久米正雄、松岡譲らの弟子に見送られて、四十八歳の生涯を終えた。 漱石の死は大正文学の始まりでもあった。 漱石の長女・筆子を争った久米と松岡、そして戦後の知られざる和解、芥川と女性達の恋の諸相、姦通罪で監獄に収容された北原白秋、「世紀のスキャンダル」といわれた谷崎潤一郎と佐藤春夫の細君譲渡事件など、大正文壇で繰りひろげられた事件を新たに発掘した資料を交えて克明に描きだし、作家達の素顔に迫る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 新・日本文壇史(第1巻) 漱石の死 [ 川西政明 ] 3,080 円
|
サバンナからはじめる現代文学60 読売新聞文化部 「本よみうり堂」 書肆侃侃房キリンガショウセツヲヨンダラ ヨミウリシンブンブンカブ ホンヨミウリドウ 発行年月:2021年04月29日 予約締切日:2021年03月31日 ページ数:208p サイズ:単行本 ISBN:9784863854581 1 文学と心(“待つ女”を演出し主導権『袋小路の男』絲山秋子著・阿部公彦評/孤独な心 弱さの側に立つ『ことり』小川洋子著・蜂飼耳評 ほか)/2 文学と言葉(過剰な文体の純愛物語『夫婦茶碗』町田康著・秋草俊一郎評/人間の定義揺らぐ未来『大きな鳥にさらわれないよう』川上弘美著・谷崎由依評 ほか)/3 文学と社会(作風に「やさしさ」新展開『懐かしい年への手紙』大江健三郎著・阿部公彦評/漂着の島 協力と裏切り『東京島』桐野夏生著・蜂飼耳評 ほか)/4 文学と生命(ピアノ競演 響き合う個性『蜜蜂と遠雷』恩田陸著・江南亜美子評/災厄からのしぶとい再起『空にみずうみ』佐伯一麦著・阿部公彦評 ほか) ここから始まる小説を読むという愉しみ。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) キリンが小説を読んだら サバンナからはじめる現代文学60 [ 読売新聞文化部 「本よみうり堂」 ] 1,760 円
|
筑豊のかたほとりから 河内美穂 現代書館ウエノ エイシン バンニン イチニンコウ コウチ,ミホ 発行年月:2014年08月 ページ数:276p サイズ:単行本 ISBN:9784768457375 河内美穂(コウチミホ) 広島県出身。 広島大学文学部中国語学中国文学専攻卒業。 広島大学大学院地域研究研究科(アジア研究)修了。 満州国・蒙彊政権、中国残留邦人・在日外国人問題を中心に執筆と通訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 上野英信について/2 上野英信にとっての建国大学/3 筑豊文庫へ/4 上野英信と魯迅/5 上野英信と天皇制/6 英信の思いを継ぐ人たち 萬人一人坑の世界を掘り拓きたいと願ってー。 満州建国大学に学び、戦後は筑豊の炭鉱に生きたルポルタージュ作家・上野英信。 何故か満州建国大学や被爆体験を黙した。 7年にわたり関係者を訪ね歩き、語らなかった重さと等身大の英信に迫る! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 上野英信・萬人一人抗 筑豊のかたほとりから [ 河内美穂 ] 2,750 円
|
わが故郷は世界文学 四方田 犬彦 岩波書店オオイズミコクセキ ヨモタ イヌヒコ 発行年月:2023年04月17日 ページ数:228p サイズ:単行本 ISBN:9784000615938 四方田犬彦(ヨモタイヌヒコ) 1953年、大阪箕面に生まれる。 東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。 長らく明治学院大学教授として映画学を講じ、コロンビア大学、ボローニャ大学、清華大学、テルアヴィヴ大学、中央大学(ソウル)などで客員教授・客員研究員を歴任。 現在は映画、文学、漫画、演劇、料理と、幅広い文化現象をめぐり著述に専念。 学問的著作から身辺雑記をめぐるエッセイまでを執筆。 『月島物語』で斎藤緑雨賞を、『映画史への招待』でサントリー学芸賞を、『モロッコ流謫』で伊藤整文学賞を、『ルイス・ブニュエル』で芸術選奨文部科学大臣賞を、『詩の約束』で鮎川信夫賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 虚言の文学者/トルストイを訪問した少年/二冊のロシア巡礼記/黒石、売り出す。 /『俺の自叙伝』/周縁と下層/とうとう文壇追放/『露西亜文学史』/老子の肖像1/『血と霊』の映画化/差別と告白、そして虚無/幻想都市、長崎/混血と身体の周縁/峡谷への情熱/奇跡の復活『おらんださん』/戦時下の著作/戦後の零落/黒石の文学 コスモポリタン文学の先駆者、百年を経てついに蘇る!「俺は国際的の居候」と嘯く大泉黒石、またの名をキヨスキー。 ロシア人を父に持ち、ヨーロッパを股にかけた少年時代。 『中央公論』連載の『俺の自叙伝』で話題を呼び、異国情緒と怪奇趣味の短編で一世を風靡するものの国粋色に染め上がった文壇から追放され、零落の晩年を過ごす。 波瀾万丈の人生を送った大正時代のベストセラー作家、初の評伝。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 大泉黒石 わが故郷は世界文学 [ 四方田 犬彦 ] 2,750 円
|
見失われた異空間を尋ねて 前田速夫 平凡社コテン ユウレキ マエダ,ハヤオ 発行年月:2012年04月 ページ数:421p サイズ:単行本 ISBN:9784582835441 前田速夫(マエダハヤオ) 1944年、福井県生まれ。 民俗研究者。 東京大学文学部英米文学科卒業後、新潮社に入社、文芸編集者として雑誌「新潮」編集長などをつとめる。 退社後は法政大学ほかで教鞭を執る。 著書に『余多歩き 菊池山哉の人と学問』(同、読売文学賞受賞)などがある。 「白山の会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 窟ー篭りと再生『古事記』黄泉国訪問/野ー禁じられた愛『常陸国風土記』/泉ー入水する女『万葉集』『大和物語』/竹ー伝承のミッシング・リンク『丹後国風土記逸文』『竹取物語』/渚ー時の岸辺『土佐日記』/道ー好色と流離『伊勢物語』東下り/簾ー兄妹相姦の闇『篁物語』/川ー荒ましき瀬音『源氏物語』宇治十帖/瓢ー皇女の矜持『更級日記』竹芝伝説/夷ー知らぬ世界『今昔物語集』本朝世俗部〔ほか〕 白山信仰研究で知られる元「新潮」名物編集長が、民俗学の該博な知見を携えて古典世界に遊ぶ。 いまに響く言葉の力に満ちた異色の日本文学案内。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 古典遊歴 見失われた異空間を尋ねて [ 前田速夫 ] 3,080 円
|
林貞行 青垣出版 星雲社ナラ キンダイ ブンガク ノ フウケイ ハヤシ,サダユキ 発行年月:2012年04月 ページ数:291p サイズ:単行本 ISBN:9784434165245 林貞行(ハヤシサダユキ) 1948年生まれ。 奈良県立郡山高校、学習院大学法学部卒業。 奈良新聞社で取締役編集局長などを歴任、奈良日日新聞社で編集部長を務める。 新短歌クラブ「潮」所属、「芸術と自由」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 正岡子規「くだもの」ー法隆寺/和辻哲郎「古寺巡礼」ー新薬師寺/薬師寺ほか/亀井勝一郎「大和古寺風物誌」ー中宮寺/法輪寺ほか/井上靖「天平の甍」ー唐招提寺/立原正秋「春の鐘」ー佐保路/栄山寺/堀辰雄「大和路」ー奈良ホテル/海竜王寺ほか/石川達三「自分の穴の中で」ー秋篠寺/若草山/島村利正「奈良登大路町」ー奈良登大路の飛鳥園/会津八一「鹿鳴集」ー東大寺/法華寺ほか/森鴎外「奈良五十首」ー正倉院/十輪寺/般若寺〔ほか〕 奈良大和路に、近代文学の舞台を訪ねる。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 奈良近代文学の風景 [ 林貞行 ] 1,650 円
|
