■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント ■ジェブ・ダナック100ポイント ■ジェームス・サックリング100ポイント ■代引き不可 ◎貴重なイーグル「正規品」。 これまで7度ものパーカー100点を誇る、カリフォルニアで最も高額取引されるキング・オブ・カルトの一つ、『スクリーミング・イーグル』。 こちらは十年熟成のパーフェクト・ボトル、【RP100点/JD100点/JS100点】確定の’12年です。 【 四方山話:造られなかった'17年フルボトル 】 ナパの山火事の影響から、当初イーグルからは2017年の生産を行なわない旨の発表がありましたが、その後丁寧なソートを施し、火災前のロットだけを使用することで、600本のみの生産を決定。 ただし、リリースを「マグナムのみ」としました。 業界を驚かせた電撃的な醸造家の交代劇、白イーグルこと『ソーヴィニヨン・ブラン』のリリース(右画像左側)、さらに弟分の新キュヴェ『セカンド・フライト』(Second Flight/右画像右側)の発表、そして2010年代9ヴィンテージのうち、過半数の5ヴィンテージにて満点奪取を果たすなど、本当に話題には事欠かぬ造り手です。 日本マーケットに流通するイーグルの多くが平行品と言われていますが、こちらは排他的独占契約を結ぶ、日本正規インポーターからの蔵出し品です。 ▼スクリーミング・イーグル(Screaming Eagle) 1986年、57エーカーのプロパティをオークヴィルに購入した不動産業者のジーン・フィリップス(Jean Phillips)により設立。 当時植えられていたリースリングなどを全て引き抜いてカベルネ、メルロー、フラン(後にプティ・ヴェルドとソーヴィニヨン・ブラン)を植樹。 商用ベースでの生産の可能性について、リチャード・ピーターソンに意見を求め、その縁でリチャードの娘、>>ハイジ・ピーターソン・バレットに出会い、彼女を醸造家に抜擢して1992年にファースト・ヴィンテージをリリースしました。 ≪225ケース≫ばかりが造られたこの処女作は、ロバート・パーカーにより【RP99点】を付与されるというセンセーショナルな幕開けとなり、その後も複数度の満点を達成。 現地最大で$6000級、日本では100万円を越えるヴィンテージも出るなど、カリフォルニア・カルトの中でも最高額にて取引されるボトルとして知られています。 ジーン・フィリップスは、2006年3月7日に実業家のチャールズ・バンクス(Charles Banks)とスタンリー・クロエンク(Stanley Kroenke)にワイナリを売却。 2009年4月にチャールズ・バンクスはイーグルを離れ、現在はクロエンクの単独所有となっています。 オーナー交代時に醸造家もアンディ・エリクソン(Andy Ericson)へと変更しましたが、更に2012年、元『ハーラン・エステート』のセラー・ワーカーであったニック・ギスラソン(Nick Gislason/右画像)に電撃的なバトンタッチ。 当時、彼はまだ若干29歳であったことからシンデレラ・ボーイの誕生」として一大騒動を巻き起こしました。 こちらでのご案内は、’12年の蔵出し正規品。 オリジナル木箱入りにて、お届け致します。 ●貴重な十年熟成バック・ヴィンテージ入手! 【正規品/100点確定】【1本で木箱入り】【代引き不可】 スクリーミング イーグル カベルネ ソーヴィニヨン オークヴィル [2012] (正規品) Screaming Eagle Cabernet Sauvignon [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパヴァレー][750ml] 990,000 円
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≪1,500ml/Magnum Bottle≫ ■初代パーカー100点ナパ・カベ、幻のマグナム。 【Abreu "Madrona Ranch" Napa Valley 1997】 ◆フル・ボトルでもオークション級のワイン。 そのマグナムとなると、果たして本国でも流通しているのでしょうか…。 →『スクリーミング・イーグル』、『ブライアント・ファミリー』と共に、単一カベルネ表記のあるワインとしては、ナパ史上初の【RP100点】獲得作品となった、初代満点ナパ・カベ三部作の一つ、それがこの’97年産『エイブリュー・マドローナ・ランチ』。 100%が新樽のタランソーで熟成されたこのあまりに贅沢なナパ・カベに対し、パーカーは最低でも25年以上の熟成をさせるよう推奨しました。 2000年に執筆されたコメントですので、いよいよあと3年に迫っております。 フル・ボトルですらオークションにしか姿を現さなくなった幻のナパ・カベであり、90年代のビッグ・ボトルの売買となると、クリスティーズに出品された5年前のロットでようやく見つけられたほど(’96)。 ▼エイブリュー(Honig Winery) (←※ロゴをクリックでワイナリ詳細へ) ナパを代表する稀代の栽培家、デイヴィッド・エイブリューのプライベート・レーベル。 1986年に非公式の、1987年にオフィシャルなファースト・ヴィンテージをリリース。 単一カベルネ表記のワインとして、ナパ史上初の【RP100点】を獲得したワイナリーです。 現在四部作が造られるエイブリューですが、そのはじまりのワインこそが『マドローナ・ランチ』。 セント・ヘレナの西麓ヒルサイドに在る23エーカーの畑からのカベルネを主体としたワインです。 ◎Wine Advocate(2000.12)より 【RP100点】 「As I reported last year, the 1997 Cabernet Sauvignon Madrona Ranch is a perfect Cabernet Sauvignon. It has been in bottle for over a year, and this wine, like all the others, has easily soaked up its aging in 100% new Taransaud barrels. It is a sumptuous, unctuously-textured, fabulously concentrated Cabernet Sauvignon that hits all the sweet spots on the palate, and puts the olfactory senses into overdrive. The wine smells and tastes perfect. It is a compelling effort that one day will be considered part of a small group of elite California Cabernets that may be rewriting the definition of greatness in Cabernet Sauvignon.」 現在6度の【RP100点】を誇るナパ・カベであり、まさに米国産のカベルネ・ソーヴィニヨンが世界の頂きに立った歴史的瞬間を封じ込めたボトルです。 ●博物館展示品レベルの極希少マグナム。 ■表示数限り(最終在庫)です。 ■パーカーポイント100点 エイブリュー カベルネ ソーヴィニヨン ”マドローナ ランチ" ナパ ヴァレー [1997] 《◎1500ml マグナム ボトル》 Abreu Cabernet Sauvignon Madrona Ranch [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][1500ml] 363,000 円
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[トリプル] 100点 ◎最新ヴィンテージ到来。 過去、単体8度もの【RP100点】を誇る、ご存知カリフォルニア・カルトの元祖、『ハーラン・エステート』に、"トリプル満点戴冠"の最新’18年が到着いたしました。 メーリング・リストの解除者がほとんど出ないことから、市場に出回るものも並行品が多く、蔵出し品の割合はほんの僅か。 輸入は年に一度のみであり、この時期だけ。 ▼ハーラン・エステート…それは "究極選抜" の繰り返し▼ 1989年、ビル・ハーランがメリーヴェイルを始動した当初、醸造設備を持っていなかった彼が訪れた場所が『ロンバウアー』でした。 当時ロンバウアーの醸造家を務めていた人物こそがボブ・レヴィであり、二人はここで出会います。 「意気投合」という表現がまさにぴったりだったのでしょう。 ここからハーランの伝説は始まります。 ハーラン・エステートの完成は、ピラミッドを登る様子にも似ています。 それは数え切れないほどの取捨選択…選抜の繰り返し。 十年かけて行われた土地の選択と準備から始まり、最上のクローン選定に、最高の人選。 育まれた果実の選果は房単位ではなく「粒」単位、回数は三度。 除梗においても茎は当然のことながら、葉っぱの一欠けらさえ混じることを許されません。 使用されるのはフリーラン・ジュースだけ…。 こうして頂上を目指して繰り返される選抜。 一歩一歩登る毎に削ぎ落とされ、篩いに掛けられてようやく完成したほんの一握りのワイン。 ゴールではありません。 この出来上がったワインから、ハーランになる事を許されるのは、たった2/6のみ。 あとは1/6がメイデンになり、3/6…つまり約半数はバルクとして外部へ売却されてしまいます。 1987年より幾度かの試作品を造り上げた後、’91年に満を持して一般販売公式リリースを迎えます。 この’91年はアドヴォケイト初掲載のヴィンテージでもあり、獲得した【RP98点】は、初登場作品としては異例のハイスコアでした。 後年(1997年)、パーカーはこの’91年に対して次のように語っています…「ブラインド・テイスティングではその場で最も注目を集め、殆どのテイスターがメドックの一級と間違えた。 」 ただし、この一般公開となった’91年が処女作というわけではなく、一部の関係者らへ限定して公開された幻のファースト・ヴィンテージが存在します(>>※コチラ)。 ▼ハーラン・エステイト(Harlan Estate) 2022年6月現在、単体としてナパ史上最多、8度の【RP100点】を誇る、「元祖」カリフォルニア・カルトにして絶対的王者、『ハーラン・エステート』。 ロバート・パーカーをして「ムートンとシュヴァル・ブランを混ぜた、新世界版ラ・ミッション・オー・ブリオン/完璧なるワイン。 」と言わしめた作品。 オーナーは様々な職を経験し、最終的にはホテル・不動産業で成功を収めたビル・ハーラン。 セント・ヘレナに土地を購入してまずは『メリーヴェイル』を新規ベンチャーとして立ち上げ、ワイン造りやワイナリ運営のイロハを修得。 1980年代から購入し始めていた畑からいくつかの試作品を作り上げた後、’90年ヴィンテージにて非公式初リリース(>>詳細)、そして1995年に正式ファースト・ヴィンテージの’91年をリリースしました。 迎えたチームはご存知魔術師ミシェル・ロランに、ワインメーカーはカリフォルニアが誇る最上のワインメーカーの一角、ボブ・レヴィ(現在はボブ・レヴィがコンサルタント。 醸造家はコーリー・エンプティング)。 ブドウの選別は通常房ごと行われるところをハーランでは「粒ごと」に行い、さらなる厳しい品質への追求は極小さな果梗やほんの少しの葉っぱまでに至ります。 ミシェル・ロランは現在までに数多くの最高級ワインを含む、100を越えるコンサルタントを務めてきましたが、氏によれば「私がこなしてきた世界に及ぶこれまでの経験のなかで、ハーランほど細部に至って収穫するワイナリーは見たことが無い…」と述べています。 カリフォルニア・ワインが到達できる可能性を極限にまで追求した、完璧主義者の集団によって生み出されるまさに至高のワインの1つと言えるでしょう。 設立当時、不動産業者であったビル・ハーランは、モンダヴィ翁とともにヨーロッパを訪問し、歴史や技術を学びました。 彼が選んだ場所はオークヴィル西の丘陵(海抜225〜1225フィート)で、インポーター資料には「97haの土地を切り開き…」とありますが、実際の畑面積はその二割以下(17ha)。 栽培品種比率はカベルネが70%、メルロー20%、フラン8%、プティヴェルドが2%。 全てヒルサイドに段々畑状に密集して植樹されており、土壌はフランシスカン頁岩という粉砕された岩石が表面を覆っています。 1/3が堆積土壌、2/3が火山性土壌。 繊細且つ緻密に行われる収穫、選果、徐梗の後、果皮をつけたまま醗酵、ステンレス・タンクとオーク槽を併用して長い醸し期間を取ります。 ポンピング・オーバーはせず、樽を転がすことで同じ効果を出しています。 ミディアム・トーストのオーク樽(一つ$1200以上)で熟成。 無ろ過・無清澄にてボトル詰め。 ◎2018年ヴィンテージ ’18年は、前作’17年より一本あたりの芽数を少なくしました。 4月初めに萌芽を確認。 降雨量は平年よりやや少なかったものの、タイミングはジャストで、3月?5月の三ヶ月間で年間降雨量の半分近くが降った為、ブドウ樹は春に本来の力を発揮することができました。 その結果、開花も申し分なく、バランスよく結実。 ハーラン自ら「近年では最も温和」と語る生育期となり、気温が32℃を超えることは稀で、一度も38℃を超えることはありませんでした。 9月に畑でのぶどうを試食した際、ハーラン曰く「驚異的なブドウのポテンシャルを確信した」そうで、意図的に収穫タイミングを前倒ししました。 統括する二代目はウィル・ハーラン(右画像)。 数年前はあどけさ残る面持ちでしたが、今や若かりし頃のお父様そっくりですね。 手摘み収穫後、丁寧に選果、除梗し、ステンレスタンクとオークの発酵槽を併用して発酵。 その後、仏産新樽(ミディアム・トースト)で20?25ヶ月の熟成。 繊細なタンニンは彫刻のような質感を持ち、宝石の様々なカットと繊細な金細工を思わせる多面的な芸術品のよう。 祝祭のように華々しいだけでなく、自然の調和と長い時間から成る連綿とした歴史を感じさせるワインです。 パブロ・ピカソが「芸術は日常の生活で穢れた魂を洗い清めてくれる」と述べましたが、ハーランが目指すワインとは、まさに人と自然が造りだす「芸術」。 ラベルには寓話のエピソードを描写した絵柄が使用されているのもその一環です。 ●まさにカリフォルニアの至宝。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌97-100ポイント ■ジェブ・ダナック100ポイント ■ジェームス・サックリング100ポイント ハーラン エステート プロプライエタリー レッド ナパ ヴァレー [2018] (正規品) Harlan Estate Proprietary Red [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml] 297,000 円
