ラヴェルの作品のピアノ版と管弦楽版を収録! ピアノはスペイン出身のペリアネス 管弦楽はポンス指揮パリ管 絶妙の顔合わせ! 炸裂するスペインのリズムの血潮 ★ラヴェルのピアノ曲と同曲のオーケストラ版を鏡のようにあわせて収録した注目盤の登場。 管弦楽は、スペイン生まれのポンスとパリ管弦楽団という絶妙の顔合わせです。 ラヴェルを語る上で欠かせないのがスペイン趣味ですが、スペインの血が流れるポンスが、パリ管に一流のスペインらしさをもたらしており興味津津です。 「道化師の朝の歌」も「クープランの墓」もいずれもオリジナルはピアノ作品ですが、こちらもスペイン出身のハヴィエル・ペリアネスが演奏。 「道化師の朝の歌」では持ち前の透明感と静謐な世界観の音楽性を保ちつつも、内側から否応なくあふれ出る熱きリズムが炸裂しております。 「クープランの墓」での硬質な響きは息をのむ美しさですが、「道化師の朝の歌」を聴いたあとの耳には、トッカータなどもスペイン音楽のような熱きリズムと色彩感を備えていることが感じられ、ラヴェル作品のさらなる魅力にふれるようです。 ピアノ協奏曲での管弦楽とピアノのしゃれた掛け合いも素晴らしい、極上のラヴェル・アルバムの登場です! 収録情報 曲目・内容 ラヴェル:Jeux de Miroir (鏡遊び) 〜管弦楽およびピアノ作品集 1. 道化師の朝の歌 (管弦楽版) 2. クープランの墓 (ピアノ独奏版) 3. ピアノ協奏曲 ト長調 4. クープランの墓 (管弦楽版) 5. 道化師の朝の歌 (ピアノ独奏版) アーティスト(演奏・出演) ハヴィエル・ペリアネス (ピアノ 2,3,5) ジョゼプ・ポンス (指揮 1,3,4) パリ管弦楽団 (1,3,4) レコーディング 録音:2017年3月 (1,3,4) 、2018年11月 (2,5) ラヴェル:道化師の朝の歌、クープランの墓、ピアノ協奏曲 3,322 円
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愉悦感と風格を兼ね備えたヴァントならではのモーツァルト ★ヴァントといえばブルックナーの交響曲に人気がありますが、モーツァルトの味わい深さにも勝るとも劣らぬ魅力があります。 2篇のセレナードはいずれも大曲で、ヴァントならではの風格あふれる演奏。 とはいえ、モーツァルトならではの愉悦感も忘れておらず、たっぷり堪能できます。 スウェーデンの巨匠オルガニスト、リオネル・ロッグを独奏に招いたヘンデルの協奏曲も名人芸にひたれます。 ★2011年12月発売。 レコード芸術誌準特選。 *もとの音源が古いため、テープ劣化によるお聴き苦しい箇所がございます。 予めご了承下さい。 収録情報 曲目・内容 [Disc1]1. ヘンデル:「王宮の花火の音楽」序曲2. モーツァルト:セレナード第9番ニ長調K.320「ポストホルン」3. ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番Op.72b[Disc2]1. ヘンデル:オルガン協奏曲第1番2. モーツァルト:セレナード第7番ニ長調K.250「ハフナー」 アーティスト(演奏・出演) リオネル・ロッグ(オルガン)ギュンター・ヴァント(指揮)NHK交響楽団 レコーディング 録音: [Disc1]1982年4月7日(1)、1979年11月9日(2)(3)/NHKホール [Disc2]1979年11月9日(1)、1983年12月2日(2)/NHKホール モーツァルト:ハフナー・セレナード、ポストホルン、ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番、他 3,245 円
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ラフマニノフ生誕150周年を記念した第2弾アルバム! 来日公演の興奮冷めやらぬ中 ベルリン・フィル&キリル・ペトレンコによる 交響曲第2番を中心とした注目盤! 日本語帯・解説付き ★2023年11月、ベルリン・フィルを率いて来日を果たしたキリル・ペトレンコ。 2019年8月にベルリン・フィルの首席指揮者に就任以来、同コンビの演奏を日本で待ち望んできたファンには待望の来日公演となりました。 11月14日に高松市で日本公演がスタートし、6都市10公演のツアーは、万雷の拍手と歓声により大成功をおさめました。 その熱狂と余韻も冷めやらぬ中、ベルリン・フィル・レコーディングスより新譜がリリースされます。 ラフマニノフ生誕150周年を記念した第2弾アルバムで、交響曲第2番、『死の島』、交響的舞曲、そして第1弾としてリリースされたキリル・ゲルシュタインとのピアノ協奏曲第2番という内容。 ペトレンコは、インタビューで「ラフマニノフの音楽を聴くといつも自分の故郷の一部を聴いているような気持になります。 」と語っているほど、ラフマニノフの音楽は重要な意味を持っています。 ペトレンコは、ベルリン・フィルに2006年に初登場し、その後わずか3回の共演で首席指揮者に選ばれました。 その最初に指揮をしたのが、ここにも収録されている楽曲「ラフマニノフの交響曲第2番」でした。 その記念すべき作品を首席指揮者として15年ぶりに指揮をした演奏がここに収められているのです。 1906年、ラフマニノフは交響曲第2番を作曲。 交響曲第1番が大失敗に終わった後、交響曲第2番の初演の成功は、ラフマニノフの復活を意味する出来事となりました。 ラフマニノフが、20世紀初頭の新古典主義の潮流に逆らい、調性に忠実であり続け、物憂げな音楽言語でハリウッドの映画音楽のスタイルを先取りした、自信に満ちた作品です。 ペトレンコは、当エディションの核となる作品における膨大な感情的表現だけでなく、その見事なテクスチュアも強調しています。 そしてラフマニノフが1917年に亡命するまで定期的に指揮していた交響詩《死の島》。 アルノルト・ベックリンが描いた同名の絵画の白黒コピーから着想を得た、5拍子で、高波に浮かぶ船のように揺れ動く曲想。 レクイエムに用いられる荘重なディエス・イレ (怒りの日) のモチーフは、この曲だけでなく、ラフマニノフの他の作品にも繰り返し登場しています。 2022年のヴァルトビューネで演奏されたキリル・ゲルシュタインとのピアノ協奏曲第2番。 1901年の初演にはラフマニノフ自身がピアノを演奏、ベルリン・フィルにおける同曲の初演は1903年、そして1908年にはラフマニノフ自身がベルリン・フィルでソロ・デビューを果たし、ピアニスト、作曲家としてのラフマニノフの輝かしい国際的キャリアの礎を築いた最初の作品。 ラフマニノフ最後の作品『交響的舞曲』。 ここでもディエス・イレのモチーフが何度も繰り返し鳴り響きます。 晩年のラフマニノフはこの作品を自分の最高傑作と語っていたとも言われています。 当エディションを締めくくるにふさわしい一作と言えるでしょう。 収録情報 曲目・内容 ラフマニノフ:交響曲第2番、『死の島』、交響的舞曲、ピアノ協奏曲第2番/ベルリン・フィル&キリル・ペトレンコ (指揮) セルゲイ・ラフマニノフ CD1 1-4. 交響曲第2番 58’50 収録:2021年3月20日 5. 交響詩『死の島』 19’32 収録:2021年1月16日 CD2 1-3. ピアノ協奏曲第2番 31’07 (ピアノ:キリル・ゲルシュタイン) 収録:2022年6月25日、ヴァルトビューネ、ベルリン 4-6. 交響的舞曲 35’54 収録:2020年2月15日 収録場所:フィルハーモニー、ベルリン (ピアノ協奏曲のぞく) Blu ray Disc Concert videos ・左記全曲のコンサート映像 (すべてHD映像) 画面:Full HD 1080/60i,16:9 音声:2.0 PCM,7.1.4Dolby Atmos リージョン:ABC (worldwide) 総収録時間:161分 字幕:英、独、日 Audio ・左記全曲のロスレス・スタジオ・マスター音源の音声トラック 2.0 PCM Stereo 24-bit/48-96 kHz 7.1.4 Dolby Atmos 24-bit/48 kHz ダウンロード・コード この商品には、上記全曲のハイレゾ音源 (24-bit-192kHz迄) をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。 デジタル・コンサートホール ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。 アーティスト(演奏・出演) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 キリル・ペトレンコ (指揮) ラフマニノフ:交響曲第2番、『死の島』、交響的舞曲、ピアノ協奏曲第2番/ベルリン・フィル&キリル・ペトレンコ (指揮) 13,000 円
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アニヴァーサリー屈指の注目作 ネルソンスと「シュトラウスゆかり」のコンセルトヘボウ管の顔合わせ ツァラトゥストラ、ティル、マクベス ★リヒャルト・シュトラウス生誕150周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3篇を演奏した映像作品が登場。 「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が2013年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサートの模様をライヴ収録したものです。 シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012年1月に「ツァラトゥストラ」を、2013年1月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。 なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014年10月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。 ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケールおおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 R.シュトラウス: ・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「マクベス」op.23 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28 収録:2014年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 アンドリス・ネルソンス (指揮) 演出 監督:ヨースト・ホンセラール (op. 30) 、フェレンツ・スーテマン (opp. 23 & 28) R.シュトラウス:「ツァラトゥストラはかく語りき」、「マクベス」、「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 6,314 円