菅野昭正 筑摩書房ショウセツカ オオオカ ショウヘイ カンノ,アキマサ 発行年月:2014年12月10日 予約締切日:2014年12月09日 ページ数:356p サイズ:単行本 ISBN:9784480823779 菅野昭正(カンノアキマサ) 1930年生まれ。 フランス文学者、文芸評論家。 東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小説家の生誕/俘虜の家の記録/情熱恋愛の心理とその彼方/深淵をさまよう敗兵/政治の地平に近づいて(崩壊の叙事詩/ハムレット変奏)/女たちをいとおしむ哀歌/レイテ島の闘い、および闘いを超えて/歴史が小説になるとき(先駆ける者の悲劇/空しい犠牲を悼んで)/愛と裁判について 戦後文学史に不滅の輝きを放つ小説群ー卓抜な読解に浮び上がる、豊饒な作家の“全体像”。 『俘虜記』により作家として出発、ベストセラーとなった『武蔵野夫人』『野火』『花影』、完璧主義による壮大なレクイエム『レイテ戦記』。 さらに『事件』、『堺港攘夷始末』までー歴史の激流の中で誠実な歩みをつづけた小説家大岡昇平の“ながい旅”の軌跡を、透徹した作品分析によって描き出す。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 小説家大岡昇平 [ 菅野昭正 ] 3,300 円
|
大下英治 さくら舎サイゴノブライハサッカカジヤマトシユキ オオシタエイジ 発行年月:2022年11月10日 予約締切日:2022年09月30日 ページ数:448p サイズ:単行本 ISBN:9784865813678 大下英治(オオシタエイジ) 1944年、広島県に生まれる。 広島大学文学部を卒業。 「週刊文春」記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) まえがき 「梶山季之の季節」への頌歌/第1章 天才ルポライター/第2章 引き揚げ者/第3章 黒の試走車、赤いダイヤと李朝残影/第4章 ミスター・エロチスト/第5章 永遠の未完成品 名作『黒の試走車』『赤いダイヤ』『李朝残影』を世に問い、早書き超多作で、所得番付(作家)で松本清張、司馬遼太郎を押さえて一位になったこともある孤高の作家の壮絶人生! 本 小説・エッセイ ノンフィクション ノンフィクション(日本) 人文・思想・社会 雑学・出版・ジャーナリズム ジャーナリズム 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 最後の無頼派作家 梶山季之 [ 大下英治 ] 2,200 円
|
『街とその不確かな壁』まで 吉田 春生 彩流社ムラカミハルキノゲンザイチ ヨシダ ハルオ 発行年月:2023年11月06日 予約締切日:2023年09月22日 ページ数:260p サイズ:単行本 ISBN:9784779129391 川本三郎の書評を読む/第1部 文学としての村上春樹(剽窃とスポンテニアスー村上春樹の方法/幻視から幻想世界へー転換点としての『ダンス・ダンス・ダンス』、そして『ねじまき鳥クロニクル』へ/『ノルウェイの森』の系譜ー源流としての『街と、その不確かな壁』から『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』まで)/第2部 エンターテインメントとしての村上春樹(ダークファンタジーとしての『ねじまき鳥クロニクル』/『海辺のカフカ』について)/結局、村上春樹とはどのような作家なのか/補論 『街とその不確かな壁』が明らかにしたこと 引き裂かれた村上春樹ー文学とダークファンタジー。 『ノルウェイの森』などで青春小説の頂点に達した村上は、その後、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』などの怪奇な場面を描くダークファンタジーの世界へと傾斜していった。 新作『街とその不確かな壁』は村上ワールドに変化の兆しが見られる。 これから彼は何処へ向かうのか! 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 村上春樹の現在地 『街とその不確かな壁』まで [ 吉田 春生 ] 2,530 円
|
高橋信雄 小学館スクウェアサイイキミヤザワケンジトタダトウカン タカハシノブオ 発行年月:2024年02月16日 予約締切日:2023年12月06日 ページ数:144p サイズ:単行本 ISBN:9784797987669 高橋信雄(タカハシノブオ) 1943年岩手県花巻市生まれ。 早稲田大学文学部卒業。 岩手県立博物館学芸部長、花巻市博物館館長、岩手大学教育学部非常勤講師を務める。 日本考古学協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 西域とシルクロード/第2章 宮沢賢治の西域異聞三部作/第3章 チベット(西蔵)と北上山地/第4章 西天取経と多田等観/第5章 縁成/第6章 憧れのシルクロード見聞記 宮沢賢治の童話には、利他に基づく菩薩道を標したものがある。 菩薩道の実践者としての賢治の姿は、チベットで十年間修行し仏教博士となった多田等観の生き方と重なるものがある。 「西域」を通して二人の不思議な縁起を辿る。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 西域・宮沢賢治と多田等観 [ 高橋信雄 ] 1,980 円