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◎これが噂の「第二の鷲」。 【正規蔵出し品】 カリフォルニア・カルトの頂点に君臨する『スクリーミング・イーグル』。 2006年のオーナー・チェンジに続き、醸造家の交代劇、白イーグルこと『ソーヴィニヨン・ブラン』の発表(左画像左側)、直近9年で五度の【RP100点】など、現在も注目ニュースが続いております。 そして数年前、話題の中心となったワインが「第二のワシ」…『セカンド・フライト』(?’14)及び『ザ・フライト』(’15?)です。 ★今回はなんと、’11年?’17年までの垂直7ヴィンテージが、全て正規蔵出し品にて揃いました! (’14年のみ価格が異なるため、別頁となっております。 →こちらから) デビューの際の正規インポーター公式コメントでは「スクリーミング・イーグルのセカンド・ライン。 比較的樹齢の若い樹や、スクリーミング・イーグルに使用されなかったワインで醸造。 2012年にメーリングリストの顧客向けに販売され、2006年から2009年の4ヴィンテージ2本づつ、計8本セットのみでリリースされました。 」とありますが、ワイナリーとしてはセカンドではない別キュヴェとしてリリースされています。 弟分といいながらも、実は年産は本家スクリーミング・イーグル以下。 1st.が700〜1,000ケース造られているのに対し、セカンド・フライトは≪520〜800ケース≫しか造られていません('06〜'11データ)。 ▼セカンド・フライト/ザ・フライト 内容は同じですが、初リリースから’14年までがセカンド・フライト。 ’15年以降はザ・フライトに名称変更しました。 果実はファースト同様、全て自社畑から。 60エーカーの畑は、オークヴィルのヴァレー・フロア…『ラッド・エステート』と道を挟んで反対側にあります。 ワインは1st.のイーグルに比べ、メルローを重要視した造り。 ∇2006年 【カベルネ67%、メルロー33%】 ∇2007年 【カベルネ59%、メルロー41%】 ∇2008年 【カベルネ53%、メルロー47%】 ∇2009年 【カベルネ59%、メルロー32%、フラン9%】 ∇2010年 【カベルネ61%、メルロー26%、フラン13%】 ∇2011年 【ベルネ46%、メルロー54%】 ∇2012年 【カベルネ48%、メルロー43%、フラン9%】 ∇2013年 【カベルネ13%、メルロー65%、フラン22%】 ∇2014年 【カベルネ43%、メルロー57%】 ∇2015年 【カベルネ37%、メルロー61%、フラン2%】 ∇2016年 【カベルネ23%、メルロー66%、フラン11%】 ∇2018年 【カベルネ31%、メルロー60%、フラン9%】 以下は参考までに、日本現行年までのフライトで、過去最高評価を受けた’16年のアドヴォケイト誌レビューです。 ◎Wine Advocate(2019.5)より 【RP97点+】 「Composed roughly of two-thirds Merlot with 5% Cabernet Franc and the rest Cabernet Sauvignon, the medium to deep colored 2016 The Flight opens with bold, expressive notions of wild blueberries, warm plums and boysenberries with touches of black raspberries, spice cake, violets, dark chocolate and potpourri with a hint of menthol. Full-bodied, rich, spicy and jam-packed with energy, it has beautifully plush tannins texturing the multilayered blue and black fruits, delivering a very long, perfumed finish.」(Lisa Perrotti-Brown) 因みにデビュー当時、日本では正規品のバラ販売が行われましたが、これは本国でも実現しなかったこと。 本国での蔵出し販売は、四年号のセット売りのみでした。 そのためヴィンテージとしては12年目ですが、リリースは9度目となります。 ●日本市場に流通する在庫の多くが平行品と言われるイーグル。 こちらは排他的独占契約を結ぶ日本正規代理店からの蔵出し品です。 ■48本完売! 6本追加いたしました。
スクリーミング イーグル "セカンド フライト/ザ フライト" オークヴィル [2018] (正規品) Screaming Eagle Second Flight/The Flight [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml] 209,000 円
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≪1,500ml/Magnum Bottle≫ ■国内20本未満…木箱×満点×マグナム!【Eisele Cabernet Sauvignon Napa Valley 2015】 ◆アラウホがその長き歴史幕を下ろし、そして新たに誕生した超大作がこのワイン。 そしてこの年、歴史的快挙を達成。 →日本ではあまり流通しないマグナム・サイズのナパ・カベ。 中でもこちらは【RP100点/DC100点】獲得作&オリジナル木箱入り…というコレクタブル・ボトル。 国内には20本もないそうです。 それが五大シャトーでお馴染み『シャトー・ラトゥール』のオーナーでもあるフランソワ・ピノー(アルテミス・グループ)により買収されたアラウホからのそれ。 ’13年以降、『アイズリー・ヴィンヤード』に改名され、リニューアルを果たしました。 そしてこの最新’16年にて、なんとアドヴォケイト誌とデキャンター誌、好みの対照的な英米両誌から共に【100点】を受賞。 この英米ツイン・パーフェクトを獲得したカリフォルニア・ワインとは、リッジのモンテ・ベッロ’13年、ドミナス’13年、そしてこのアイズリー’16年と、たったの三本しか存在しません。 ▼アイズリー・ヴィンヤード(Eisele Vineyard) (←※ロゴをクリックでワイナリ詳細へ) ナパでも最北部に位置するエリア「カリストガ地区」に在るナパ・カベの至宝 『アラウホ』 がラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノーにより買収され、当年号より名称を変更致しました。 ◎Wine Advocate(2018.10)より 【RP100点】 「The 2016 Cabernet Sauvignon has a deep garnet-purple color. Its nose begins a little reserved, slowly revealing a quiet intensity of freshly crushed blackberries, chocolate-covered cherries, cassis and aniseed with compelling nuances of black tea, cigar box, truffles and charcuterie, plus, with coaxing, gentle wafts of red roses and crushed rocks emerge. The medium to full-bodied palate is simply arresting, offering a a myriad floral and earth sparks amidst a black fruit core and with seamless, firm, very fine-grained tannins. Well-knit freshness brings forth layer after layer of delicate nuances on the very long, mineral-laced finish. The team at Eisele, led by Fr?d?ric Engerer (of Chateau Latour) and beautifully orchestrated by winemaker H?l?ne Mingot, have knocked it out of the park this vintage with this singular expression that both embraces the site's heritage and reveals parts unknown.」(Lisa Perrotti-Brown) ◎Decanter Magazine(2019.2)より 【DC100点】 「One of the most legendary vineyards in the Napa Valley, the Eisele Vineyard was purchased by Fran?ois Pinault of Ch?teau Latour in Pauillac in the M?doc, Bordeaux from the Araujo family which had owned it for 23 years (from 1990 to 2013). The winemaking is now in the hands of 41-year-old winemaker H?l?ne Mingot. For this vintage, H?l?ne used only rockiest blocks planted in shallow soils near Simmons Creek.」 ’12年より(一部では待望論もあった)カベルネ・ソーヴィニヨン100%となり、その全てがアイズリー・ヴィンヤードから。 畑は2000年からバイオダイナミックの原理による農業を実践し、2005年にはナパでも数少ないデメター認定を受ける、ナパ随一のオーガニック・ヴィンヤードでもあります。 ●ツイン100点、マグナム、木箱入り…超長期熟成用、セラー虎の子の1本として申し分なきコレクタブル・ボトルです。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント ■デキャンター誌100ポイント ■ヴィノス(VINOUS)99ポイント 【木箱入り】 アイズリー (アイズル) ヴィンヤード カベルネ ソーヴィニヨン カリストガ [2016] 《◎1500ml マグナム ボトル》 (正規品/旧アロウホ・アラウホ) Eisele (Araujo) Cabernet Sauvignon [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパ ヴァレー][1500ml] 192,500 円