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★2002年発足のオーケストラ、愛知室内オーケストラの管楽奏者たちによるモーツァルト・アルバム。 演奏時間50分、13楽器のために書かれた大規模な『グラン・パルティータ』と、必要最小限の三重奏編成による『ディヴェルティメント第2番』を収録。 管楽アンサンブルの多彩な愉しみにあふれた1枚です。 壮麗な『グラン・パルティータ』は各楽器のキャラクターがしっかりと感じられる演奏で、次々に歌われる鮮やかなメロディに心が洗われます。 トゥッティの和音も絶妙なバランスで、瑞々しさを決して損なわない美しい音色がたまりません。 一方『ディヴェルティメント』はスッキリした音響の中で管楽器の機能性がおおいに活かされる佳品で好対照。 こちらは熊澤 杏実(オーボエ)、芹澤 美帆(クラリネット)、野村 和代(ファゴット)の3人による演奏です。 ★愛知室内オーケストラの管楽器セクションの演奏は、それらの罠を軽々飛び越えてモーツァルトのハート(心臓)を感じさせてくれる。 まるでヴィーン宮廷音楽家のシュタードラー兄弟と同じようにモーツァルトと親友であるかのような印象。 その上にしっかりとヴィーンからヨーロッパに連なる伝統、そしてそこからのまだ1.5世紀ほどの日本管楽器の歴史をも感じさせてくれる。 生命力溢れ、人間モーツァルトを聴かせてくれるプレイ‥あっさりと彼らは日本の管楽アンサンブルの新しい歴史を作った。 〈元NHK交響楽団首席クラリネット奏者・磯部周平氏による解説より抜粋〉◆レコード芸術 2021年2月号 特選盤 【曲目・内容】 Gran Partita モーツァルト: セレナード第10番 変ロ長調『 グラン・パルティータ』 K. 361 ディヴェルティメント第2番 変ロ長調 K.Anh. 229 【アーティスト(演奏・出演)】 愛知室内オーケストラ [須田 聡子、熊澤 杏実(オーボエ) 芹澤 美帆、西崎 智子(クラリネット) 十亀 正司、小田 美沙紀(バセットホルン) 野村 和代、竹内 文香(ファゴット) 佐藤 由起(コントラファゴット) 向 なつき、熊谷 直美、山崎 瑞季、岡田 彩愛(ホルン)] 【レコーディング】 セッション録音: 2020年8月 名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館) 中ホール 録音:斎藤啓介 デイレクション/編集:国崎裕 グラン・パルティータ 3,498 円
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アニヴァーサリー屈指の注目作 ネルソンスと「シュトラウスゆかり」の コンセルトヘボウ管の顔合わせ ツァラトゥストラ、ティル、マクベス ★リヒャルト・シュトラウス生誕150周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3篇を演奏した映像作品が登場。 「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が 2013年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサートの模様をライヴ収録したものです。 シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012年1月に「ツァラトゥストラ」を、2013年1月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。 なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014年10月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。 ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケールおおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。 収録情報 曲目・内容 R.シュトラウス: ・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「マクベス」op.23 収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) ・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28 収録:2014年/アムステルダム、コンセルトへボウ (ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 アンドリス・ネルソンス (指揮) 監督:ヨースト・ホンセラール (op.30) 、フェレンツ・スーテマン (opp.23 & 28) R.シュトラウス:ツァラトゥストラ、ティル、マクベス 5,115 円
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クリーヴランド管弦楽団の自主レーベル、 TCO(The Cleveland Orchestra)、発足! ★クリーヴランド管弦楽団が自主レーベルを立ち上げました!その名も「TCO(The Cleveland Orchestra)」。 言うまでもなくクリーヴランド管は、アメリカのビッグ5の一つとして鳴らす世界屈指のオーケストラ。 1918年に設立、既に100年の歴史を数えていますが、オーケストラにとってのあらたな世紀の始まりにあたり、自主レーベルを発足するはこびとなりました。 内容は、現在の音楽監督を務めるフランス・ウェルザー=メストが指揮し、また自身が選曲した3枚組。 この約20年間の両者の足どりの中から特に優れた極めつけの演目がセレクトされています。 ★現在音楽監督を務めるフランツ・ウェルザー=メストは2002年からこの職にあり、タイムズ誌は、メストの下でのクリーヴランド管の、そのヴィルトゥオーゾ性、音の優雅さ、豊かな色彩、そして室内楽のような音楽の結束力をたたえ、「アメリカのベスト・オーケストラ」であると評しています。 メストの下でオーケストラは挑戦的なプログラム、そして委嘱への積極的な取り組み、さらにオペラの取り組みも増やし、若い聴衆も獲得してきています。 エデュケーション・プログラムも充実しており、まさに世界をリードするオーケストラといえます。 メストはウィーン・フィルへの客演も多く重ねているほか、ウィーン国立歌劇場の音楽監督(2010-2014)、チューリヒ歌劇場でも長年音楽監督を務めています。 ブルックナー教会からキレニー・メダルを授与されているほか、ケネディ・センターから芸術部門の金メダルを授与されるなど、世界でその功績が高く評価されています。 オーケストラの歴代の音楽監督はニコライ・ソコロフ(1918-33)、アルトゥール・ロジンスキ(1933-43)、エーリヒ・ラインスドルフ(1943-46)、ジョージ・セル(1946-70)、ロリン・マゼール(1972-82)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(1984-2002)。 こうした指揮者たちとのヒストリカル音源もリリースされるか心待ちにしながら、新レーベルの誕生を祝いたいところです。 ★レーベル第1弾は3枚で構成されています。 [CD 1]は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を、オケの全弦楽セクションで演奏したもの。 メストの細かな表情づけと、弦楽器セクションのうまさ、そして美しさが際立った演奏となっています。 カップリングは大規模でパンチのきいたヴァレーズの「アメリカ」という、なんとも興味深い組み合わせです。 新しい作品を聴くことにより、過去の作品の理解も深まり、その逆も然り、ということを提示しています。 [CD 2]は、シュタウトとR.シュトラウスの作品を収録。 シュタウトはインスブルック出身の作曲家で、ウィーン音楽大学で学び、哲学と音楽学も修めています。 その作品は日本でも読響が五嶋みどりをソリストに迎えた公演でも演奏されているほか(ヴァイオリン協奏曲「オスカー」)、2018/19のシーズンにはオペラがウィーン国立歌劇場で初演されるなど、まさに今活躍している作曲家のひとりです。 R.シュトラウスの「イタリアから」は、あまり演奏されない初期の管弦楽作品ですが、情景が鮮やかに眼前にうかぶような演奏となっています。 [CD 3]はセヴェランス・ホールの名高い大オルガンとオーケストラによる協奏曲。 作曲者のベルント・リヒャルト・ドイチュは1977年オーストリアのメートリンク出身。 2011年度武満徹作曲賞第2位を受賞しました。 その作品は東フィルなども取り上げている、世界的な作曲家です。 このオルガン協奏曲は、ウィーン楽友協会とウィーン放送交響楽団の委嘱によるもので、2014-15年に作曲されました。 題名の「Okeanos」はギリシャ神話では世界を網羅する河川のような意味。 4楽章(緩?急?緩?急)から成り、それぞれの楽章は4大元素である水、空気、地、火と関連付けられます。 オルガンの壮大な響きと管弦楽の融合が魅力な、壮大な作品です。 そしてカップリングは極めつけのプロコフィエフの交響曲第3番。 ハープ2台に打楽器も多数活躍する大規模な作品ですが、冒頭からものすごいボルテージの高さ。 メストの知と情熱のバランスがとれたリードと、オーケストラの持ち味であるサウンドにより、理想的な演奏が誕生しています。 収録情報 曲目・内容 [CD 1] ・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番 イ短調 op.132(弦楽オーケストラによる演奏)[録音:2019年7月12日] ・ヴァレーズ:アメリカ[録音:2017年5月25,26,27日] [CD 2] ・ヨハネス・マリア・シュタウト(b.1974):Stromab [録音:2018年1月11,12,13日] ・R.シュトラウス:イタリアから [録音:2019年5月23,24,25日] [CD 3] ・ベルント・リヒャルト・ドイチュ(b.1977):Okeanos(オルガン協奏曲)[世界初録音] パウル・ジャコブ(オルガン)[録音:2019年3月14,15,16,17日] ・プロコフィエフ:交響曲第3番 ハ短調 op.44 [録音:2018年9月27,30日] アーティスト(演奏・出演) フランツ・ウェルザー=メスト(指揮) クリーヴランド管弦楽団 レコーディング すべてクリーヴランド、セヴェランス・ホールでの録音 新たなる世紀/クリーヴランド管弦楽団 9,724 円