|
三井喜美子 偕成社イマニシ スケユキ ケンキュウ ミツイ,キミコ 発行年月:1998年05月 ページ数:422, サイズ:全集・双書 ISBN:9784037391607 対談=信仰と文学と、そして音楽と(今西祐行/阪田寛夫)/キリスト教と文学ー今西祐行論(関口安義)/「目撃者」の文学ー今西祐行の歴史小説と戦争児童文学(長谷川潮)/今西祐行と幼年童話(三井喜美子)/奇蹟の花ー願いの文学「一つの花」論(三井喜美子)/ハコちゃんの死ー沈黙の文学「ハコちゃん」論(三井喜美子)〔ほか〕 今西文学の全読者に本書、『今西祐行研究』を贈る。 作家論、作品論、対談、インタビュー、『今西祐行全集』の各巻収録の作品解題、著作目録、著者自筆の作家年譜によって、作家・今西祐行の全体像を浮き彫りにする。 今西祐行研究に欠かせぬ必備の一冊である。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 今西祐行研究 [ 三井喜美子 ] 5,280 円
|
新潮日本文学アルバム 新潮社ナツメ ソウセキ 発行年月:1983年11月 ページ数:111p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106206023 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 夏目漱石 (新潮日本文学アルバム) 1,320 円
|
西川 清史 講談社デイスイブンシ ニシカワ キヨシ 発行年月:2023年07月27日 予約締切日:2023年06月19日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784065322581 西川清史(ニシカワキヨシ) 1952年生まれ。 和歌山県出身。 上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、文藝春秋に入社。 雑誌畑を歩み、2018年副社長で退職。 現在は瘋癲老人生活を満喫中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 中原中也伝説/2 悪口雑言と狼藉/3 泥酔界の巨星墜つ/4 小林秀雄と困った仲間たち/5 泥酔者は跳躍する/6 酔っ払いは栴檀より芳し/7 嫌われ者/8 ほのぼの系泥酔者たち/9 超弩級の泥酔者たち 中原中也も草野心平も小林秀雄も梶井基次郎も坂口安吾もみんなべろんべろんだった。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 泥酔文士 [ 西川 清史 ] 1,870 円
|
百合と宝珠の文学史 持田叙子 慶應義塾大学出版会イズミ キョウカ モチダ,ノブコ 発行年月:2012年09月 ページ数:348p サイズ:単行本 ISBN:9784766419726 持田叙子(モチダノブコ) 1959年生まれ。 慶應義塾大学大学院修士課程修了、國學院大學大学院博士課程単位取得退学。 近代文学研究者。 著書に、『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、2009年、第31回サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 科学と神秘ーモンスーンの国の書き手/女どうしを描く、銀河鉄道、鏡花発、明治のバイリンガルー感性の中のキリスト教/藤壷幻想/鏡花のおやつ、口うつしの夢/指環物語/鏡花と水上瀧太郎/百合は、薔薇は、撫子は/くだものエロティシズム/読点の魔法/あやかしの雛/骨の恋 匂いたつ夢幻の森をゆく。 指環、花、飴、くだもの、雛、汽車、骨…作品にちりばめられた多彩なイメージを手がかりとして、神秘的な鏡花の物語世界をひもといてゆく、珠玉の評論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 泉鏡花 百合と宝珠の文学史 [ 持田叙子 ] 3,080 円