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産地アメリカ > カリフォルニア > ナパ > オークヴィル生産者シュレイダー・セラーズ品種カベルネ・ソーヴィニヨン 100%英字Schrader Beckstoffer Las Piedras VYD Coleswerthy飲み頃温度13〜15℃おすすめグラスボルドーグラス内容量1500ml輸入元中川ワインシュレイダーの 3 つのキーワードは ◆創業者フレッド・シュレイダーの情熱 ◆ナパの最高のカベルネの畑を持つベックストファー・ヴィンヤードとのコラボレーション ◆才能あふれるワイン・メーカー、トーマス・リヴァース・ブラウンの手腕 シュレイダー・セラーズはウルトラ・プレミアムと称賛されるワインをナパ・ヴァレーの優れたシングル・ヴィンヤードのブドウ(カベルネ・ソーヴィニヨン)で醸造しています。 才能豊かなワイン・メーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンを擁して「ニュー・ワールドでもっとも偉大なカベルネ生産者」の評価を得ています。 ワインスペクテーターはトーマスに「ミダス・タッチ(=触る物を何でも金にしてしまう能力を持つギリシャ神話のミダス王にちなむ)」「トップ・ガン」の評価を与えています。 コールズワーシーはラス・ピエドラス・ヴィンヤードのベスト・バレルをブレンドしたものでマグナムサイズのみになります。 ワイン名は創業者フレッド・シュレイダーの妻キャロルの旧姓に由来し、ラベルにある 4 つの絵は英国にルーツを持つコールズワーシー家がその歴史の中で成し遂げた偉業を表します。 ※このワインは瓶のサイズが特殊なため、ギフトボックスに入りません。 ギフトラッピングはご利用頂けませんのでご了承ください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 分類記号: 甲33丁N戊N己N フルボディ 辛口 ワイン 赤ワイン酉19 ナパバレー ナパヴァレー ナパ・ヴァレー ナパ・バレー ナパカベ≪関連カテゴリ≫東5 シュレイダー ベクストファー ラス ピエドラス ヴィンヤード コールズワーシー マグナム 2018 Schrader Beckstoffer Las Piedras VYD Coleswerthy 赤ワイン アメリカ カリフォルニア ナパ ヴァレー オークヴィル 1500ml 中川ワイン《1.4万円以上で送料無料※例外地域あり》 178,200 円
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[単体6度の] RP100点 ◎王国完成。 スター・キャスト集う夢のナパ・キングダム。 カリフォルニアには、『シュレイダー』、『コルギン』、『ハンドレッド・エーカー』、そして『SQN』と、アドヴォケイト誌満点受賞を"20度"以上達成した造り手が四社存在します。 ですが、受賞歴を直近の「2010年以降?」に絞ったとき、圧巻の評価を誇る造り手、それが『レアム』。 この昇り龍が2010年以降に受賞した【RP100点】は実に13度。 これはシュレイダー(9度)をも上回り、勢いで言えば「ナパの帝王」をも凌ぎます。 2015年7月、当店が初めてレアムを扱った際、確かに「ヴァレーに生まれた新たなナパ・キングダムが、完全体として開国を迎えた」とは書きましたが、当時の満点受賞はまだ二度。 これほどの躍進は予想外でした…。 今回ご案内させて頂くのは、そんなレアムの「最新」パーフェクト銘柄、『ベクストファー・ドクター・クレーン』の’19年。 レアム満点実績のうち、このドクター・クレーンのみでおよそ半数の"6度"を占める、レアム・カベルネの最高傑作の一つです。 ▼レアム・セラーズ(Realm Cellars) ■ 創設者/ホワン・メルカード(Juan Mercado/パックス) ■ 共同経営者/スコット・ベッカー(Scott Becker/ハーラン&ボンド) ■ 醸造家/ブノワ・トゥケ(Benoit Touquette/詳細後述) ■ 栽培家/アンディ・ベクストファー(Andy Beckstoffer) ■ コンサル/ミシェル・ロラン(Michael Rolland) ■ 副醸造家/MJ・ツァイ(MJ Tsay/ポール・ホブス) 各界を代表する達人が結集し、「ナパ・ヴァレー最高芸術の創作」を目標として2002年に始動した大型プロジェクト、『レアム・セラーズ』。 上記は’12年リリース時でのチーム構成ですが、過去にはコレクターのWendell LaidleyやベーレンスのMike Hirbyらの存在も。 十年計画を遂行した結果、個性溢れるスタッフが個性溢れるナパを見事に切り抜き、そして組み換え、目標としたワインの完成を迎えました。 三年で6本もの【RP100点】獲得という驚異の境地に到るも、ホワン・メルカードは「やっと準備が整ったところ」と謙虚に述べ、いまや満点受賞数はその倍以上になりました。 ◎ドクター・クレーン…ベクストファー最小秘蔵区画。 ト・カロンからヴァレーを北上したセント・ヘレナ西側ヒルサイドにある、ベクストファー家最小(10ha)にして究極の秘蔵グラベル畑、『ドクター・クレーン』。 1858年の古きに、サンフランシスコ在住のドクター・ショージ・ベルデン・クレインが植樹したと言われる、セント・ヘレナを代表する最古参の畑です。 クローンは『ラトゥール』経由、テロワールは『オー・ブリオン』と類似…と語るレアムの公式サイトにて、ドクター・クレーンのページを覗いてもレアムのボトル画像は出てきません。 代わりに表示されるのは、右の画像…それはオー・ブリオンの’53年。 水捌けの良い砂利・小石の多い土壌で、果実は小粒に育ち、かつ低収量で、究極的に凝縮感に富んだ、力強い果実が育ちます。 多くのワイナリーが契約を熱望する中、限られた著名ワイナリーのみが葡萄を得られ、今やそのクオリティはト・カロン脅かすほど。 例えばアドヴォケイト誌にて’13年バレル・テイスティングが出た際、暫定満点本数が並ぶ(ト・カロンがシュレイダー×2、ポール・ホブス×1、ドクター・クレーンがミリアード・セラーズ×2、アルファ・オメガ×1)という一幕も。 近年ではあの『ビーヴァン』がドクター・クレーン単一畑を造りはじめ、いきなり二年連続で【RP100点】受賞を果たしています。 ◎Wine Advocate(2021.9)より 【RP100点】 「Made from 100% Cabernet Sauvignon, the 2019 Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr Crane Vineyard is opaque purple-black colored, prancing out of the glass with vibrant notions of blueberry preserves, black cherry compote and blackcurrant cordial, plus nuances of pencil lead, tapenade, violets, mocha and crushed rocks. The full-bodied palate is built like a brick house, featuring very firm, fine, densely pixilated Dr. Crane tannins and bold freshness supporting layer upon layer of crunchy black berries and minerals, featuring a firework display of fragrant earth and floral notes on the long, long, long finish. Right up there with Napa Valley’s greatest, this is going to be a legendary wine. Give it a good 5-7 years to really fan out and drink it over the next 30 years+.」(Lisa Perrotti-Brown) ラベルにある「飲水思源(いんすいしげん)」とは、中国の言葉。 「水を飲む者は、その源に思いを致せ。 」という意味で、レアムではこの水の部分をワインに変えれば、まさに自らの哲学に一致すると考えています。 醸造家ブノワは語ります…「香りを嗅いだだけでドクター・クレインと分かる。 ドクター・クレインはカベルネ・ソーヴィニヨンに求める全てのものが入っている」と。 それがより顕著に表現されているのが’18年と’19年。 例年は補助品種が用いられますが、カベルネだけで全てが完璧に完結した’18年と’19年は、カベルネ・ソーヴィニヨン100%となりました。 土壌由来のミネラル感、様々な果実の個性が混ざり合い、複雑な香り、味わいの要素が何層にも重なり合った完璧なワイン。 タンニンは堅固で力強く、フィネスとパワーを兼ね備えています…とはブノワ・トゥケ。 熟成ポテンシャルは優に30年以上。 年産は≪200?450ケース≫ほど。 ●単体6度の満点とは、既にボンド全アイテムやスケアクロウを抜き、マヤやシュレイダーCCSに並び、そしてイーグル&ハーランに(数分の一の価格で)迫らんとするもの。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント レアム セラーズ カベルネ ソーヴィニヨン "ベクストファー ドクター クレーン(クレイン)" ナパ ヴァレー [2019] (正規品) Realm Cellars Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr. Crane [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml] 127,600 円
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[ダブル] パーフェクト ◎史上6度目のパーフェクト、最新’19年到来。 全米史上初のフラン・ベースによる【PR100点】獲得ワインにして、女神ハイジ・バレット、アンディ・エリクソンらの出世作としても知られる、ご存知 『マヤ』。 現在ではカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が6割へと高まってきました。 ★ この度、100点奪取作、最新’19年が入荷! ★ これで’18年に続き、6度目の【RP100点】達成。 更にダナックからも前作同様【JD100点】が確定。 ’18年、’19年と二年連続でのダブル・パーフェクトとなりました。 パーフェクト受賞ヴィンテージのマヤは、いずれもリリースから数年でプレミア価格が付きます。 ’92年などに至っては、状態の良いものですと20万円格となることも珍しくありません。 最も状態の良いものを、最も出費を抑えつつ入手するなら、やはり狙い目はリリース期の蔵出し品…と言えましょう。 ▼ダラ・ヴァレ(Dalla Valle) ナパのポイヤックともいわれるオークヴィル地区の斜面丘陵部に佇む小さな家族経営のワイナリー、『ダラ・ヴァレ』。 スタート当初から「世界に誇る偉大なワインを」という高き目標を掲げ、1982年にグスタフ・ダラ・ヴァレが夫人のナオコ女史と共に設立しました。 1995年に’92年の 『マヤ』 が米国産ワイン史上初の【RP100点】を獲得。 夫妻は夢を現実のものとしました。 同年、グスタフは亡くなってしまいますが、ナオコさんが運営を続け、娘のマヤ・ダラ・ヴァレ女史がディレクターを務めていましたが、このたびマヤさんが正式に醸造責任者に就任しました。 過去のワインメーカーの変遷もオールスターと呼ぶにふさわしく、ハイジ・バレット、トニー・ソーター、ミア・クラインを経て、前任は元スクリーミング・イーグルのアンディ・エリクソン。 ミシェル・ロラン(コンサルタント)との最強のコンビが監修しており、マヤ女史の醸造家就任後もアンディはコンサルとして残るそうです。 現在、メーリングリストでのマヤの割り当て待ちは、4〜5年とも言われていますが、果たしてそれで本当に回ってくるのかは不明です。 現在ダラ・ヴァレでは、水はけのよい火山性土壌の畑から、複雑性に富んだ四種のワインを生産しています。 リーズナブル版の『コリナ』、スタンダード版の『ナパ・カベ』、フラグシップの『マヤ』、そして最後が、近年良年のみ限定にて生産をはじめた、フランを用いないカベルネ100%の『MDV』です。 ◎マヤ(Maya) ダラ・ヴァレのフラッグシップ。 現醸造責任者にして娘のマヤ(右画像)の名を冠した、マヤ・ブロックと呼ばれる区画からの果実を使用した、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンによるワインです。 ファースト・ヴィンテージは’88年。 わずか5作品目の’92年に米国史上初となる【RP100点】を獲得。 優美で心を奪われる、「マヤ・スタイル」は多くのセレブを魅了してきました。 『ケンゾー・エステート』の辻本憲三氏が初代醸造家にハイジ・バレットを選んだのも、この『マヤ』に魅了されたからだとか。 正規輸入元によれば、生産量は≪500ケース≫を上回らない、とのことでしたが、スペクテイター誌発表では1000ケースとのこと。 入り数の問題でしょうか?(3入り?6入り?) ’19年はカベルネ・ソーヴィニヨン60%にフラン40%。 熟成は100%フレンチ・オーク、100%新樽。 樽熟期間は22ヶ月。 現状ですと、まだカベルネ・フランの鮮やかな赤い果実と芳香が顕著。 ただ、「それでも並外れて鮮やか」とはガローニ。 ヴィノスでは、「現段階で、これほどの即時性と魅力を持った若いマヤを、私は他に思い出せない。 風味の純粋さはまさに驚くべきもの。 」と評されています。 とはいえ、やはりしばしのキープが得策かと…セラー直行でお願い致します。 ●ただでさえ特級のマヤ。 その究極ヴィンテージを正規蔵出し品で。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント ■ジェブ・ダナック100ポイント ダラ ヴァレ "マヤ" ナパ ヴァレー [2019] (正規品/ダッラ) Dalle Valle Maya [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml] 119,900 円