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ヤノフスキによるワーグナー・シリーズ第9弾は『ジークフリート』。 ヤノフスキにとって約30年ぶりとなる『指環』再録音です。 今回もこれまでのシリーズと同じく、オーケストラの音を細部まで聴きとれる点で、セッション録音なみのクオリティを実現できる演奏会形式上演でのライヴ録音となっています。 収録情報 曲目・内容 ワーグナー : 『ジークフリート』全曲 アーティスト(演奏・出演) スティーヴン・グールド (ジークフリート/テノール) トマシュ・コニェチュニ (さすらい人ーヴォータン/バリトン) ヴィオレータ・ウルマーナ (ブリュンヒルデ/ソプラノ) クリスティアン・エルスナー (ミーメ/テノール) アンナ・ラーション (エルダ/アルト) マッティ・サルミネン (ファーフナー/バリトン) ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー (アルベリヒ/バリトン) ゾフィー・クルスマン (森の小鳥/ソプラノ) ベルリン放送交響楽団 マレク・ヤノフスキ (指揮) レコーディング ライヴ録音 : 2013年3月1日/ベルリン、フィルハーモニー 『ジークフリート』全曲/ヤノフスキ&ベルリン放送響 6,391 円
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★今世界が最も注目する若手指揮者グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルとのPENTATONEレーベル第5弾はストラヴィンスキーです!ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。 その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。 2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。 指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。 そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。 ★期待のストラヴィンスキー。 冒頭の『春の祭典』から強烈なリズムと刺激的な不協和音で驚くほど高密度かつ、緊張感に満ちた演奏を聴かせてくれます。 この他、失われたとみられていた幻の作品『葬送の歌』(2016年12月2日にゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団により蘇演)、3回勝負のトランプに見立て、踊り手をトランプ・カードとして扱うアメリカ・バレエ団の委嘱作品『カルタ遊び』、バーゼル室内管弦楽団の主宰者パウル・ザッハーの委嘱作品『バーゼル協奏曲』、そして、17世紀に出版されたフランスの舞曲集の旋律を用いた12人の舞踊手のために書かれた抽象的バレエ『アゴン』が収録されました。 ヒメノによる躍動感に満ちたストラヴィンスキーをお楽しみください。 ★ヒメノ&ルクセンブルク・フィルによるショスタコーヴィチ・アルバム(PTC 5186622)、ブルックナー・アルバム(PTC 5186613)、ラヴェル・アルバム(PTC 5186652)、マーラー・アルバム(PTC 5186651)も好評発売中です! 【曲目・内容】 ◆レコード芸術 2019年6月号 特選盤 イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971): Disc 1 バレエ音楽『春の祭典』(1913) 葬送の歌』 Op.5(1909) Disc 2 『カルタ遊び』 バレエ音楽『アゴン』(1957) 【アーティスト(演奏・出演)】 グスターボ・ヒメノ(指揮) ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 【レコーディング】 セッション録音:2017年1月&6月、2018年6月&7月/フィルハーモニー・ルクセンブルク ストラヴィンスキー:『春の祭典』『葬送の歌』『カルタ遊び』『バーゼル協奏曲』『アゴン』 4,620 円
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ベルリン古楽アカデミー結成40周年記念ボックス! バッハ一族の音楽を11枚組で! ★結成40周年をむかえるベルリン古楽アカデミー。 40周年記念盤として、不朽の名演、管弦楽組曲とブランデンブルク協奏曲、さらに、バッハの息子たちの作品やバッハ家のヨハン・ルートヴィヒ・バッハらの作品をおさめた過去の録音を、特別価格の11枚組CDで発売します! ★ヨハン・ルートヴィヒ・バッハは、J.S.バッハの遠いいとこにあたる人物。 バロック時代の黄金期の作品から、古典派の幕開けを感じさせる作品までを、ベルリン古楽アカデミーの名手たちによる冴えた演奏で一挙に聴くことができます。 ★ベルリン古楽アカデミーは1982年、ミシェル・ブラヴェらの作品を旧東ドイツで結成されました。 古楽の演奏習慣の研究に根ざした演奏活動を展開。 結成当初はバッハ、テレマン、そしてミシェル・ブラヴェら、メンバーたちの興味のおもむくままに、時にはアルパーマンが住んでいたフラットの1室でリハーサルをするなどして活動していました。 時には高名なバッハ学者のハンス=ヨアヒム・シュルツェをリハーサルに招いたこともあったそうです (リハーサルのためだけにシュルツェはライプツィヒからベルリンまでやってきた) 。 1984年に演奏会シリーズを本格スタートさせて以降、今日にいたるまでその演奏はドイツのみならず世界から絶賛されています。 1986年に初CDをリリース、しかしメンバーの一人として当時CDプレーヤーをもっていなかったといいますから時代を感じます。 1989年にベルリンの壁が崩壊してのち、より国際的な活動を展開していくようになります。 名門声楽アンサンブルであるRIAS室内合唱団とのコラボレーションも非常に長くつづいています。 収録情報 曲目・内容 The Bach Dynasty 〜 バッハ一族 [CD1] ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ (1677-1731) :葬送のための音楽〜独唱者、ふたつの合唱とふたつのオーケストラのための [CD2] J.S.バッハ (1685-1750) :ソプラノとバスのためのカンタータ ・「いと尊きイエス、わが憧れよ」BWV 32 ・「試練に耐えうる人は幸いなり」BWV 57 ・「われは行きて汝をこがれ求む」BWV 49 [CD3] J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第1番ヘ長調 BWV 1046、第3番ト長調 BWV 1048、第5番ニ長調 BWV 1050 [CD4] J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第2番ヘ長調 BWV 1047、第6番変ロ長調 BWV 1051、第4番ト長調 BWV 1049 [CD5] J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番ニ長調 BWV 1068、第1番ハ長調 BWV 1066 [CD6] J.S.バッハ:管弦楽組曲 第4番ニ長調 BWV 1069、第2番ロ短調 BWV 1067 [CD7] W.F. バッハ (1710-1784) : シンフォニア ニ長調,シンフォニア ヘ長調,アダージョとフーガ ニ短調,シンフォニア ヘ短調,チェンバロ協奏曲ホ短調 [CD8] C.P.E. バッハ (1714-1788) : 1. マニフィカト Wq 215 (1749) 2. モテット「聖なる神よ (Heilig ist Gott) 」Wq 217 (1776) 3. 交響曲ニ長調 Wq 183-1 (1780) [CD9] C.P.E.バッハ: 1. オーボエ協奏曲 変ホ長調 H.468, Wq.165 2. 管楽器、弦と通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調 H. 656, Wq.181 3. オーボエ協奏曲 変ロ長調 H.466, Wq.164 4. 2つのオーボエ、2つのホルン、弦と通奏低音のためのシンフォニア ト長調 H.655, Wq.180 [CD10] ヨハン・クリスティアン・バッハ (1735-1782) : 1. 交響曲変ホ長調 Op.6-2 2. チェンバロ協奏曲変ロ長調 Op.13-4 3. 交響曲ト短調 Op.6-6 4. C.P.E.バッハ:フルート協奏曲ニ短調 Wq.22 [CD11] ヨハン・クリスティアン・バッハ (1735-1782) : 1. レクイエム〜入祭唱&キリエ ヘ長調 (T208/5) 、怒りの日ハ短調 (T202/4) 2. ミゼレーレ 変ロ長調 (T 207/5) アーティスト(演奏・出演) ベルリン古楽アカデミー [CD1] アンナ・プロハスカ (ソプラノ) イヴォンヌ・フックス (アルト) マキシミリアン・シュミット (テノール) アンドレアス・ヴォルフ (バス) RIAS室内合唱団 ハンス=クリストフ・ラーデマン (指揮) [CD2] ゾフィー・カルトホイザー (ソプラノ) ミヒャエル・ヴォッレ (バス) RIAS室内合唱団 ラファエル・アルパーマン (オルガン&指揮) [CD7] チェンバロ独奏:ラファエル・アルパーマン (チェンバロ協奏曲) [CD8] ハンス=クリストフ・ラーデマン (指揮) RIAS室内合唱団 エリザベス・ワッツ (ソプラノ) ヴィープケ・レームクール (アルト) ローター・オディニウス (テノール) マルクス・アイヒェ (バス) [CD9] クセニア・レフラー (オーボエ (1,3) ) [CD10] ラファエル・アルパーマン (チェンバロ) クリストフ・フンゲバース (フルート) [CD11] レネケ・ルイテン (ソプラノ) ルース・サンドホフ (アルト) コリン・バルツァー (テノール) トーマス・バウアー (バス) ハンス=クリストフ・ラーデマン (指揮) RIAS室内合唱団 レコーディング [CD1] 2010年3, 4月 [CD2] 2017年10月 [CD3&4] 1997年5,10月 [CD5&6] 1995年9月 [CD7] 1995年9月〔ベルリン古楽アカデミー結成20周年記念盤〕 [CD8] 2011年11月, 2013年1月 [CD9] 2018年3月 [CD10] 2002年10月 [CD11] 2010年11月 バッハ一族/ベルリン古楽アカデミー 9,383 円