|
著者:鮎川信夫, 吉本隆明出版社:思潮社サイズ:単行本ISBN-10:4783714029ISBN-13:9784783714026■通常24時間以内に出荷可能です。 ※繁忙期やセール等、ご注文数が多い日につきましては 出荷まで48時間かかる場合があります。 あらかじめご了承ください。 ■1冊から送料無料です。 ■中古品ではございますが、良好なコンディションです。 決済は、クレジットカード、代引き等、各種決済方法がご利用可能です。 ■万が一品質に不備が有った場合は、返金対応。 ■クリーニング済み。 ■商品状態の表記につきまして・非常に良い: 使用されてはいますが、 非常にきれいな状態です。 書き込みや線引きはありません。 ・良い: 比較的綺麗な状態の商品です。 ページやカバーに欠品はありません。 文章を読むのに支障はありません。 ・可: 文章が問題なく読める状態の商品です。 マーカーやペンで書込があることがあります。 商品の傷みがある場合があります。 基本的に付録・付属品等付いていない状態です。
【中古】 吉本隆明論 / 鮎川信夫, 吉本隆明 / 思潮社 [単行本]【メール便送料無料】 2,252 円
|
深澤 晴美 鼎書房カワバタヤスナリ シンシリョウニヨルタンキュウ フカサワ ハルミ 発行年月:2022年11月05日 予約締切日:2022年10月07日 ページ数:434p サイズ:単行本 ISBN:9784907282851 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 川端康成 新資料による探究 [ 深澤 晴美 ] 6,600 円
|
豊岡 昭彦 高見澤 秀 秀和システムブンゴウタチノダンシャリコトワリアヤマリワカレル トヨオカアキヒコ タカミザワマサル 発行年月:2021年06月05日 予約締切日:2021年04月10日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784798063812 豊岡昭彦(トヨオカアキヒコ) 1960年、山形県生まれ。 日本文学研究家、大和心研究会主宰。 大学卒業後、大手メーカーでの商品開発やマーケティングを経て、1990年代からはIT系出版社に勤務。 Macintoshの専門誌の編集をおこなう。 インターネットやDTPなどの特集を担当。 1998年からは編集長。 2001年、日本政府主管の「インターネット博覧会」のNewsサイトを担当する。 2002年からフリーランスとして歴史・文学関連書籍、情報誌、女性誌などを中心に執筆、編集をおこなっている 高見澤秀(タカミザワマサル) 1954年、長野県生まれ。 編集プロダクション(有)マイストリート代表。 豊岡昭彦とともに書籍などを編著(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 断「ふざけるな!」ー単刀直入かつ丁寧にスパっと斬る/第2章 謝「死ぬる思ひでございます」ー太宰治が書き連ねた魂の叫び/第3章 謝「すいません、察してください」ー哀れみを書き残して要求を通す/第4章 離「さよなら」ー涙ではなく名文で別れを飾る/第5章 断「やってられません」ーテンション低めに相手の要求を却下/第6章 謝「ご無沙汰して失敬」ー先生、返事が遅れたのはなぜですか?/第7章 謝「ぐうの音も出ない…」ー土下座の何倍も響く本気の謝罪/第8章 離「追悼ー師へ、友へ、妻へ」ー文豪たちが送る別れの挨拶 悲壮に満ちた太宰、罵詈雑言の啄木、ユニークに断る漱石…手紙でわかる文豪たちの本音。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 文豪たちの断謝離 断り、謝り、離れる [ 豊岡 昭彦 ] 1,650 円
|