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[25th限定版] RP100!! ■歴史的芸術作品、完成。 生涯一度の25周年ボトル、漆黒限定版にて自身二度目の100点!【Bryant Family Cabernet Sauvignon Napa Valley 2016】 @ ワイナリー歴代No.1最高傑作 @ ◎いやはや、あるんですね、こんなことって。 スムーズにいかなかった醸造家の交代劇、訴訟問題、品質の波、価格の改定、輸入の停止や再開etc... ほんとうに色々あり、色々とありすぎた『ブライアント・ファミリー』でしたが、今回、もうそれらを全て精算し、帳消しにするかのような嬉しい出来事となりました…。 ※25周年を記念し、限定エチケットとして漆黒ボトルとなった2016年。 この生涯一度のスペシャル・ヴァージョンのブライアント・ファミリーが、伝説の’97年以来、自身二度目となる、実に約20年ぶりのアドヴォケイト誌満点…【RP100点】を確定させました!! ※ '16年は25年記念の特別限定ボトルとなります。 ←上段が只今お届け中の限定版、中段が通常版です。 1990年代に訪れた初期カルト・ブームの立役者の一つとして知られるブライアント・ファミリーは、女帝ヘレン・ターリーを醸造家に据え、’96年に【WS100点】、’97年に【RP100点】と全米史上初の二大誌パーフェクトを達成し、ロバート・パーカーにして「歴史的意義すらあるカベルネ・ソーヴィニヨン」とまで言わしめ、この頃絶頂期を迎えました。 しかし2000年頃から醸造家ヘレン・ターリーとオーナーとの確執が囁かれ始め、契約上のトラブルを理由に2002年に解雇。 これが後に訴訟問題にまで発展します。 数年後にはスペクテイター誌より満点年号’96年の再試飲と突如の下方修正(100点→95点)が行われ、この頃の現行ヴィンテージも価格としては奮わずに不遇の時代が続きます。 ただその後はマーク・オベールの招聘、デイヴィッド・エイブリューとミシェル・ロランの黄金チームの継続などもあり、徐々に巻き返しを図ると、前作’15年には暫定【RP99点】まで復活し、そしてこの度の最新’16年にて自身二度目のパーフェクト戴冠。 ’97年以来、およそ20年ぶりの完全復活を宣言するに至りました。 ▼ブライアント・ファミリー(Bryant Family) 1985年、セント・ヘレナの東はプリチャード・ヒルに、もともと新居を建てるための土地を購入したドンとベティーナのブライアント夫妻。 ところが夫のドンはフレンチからカリフォルニアまでなんと4000本ものマニアックなワインを所蔵する熱心なコレクター。 彼は自宅を構えるだけでは飽き足らず、傍で自ら葡萄も育てたいという欲に駆られ、良い畑が無いか聞き込みを始めます。 すると丘を下った直ぐ近所に10エーカーばかりの畑が売られているのを発見。 しかもここは1970年代、かの 『シャペレー』 が使用し、高品質な果実を育んでいた畑でした。 これを即決で購入したドンは、その後五年間、自ら畑の完成に納得がいくまでは果実を他に売却し続けました。 ’90年と’91年に初めて自らのためのワインを仕込みましたが、飲んでみたところこれが納得できず、結局これらはバルクとしてやはり売却してしまいます。 そして1992年の夏〜ブライアントの運命を変える出来事〜ヘレン・ターリーとの出会いがありました。 後にヴィンヤード・マネージャーにデヴィッド・エイブリュー、コンサルタントにミシェル・ロランを加え黄金チームの完成。 米二大メディアの双方から【100点】を付与された初のナパ・ワインとなりました。 2002年のヘレン・ターリー解任後も、フィリップ・メルカ→マーク・オベール→ヘレン・ケプリンガーと豪華な醸造家のバトンが見られます。 現在のワインメーカーは元 『アダムス』( ADAMVS/RP99点)の女流、キャスリン・KK・カラザース(Kathryn (KK) Carothers)。 この度のご案内は25周年限定ボトル。 過去、ブライアントにこのような漆黒仕様の限定版ってあったのでしょうか?記憶にないのですが、情報お持ちでしたらご教授下さいませ。 ◎2016年(25th. Anniversary Limited Bottle) ナパ・カベでも補助品種の使用が当たり前の昨今にあって、現在も変わらぬ100%カベルネ・ソーヴィニヨン。 レイク・ヘネシーに面し北北西を向いた急斜面にあるわずか5haの自社畑から。 西風によりレイク・ヘネシーを渡る湖上の冷たい霧や空気が流れ込み、過熱から葡萄を守る天然のクーラーの役割を果たします。 夏の最も暑い時期でも過熟することなく、長いハングタイムにより、全ての要素が完璧に熟しながら、酸が落ちない秀逸な果実を得ることができます。 嘗てはリッチでパワフルなカルト・スタイルの本流ともいえるカベルネが造られていました。 現在ではそれが美とバランスを備えた現代的作風となっており、ガローニが「マジェスティック…」と唸り、「まったくもって非の打ち所がない」(utterly impeccable)と絶賛する至高のナパ・カベが造られています。 ◎Wine Advocate (2018.10)より 【RP100点】 「Composed of 100% Cabernet Sauvignon entirely from the Pritchard Hill estate and aged in 90% new oak, the 2016 Cabernet Sauvignon is deep garnet-purple colored and has a disarmingly profound red roses and red and black currant nose with wild blueberries and yeast extract accents plus tapenade, tilled soil, subtle exotic spices and pencil shavings and the faintest waft of lavender. The palate is ethereal in its weight with a medium to full-body supported by firm yet perfectly ripe, grainy tannins structuring the tightly wound savory layers and leading to a very long, fragrant earth finish. So poised, so classy, so Bryant.」 (Lisa Perrotti-Brown) ◎VINOUS (2018.12)より 【AG99点】 「Bryant's 2016 Cabernet Sauvignon is majestic. Soaring aromatics and silky, lacy textural nuances speak to finesse above all else. Polished and utterly impeccable, the 2016 builds on the success the estate first reached in 2014 and takes it to a very natural conclusion. Crème de cassis, blackberry jam, chocolate, mint and wild flowers all grace the palate, with impossibly silky, fine tannins that accentuate the wine's pure elegance. So many Napa Cabernets reveal themselves with ease, but the 2016 Bryant is a wine that brings the taster in, and only starts to show all of its cards with time.」 ’13年には、一時期【16万円】もの定価がついておりましたが、現在は随分と価格的にも下がってきてくれています。 彩度高き紫色に、スリリングな深みと豊かさ、そしてクラシックなクレームドカシス、ブラックチェリー・リキュール、グラファイト、そして信じられないほどの花成分などの香り。 ボトルの中で、いえ、グラスの中でさえも刻一刻と成長し、あらゆる面で並外れた壮大なカベルネ・ソーヴィニヨンです。 その優雅と純度は信じられないものでしょうし、根本的な構造すら、飲み手にとってはシリアスなものになるでしょう。 ◎次回、果たしてブライアントに100点ヴィンテージと限定アニバーサリー・ボトルが交わる日が来るのでしょうか…。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント ■ヴィノス(VINOUS)99ポイント ■ジェームス・サックリング99ポイント ブライアント ファミリー カベルネ ソーヴィニヨン ナパ ヴァレー [2016] 《◎25周年記念アニバーサリー ボトル》 Bryant Family Cabernet Sauvignon [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml] 113,960 円
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[裏ラベル不良品] 訳あり ◎現品限りの放出特価! ※こちらのワインはアウトレット・ボトルとなります。 ラベル欠損、輸入元処分品、キャップダメージ、裏ラベル不良など「中身に影響の無い」訳アリ品となります。 画像は完品の場合もありますが、実際にお届けするボトルは何らかのアウトレット品ですのでご了承下さい。 ◎こちらはレアム・ドクタークレーンのアウトレット・ボトルです。 裏ラベルの一部に破れがございます。 表ラベルは正常です。 完品は→こちらにて販売中です。 カリフォルニアには、『シュレイダー』、『コルギン』、『ハンドレッド・エーカー』、そして『SQN』と、アドヴォケイト誌満点受賞を"20度"以上達成した造り手が四社存在します。 ですが、受賞歴を直近の「2010年以降?」に絞ったとき、圧巻の評価を誇る造り手、それが『レアム』。 この昇り龍が2010年以降に受賞した【RP100点】は実に13度。 これはシュレイダー(9度)をも上回り、勢いで言えば「ナパの帝王」をも凌ぎます。 2015年7月、当店が初めてレアムを扱った際、確かに「ヴァレーに生まれた新たなナパ・キングダムが、完全体として開国を迎えた」とは書きましたが、当時の満点受賞はまだ二度。 これほどの躍進は予想外でした…。 今回ご案内させて頂くのは、そんなレアムの「最新」パーフェクト銘柄、『ベクストファー・ドクター・クレーン』の’19年。 レアム満点実績のうち、このドクター・クレーンのみでおよそ半数の"6度"を占める、レアム・カベルネの最高傑作の一つです。 ▼レアム・セラーズ(Realm Cellars) ■ 創設者/ホワン・メルカード(Juan Mercado/パックス) ■ 共同経営者/スコット・ベッカー(Scott Becker/ハーラン&ボンド) ■ 醸造家/ブノワ・トゥケ(Benoit Touquette/詳細後述) ■ 栽培家/アンディ・ベクストファー(Andy Beckstoffer) ■ コンサル/ミシェル・ロラン(Michael Rolland) ■ 副醸造家/MJ・ツァイ(MJ Tsay/ポール・ホブス) 各界を代表する達人が結集し、「ナパ・ヴァレー最高芸術の創作」を目標として2002年に始動した大型プロジェクト、『レアム・セラーズ』。 上記は’12年リリース時でのチーム構成ですが、過去にはコレクターのWendell LaidleyやベーレンスのMike Hirbyらの存在も。 十年計画を遂行した結果、個性溢れるスタッフが個性溢れるナパを見事に切り抜き、そして組み換え、目標としたワインの完成を迎えました。 三年で6本もの【RP100点】獲得という驚異の境地に到るも、ホワン・メルカードは「やっと準備が整ったところ」と謙虚に述べ、いまや満点受賞数はその倍以上になりました。 ◎ドクター・クレーン…ベクストファー最小秘蔵区画。 