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収録情報 曲目・内容 リッカルド・ムーティ/リハーサル&コンサートDVDボックス [DVD1](1h36')リハーサル ベートーヴェン:交響曲第7番 [DVD2](1h55') リハーサル プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より間奏曲 マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」より間奏曲 カタラーニ:瞑想 ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」 [DVD3](1h15') コンサート ベートーヴェン:交響曲第7番 プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より間奏曲 マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」より間奏曲 カタラーニ:瞑想 ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」 アーティスト(演奏・出演) リッカルド・ムーティ(指揮) ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団 レコーディング 収録:2017月7月商品番号 RMM-2018DVD "ムーティが心血を注ぐ ケルビーニ管とのリハーサル&コンサート映像 日本語字幕付" ムーティ/リハーサル&コンサートBOX リッカルド・ムーティ Rehearsals and Concert DVD Box / Riccardo Muti 3DVD 国内仕様 日本語解説付き 発売日:2019年1月21日 レーベル:RICCARDO MUTI ムーティが心血を注ぐケルビーニ管とのコンサート映像 ★今年第30回世界文化賞の音楽部門を受賞したリッカルド・ムーティ。 現在77歳、2010年からシカゴ交響楽団の音楽監督を務め、現在もなお世界中のオーケストラを指揮するムーティ。 その一方で後進の指導にも情熱を注いでいます。 本DVDで演奏するケルビーニ管は、2004年にムーティによって設立されたオーケストラで、30歳以下の優秀なイタリアの若手音楽家で構成されています。 本DVDは、コンサートに向けたリハーサルと本番を収録した映像。 イタリアを代表するオペラ作曲家プッチーニ、マスカーニ、レオンカヴァッロ、そしてカタラーニ、ジョルダーノといった作品を、ムーティの熱血かつ、情熱のこもったリハーサルをみられるのは貴重。 本番へと仕上げていく過程も興味深く、世界中の若き音楽家たちに大きな刺激となるでしょう。 そのため本DVDには日本語の字幕もついています。 コンサート映像では、溌剌とした若さに満ちたベートーヴェン交響曲第7番。 そして歌心満載のイタリア・オペラ音楽を堪能することができます。 関連商品リンク MAGGIO-028 ムーティ/リハーサル&コンサートBOX 14,839 円
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収録情報 曲目・内容 ワルター/フランス国立放送管弦楽団 INAライヴ録音大集成 [CD1] ALT-263 モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調『プラハ』 K. 504 ワーグナー:ジークフリート牧歌 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op. 73 録音:1955年5月5日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ) [CD2] ALT-264 モーツァルト: セレナード第13番 ト長調『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 K. 525 フリーメイソンのための葬送音楽 K. 477 交響曲第36番 ハ長調『リンツ』 K. 425 交響曲第39番 変ホ長調 K. 543 録音:1956年6月14日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ) [CD3] ALT-265/6(CD1) ハイドン:交響曲第96番 ニ長調『奇蹟』 Hob.I:96 リヒャルト・シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 Op. 20 TrV 156 [CD4] ALT-265/6(CD2) マーラー:交響曲第4番 ト長調 マリア・シュターダー(ソプラノ) 録音:1955年5月12日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ) アーティスト(演奏・出演) ブルーノ・ワルター(指揮) フランス国立放送管弦楽団商品番号 ALT-442 "ワルターとフランス国立管の至高名演集 INA音源を網羅!限定生産ボックス!!" ワルター/フランス国立放送管弦楽団〜INAライヴ録音大集成 ブルーノ・ワルター INA COMPLETE LIVE RECORDINGS / Bruno Walter, Orchestre National de l'ORTF 4CD 国内プレス 日本語帯・解説付 発売日:2020年10月20日 レーベル:ALTUS ワルターとフランス国立管の至高名演集 ★ALTUSレーベル20周年記念企画。 INA(フランス国立視聴覚研究所)の音源からCD化し、屈指のベストセラーを記録しているワルター&フランス国立管弦楽団のシリーズをすべてまとめた4枚組セット。 完全限定生産品です。 お早目の入手をお勧めします! ★フルトヴェングラー、ミュンシュと並ぶ熱量を持ったブラームス、他の追随を許さぬほどの喜ばしさに満ちたモーツァルト、作曲家直伝・伝家の宝刀マーラーなどなど、ワルター絶頂期のシャンゼリゼ劇場ライヴの数々を収録。 音質・演奏ともに最上!ワルターの芸術ここにあり!! ★解説書には既発盤に使われた原稿をもれなく収録。 上野一郎氏による「ブルーノ・ワルターの生涯」、平林直哉氏による各ディスクの解説から、楽曲解説、マーラー交響曲第4番の歌詞対訳まですべて掲載しています。 関連商品リンク ALT-441 ワルター/フランス国立放送管弦楽団?INAライヴ録音大集成 6,908 円
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格調典雅の極み。 水戸室内管との一期一会。 ★Tobu RecordingsからCDで発売され話題となっている音源をALTUSがライセンスし初LP化。 LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテープを作った上でカッティング。 熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 ★シモン・ゴールドベルクは93年4月に水戸室内管弦楽団を2回指揮しますが、その3か月後に急逝。 図らずもこの共演が彼にとって最後の演奏会となります。 演奏は大変に格調高いもので、その貴人的存在感が会場を圧倒。 現在もなお語り草となっている感動的な公演です。 その貴重な録音が待望のLP化となりました。 水戸室内管のLPとしても初となる嬉しいリリースです。 収録情報 曲目・内容 シモン・ゴールドベルク・水戸室内管最期の演奏会 [LP1-A] J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067 [LP1-B] ハイドン:交響曲第82番ハ長調『熊』 [LP2-A] モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第1・2・3楽章 [LP2-B] モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第4楽章 ヒンデミット:弦楽のための5つの小品 作品44-4 ハイドン:交響曲第82番 ハ長調『熊』 第4楽章 (アンコール) アーティスト(演奏・出演) シモン・ゴールドベルク (指揮) 工藤重典 (フルート) 水戸室内管弦楽団 レコーディング 録音:1993年4月11日/水戸芸術館 コンサートホールATM シモン・ゴールドベルク・水戸室内管最期の演奏会 15,400 円
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日本語帯・解説付き ラトルが才能を見出した注目の指揮者カリーナ・カネラキス。 手兵オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とバルトークを録音! ★注目の女性指揮者カリーナ・カネラキスが2019年より首席指揮者を務めるオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とバルトークの「4つの管弦楽曲」と「管弦楽のための協奏曲」をライヴ収録しました! ★パールマンの演奏に惹かれ、ヴァイオリンを習い始めたというカネラキスはアメリカ出身の指揮者、ヴァイオリニスト。 カラヤン・アカデミーの学生時代にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリン奏者を経験。 そのときカネラキスが第1ヴァイオリン奏者として演奏したシェーンベルクの『浄夜』を聴いたサー・サイモン・ラトルが指揮者としての才能を見出したことがきっかけで、ヴァイオリンを学びながらも指揮者の道も目指しました。 ★2013年にプロの指揮者としてデビュー。 以後着実にキャリアを積み、2019年よりオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、ベルリン放送交響楽団の首席客演指揮者、2020年9月からはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任しています。 ★4つの管弦楽曲は傑作、歌劇『青ひげ公の城』やバレエ音楽『木製の王子』と同時期1910年代の作品。 一方、5つの楽章からなる『管弦楽のための協奏曲』はバルトーク晩年の傑作。 各楽器がソロとトゥッティのように室内アンサンブルのように交錯する楽曲構造で、色彩感と立体的な音楽はバルトークならではの民族色の濃い作品といえます。 カネラキスは感情を揺さぶる演奏を披露。 楽曲解釈の深さを見事にあらわした注目の録音です! 収録情報 曲目・内容 バルトーク : 4つの管弦楽曲 Sz.51 Op.12 管弦楽のための協奏曲 Sz.116 アーティスト(演奏・出演) カリーナ・カネラキス (指揮) オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング エグゼクティヴ・プロデューサー : ルノー・ロランジェ プロデューサー、バランス・エンジニア、エディティング&ミキシング : エヴェレット・ポーター ライヴ録音 : 2022年7月/放送音楽センター、ヒルフェルスム (オランダ) バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 3,300 円