『考へるヒント』の精神史 新潮選書 苅部 直 新潮社コバヤシヒデオノナゾヲトク カルベ タダシ 発行年月:2023年10月25日 予約締切日:2023年08月24日 ページ数:304p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106039027 苅部直(カルベタダシ) 1965(昭和40)年、東京都生まれ。 東京大学法学部教授。 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。 専門は日本政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 『考えるヒント』について考える/第1章 書物の運命/第2章 科学から歴史へ/第3章 徳川思想史の方へ/第4章 歴史は甦る/第5章 伝統と近代 代表作『本居宣長』へと至る、大いなる「思考の冒険」とは?気楽な随筆に見えた雑誌連載『考えるヒント』は、実は徳川思想史探究の跳躍板だった。 モーツァルトやベルクソンを論じていた批評家が、伊藤仁斎や荻生徂徠らに傾倒したのはなぜか。 その過程で突き当たった「歴史の穴」とは。 ベストセラーを読み直し、人間の知の根源をも探る試みであったことを明らかにする、超刺激的論考。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 小林秀雄の謎を解く 『考へるヒント』の精神史 (新潮選書) [ 苅部 直 ] 1,980 円
|
草山 万兎 加藤 昌男 童話屋ミヤザワケンジノココロヲヨム ヨン クサヤマ マト カトウ マサオ 発行年月:2018年01月19日 予約締切日:2017年12月01日 ページ数:168p サイズ:単行本 ISBN:9784887471344 かしわばやしの夜/双子の星/やまなし/月夜のけだもの/若い読者のみなさんへ 賢治童話のナゾを解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 宮沢賢治の心を読む 4 [ 草山 万兎 ] 1,375 円
|
文豪たちはいかに書いたか 河出書房新社カンセンショウブンガクロンジョセツ 発行年月:2021年05月20日 予約締切日:2021年02月06日 ページ数:196p サイズ:単行本 ISBN:9784309029580 石井正己(イシイマサミ) 1958年、東京都生まれ。 国文学者・民俗学者。 東京学芸大学教授。 日本文学・日本文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 芥川が思い出したコレラ小説ー尾崎紅葉『青葡萄』/おとなりの子は賽の河原で石を積んでいるー小泉八雲「コレラ流行期に」/子規がとったソーシャルディスタンスー「消息」と『病牀六尺』/兵站病院で死を覚悟する田山花袋ー『第二軍従征日記』の中の腸チフス/たてまえにすぎない交通遮断ー夏目漱石『吾輩は猫である』および書簡と疱瘡・ペスト・赤痢/信仰と医療の狭間でー森鴎外「金毘羅」と百日咳/病と臨死体験ー柳田国男『遠野物語』の中の腸チフス/不愉快な顔をした病人の家ー石川啄木『一握の砂』および日記と結核/日本人の便宜主義に抗してー与謝野晶子「感冒の床から」とスペイン風邪/過敏な人とそうでない人と…ー志賀直哉「流行感冒」の中のスペイン風邪/付ける・付けないの人間心理ー菊池寛「マスク」/業病と奇蹟ー芥川龍之介「南京の基督」と梅毒/感染の絶望ー内田百〓「疱瘡神」「虎列刺」/噂・風俗・妙薬ー長谷川時雨『旧聞日本橋』の中のコレラ/微笑する「僕」ー小島信夫「微笑」と小児麻痺 コレラ、結核、腸チフス、赤痢、ペスト、疱瘡、百日咳、スペイン風邪、梅毒…。 たびたび感染症に見舞われてきた近代日本。 “いま”を考えるためのリアルな史料として読み直すー。 もうひとつの近代文学史。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 感染症文学論序説 文豪たちはいかに書いたか 1,892 円
|