ト・カロンからヴァレーを北上したセント・ヘレナ西側ヒルサイドにある、ベクストファー家最小(10ha)にして究極の秘蔵グラベル畑、『ドクター・クレーン』。 1858年の古きに、サンフランシスコ在住のドクター・ショージ・ベルデン・クレインが植樹したと言われる、セント・ヘレナを代表する最古参の畑です。 クローンは『ラトゥール』経由、テロワールは『オー・ブリオン』と類似…と語るレアムの公式サイトにて、ドクター・クレーンのページを覗いてもレアムのボトル画像は出てきません。 代わりに表示されるのは、右の画像…それはオー・ブリオンの’53年。 水捌けの良い砂利・小石の多い土壌で、果実は小粒に育ち、かつ低収量で、究極的に凝縮感に富んだ、力強い果実が育ちます。 多くのワイナリーが契約を熱望する中、限られた著名ワイナリーのみが葡萄を得られ、今やそのクオリティはト・カロン脅かすほど。 例えばアドヴォケイト誌にて’13年バレル・テイスティングが出た際、暫定満点本数が並ぶ(ト・カロンがシュレイダー×2、ポール・ホブス×1、ドクター・クレーンがミリアード・セラーズ×2、アルファ・オメガ×1)という一幕も。 近年ではあの『ビーヴァン』がドクター・クレーン単一畑を造りはじめ、いきなり二年連続で【RP100点】受賞を果たしています。 ◎Wine Advocate(2021.9)より 【RP100点】 「Made from 100% Cabernet Sauvignon, the 2019 Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr Crane Vineyard is opaque purple-black colored, prancing out of the glass with vibrant notions of blueberry preserves, black cherry compote and blackcurrant cordial, plus nuances of pencil lead, tapenade, violets, mocha and crushed rocks. The full-bodied palate is built like a brick house, featuring very firm, fine, densely pixilated Dr. Crane tannins and bold freshness supporting layer upon layer of crunchy black berries and minerals, featuring a firework display of fragrant earth and floral notes on the long, long, long finish. Right up there with Napa Valley’s greatest, this is going to be a legendary wine. Give it a good 5-7 years to really fan out and drink it over the next 30 years+.」(Lisa Perrotti-Brown) ラベルにある「飲水思源(いんすいしげん)」とは、中国の言葉。 「水を飲む者は、その源に思いを致せ。 」という意味で、レアムではこの水の部分をワインに変えれば、まさに自らの哲学に一致すると考えています。 醸造家ブノワは語ります…「香りを嗅いだだけでドクター・クレインと分かる。 ドクター・クレインはカベルネ・ソーヴィニヨンに求める全てのものが入っている」と。 それがより顕著に表現されているのが’18年と’19年。 例年は補助品種が用いられますが、カベルネだけで全てが完璧に完結した’18年と’19年は、カベルネ・ソーヴィニヨン100%となりました。 土壌由来のミネラル感、様々な果実の個性が混ざり合い、複雑な香り、味わいの要素が何層にも重なり合った完璧なワイン。 タンニンは堅固で力強く、フィネスとパワーを兼ね備えています…とはブノワ・トゥケ。 熟成ポテンシャルは優に30年以上。 年産は≪200?450ケース≫ほど。 ●単体6度の満点とは、既にボンド全アイテムやスケアクロウを抜き、マヤやシュレイダーCCSに並び、そしてイーグル&ハーランに(数分の一の価格で)迫らんとするもの。 →ラベル正常版はこちらから。 ■アウトレット(裏ラベル不良) ■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント 【アウトレット】 レアム セラーズ カベルネ ソーヴィニヨン "ベクストファー ドクター クレーン(クレイン)" ナパ ヴァレー [2019] (正規品) Realm Cellars Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr. Crane [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml] 112,200 円
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エチケットに少し損傷があります。 2002 Chateau Margaux 2002 / Bordeaux Red Dry シャトー マルゴー 2002 格付け ボルドー・メドック地区格付第1級(1855年) A O C マルゴー 畑位置 マルゴー村 畑面積 78ha 年間生産量 2002ヴィンテージ:12,500ケース/約15万本(※平均:約 20万本) 平均樹齢 35年以上 ブドウ品種 2002ヴィンテージ:カベルネ・ソーヴィニョン87% プティ・ヴェルド5% カベルネ・フラン8% (平均:カベルネ・ソーヴィニョン75%、メルロ20%、カベルネ・フランとプティ・ヴェルド併せて5%) 収 穫 全て手摘み後、畑とワイナリーでの二段階選別を実施。 (収穫開始:2004.10/1) 醗 酵 醗酵はオークの醗酵槽のなかで3週間 熟 成 新樽100%のオーク樽で18ヶ月〜2年間 諸処理 3ヵ月後との澱引き作業と卵白による清澄処理は行われるが、瓶詰め(2004年8月)前の濾過処理は行わない。 タイプ 赤のフルボディ 特 徴 長い瓶熟成を経て花開くワインは華麗で繊細で、また、美しい余韻をもち力強さの中に柔らかさがあり、エレガント(優美)な飲み易いスタイル。 また、カベルネ・ソーヴィニョンの比率が高いため時間の経過とともにより特徴が出てくる、持久力のあるタイプ。 料理 チーズ 牛のヒレ肉の網焼きや牛ヒレのステーキ・バターソースや赤ワインソース、牛赤身肉のカツレツなどが合う。 チーズでは、白カビソフトタイプのカマンベール、ウォッシュタイプ・ソフトのポンレヴェックやショーム、青カビタイプのスティルトンなど。 セカンド パヴィヨン・ルージュ・デュ・CH.マルゴー 2002 ヴィンテージ 情報 ヴィンテージチャート:18/20点 アドヴォケイト・ヴィンテージガイド:90点 「2002年ボルドー・ベスト・ワイン」にマルゴーから選ばれた5つのワインの一つ。 ボルドーの2002年は、カベルネ種主体のメドックが主役のヴィンテージで、かの2000年に迫る品質の高いワインが誕生。 ※ボルドー委員会2002ヴィンテージ情報: ボルドーの2002年は、開花期の気候が良くなく、特にメルロで、花ぶるいや結実不良が発生し、夏は湿っていて涼しい季節となり、9月半ばに暑くなり乾燥したため、成熟の遅れを取り戻し、カビの広がりを食い止めることが出来、生産者たちの厳しい選果と卓越した醸造技術により、この難しい年とされています。 2002年のボルドーの赤ワインは、全体的に上手く進行し、特にカベルネ・ソーヴィニヨンは強く、バランスが取れたワインになりました。 パーカー氏評価(2005.4):93点 樽の中のときよりも、瓶詰めしてからの更に良くなっており、濃厚なルビー/紫の色をして、いくらか1988年を偲ばせるスタイルですが、1988年よりも力強く、凝縮し、器量も勝っており、ブラックフルーツにトリュフや花やオークの香りが混じって美しい優雅な芳香を放ち、中位から重量級の重さとコク、濃厚で、見事な緻密さと新鮮味を伴い、長く重厚な余韻には印象的な凝縮感があります。 予想飲み頃は、2010年から2030年あたり。 ※前回評価(2003.10):91〜93点 1999年をしのばせる重厚さがあり、また、2002年のブレンド比率は偉大なワインの力強さや濃厚さや完璧さには及ばないものの、1996年のもつスタイル特徴もいくらか見せており、健康的で深みのある色合い、ブラックカラントや甘草、ドライハーブ、ヴァニラの香り、ローム質の土を思わせる趣きがあり、注目に値する純粋さやエレガンスや器量を備えた、細心の注意を払って造られた高貴なシャトーの輝かしい作品。 飲み頃予想は、2011年から2025年あたり。 スペクテーター誌評価(2005.3.31):92点 カラント、ベリーや花の美しい香りを漂わせ、重厚で、シルクのような滑らかなタンニンと愛らしい果実味に溢れ、古典的なマルゴーになるにはもう少しの果実味が必要ですが、明確な傑出した作品です。 予想飲み頃は、2007年あたり以降から。 シャトーコメント(2002.9): 2002年のメルロの収穫、特に高い樹齢の木のものは、色づきの始まりと著しい結実不良といった深刻な影響を受け、生産量は比較的少なくなりました。 それでも、ブドウ果をより熟したレベルにまで達することを可能にしたかもしれないのですが、天候の回復は、果実が完熟するにはメルロにとっては遅すぎ、失望する品質となっていしまい、また、その他、カベルネとプティ・ヴェルドは、回復した天候、「小春日和」の恩恵を最大限に受けました。 この「小春日和」は、非常に良質な、まさにボルドーのグレートヴィンテージを造りだし、注目に値する高い品質です。 最終ブレンドの段階で、ほんの僅かなメルロが含まれていますが、その比率は、CH.マルゴーの歴史においても最も低い割合かもしれません。 それゆえに、CH.マルゴー2002は、本質的に、見事な、混じり気のない、芳醇で、目の詰んだ、穏やかなカベルネ・ソーヴィニョンで造られ、それは、グレートヴィンテージを考慮すると、幾分か複雑性と深みに欠けるかもしれませんが、とても素晴らしい9月の天気で、間違いなく、失われたほとんどの分野の埋め合わせをすることが出来ました。 清澄処理を完全に行った後でも、CH.マルゴー2002には、素晴らしい瓶熟成が起こること思わせる古典的な目の詰まったタンニンの構造をどれも失うことなく、より多くの品格を備えています。 ■ ご確認ください ■ 当該商品は自社販売と在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく可能性があります。 様々な贈り物にご利用いただけます。 季節のご挨拶 お正月 御年賀 お年賀 御年始 母の日 父の日 初盆 御中元 お中元 残暑御見舞 残暑見舞い 敬老の日 寒中お見舞 クリスマス プレゼント お歳暮 御歳暮 春 夏 秋 冬 日常の贈り物 内祝い 御見舞 退院祝い 全快祝い 快気祝い 快気内祝い 引っ越し 志 進物 寸志 粗品 のし 熨斗 挨拶ギフト お返しギフト 新築祝い 引っ越し祝い 退職祝い ギフト お祝い 御祝い 金婚式御祝 銀婚式御祝 御結婚お祝い ご結婚御祝い 御結婚御祝 結婚祝い 結婚内祝い 結婚式 御新築祝 新築御祝 新築内祝い 祝御新築 祝御誕生日 バースデー バースディ バースディー 昇進祝い 昇格祝い 就任 御礼 お礼 謝礼 御返し お返し お祝い返し 御祝い★高貴なシャトーの輝かしき作品★ ≪2002年ボルドー・ベスト・ワイン≫ CH.マルゴー 2002年 ■シャトー・マルゴー■ メドック地区四大シャトーのひとつで、ワインの女王にたとえられるボルドーワインの中でも「ボルドーの女王」と呼ばれています。 その歴史は古く、すでに16世紀には名声を残しており、ルイ15世の寵妃マダム・デュ・バリ、マルクス主義で有名なエンゲルス、文豪ヘミングウェイなど多くの著名人を魅了し、中でも、ヘミングウェイは生まれたばかりの孫娘に「このワインのように女性らしく魅力的に育つように・・・・」と"マーゴ(マルゴーの英語読み)"という名を贈り、この娘が後に映画女優のマーゴ・ヘミングウェイになったことはよく知られているところです。 17世紀には、赤ブドウと白ブドウの樹を区別し、赤ブドウからは赤ワインを、白ブドウからは白ワインをという歴史的貢献を果たすことになる試みをおこない、ボルドーの「グラン・ヴァン(偉大なワイン)」の名声を確立。 その後は、所有者が転々と変わり、1950年に株を買い占めたボルドーのネゴシアンのジネステ社の手に渡りますが、オイルショックやボルドーワイン大暴落のワインゲート事件の影響を受け痛手を負い、1977年にアンドレ・メンツェロプーロスが買収しエミル・ペイノー博士の指導のもと伝統的なワイン造りを理想とした徹底的な改革を施し、メドックワインのトップとして安定した高品質のワインを産出しています。 1992年より、イタリアのフィアットが資本参加しますが、総支配人のポール・ポンタリエとともに父アンドレを跡を引き継いだコリーヌ・メンツェプーロ女史がス引き続いて運営しています。 2003年、コリーヌ・メンツェロプーロス氏がフィアットより全ての所有権を購入し、単独所有者となっています。 (・・・詳細&一覧) ※ボルドー赤2002ヴィンテージ情報: ボルドーの2002年は、カベルネ種主体のメドックが主役のヴィンテージで、かの2000年に迫る品質の高いワインが誕生し、マルゴー2002は、「2002年ボルドー・ベスト・ワイン」にマルゴーから選ばれた5つのワインの一つ。 ※WA:93点 / WS:92点 (詳細はこのページの下方に) シャトー・マルゴー 2002年 750ml ≪2002年ボルドー・ベスト・ワイン≫ 105,600 円