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ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団による「死」をテーマにしたコンセプトアルバム 愛の死〜ワーグナー、マーラー、R.シュトラウス ★ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団による最新盤は、「死」をテーマに、19世紀の音楽を一変させたワーグナーと、19世紀末を共に駆け抜けたマーラーとリヒャルト・シュトラウスの作品を取り上げたコンセプトアルバムです。 内容は、ワーグナーの究極の愛と官能のドラマ《トリスタンとイゾルデ》の第3幕の終結部で、剣に倒れたトリスタンの後を追い、自らも命を絶とうというイゾルデによって歌い上げられる「イゾルデの愛の死」。 そして交響曲第2番《復活》第1楽章初稿として知られているマーラーの交響詩「葬礼」。 ルキノ・ヴィスコンティ監督の傑作映画「ベニスに死す」のテーマ曲として一躍有名になった交響曲第5番の第4楽章「アダージェット」。 最後には20代の若きシュトラウスの死生観が凝縮された作品といえる交響詩「死と変容(死と浄化)」。 フルシャは、否応なしに向き合わざるをえない「死」ではなく、「生と死」への対峙そこに人生の意味が見いだされるものである、ということを感じさせる作品を集めたといいます。 さらにこれらの作品をまとめて演奏することによって、作曲家同士の対話がこの録音上で生まれ、バンベルク交響楽団のDNAに刻まれた彼らの音楽が、聴くものに問いかけ心を響かせるとも語っています。 収録情報 曲目・内容 ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》から1.前奏曲(10’46)2.愛の死(7’24)マーラー:3.〈葬礼〉(23‘12)4.交響曲第5番第4楽章「アダージェット」(9‘51)リヒャルト・シュトラウス:5.交響詩『死と変容(死と浄化)』(25‘28) アーティスト(演奏・出演) バンベルク交響楽団ヤクブ・フルシャ(指揮) レコーディング 録音:2022年7月&9月、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール、コンツェルトハレ・バンベルク 愛の死 ワーグナー、マーラー、R.シュトラウス 3,300 円
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ロトのドビュッシーがSACDで登場! ■ロトとレ・シエクルによるドビュッシーの《海》がSACDシングルレイヤーで登場します! ハルモニア・ムンディ・フランス・レーベルからハイレゾ音源の提供を受けて、SACDリマスタリングを施した、日本独自企画のリリース。 限定生産となります。 ■《海》が初演されたのは1905年10月。 その時の響きを再現すべく、弦楽器はガット弦、金管は細管、木管やハープは当時のフランス製、パリ音楽院直伝の奏法を遵守しています。 ヴィブラートとトレモロに終始するようなこの作品で、ヴィブラートが極力抑えられているため、聴感上の印象は雅楽のようでさえあります。 《管弦楽組曲 第1番》はドビュッシーの学生時代の作品で、長く失われたとされてきましたが、草稿が発見されたもの。 スコアが失われていた「夢」とその他不完全な部分を、現代フランスの作曲家フィリップ・マヌリが補筆完成させました。 収録情報 曲目・内容 ドビュッシー:・管弦楽組曲第1番(ドビュッシーによる管弦楽版/フィリップ・マヌリによる補筆完成版(第3楽章「夢」ほか)) ・海〜3つの交響的スケッチ アーティスト(演奏・出演) フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) レ・シエクル(管弦楽/ピリオド楽器使用) レコーディング ライヴ録音: 2012年2月2日/シテ・ド・ラ・ミュジーク(管弦楽組曲第1番)、2012年4月13日/聖チェチーリア音楽院(ローマ)(海) ドビュッシー:管弦楽組曲第1番、海(3つの交響的スケッチ) 4,600 円
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大注目盤! シャロン・ベザリーの記念すべき50枚目のディスクは ミカラ・ペトリ、マイケル・コリンズ、ワルター・アウアーなど 豪華アーティストとの共演で生まれる「相乗効果」! マーラー編のバッハ管組など充実のプログラムを披露! ★SACD ハイブリッド盤。 1973年創業のBISレーベルは2023年に50周年を迎えます。 現在も精力的なリリースが続く老舗レーベルですが、今後も注目新譜がリリースされます! ★当ディスクはフルート奏者シャロン・ベザリーの記念すべき50枚目のアルバムで、ミカラ・ペトリ、マイケル・コリンズ、ワルター・アウアーら超豪華アーティストとの共演で生まれる「相乗効果」をテーマとした充実の内容です! ★収録内容はテレマン、サン=サーンス、フランツ・ドップラー、ヴィラ=ロボス、そしてマーラー編の「J.S.バッハの管弦楽作品による組曲」と実に多彩! ★テレマンの協奏曲ではリコーダーの女王ペトリと絶妙なアンサンブルを展開します。 ★サン=サーンスの「タランテッラ」はフルートとクラリネットが終始絡み合いながらも丁々発止のやり取りがたまらないサン=サーンスの初期作品。 マイケル・コリンズと息の合った掛け合いが魅力です。 ★フランツ・ドップラー (アドリアン編) の2本のフルートとオーケストラのための協奏曲ではウィーン・フィルの首席フルート奏者ワルター・アウアーと共演!当録音では第2楽章の途中まではワルターが第1フルートを、その後はベザリーが第1フルートを演奏しております。 フルートの名手だったドップラーらしく華麗なパッセージとフルートの美観を前面に押し出した作品で、名手2人が対話を楽しむように演奏しております。 ★ヴィラ=ロボスのバキアナ・ブラジレイラは「ブラジル風のバッハ」という意。 9つの作品を残しており、さまざまな楽器の組み合わせで書かれており、バッハへの賛辞とともにバロック組曲の現代化の試みといえます。 フルートとファゴットために書かれた第6番は、華やかなフルートと豊かでビロードのようなファゴットの対照的な音色を持った両楽器のコントラストがなんともいえぬ魅力を放っております。 ★そして最後にはマーラーが編曲した「J.S.バッハの管弦楽作品による組曲」を収録!管弦楽曲第2、3番から4楽章構成に再編したこの作品は、現代オーケストラの厚みを持ちながらも通奏低音はチェンバロ、オルガンが登場します。 フルート大活躍の第2番の「序曲」、「ロンドー−バディヌリー」、第3番の有名な「アリア」と「ガヴォット」という美味しいとこ取りの作品!マーラーのフィルターを通したゴージャスなオーケストラが最大の魅力です。 当演奏では最後にもう一度「バディヌリー」を演奏しております。 バッハ×マーラーは締めくくりにふさわしく、このアルバムのテーマ「相乗効果」を総括しているようです。 BISレーベルとベザリーの記念すべきアルバム、必聴です! 収録情報 曲目・内容 「相乗効果」 1-4. ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767) :協奏曲 ホ短調 TWV 52:e1〜リコーダー、フルート、弦楽とハープシコードのための 5. カミーユ・サン=サーンス (1835-1921) :タランテッラ Op.6〜フルート、クラリネットとオーケストラのための 6-8. フランツ・ドップラー (1821-1883) (アンドラーシュ・アドリアン (1944-) 編曲) :協奏曲 ニ短調〜2本のフルートとオーケストラのための 9-10. エイトル・ヴィラ=ロボス (1887-1959) :バキアナ・ブラジレイラ第6番〜フルートとファゴットのための ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685-1750) (グスタフ・マーラー (1860-1911) 編曲) :J.S.バッハの管弦楽作品による組曲 11. I. 序曲 (管弦楽曲第2番 ロ短調 BWV1067より) 12. II. ロンドー−バディヌリー−ロンドー (管弦楽曲第2番 ロ短調 BWV1067より) 13. III. エール (アリア) (管弦楽曲第3番 ニ長調 BWV1068より) 14. IV. ガヴォット I&II (管弦楽曲第3番 ニ長調 BWV1068より) 15. バディヌリー (アンコール) アーティスト(演奏・出演) シャロン・ベザリー (フルート) (Track 11,12,15のフルート・ソロを含む) スウェーデン室内管弦楽団 (1-4) ミカラ・ペトリ (リコーダー) (5) マイケル・コリンズ (クラリネット) (6-8) ワルター・アウアー (フルート) (9,10) ブラム・ファン・サムベーク (ファゴット) ビョーン・イェーヴェット ( (1-4,12-15) チェンバロ、 (11) オルガン) (1-4) ウルバン・スヴェンソン (指揮) (5,11-15) マイケル・コリンズ (指揮) (6-8) トーマス・ダウスゴー (指揮) レコーディング セッション録音 (6-8) 2017年6月、(1-5,11-15) 2021年8月/エレブルー・コンサートホール (スウェーデン) (9,10) 2021年10月、(11) 2022年3月24日 (オルガン・パート) /ユーシュホルム礼拝堂 (スウェーデン) エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・フォン・バール 楽器:フルート (ベザリー) : Muramatsu 24 carat All Gold Model, No. 60600, specially built for her by the Muramatsu team フルート (アウアー) :Sankyo 24 carat. Head joint by Werner Tomasi. リコーダー:Mollenhauer Modern Alto, ebony and Moeck Ehlert Alto, ebony クラリネット:Yamaha SE Artist Model ファゴット:Heckel 1970, serial number 11174 「相乗効果」/シャロン・ベザリー 3,289 円