長谷川 郁夫 新潮社ヨシダケンイチ ハセガワ イクオ 発行年月:2014年09月29日 予約締切日:2014年09月26日 ページ数:656p サイズ:単行本 ISBN:9784103363910 長谷川郁夫(ハセガワイクオ) 1947年、神奈川県生まれ。 大阪芸術大学文芸学科教授。 早稲田大学文学部在学中に小沢書店を創立、2000年9月までに数多くの文芸書の編集に携わった。 2006年刊の『美酒と革嚢ー第一書房・長谷川巳之吉』で芸術選奨文部科学大臣賞、やまなし文学賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 水の都/メリ・イングランド/二都往還/「文學界」出張校正室/戦争まで/東京大空襲/海軍二等主計兵/宰相の御曹子/「鉢ノ木会」異聞/早春の旅/酒中に真あり/「君子」の三楽/返景深林ニ入リテ/生きる喜び/正午の饗宴/われとともに老いよ ケンブリッジ留学時の知的な冒険、河上徹太郎との美しい師弟関係、中村光夫、福田恆存、大岡昇平、三島由紀夫らとの鉢ノ木会での交遊、父・吉田茂から受け継いだ士の精神ー言葉の可能性を信じた生涯の軌跡。 編集者として最晩年にその謦咳に接した著者が生涯と作品のすべてに肉迫する、決定版評伝。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 吉田健一 [ 長谷川 郁夫 ] 5,500 円
|
柴田勝二 世界思想社BKSCPN_【高額商品】 ナツメ ソウセキ ワレ ノ ユクエ シバタ,ショウジ 発行年月:2015年03月 ページ数:372p サイズ:単行本 ISBN:9784790716549 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 夏目漱石「われ」の行方 [ 柴田勝二 ] 4,180 円
|
ニーチェ的長編四部作を読む 清真人 はるか書房 星雲社ムラカミ ハルキ ノ テツガク ワールド キヨシ,マヒト 発行年月:2011年04月 ページ数:236p サイズ:単行本 ISBN:9784434155253 清眞人(キヨシマヒト) 1949年生まれ。 早稲田大学政経学部卒業、同大学院文学研究科哲学専攻・博士課程修了。 現在、近畿大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 僕はどこから村上春樹に手を染めたのか?ー序にかえて/第1章 村上春樹は物語を取り戻す/第2章 “閉じ込められた私”をいかに開くか/第3章 反・“力”としての愛/第4章 「自己療養行為」としてのセックス/補論1 『1Q84』批判/補論2 「リトル・ピープル」メタファーをめぐる僕の視点/補論3 村上春樹と三島由紀夫 村上文学の深層に息づく思想、その哲学的本質とは何か。 “パラレル・ワールド、記憶、メタファー、非現実”などのキーワードをもとに、全く新たな視点から村上春樹の哲学的バックボーンを鮮やかに読み解く。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 村上春樹の哲学ワールド ニーチェ的長編四部作を読む [ 清真人 ] 2,090 円
|
発掘された文豪のお宝 新潮選書 川島 幸希 新潮社ジキヒツノソウセキ カワシマ コウキ 発行年月:2019年11月20日 予約締切日:2019年10月17日 ページ数:248p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106038488 川島幸希(カワシマコウキ) 1960(昭和35)年、東京に生まれる。 秀明大学学長。 東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 新潮社の宝石/第2章 スコットランドからのはがき/第3章 シベリアを横断した寄贈本/第4章 新聞を切り抜いた漱石/第5章 原稿の裏の「落書き」/第6章 奇跡の発見/『青年評論』影印 活字とは一味ちがう“直筆”の価値、その奥深い世界。 修正原稿や書き損じ、献呈署名本や原稿用紙裏の落書き。 数多くの貴重資料を発掘し、調べていくうちに意外な発見がー。 漱石は『行人』の連載を自ら切り抜き、『道草』の反古原稿は弟子達にあげた。 芥川、太宰、谷崎との比較もまじえ、エディンバラからのはがきが物語る新たな漱石の姿や、『倫敦消息』の“百年の謎”も解明する稀有な一冊。 幻の原稿を全文収録。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 直筆の漱石 発掘された文豪のお宝 (新潮選書) [ 川島 幸希 ] 1,430 円
|