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[第四の] ABREU ◎9本のみの’16年産満点ナパの一つ。 アントニオ・ガローニのVINOUSにて、’16年産ナパで見事【AG100点】を受賞したパーフェクト・ボトルは僅かに9本。 『イーグル』、『コンティニュアム』、『ダラ・ヴァレ・MDV』、『シェーファー・ヒルサイド・セレクト』、『ダナ・ロータス』らとともにそこに名を連ねた唯一のハウエル・マウンテン産駒、それが『エイブリュー・ラ・ポサダス』です。 ◎ラ・ポサダス!? エイブリューのキュヴェといえば、『マドローナ・ランチ』、『ソーヴィロス』のおなじみ元祖ツイン・キュヴェに加え、’06年から加わった『カペラ』と『ハウエル・マウンテン』の新二作を加えた四部作であったはず。 ならばこの『ラ・ポサダス』とは一体…!? 実はこのラ・ポサダス、これまで『ハウエル・マウンテン』と名乗っていたもの。 2000年にデイヴィッドが取得した『ルシア・エイブリュー・ヴィンヤード』からの単一畑でしたが、’11年より畑に続く道路の名に因んで、ワインと畑の名称を『ラ・ポサダス』に変更しました。 標高約2000フィート、フォグ・ラインよりも上という高地、モミと松の森に囲まれた場所にある33エーカーの畑で、エイケンと呼ばれる赤いローム土壌が白い石灰岩の上に広がっています。 対面に広がるのは『ダン』の畑。 2002年、2006年、2014年に植樹が行われ、メインはカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドが植えられており、極一画にソーヴィニヨン・ブラン(!)とシャルドネ(!!)もひっそり植えられているそうです。 ハウエル・マウンテン時代に既に【RP99点】に到達していましたが、改名直後の’13年に初の【RP100点】を受賞。 ’15年も暫定満点。 この’16年は【RP99点】が確定しました。 上述のように、ヴィノスからは【AG100点】が確定済み。 改名後初となります。 加えてスペクテイターからの【WS98点】とは、エイブリュー四部作すべてを含めた歴代最高評価となっております。 ▼エイブリュー(Abreu Vineyard) 稀代の栽培家、デイヴィッド・エイブリュー。 もしも彼が"栽培家"でなく"醸造家"を志していたら…ちょっとヒヤっとしますよね。 彼の代わりを務められる人物が、果たして現れていたのかどうか。 彼がラザフォードという地で産まれた事には、何か運命めいたものを感じずにはいれません。 グロウワーを生業とする一家に生まれた事も幸いし、幼い頃からこの世界にごく自然と足を踏み入れ、早くからイングルヌックやケイマスなどで職を得ました。 ワイン造りの工程に自らの身を置く中で、何よりも面白みを感じたのはやはり栽培でした。 時を経るごとに彼の中に募るは、「自らのワインを造りたい…」ではなく、「自分の畑を持ちたい…」そして「畑仕事こそが天職」という想いでした…1980年、エイブリュー・ヴィンヤード・マネージメント社の誕生です。 同年、彼はセント・ヘレナのヒルサイド・エリアに畑を購入し、『マドローナ・ランチ』と命名。 ここから初めてその名を冠したカベルネとフランが誕生した記念すべき年が’86年(非公式)。 正式なファースト・ヴィンテージは’87年でした。 確かな仕事の積み重ねが次々と大物達との契約を実現させ、それがまた次を呼ぶ。 果実の出荷先もまた同様。 そして自身のレーベルでは醸造家リック・フォアマンのもと、’97年に初の【RP100点】獲得。 エイブリューの名は、栽培家としても、畑としても、ワインとしても「カリフォルニア最上」の代名詞となりました。 醸造家は、名匠リック・フォアマンのバトンを受け継いだブラッド・グライムス。 『ラッド』の新コンサルとして活躍し、同社に初の暫定パーフェクト(RP99点)をもたらしたのも彼です。 ◎ブラッド・グライムズ(Brad Grimes) 元はシアトルでシェフとして活躍していたブラッドは、妻がナパで働いていたことから共に過ごしたいと移住。 職探しをしていた際に、デイヴィッドと(当時、栽培コンサルを担当していた)スローンで出会います。 2000年からデイヴィッドのサポートとして畑仕事を手伝う中で、デイヴィッドは彼を各クライアントの畑に連れていき、マーク・オベール、トニー・ソーター、ミア・クライン、アニー・ファヴィアなどに引き合わせてくれたそうです。 2002年までセラー・ワーカーとして働き、2005年の設備移設のタイミングでワインメーカに昇進。 現在では醸造長を務めています。 元が料理人ということもあるのでしょうか、ガローニはブラッドを「ナパで最も直感的な醸造家」と表現しています。 「ジャズ・ミュージシャンのように非常に柔軟で応用性が高い」と語っており、訓練を受けた技術者でも無いのに、多くの醸造家が苦労しているトピックを、まるで自然で簡単なことのようにこなしているように見えるのだとか。 ガローニはブラッドが醸造長となってからのエイブリューに対し、「ナパ・ヴァレーの本質である自然の豊かさをすべて保持しつつ、ワインますますフィネスに向かっている」と述べています。 天才肌の醸造家と、偉大な師匠、その相乗効果の賜物ですね。 ◎VINOUS(2019.9)より 【AG100点】 「The 2016 Las Posadas is a stunning Howell Mountain wine. Inky, rich and hedonistically beautiful, the 2016 is simply magnificent. Cr?me de cassis, chocolate, menthol, licorice, lavender, cloves, mint, graphite and crushed rocks are all amped up in the glass. Unctuous, creamy and super-expressive, the Posadas captures the opulence of Howell Mountain. It is simply magnificent in every way.」 ’16年はカベルネ35%、フラン31%、マルベック17%、メルロー11%、プティ・ヴェルド6%のボルドー・ブレンド。 ワインは明らかに山カベの特徴を有しながら、ブラッドの巧みな手腕によって、クリーミーで洗練されたタッチに仕上がっています。 ハウエル・マウンテンがいかに魅力的であるかを示す一方、ハウエル・マウンテンらしからぬ早飲みも可能とした信じられないワインであり、スペクテイターはではこの驚くべきクオリティを指して「ネクスト・レベル・ワイン」と形容していました。 ブラックベリー、温めたイチジク、カシスのフレーバーの波が果てしなく続き、グラファイトの梁に支えられ、フィニッシュにはチャコール、ダークベイリーフ、ハンノキ、タールのノートが華麗に絡み合います。 早のみ可能とはいえ、デキャンタージュにより深みとテクスチャーの共鳴が引き起こされることもまた事実。 時間を掛けてお楽しみ下さい。 ◎共発酵について エイブリューではナパでは珍しい「共発酵」の手法を採用しています。 これは品種に関係なく、「熟度」を見てぶどうを収穫し、各品種を一緒くたにして同じ槽で発酵させるもの。 これを複数回繰り返し、熟度の異なる共発酵のロットを複数作成。 更にそれとは別に単一品種でのロットも少量作成し、それらを緻密な積み木のようにブレンドしていきます。 ローヌの『クロ・デ・パプ』でも見られる手法です。 これにより驚くほどの深みと複雑さが生まれるのだそうですが、ガローニ曰く、「調和の感覚が完璧」だそうで、この難しいパズルのような作業を、その感性で容易いことのようにこなすブラッドの手腕を絶賛していました。 ブラッド曰く、「最高の仕事をしようとすると、8樽が限界」とのこと。 今年も年産は319ケースのみ。 増産に向かう予定は無い(できない)そうです。 ●全てのワインが「ナパの偉大な真髄」とされるエイブリューにあって、この’16年のラス・ポサダスは最高傑作の呼び声高き、次世代のパーフェクト・ナパです。 ■ヴィノス(VINOUS)100ポイント ■パーカー監修アドヴォケイト誌99ポイント ■ジェームス・サックリング99ポイント ■ジェブ・ダナック98+ポイント ■ワインスペクテイター誌98ポイント(ワイナリー歴代1位) エイブリュー プロプライエタリー レッド "ラス ポサダス" ハウエル マウンテン [2016] (正規品) Abreu Propriatrey Red Las Posadas [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパヴァレー][750ml] 102,300 円
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[第5の] ハーラン ◎いよいよ発進、ハーラン・ファミリー最新プロジェクト! 【1】 過去8度もの100点を誇る、『ハーラン・エステート』 【2】 DRCに倣ったテロワール・プロジェクト、『ボンド』 【3】 有料会員制ワイン、『ザ・ナパ・ヴァレー・リザーヴ』 【4】 自家用で生まれたマジカルブレンド、『ザ・マスコット』 …これらに続く、ハーラン・ファミリー"第五の"プロジェクト、『プロモントリー』(メリーヴェイルを元祖とするなら+1ずつでしょうか)。 ’08年に試作品が完成し、’09年にて公式リリースが開始。 そして’12年より日本正規上陸を果たしました。 この度のご案内は、第五作品めの’12年です。 畑の所在(これを、ハーランでは「プロパティ」ではなく、「テリトリー」と呼ぶそうです)はヨントヴィル。 この地を代表するカルト・レーベル、『ブランキエ』の西、更に山よりのマヤカマス山系東向き斜面。 ハーラン・エステートからは約2.5kmほど南にあります。 標高は200〜300メートルほどで、ハーランより若干高く、クリッペと呼ばれる断層により、沖積土壌と火山性土壌が入り混じるユニークな土壌を誇ります。 ▼プロモントリー(Promontory) 第5のハーラン最新プロジェクトにして、「岬」や「突起部」を意味する 『プロモントリー』(開発ネームは「Purgatory/パーゲイトリー:煉獄、苦行)。 ビル・ハーランが、後のプロモントリー・プロジェクトの舞台となる土地を見つけたのは実は1984年のこと。 ハーラン・エステートのための畑を探し、50箇所も100箇所も虫にさされながら、険しい山岳部を歩き回っていた最中のことでした。 840エーカーほどあるこの土地には70エーカーほどの畑が含まれており、そこからの果実は 『ジラード』 や 『ラデラ』 などへ供給されていました。 ほとんどは植え替えられ、現在は20エーカーほどで葡萄が栽培されており、将来的には土地の10%(およそ85エーカー)程度まで畑を拡張する予定だそうです。 ワイナリーはハーランの西側、フトーの畑に挟まれるオークヴィルの山間にあります。 チームはハーラン・エステート同様、コーリー・エンプティングが醸造家、メアリー・マーがヴィンヤード・マネージャーを務めます。 ’08年の試作品を経て、公式デヴューは’09年。 アドヴォケイト誌ではそのデヴュー作に【RP97点】を付与。 イシュー内で、ロバート・パーカーは「最上のペサック・レオニャン…例えばラ・ミッション・オー・ブリオン(過去七度のRP100点を獲得)と大差ない」とも述べています。 因みに2014年度のオークション・ナパ・ヴァレーで、この年のTOP3ロットに選ばれたのもプロモントリー。 その額60万ドルでした(約6500万円:内容はフルボトル1ケース×十年分、ダブル・マグナム五年分、ハーラン夫妻とのディナー等)。 ワインはカベルネ・ベースのボルドー・ブレンド。 ハーラン・エステートよりも、酸、タンニン、ミネラルに富む作品と言われており、土壌性質の異なるハーランとはまた違う方向性の、しかしながら同レベルで最上級のグレードを誇るワインとされます。 三人のキーマンより、それぞれ「発見」「領域」「展望」としてコメントが公表されております。 ご一読下さい。 ◎Wine Advocate #227(2016.10)より 【RP97点】 「The 2012 Promontory, which is the softest vintage to date, was slightly better this year than last year, as it had rounded out. It does not have the depth of the 2013, but it is a great wine on its own merits. Notes of new saddle leather, loamy soil, and crushed rock intermingle with blackcurrants, plum, tobacco leaf and spice in a full-bodied, wonderfully pure and large-scaled style with ripe, well-integrated tannin. It is accessible enough to enjoy, and in spite of its massiveness, it is certainly capable of evolving beautifully for 30 or more years.」 ’12年はほぼカベルネ・ソーヴィニヨンで、極少量のプティ・ヴェルド、マルベック、フランをブレンド。 プロモントリーの丘陵から造られたワインは、その「領土」の様々な要素を反映しています。 自然のままの森林、朝霧の水蒸気、地理的要因からもたらされるミネラル感など。 それらの個性がシンフォニーを奏で、 生き生きとした自然のバランス、エネルギーと凝縮したタンニンを生み出し、それがワインに反映され、生命力と長い熟成の可能性を生み出します。 深みのあるガーネット色と若々しい輝き。 はつらつとした若々しさに溢れたワインで、香りは仄かですが複雑で、注いで数分で濡れた石、カシス、樹脂、深い霧が感じられます。 手つかずの自然の息吹と同時に、心地よい日の光を心の中に感じることでしょう。 味わいは迫力があり、酸が前面に来て、力強さと濃い果実味のバランスが絶妙。 タンニンは研ぎ澄まされたように美しく、柔らかくしなやかで、フィニッシュの余韻が長く続く…そんなワインです。 ●パーカー曰く「ラ・ミッション・オー・ブリオンを彷彿とさせる」。 ■パーカー・ポイント97点 プロモントリー (byハーラン) プロプライエタリー レッド ナパ ヴァレー [2012] Promontory by Harlan Family [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml] 99,000 円
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[二十年の] 時を経て… ◎なんと20年熟成のコルギン「蔵出し品」を入手! 飲む者に究極のエレガンスをもたらすネオ・クラシカル、『コルギン』。 2021年時点でシュレイダーの20度に次ぐ、ナパ歴代二位、"全19回"もの【RP100点】を誇り、2010年に達成した「一年で三本の100点同時輩出」は全米史上初の出来事でした。 因みにこの19度のうちの一度はシラーでの到達。 これはナパ史上初のシラー種によるパーカー100点でもあり、まさにヴァレーの頂点に君臨する生産者の一つと言えます。 ●そんなコルギンから…なんと20年熟成品を入手!● ’24年産でも、’14年産でもなく、なんと’04年産。 しかもこれ、複数の個人オーナーの手を経た並行品ではなく、ワイナリーから直出しされた、正規蔵出し品。 プレミア付加もほぼ見られず、何なら現行ヴィンテージの定価(’19年:125,000円)を遥か下回る激安プライス。 現行ヴィンテージを購入しても、20年待てるか…と考えたとき、このバック・ヴィンテージの価値が実感頂けるかと思います。 ▼コルギン・セラーズ(Colgin Cellars) 著名なオークション運営元として知られる「サザビーズ」(Sotheby's)のワイン部門コンサルタントを務めていたアン・コルギン女史(右下画像)と、奇しくもサザビーズと対立する競売会社「クリスティーズ」(Christie's)のオークショニアであるブライアン・コールの誘いでワイン界に足を踏み入れた当時の夫、フレッド・シュレイダーにより1992年に設立された 『コルギン・シュレイダー』。 後に離縁した二人はそれぞれ自らのワイナリーとして『コルギン・セラーズ』と『シュレイダー・セラーズ』を設立して別の道を歩み、そしてその双方が共にカリフォルニア究極カルトの称号、【RP100点】を獲得する…という今振り返ってみれば、恐るべきスーパー夫婦が実在していたこととなります(現在ではお二方ともに再婚なされています)。 栽培責任者エイブリュー、醸造家は女帝ヘレン・ターリーを招聘し、その後は彼女を補佐したマーク・オベール、そして現在はマーク・オベールのアシスタントで元ファー・ニエンテのアリソン女史、さらにコンサルタントにDr.レイノーを擁する黄金チームが実現。 そのタレント達にひけをとらぬ果実の母体はウルトラ・プレミアムばかりが犇くナパの超一等地プリチャード・ヒル。 選り抜きの人選と卓越したフルーツにより究極のワイン造りが続けられています。 コルギンで造られるカベルネ・ベースのワインは『ティクソン・ヒル』『カリュアド』『IX・エステート』の三種。 場所も栽培状況も異なりながら、その全てが「完璧」とされます。 確かにいずれも最高級のフルーツとはいえど、それら全てをこのレベルで揃えるとは、彼らの蓄積した醸造技術が突出している証拠です。 ◎IX・エステート・レッド(IX Estate Red) 真の一流ワイナリばかりが綺羅星の如く集うプリチャード・ヒルに鎮座する畑が『IX・エステート』(左画像)。 これで、「ナンバー・ナイン」と読みます。 エステートの名の通りコルギンが自ら所有する畑で、プリチャード・ヒル地区のセージ・キャニオン・ロードに位置します。 お隣さんは嘗てのスペクテイター歴代No.1カベルネ、『デヴィッド・アーサー』。 940〜1400フィートの高標高斜面にある所謂ヒルサイド・ヴィンヤードで、勿論栽培責任者はデヴィッド・エイブリュー。 巨石が埋まる急斜面を開墾し、広さは50haほどありますが、カベルネ、メルロー、フラン、プティ・ヴェルド、シラーら植樹面積は僅かに8ha。 コンパクトながらも醸造しやすいよう細部にまで神経を配り、豪華な最新設備が備わるワイナリーもここにあります。 ここからはシラーとこのレッド・ワインの二種が造られており、両作品が競うかのように個性をきらめかせています。 幾重にも重なる複雑味はより深く、旨味としなやかなタンニンが折り重なり、驚くほど長い余韻へと続きます。 現行年号をおすすめした際は、「勿論今飲んでも美味しいのですが…やはり熟成により生まれるであろう更なる深みと気品の表出を待ちたいところ。 」と書きましたが、もちろんこちであればウェイティングは不要です。 ●満点コルギンよりも希少な、20年熟成コルギン! ■パーカー監修アドヴォケイト誌97ポイント コルギン レッド ワイン "IX (ナンバー ナイン) エステート" ナパ ヴァレー [2004] (正規品) Colgin Proprietary Red IX Estate Red [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml] 98,780 円
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■1ケース(12本)でのお届け価格です。 ■インポーター希望小売価格@8,500円(税別) 【インポーター商品情報】 ▼カルヴァート フェルトン・ロード沿いにある10.2haのカルヴァート・ヴィンヤードは、フェルトン・ロード(ワイナリー)がリースし、管理している。 緩やかな北斜面にあり、湖床堆積土壌と石英片岩の砂利質土壌が混ざり合い、深いシルトと炭酸カルシウムを含む。 8haにピノ・ノワール、シャルドネとリースリングを1haずつ栽培。 VSP仕立て。 手作業による間伐、摘果、収穫。 100%バイオダイナミック栽培。 ▼コーニッシュ・ポイント セントラル・オタゴのサブ・リージョンであるバノックバーンに位置するコーニッシュ・ポイント・ヴィンヤードのブドウを使用。 砂質ローム層で、湖に突き出た土地に位置する。 2012年ヴィンテージは暑く、快晴の中、12月初旬に開花期を迎え、急速、順調に開花。 夏の中盤の暑さの後、夏の後半はほぼ毎週、南方からの気象システムにより涼風が吹き込み、果実の熟度は程よく加減された。 同時期に降雨があり、蔓の中央部分は緑豊かに茂った。 降雨が度を越すことはなく、灌漑の補足の必要は殆どなかった。 VSP仕立て。 手作業による間伐、摘果、収穫。
【送料無料】【選べる】【箱買い】 フェルトン・ロード ピノ・ノワール "カルヴァート/コーニッシュ・ポイント" セントラルオタゴ [1ケース(12本)/現行年] (正規品) Felton Road Calvert Cornish Point 92,136 円
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■1ケース(12本)でのお届け価格です。 ■インポーター希望小売価格@8,000円(税別) ■同梱不可!ほかワインとの同梱はできません。 ■送料無料 [ >>クール便ご利用時のルールはこちら ] └(北海道・沖縄県・クール便代除く) 【インポーター商品情報】 良質なピノノワール作りは難しいと言われたカリフォルニアで、ディック・ワードとディヴィッド・グレイヴスは理想の地を探し求めてカリフォルニア中を旅し、そしてAVAが認定されたばかりのカルネロスに出会い、そこが探し求めた土地であることを確信した。 彼らのエレガントなスタイルはたちまち話題となり1983年ホワイトハウスでのエリザベス女王歓迎晩餐会でサーヴされるに至った。 この地にこだわり続ける彼らのスタイルはカーネロスの風土を表す果実味豊かな中に奥行きを感じる。 近年より洗練されたスタイルに変貌を遂げ、カーネロスの新たな可能性を予感させる。 カーネロスにある10近くのヴィンヤードの原酒をブレンド。 カーネロスの風土を、そしてワイナリーのスタイルを最もよく表したワイン。 黒いベリーの風味、スパイシーで深い味わい。 パワーと優雅さを兼ね備えたピノ・ノワール。 果実味豊かなスタイルながら切り影響による繊細な酸味が味わいを支える。 バランスの良いピノ・ノワール。
【送料無料】【箱買い/まとめ買い】 センツベリー (セインツベリー) ピノ ノワール カーネロス [1ケース(12本)/現行年] (正規品) Saintsbury Pinot Noir [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][同梱不可][750ml×12] 89,760 円
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【RP100点】確定 ■ラトゥールの兄弟銘柄となった「カリストガの至宝」改変後は四年で三度の登頂…「ナパの至宝」へ。 【Eisele Vineyard Cabernet Sauvignon Napa Valley 2015】 【旧】アラウホ →→ 【新】アイズリー・ヴィンヤード ▼ 旧:アラウホ→新:アイズリー・ヴィンヤード ’10年ヴィンテージをご紹介させて頂いた際、五大シャトーでお馴染み 『シャトー・ラトゥール』 のオーナーでもあるフランソワ・ピノー(アルテミス・グループ)がアラウホを買収したニュースをお伝えしました。 従来から、「2014年1月までは現体制が継続される」…とされていたものの、その後の動きは未定でした。 しかし2016年5月、アラウホは’13年ヴィンテージより自身が代名詞として誇る歴史的畑、『アイズリー・ヴィンヤード』 を新たにワイナリー名称とし、ラベルを含めたリニューアルを行うことを発表。 いよいよそのワインたちがリリースを迎えました。 ※ '13年より名称・デザインが新しくなりました。 ←上段が只今お届け中の新ヴァージョン、下段が旧デザインです。 ◎…と、いうことで、新生アイズリーも今年で3年め。 外国資本…それも超巨大コングロマリットの傘下に入るのは寂しい…との声も多かったアラウホの買収劇。 リニューアルには一抹の不安もありましたが、元々現地ではアラウホのカベルネを指して「アイズリー」と呼ぶことも少なくなかったうえ、ラベル・デザインやチームにも極端な変更が無かったことから、さほど違和感無いリニューアルに落ち着きました。 違和感はむしろ、その中身のほうでしょうか?ラトゥールの総支配人、フレデリック・アンジェラ指揮の新体制となってから、次期’16を含め、四年で三度の【RP100点】。 ヴィンテージの傑出度によるものなのか、それとも畑のポテンシャルがより引き出された結果なのでしょうか。 それにしても、この名称変更を見ても判るように、フランソワ・ピノーが欲したのは、アイズリーの畑のみでした。 この一つの畑を入手するためだけに、他地所、建物、そして在庫まるごとを、100億とも言われる資金を投じて買収したのですから、彼らの入れ込みようが良く判ります。 その後の、ちょっと「出来過ぎ」とさえ思える躍進を見ても、単に欲しただけでなく、自分たちであれば、この地で更なる展開を見せることができる…との自信があったのかもしれませんね(因みにアラウホ夫妻はオークヴィルとセント・ヘレナに新に畑を購入し、ミシェル・ロラン×フランソワ・ペションというアラウホ時代と同じメンバーに加え、スティーヴ・マサイアソンを醸造家として新たに『アセンド・セラーズ』/Accendo Cellarsを立ち上げています)。 ▼ アイズリー・ヴィンヤード…ナパで最も偉大なグランクリュ。 その歴史をも含め、ナパで最も重要な畑の一つとされるアイズリー(アイズル/Eisele/左画像)。 始まりを紐解くと1880年代まで遡ることが出来、当時はジンファンデルやリースリングが植えられていたそうです。 カベルネ最初の植樹は1964年。 5年後の1969年に畑名の由来でもあるミルトとバーバラのアイズル夫妻が購入します。 夫妻の育てた葡萄はたちまち評判となり各方面に出荷されますが、特にここからの果実を気に入り、最初にアイズリーの畑名入りワインを手掛けた造り手がリッジやフェルプス(>>こちら)。 リッジ×アイズリーは後にオークションで$3,000の値が付いた事も。 成功を収めたアイズリー夫妻は晩年、引退を控えて畑の売却を算段し始めます。 アイズリーの名を高めた最大の立役者はやはりフェルプスでしたから、夫妻はフェルプスの二代目、ジョー・フェルプスにまず最初にオファーを出しました。 誰もがフェルプスが購入すると思ったアイズリーでしたが、ジョー・フェルプスはこの話を断ります。 そして次点として話が来た先こそが、バート&ダフニのアイズリー夫妻だったのです(ちなみにこの売却を担当した人物が、当時不動産屋だったジーン・フィリップス…スクリーミング・イーグルの創設者)。 「これほどの畑を、何故フェルプスは買わなかったのか?」 その理由は恐らく「土地が大きすぎ、畑が小さすぎた」からではないでしょうか。 アイズリーの畑は14haしかありませんでしたが、売りに出された土地はそれを含めて55haもありました。 畑を手に入れるためだけに、土地55haぶんの資金を投入することは躊躇われたのでしょう。 フェルプスはまた、新オーナーから畑をレンタルするか、或いは果実を買い付けたほうがベターだ…とも考えたのだと思います。 しかし、それは叶いませんでした。 なぜならアイズリー夫妻が自らワインを造り始めたからです。 1991年、この畑から二つのワインが造られました。 一つはアラウホの最初のワイン。 そしてもう一つは、フェルプス×アイズリー最後のワインでした。 後に開かれたアイズリーの25周年パーティにて、ジョー・フェルプスは当時を振り返ってこう漏らしました…「人生最大の過ちは、アイズリーを購入しなかったことだ」と。 (↑外部供給先にて造られた、歴代アイズリー産シングル・ワイン) ◎Wine Advocate #233(2017.11)より 【RP100点】 「Medium to deep garnet-purple in color, the 2015 Cabernet Sauvignon charges from the gate with exuberant red and black cherries notes, black currants and mulberries with a beautiful roses and lavender perfume, plus hints of sandalwood and cinnamon stick. Full-bodied, concentrated and downright explosive in the mouth, it is still wearing loads of gorgeous puppy-fat fruit flavors, offering suggestions of the complex, multilayered blockbuster that it will emerge into. The structure deserves its own mention: wonderful, seamless freshness and oh-so-fine, pixelated tannins, with an extraordinary persistence of fruit and mineral nuances. Wow.」 流行に右往左往することなく、クラシック・スタイルの不動王者として、はたまた真のテロワール体現者として朽ちる事を知らないこのカリストガの至宝には、ロバート・パーカーも「偉大なワインと呼ばれるに足る不可欠要素の全て備をえている」と表彰。 ’12年より一部では待望論もあったカベルネ・ソーヴィニヨン100%となり、その全てがアイズリー・ヴィンヤードから。 畑は1998年からオーガニック農法を、2000年からバイオダイナミックの原理による農業を実践。 2002年にはナパでも数少ないデメター認定を受ける、ナパ屈指のオーガニック・ヴィンヤードでもあります。 ●今回はオプションにてバック・ヴィンテージのご用意も。 ご希望の方は下記チェックボックスより年号を変更下さいませ。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント('15) アイズリー (アイズル) ヴィンヤード カベルネ ソーヴィニヨン カリストガ [2015] (正規品) Eisele (Araujo) Cabernet Sauvignon [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパ ヴァレー][750ml] 89,650 円
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【RP100点】確定 ■ラトゥールの兄弟銘柄となった「カリストガの至宝」改変後は四年で三度の登頂…「ナパの至宝」へ。 【Eisele Vineyard Cabernet Sauvignon Napa Valley 2015】 【旧】アラウホ →→ 【新】アイズリー・ヴィンヤード ▼ 旧:アラウホ→新:アイズリー・ヴィンヤード ’10年ヴィンテージをご紹介させて頂いた際、五大シャトーでお馴染み 『シャトー・ラトゥール』 のオーナーでもあるフランソワ・ピノー(アルテミス・グループ)がアラウホを買収したニュースをお伝えしました。 従来から、「2014年1月までは現体制が継続される」…とされていたものの、その後の動きは未定でした。 しかし2016年5月、アラウホは’13年ヴィンテージより自身が代名詞として誇る歴史的畑、『アイズリー・ヴィンヤード』 を新たにワイナリー名称とし、ラベルを含めたリニューアルを行うことを発表。 いよいよそのワインたちがリリースを迎えました。 ※ '13年より名称・デザインが新しくなりました。 ←上段が只今お届け中の新ヴァージョン、下段が旧デザインです。 ◎…と、いうことで、新生アイズリーも今年で3年め。 外国資本…それも超巨大コングロマリットの傘下に入るのは寂しい…との声も多かったアラウホの買収劇。 リニューアルには一抹の不安もありましたが、元々現地ではアラウホのカベルネを指して「アイズリー」と呼ぶことも少なくなかったうえ、ラベル・デザインやチームにも極端な変更が無かったことから、さほど違和感無いリニューアルに落ち着きました。 違和感はむしろ、その中身のほうでしょうか?ラトゥールの総支配人、フレデリック・アンジェラ指揮の新体制となってから、次期’16を含め、四年で三度の【RP100点】。 ヴィンテージの傑出度によるものなのか、それとも畑のポテンシャルがより引き出された結果なのでしょうか。 それにしても、この名称変更を見ても判るように、フランソワ・ピノーが欲したのは、アイズリーの畑のみでした。 この一つの畑を入手するためだけに、他地所、建物、そして在庫まるごとを、100億とも言われる資金を投じて買収したのですから、彼らの入れ込みようが良く判ります。 その後の、ちょっと「出来過ぎ」とさえ思える躍進を見ても、単に欲しただけでなく、自分たちであれば、この地で更なる展開を見せることができる…との自信があったのかもしれませんね(因みにアラウホ夫妻はオークヴィルとセント・ヘレナに新に畑を購入し、ミシェル・ロラン×フランソワ・ペションというアラウホ時代と同じメンバーに加え、スティーヴ・マサイアソンを醸造家として新たに『アセンド・セラーズ』/Accendo Cellarsを立ち上げています)。 ▼ アイズリー・ヴィンヤード…ナパで最も偉大なグランクリュ。 その歴史をも含め、ナパで最も重要な畑の一つとされるアイズリー(アイズル/Eisele/左画像)。 始まりを紐解くと1880年代まで遡ることが出来、当時はジンファンデルやリースリングが植えられていたそうです。 カベルネ最初の植樹は1964年。 5年後の1969年に畑名の由来でもあるミルトとバーバラのアイズル夫妻が購入します。 夫妻の育てた葡萄はたちまち評判となり各方面に出荷されますが、特にここからの果実を気に入り、最初にアイズリーの畑名入りワインを手掛けた造り手がリッジやフェルプス(>>こちら)。 リッジ×アイズリーは後にオークションで$3,000の値が付いた事も。 成功を収めたアイズリー夫妻は晩年、引退を控えて畑の売却を算段し始めます。 アイズリーの名を高めた最大の立役者はやはりフェルプスでしたから、夫妻はフェルプスの二代目、ジョー・フェルプスにまず最初にオファーを出しました。 誰もがフェルプスが購入すると思ったアイズリーでしたが、ジョー・フェルプスはこの話を断ります。 そして次点として話が来た先こそが、バート&ダフニのアイズリー夫妻だったのです(ちなみにこの売却を担当した人物が、当時不動産屋だったジーン・フィリップス…スクリーミング・イーグルの創設者)。 「これほどの畑を、何故フェルプスは買わなかったのか?」 その理由は恐らく「土地が大きすぎ、畑が小さすぎた」からではないでしょうか。 アイズリーの畑は14haしかありませんでしたが、売りに出された土地はそれを含めて55haもありました。 畑を手に入れるためだけに、土地55haぶんの資金を投入することは躊躇われたのでしょう。 フェルプスはまた、新オーナーから畑をレンタルするか、或いは果実を買い付けたほうがベターだ…とも考えたのだと思います。 しかし、それは叶いませんでした。 なぜならアイズリー夫妻が自らワインを造り始めたからです。 1991年、この畑から二つのワインが造られました。 一つはアラウホの最初のワイン。 そしてもう一つは、フェルプス×アイズリー最後のワインでした。 後に開かれたアイズリーの25周年パーティにて、ジョー・フェルプスは当時を振り返ってこう漏らしました…「人生最大の過ちは、アイズリーを購入しなかったことだ」と。 (↑外部供給先にて造られた、歴代アイズリー産シングル・ワイン) ◎Wine Advocate #233(2017.11)より 【RP100点】 「Medium to deep garnet-purple in color, the 2015 Cabernet Sauvignon charges from the gate with exuberant red and black cherries notes, black currants and mulberries with a beautiful roses and lavender perfume, plus hints of sandalwood and cinnamon stick. Full-bodied, concentrated and downright explosive in the mouth, it is still wearing loads of gorgeous puppy-fat fruit flavors, offering suggestions of the complex, multilayered blockbuster that it will emerge into. The structure deserves its own mention: wonderful, seamless freshness and oh-so-fine, pixelated tannins, with an extraordinary persistence of fruit and mineral nuances. Wow.」 流行に右往左往することなく、クラシック・スタイルの不動王者として、はたまた真のテロワール体現者として朽ちる事を知らないこのカリストガの至宝には、ロバート・パーカーも「偉大なワインと呼ばれるに足る不可欠要素の全て備をえている」と表彰。 ’12年より一部では待望論もあったカベルネ・ソーヴィニヨン100%となり、その全てがアイズリー・ヴィンヤードから。 畑は1998年からオーガニック農法を、2000年からバイオダイナミックの原理による農業を実践。 2002年にはナパでも数少ないデメター認定を受ける、ナパ屈指のオーガニック・ヴィンヤードでもあります。 ●今回はオプションにてバック・ヴィンテージのご用意も。 ご希望の方は下記チェックボックスより年号を変更下さいませ。 ■パーカー監修アドヴォケイト誌100ポイント('15) アイズリー (アイズル) ヴィンヤード カベルネ ソーヴィニヨン カリストガ [2015] (正規品) Eisele (Araujo) Cabernet Sauvignon [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパ ヴァレー][750ml] 89,650 円
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