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米兵の凶弾に倒れた悲劇の指揮者が残した偉大な演奏 ベルリン・フィルが完全燃焼、ボルヒャルトの名盤復活!! ★長らく廃盤で復活を望む声が多かったボルヒャルトの名盤!!ターラ音源をAltusがライセンスしリマスター復刻いたしました。 戦後フルトヴェングラーに代わりベルリン・フィル首席指揮者として活躍したものの、1945年8月23日に米軍の誤射で亡くなってしまった悲劇の大巨匠ボルヒャルト。 残された録音は少なくどれも貴重なもので、ベルリン・フィルの白熱した演奏からはお互い強い信頼関係にあったことが見て取れます。 30〜40年代の録音としては聴きやすい音質で、ボルヒャルトの至芸を十二分に堪能できるディスクとなっています。 ★収録された作品はどれもいわゆる大曲というものではありませんが、ボルヒャルトの音楽を知るに十分なバラエティに富んだ内容と言えます。 引き締まったスマートな響きを基調としつつも、細やかな構築力で大きなクライマックスを立派に作り上げる手腕に脱帽。 オーケストラの統率も見事でベルリン・フィルならではの輝かしさが大いに生かされています。 あまり聴く機会のない『ステンカ・ラージン』なども素晴らしい出来栄えで、襟を正して聴きたくなる名演。 ボルヒャルトの個性が強烈に刻印されたアルバムです。 ★解説書にはオリジナルの輸入盤に載っていたミリアム・シェルヘンとルネ・トレミヌによる文章の日本語訳を掲載。 ボルヒャルトの人となりや誤射事件の日の話など、資料としても価値ある内容です。 収録情報 曲目・内容 1. チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』 作品71a2. ウェーバー:『オベロン』序曲3. チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』4. グラズノフ:交響詩『ステンカ・ラージン』 アーティスト(演奏・出演) レオ・ボルヒャルト(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング 録音:[track-1] 1934-1935年、[track-2,3] 1945年6月30日、[track-4] 1945年6月17日 レオ・ボルヒャルトの芸術 3,498 円
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ベルリン・フィル来日! チョン・ミョンフン、ハーディング、オラモ、ラトル アルバン・ゲルハルト、ハンニガン、キム・ソヌク、クリスティアン・テツラフ 豪華指揮者、ソリストとともに ベルリン・フィルが頻繁に実り多いコラボレーションを展開している 一握りの現代作曲家の一人チン・ウンスクの作品集 【チン・ウンスク・エディション 誕生の背景】 韓国出身でベルリンを拠点に活動している作曲家チン・ウンスク (陳銀淑, Unsuk Chin) 。 2005年から続く、ベルリン・フィルとチン・ウンスクのコラボレーションは、本盤に収められている一連のソロ協奏曲と管弦楽作品の演奏として実を結びました。 なかでも印象深い作品が2つあり、サカリ・オラモ指揮、キム・ソヌクのソロによる《ピアノ協奏曲》の演奏は、新型コロナ・ウイルス感染拡大中の長いロックダウンの後に、ようやく観客に生演奏を届けることができた公演。 そしてベルリン・フィルの委嘱作品として、サー・サイモン・ラトルとの最後のアジア・ツアー中に演奏した《コロス・コルドン》は、東京・サントリーホールでのライヴ録音が収録されています。 【ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲第1番】 チン・ウンスクのヴァイオリン協奏曲は、伝統的な手法とは一定の距離を置いています。 5度音程、開放弦から生まれる音高、それらに付随する倍音、そして打楽器群がなす音響背景という要素から楽曲を構成し、特に打楽器群は、オーケストラ内部のアンサンブルとして、集合的なソロ楽器のような役割もあり、チン自身が心酔しているバリ島のガムラン音楽の影響が感じられます。 初演:2002年1月20日、ベルリン、フィルハーモニー ベルリン・ドイツ交響楽団 ケント・ナガノ (指揮) ヴィヴィアン・ハグナー (ヴァイオリン) 【チェロと管弦楽のための協奏曲】 アルバン・ゲルハルト (チェロ) に献呈されている《チェロ協奏曲》 (2006-08, 2013改訂) は、BBCの委嘱によって作曲されました。 アルバン・ゲルハルトの凄まじいヴィルトゥオジティを念頭に置いて書かれた《チェロ協奏曲》は、《ヴァイオリン協奏曲》や《ピアノ協奏曲》とは異なり、彼女自身も「この曲で主眼を置いたのは、ソリストとオーケストラの対抗です」と述べているようにヴィルトゥオジックな作品。 韓国の伝統芸能「パンソリ」を模しています。 初演:2009年8月13日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール BBCスコティッシュ交響楽団 イラン・ヴォルコフ (指揮) アルバン・ゲルハルト (チェロ) 【ソプラノと管弦楽のための《セイレンの沈黙》】 《セイレンの沈黙》は、沈黙の音楽ではなく、ヴィルトゥオジックなオペラの劇唱のような作品。 独唱は、表情豊かな"声のアクロバット"を立て続けに聞かせ、ソリストのバーバラ・ハニガンは、この分野における第一人者であり、その演奏は息をのむようなドラマティックな感受性を披露しています。 チン・ウンスクが独唱のテクストとして選んだのはホメロス『オデュッセイア』、そしてジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』。 初演:2014年8月23日、ルツェルン音楽祭 ルツェルン祝祭管弦楽団 サー・サイモン・ラトル (指揮) バーバラ・ハンニガン (ソプラノ) 【管弦楽のための《コロス・コルドン》】 チン・ウンスクが、2017年のアジア・ツアーのために書き上げ、サー・サイモン・ラトルに献呈した作品。 直訳すれば「弦 (/紐/糸) の舞踊」。 チン・ウンスクは、天文学と宇宙論の二つの学問領域に関心を寄せており、彼女は本作の作曲中、宇宙の歴史について考えていた、というほど。 古代ギリシア語で「弦の踊り」を意味する曲名どおり、本作では弦楽器群に別格の役割が与えられ、最初の小節から最後の小節まで、音楽を推し進めていきます。 初演:2017年11月3日、ベルリン、フィルハーモニー ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 サー・サイモン・ラトル (指揮) 【ピアノと管弦楽のための協奏曲】 チン・ウンスクにとって、ピアノは最も身近な楽器。 ピアノの響きは、幼少期から音楽的な"発見の喜び"を感じていたといいます。 しかし、彼女が3曲の《ピアノ・エチュード》を作曲したのは34歳になってから。 その翌年に書かれた《ピアノ協奏曲》で、ピアノの可能性を存分に探究しています。 チン・ウンスクは、独奏楽器とオーケストラという編成の中に新たな可能性を見出し、各奏者が共同する「超楽器」という概念を発展させてきました。 これは《ヴァイオリン協奏曲》同様にバリ島のガムラン音楽から着想を得ています。 《ピアノ協奏曲》では、独奏者の溢れんばかりのヴィルトゥオジティが、オーケストラへ、多彩な打楽器群へ、続いて木管楽器群および弦楽器群へと波及していきます。 初演:1997年6月6日、カーディフ、セント・デイヴィッズ・ホール BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団 マーク・ウィッグルスワース (指揮) ロルフ・ハインド (ピアノ) 【管弦楽のための《ロカナ》】 《ロカナ》は、サンスクリット語で「光の部屋」。 チン・ウンスクは虹色に輝く《ロカナ》で光線の反応を音楽で表現しています。 初演:2008年3月3日、モントリオール、プレイス・デ・アーツ、サル・ウィルフリッド・ペルティエ モントリオール交響楽団 ケント・ナガノ (指揮) 【チン・ウンスク】 韓国出身の作曲家チン・ウンスク (陳銀淑, Unsuk Chin) 。 ソウル大学でスキ・カンに、その後ハンブルクでジェルジ・リゲティに学び、現在はベルリンを拠点として活動している。 1990年代より数々の作曲コンクールで頭角を現し、2004年には《ヴァイオリン協奏曲》 (2001) でグロマイヤー賞を受賞、2007年にケント・ナガノ指揮によって初演された自身初のオペラ《不思議の国のアリス》 (2004-07) で独オペルンベルト誌の年間最優秀初演作品賞を受賞するなど、現代を代表する作曲家の1人として知られる。 【アートワーク】 グラフィックデザイナー、倉嶌隆広 (Takahiro Kurashima) の作品。 規則正しい模様を複数重ね合わせた時にそれらの周期のズレにより視覚的に発生する縞模様「モワレ」効果を利用し、シートをスライドさせることであらわれる複雑な形、思いがけない模様を楽しむモーショングラフィック。 収録情報 曲目・内容 チン・ウンスク・エディション CD1 ●ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲第1番 (2001) サー・サイモン・ラトル (指揮) クリスティアン・テツラフ (ヴァイオリン) ●チェロと管弦楽のための協奏曲 (2006/08, rev.2013) チョン・ミョンフン (指揮) アルバン・ゲルハルト (チェロ) CD2 ●ソプラノと管弦楽のための《セイレンの沈黙》 (2014) ?ホメロスの『オデュッセイア』とジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』による サー・サイモン・ラトル (指揮) バーバラ・ハンニガン (ソプラノ) ●管弦楽のための《コロス・コルドン》 (2017, rev.2020) サー・サイモン・ラトル (指揮) ●ピアノと管弦楽のための協奏曲 (1996/97) サカリ・オラモ (指揮) キム・ソヌク (ピアノ) ●管弦楽のための《ロカナ》 (2008) ダニエル・ハーディング (指揮) Blu-ray Disc Video ・「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲第1番」を除く全曲のコンサート映像 (すべてHD映像) ・チン・ウンスクのインタビュー映像 (45分) 画面:Full HD 1080/60i,16:9 音声:2.0PCM,7.1.4 Dolby Atmos リージョン:ABC (worldwide) 総収録時間 (コンサート) :112分 字幕:英、独、日、韓 Audio ・上記全曲のロスレス・スタジオ・マスター音源の音声トラック 2.0 PCM Stereo 24-bit/48 kHz 7.1.4 Dolby Atmos 24-bit/48 kHz ダウンロード・コード この商品には、上記全曲のハイレゾ音源 (24-bit/96 kHz) をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。 デジタル・コンサートホール ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。 アーティスト(演奏・出演) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 レコーディング ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲第1番:2005年4月28日 チェロと管弦楽のための協奏曲:2014年5月10日 ソプラノと管弦楽のための《セイレンの沈黙》:2015年6月25日 ピアノと管弦楽のための協奏曲:2021年6月5日 管弦楽のための《ロカナ》:2022年10月15日 録音場所:フィルハーモニー、ベルリン (ライヴ) 管弦楽のための《コロス・コルドン》 :2017年11月25日 録音場所:サントリーホール、東京 チン・ウンスク・エディション 13,000 円