大城貞俊 インパクト出版会トチ ノ キオク ニ タイジスル ブンガク ノ チカラ マタヨシ エイキ オ ドウ オオシロ,サダトシ 発行年月:2023年11月 予約締切日:2023年11月17日 ページ数:308p サイズ:単行本 ISBN:9784755403415 序章 沖縄の発見・人間の発見/第1部 豊穣な作品世界(重層構造の面白さー「海は蒼く」/原風景からの飛翔、あるいは悲劇の行方ー「ジョージが射殺した猪」/戦後を生きる戦争体験者の苦悶と狂気ー「ギンネム屋敷」/沖縄という土地のもつ再生力ー「豚の報い」/転倒する風景ー「ターナーの耳」/風土が生み出したエンターテインメント小説ー「呼び寄せる島」)/第2部 作家の肖像ーなぜ書くか、何を書くか(沖縄で生き、沖縄を書くー又吉栄喜の覚悟/境域を越える豊かな視線ー又吉栄喜の方法/救いへの挑戦、あるいは自立への模索)/第3部 又吉栄喜をどう読むかー「又吉栄喜作品集巻末解説3題」(又吉文学の魅力と魔力ー『亀岩奇談』/文学の力・人間への挑戦ー『又吉栄喜小説コレクション第2巻』/語れないものを語る作家の妙技ー『沖縄戦幻想小説集 夢幻王国』) 又吉栄喜の描く作品世界は、沖縄の混沌とした状況を描きながらも希望を手放さず、再生する命を愛おしむ。 広い心の振幅を持ち、比喩とユーモア、寓喩と諧謔をも随所に織り交ぜながら展開する。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 土地の記憶に対峙する文学の力 又吉栄喜をどう読むか [ 大城貞俊 ] 2,530 円
|
矢野 利裕 講談社キョウヨリモマシナアシタ ブンガクゲイノウロン ヤノ トシヒロ 発行年月:2022年02月23日 予約締切日:2021年12月21日 ページ数:258p サイズ:単行本 ISBN:9784065268735 矢野利裕(ヤノトシヒロ) 1983年東京都生まれ。 批評家、DJ、教育者でもある。 2014年「自分ならざる者を精一杯に生きるー町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 今日よりも少しはマシな明日を迎えるために(退屈な生活者の批評/心を込めてウソをつく ほか)/町田康論 自分ならざる者を精一杯に生きる(言葉がなければ世界はない/町田作品における語り ほか)/いとうせいこう論 無数のざわめきとともに騒げ!(声なき存在の発話/共同的な声の獲得ー『Back 2 Back』 ほか)/西加奈子論 おかしさを見すえて、夢中になって(“正しさ”から“おかしさ”へーはじめに/理念の上滑りー『i』(1) ほか)/補論 小山田圭吾と文学の言葉(“文学”の言葉が必要/関係があると言えばあるし、ないと言えばない ほか) “退屈な生活者”による試みの作家論「代弁者たち」。 気鋭の論客による“芸能”としての小説論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 今日よりもマシな明日 文学芸能論 [ 矢野 利裕 ] 1,870 円
|
矢野 利裕 講談社キョウヨリモマシナアシタ ブンガクゲイノウロン ヤノ トシヒロ 発行年月:2022年02月23日 予約締切日:2021年12月21日 ページ数:258p サイズ:単行本 ISBN:9784065268735 矢野利裕(ヤノトシヒロ) 1983年東京都生まれ。 批評家、DJ、教育者でもある。 2014年「自分ならざる者を精一杯に生きるー町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序論 今日よりも少しはマシな明日を迎えるために(退屈な生活者の批評/心を込めてウソをつく ほか)/町田康論 自分ならざる者を精一杯に生きる(言葉がなければ世界はない/町田作品における語り ほか)/いとうせいこう論 無数のざわめきとともに騒げ!(声なき存在の発話/共同的な声の獲得ー『Back 2 Back』 ほか)/西加奈子論 おかしさを見すえて、夢中になって(“正しさ”から“おかしさ”へーはじめに/理念の上滑りー『i』(1) ほか)/補論 小山田圭吾と文学の言葉(“文学”の言葉が必要/関係があると言えばあるし、ないと言えばない ほか) “退屈な生活者”による試みの作家論「代弁者たち」。 気鋭の論客による“芸能”としての小説論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 今日よりもマシな明日 文学芸能論 [ 矢野 利裕 ] 1,870 円
|
PCレイアウトで
SPレイアウトで
|