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大注目盤の登場!エラス=カサドとパリ管による《春の祭典》! ソリストにイザベル・ファウストを迎えエトヴェシュの《アルハンブラ》を収録! ★大注目盤の登場!エラス= カサドとパリ管による《春の祭典》!カップリングには、ソリストにイザベル・ファウストを迎えたエトヴェシュの《アルハンブラ》を収録! ★ 2020年度のレコード・アカデミー賞大賞受賞したスペイン生まれの指揮者パブロ・エラス= カサド。 深い解釈と高い説得力、そしてバロックから現代音楽までの広いレパートリー、さらには、フライブルク・バロック・オーケストラ、バイエルン放送交響楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団と様々なオーケストラと共演・録音を行っていることを見れば、彼の多才さがよく分かります。 ★今回録音されたのは、1913年パリのシャンゼリゼ劇場で初演され、一大センセーションを巻き起こしたストラヴィンスキーのバレエ音楽《春の祭典》。 反バレエ的な動き、バレエ界にとって大スキャンダルでもありましたが、同時に聴衆を驚かせたのは、管編成という独特のオーケストラ編成から生み出される響き、そして不規則で鋭いアクセント、変拍子というストラヴィンスキーの斬新な音楽です。 エラス=カサドの明晰な解釈とパリ管による精緻で多彩な色彩感をもつ演奏、個性的なパリ管の奏者たちの楽器一つ一つが良く響き、最高のアンサンブルで奏でています。 第1部では、土着的な要素よりも知的で洗練された印象ですが、第2部では万華鏡のように、光と色彩が目まぐるしく変化する演奏、それを躍動的かつ鮮やかに引き出すエラス= カサドの手腕にも脱帽です。 ★カップリングのペーテル・エトヴェシュのヴァイオリン協奏曲第3 番《アルハンブラ》。 この作品は2019年7月12日にスペインのグラナダ音楽祭の委嘱作品として、イザベル・ファウスト、エラス=カサド指揮マーラー・チェンバー・オーケストラによって初演されています。 スペイン・グラナダにある有名なアルハンブラ宮殿に触発され、そして初演者であるイザベル・ファウスト、エラス=カサドの二人に捧げられています。 エトヴェシュは、「宮殿の噴水、その次元、周囲の山々、アンダルシアの素晴らしい夕日、これらすべてが私の作品の一部となりました。 私が画家であったらそれを描いていたでしょう。 」と語っています。 また作品には、二人の名前が音名として隠されています。 収録情報 曲目・内容 ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》 ペーテル・エトヴェシュ:ヴァイオリン協奏曲第3 番《アルハンブラ》* アーティスト(演奏・出演) パブロ・エラス=カサド(指揮) パリ管弦楽団 イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) レコーディング 録音:2019年9月、グランド・サルル・ピエール・ブーレーズ、フィルハーモニー・ド・パリ ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》、ペーテル・エトヴェシュ:ヴァイオリン協奏曲第3番《アルハンブラ》 3,322 円
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2021年度レコード・アカデミー賞管弦楽曲部門受賞 ロトがオケの機能を駆使して描くドン・キホーテ! ケラスの名役者、ツィンマーマンの存在感! ■爆発的な人気を誇る指揮者、ロト。 2015年より音楽監督を務めるケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とのR.シュトラウスの名盤 (2021年度レコード・アカデミー賞管弦楽曲部門受賞) がSACDシングルレイヤーで登場します。 ハルモニア・ムンディ・フランス・レーベルからハイレゾ音源の提供を受けて、SACDリマスタリングを施した、日本独自企画のリリースです。 ■『ティル』は1895年11月に、『ドン・キホーテ』は1898年にギュルツェニヒ管弦楽団により初演されました。 どちらも架空の人物の気まぐれな冒険をオーケストラの機能を駆使して描いています。 『ドン・キホーテ』は事実上二重協奏曲。 主役ドン・キホーテ役のチェロはケラスが演奏していますが、その巧みな役者ぶりに感心させられます。 さらにサンチョ・パンサ役のタベア・ツィンマーマンの圧倒的な存在感。 これくらいサンチョが雄弁だと、音楽がますます映像的で面白くなります。 曲を知り尽くしたロトの自在な表現も神業。 ゆかりの深いギュルツェニヒ管弦楽団から極彩色の絵巻と悲哀を引き出します。 2つのピカレスク・ロマンに満腹となったデザートとして、ケラスとロトがシュトラウス初期の美しいロマンスを奏でます。 収録情報 曲目・内容 リヒャルト・シュトラウス (1864-1949) : 1-13. 交響詩『ドン・キホーテ』 作品 35 14. 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 作品 28 15. ロマンス (1883) 〜チェロと管弦楽のためのTrV118 アーティスト(演奏・出演) フランソワ=グザヴィエ・ロト (指揮) ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 ジャン=ギアン・ケラス (チェロ/1-13, 15) 使用楽器:ジョフレド・カッパ、1696年 タベア・ツィンマーマン (ヴィオラ/1-13) 使用楽器:エティエンヌ・ヴァテロ、1980年 レコーディング 録音:2019年1、2、7月/ギュルツェニヒ管弦楽団リハーサル場 (ケルン) R.シュトラウス:ドン・キホーテ、ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯、ロマンス 4,600 円
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SACDシングルレイヤー ラヴェルの神業ぶりが初めて完全発揮された「ダフニスとクロエ」 ロトの魅力最大限発揮!! ★ロトとレ・シエクルによる《ダフニスとクロエ》がSACDシングルレイヤーで登場します!ハルモニア・ムンディ・フランス・レーベルからハイレゾ音源の提供を受けて、SACDリマスタリングを施した、日本独自企画のリリース。 限定生産となります。 ★《ダフニスとクロエ》は、ラヴェル自身が「舞踏交響曲」と称したように、オーケストラの性能を発揮できる好個の楽曲として人気コンサート曲となっています。 もともと近代管弦楽法の極限を追求するような精巧さで極彩色のオーケストラ・サウンドを満喫できる作品ですが、初演当時の音色で聴くと、ますますその鮮やかさが際立つようです。 さらに合唱の演奏に際し、ラヴェルが詳細に指示した通り、舞台の両袖を活用して遠くから近づいてくる効果をはじめて録音で発揮させているのも注目。 ラヴェルがオーディオ的発想をこの時代に持っていたことを証明してくれます。 収録情報 曲目・内容 ラヴェル : バレエ《ダフニスとクロエ》 (全曲) アーティスト(演奏・出演) フランソワ=グザヴィエ・ロト (指揮) レ・シエクル (管弦楽) アンサンブル・エデス (声楽) マリオン・ラランクール (フルート) レコーディング 録音 : 2016年 モーリス・ラヴェル : バレエ《ダフニスとクロエ》全曲 4,600 円
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ついにSACD化!豊饒な響きをとことん堪能!! 若杉 N響ライヴ音源9作品完全収録 詳細な楽曲解説も含め空前絶後のメシアン集成 ★1996年から98年にかけて3期9公演に渡り行われた若杉弘指揮・NHK交響楽団によるブルックナー・チクルス「2つの世紀のカトリック」は、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせた意欲的なプログラムで構成されていました。 この時に演奏されたメシアンを、このたび贅沢にもSACDシングルレイヤー盤でリリース。 SACDの収録時間を活かし1枚のディスクに全9作品たっぷりと収録しています。 ★NHK収録のオリジナルマスターをALTUSがマスタリングして製品化。 これほどの規模と完成度で残された、一貫した解釈によるライヴ録音はメシアン演奏史上でも珍しく大変貴重。 1曲1曲とても丁寧に作り上げられた演奏がまた素晴らしく、心から感動させられます。 大編成の管弦楽と官能的な響きを特徴とするメシアンとあらば、SACD化の効果も絶大。 めくるめく豊饒な音響に心行くまで浸れます。 2022年メシアン没後30年に出される注目盤。 ★ブックレットには当時のプログラムに掲載された笠羽映子氏による楽曲解説を掲載。 相当な文量で詳細に書かれており、日本語で読める資料としてもたいへん貴重なもの。 若杉の清冽な演奏を聴きながら読めば、メシアンの複雑な作曲技法が鮮やかに解きほぐされていくよう。 女声合唱を伴う『神の顕現の三つの小典礼』の歌詞対訳もついています。 《若杉弘/NHK交響楽団「2つの世紀のカトリック」》 ・ブルックナー:交響曲全集(10CD)ALT-431/40(レコード芸術 2020年10月号特選盤) ・メシアン:管弦楽作品集(3CD)ALT-483/5(レコード芸術 2021年9月号特選盤) ・ブルックナー:交響曲全集(3SACD)ALTSA-431/3 収録情報 曲目・内容 メシアン:管弦楽作品集 サントリーホール 10周年記念公演 ブルックナー・チクルス1996〜98 「2つの世紀のカトリック」より オリヴィエ・メシアン(1908-1992): 【チクルス第1期】 1. 忘れられた捧げもの(1930) 録音:1996年1月29日 2. 教会のステンドグラスと小鳥たち(1986)〈日本初演〉 録音:1996年2月26日 3. かの高みの都市(1987)〈日本初演〉 録音:1996年3月31日 【チクルス第2期】 4. われら死者のよみがえりを待ち望む(1964) 録音:1997年1月13日 5. 聖体秘蹟への賛歌(1932)〈日本初演〉 録音:1997年2月24日 6. キリストの昇天(1932-33) 録音:1997年3月18日 【チクルス第3期】 7. 天国の色彩(1963) 録音:1998年1月27日 8. 神の顕現の三つの小典礼(1945) 録音:1998年2月28日 9. 輝ける墓(1931) 録音:1998年3月13日 アーティスト(演奏・出演) 木村かをり( (2,3,7,8) ピアノ) 原田 節( (8) オンド・マルトノ) 東京混声合唱団( (8) 女声合唱) 大谷研二( (8) 合唱指揮) 若杉 弘(指揮) NHK交響楽団 レコーディング 録音:1996〜98年/サントリーホール(ライヴ) メシアン:管弦楽作品集 10,659 円
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こんな「牧神の午後」は聴いたことがない! ロトとレ・シエクルによる ドビュッシー・イヤー最大の話題作がSACDに! ★ロトと手兵レ・シエクルによるドビュッシーの管弦楽作品集【HMM-905291/ KKC-5998】。 ハルモニアムンディよりハイレゾ音源の提供を受け、キング関口 台スタジオにてSACDリマスタリングを施し、SACDシングルレイヤー(STEREO)として発売いたします!日本独自企画・限定盤。 ※ハルモニアムンディ発売の 盤に付属していたDVDはつきません。 ★ドビュッシーイヤー記念盤(2018年発売、ドビュッシー歿後100年)。 今回選ばれた3篇のうち、「牧神の午後への前奏曲」と「遊戯」はニジンスキーの振付で ディアギレフのロシア・バレエ団により初演されたもので、ロトの「ペトルーシュカ」「春の祭典」「ダフニスとクロエ」の系譜上の作品となっています。 また「夜想 曲」はバレエ作品ではありませんが、初期の「牧神」と後期の「遊戯」の中間に位置するものとして、作風の変遷を実感させてくれるようになっています。 ★「牧 神の午後への前奏曲」は、ピリオド楽器による録音もありますが、ロトとレ・シエクルは格が違います。 エラールのハープの繊細な音色、ノンヴィブラートのフルー トの不思議な響きいずれも超新鮮。 それでありながら潤いと香りにも欠けていません。 ★「夜想曲」の「雲」は、ノンヴィブラート奏法でどこか雅楽のような響 きを感じさせます。 また「祭」は驚くほど強烈で大きな演奏で過去の巨匠の解釈を彷彿させます。 そしてレ・クリ・ド・パリの女声合唱が入る「シレーヌ」の、この世 のものとは思えぬ世界こそドビュッシーが思い描いていた音と目から鱗が落ちます。 ★ドビュッシー晩年の「遊戯」は1913年にパリで初演され物議を醸しまし たが、2週間後に同じ団体がストラヴィンスキーの「春の祭典」を初演、一大スキャンダルとなったため不遇な扱いを受けてきました。 ドビュッシー後期の前衛的で 実験的な手法が難解と思われがちですが、ロトとレ・シエクルは、この作品が実はとんでもないエロ音楽であることを認識させてくれます。 ★今回もブックレッ トに弦楽器以外すべての使用楽器と制作年が明記され、貴重な資料となっています。 ロトの演奏はますます精緻になり才気煥発。 歴史的な意義はもちろんなが ら、切れの良いリズムとスピード感など驚くほど魅力的な演奏を繰り広げています。 ★このたびのSACD化により、ドビュッシーが思い描いていた音の世界がより一層なまめかしく広がっているように感じられます。 収録情報 曲目・内容 クロード・ドビュッシー(1862-1918): 牧神の午後への前奏曲 バレエ音楽『遊戯』 夜想曲【雲 / 祭 / シレーヌ *】 アーティスト(演奏・出演) フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) レ・シエクル *レ・クリ・ド・パリ室内合唱団(女声【ジョフロワ・ジュルダン指揮】) マリオン・ラランクール(フルート) レコーディング 録音:2018年1月/フィルハーモニー・ド・パリ [2022年SACDリマスタリング(関口台スタジオ)] ドビュッシー:遊戯、夜想曲、牧神の午後への前奏曲 4,582 円
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カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマールによるリスト第3弾! 傑作「ファウスト交響曲」とメフィスト・ワルツ第3番! ★キリル・カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマールが同団の本拠ワイマールにまつわる作品を演奏する好評のシリーズ。 当アルバムはリストの第3弾で「ファウスト交響曲」とメフィスト・ワルツ第3番の管弦楽編を収録しております。 ★1848年、リストがワイマールの宮廷楽団の常任楽長に就任しました。 ゲーテとシラーの記念碑が建立されたのと同じ日に初演された「ファウスト交響曲」はゲーテの「ファウスト」に登場する3人の性格描写を各楽章で行い、幻想的、叙事的、心理的な世界を音化した傑作です。 当初、管弦楽だけで演奏するために作曲されましたが、のちに「神秘の合唱」を追加。 カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマールが3人の登場人物の心理を見事に表現しております。 カップリングはメフィスト・ワルツ第3番の管弦楽版を収録。 ライゼナウアー編をカラビツが編曲しており、この編曲では世界初録音となります。 好評発売中■リスト:交響詩「マゼッパ」、歌劇「サルダナパール」(未完)(AU-97764)■リスト:「シラー祭によせる芸術家祝典行進」、「タッソ、悲劇と勝利」、「ダンテ交響曲」(AU-97760)■シュトラウス:交響詩「マクベス」「ドン・ファン」「死と変容」(AU-97755)■プロコフィエフ:革命20周年のためのカンタータ(AU-97754) 収録情報 曲目・内容 リスト:●ファウスト交響曲(3人の人物描写による)S.108 I 「ファウスト」 II 「グレートヒェン」 III 「メフィストフェレス」 III a「神秘の合唱」* ●メフィスト・ワルツ第3番S.216(管弦楽編)(編曲:アルフレート・ライゼナウアー〜キリル・カラビツ)【世界初録音】 アーティスト(演奏・出演) アイラム・エルナンデス(テノール)*ワイマール国民劇場合唱団イェンス・ペーターアイト(合唱指揮)*テューリンゲン少年合唱団フランツィスカ・クバ(合唱指揮)*キリル・カラビツ(指揮)シュターツカペレ・ワイマール レコーディング 録音:2022年6月12&13日/ワイマール・ホールエグゼクティヴ・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ(audite) リスト:ファウスト交響曲、メフィスト・ワルツ第3番 2,981 円
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実に明快な解釈! ゲーベル率いるベルリン・バロック・ゾリステンが モーツァルトのセレナードを録音! ★世界最高峰のメンバーが揃ったベルリン・バロック・ゾリステン。 近年は独ヘンスラー・レーベルより非常に積極的なリリースが続いております。 当アルバムではモーツァルトのセレナードを録音。 指揮は今回もラインハルト・ゲーベルです。 ゲーベルといえばムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)と1986年から1987年にかけて録音したブランデンブルク協奏曲の録音で、ピリオド楽器演奏における新たな解釈でのアプローチで衝撃を与え、以後革新的な演奏で聴衆を魅了してきました。 2018年にベルリン・バロック・ゾリステンの音楽監督に就任し、ヘンデルの6つの合奏協奏曲 Op.3(HC-19031)、ベンヤミン・アップルをソリストに迎えた「バッハ・ファミリーのカンタータ集」(HC-19081)をリリースしております。 ゲーベルが描くモーツァルトは実に明快。 見通しのよい解釈のもとベルリン・バロック・ゾリステンの質の高い演奏が光ります! 収録情報 曲目・内容 モーツァルト:1. セレナード第6番 ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ」2. 自動オルガンのためのアダージョとアレグロ ヘ短調 K.5943. アダージョとフーガ ハ短調 K.5464. セレナード 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 アーティスト(演奏・出演) ベルリン・バロック・ゾリステンロベルト・ゴンザレス=モンハス*(コンサートマスター)町田琴和、ゾルタン・アルマージ、ハンデ・コデン(第1ヴァイオリン)ドリアン・ジョジ*、アンナ・ルイーザ・メーリン、ライマー・オルロフスキー、コルネリア・ガルテマン(第2ヴァイオリン)ヴァルター・キュスナー*、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、ジョアン・バシュ(チェロ)ウルリヒ・ヴォルフ*(ヴィオローネ)(*=ソロ)[track-1] ライナー・ゼーガーズ(ティンパニ)ラインハルト・ゲーベル(指揮) レコーディング セッション録音:2021年1月25-28日/ベルリン・フィルハーモニー、カンマームジークザール(ベルリン) モーツァルト:セレナード第6番&第13番 2,981 円
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日本語帯・解説付き LSOがロトの音になった! 最高に面白い「ツァラトゥストラ」 ★活躍目覚ましいロトがピリオド楽器の手兵レ・シエクルではなく高性能モダン・オーケストラLSOを振った期待の最新アルバムが登場します。 曲はリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語り」とドビュッシーの「遊戯」。 どちらもロトの十八番で別団体との録音はありますが、今回はLSOだけに期待が高まります。 ★1896年作の「ツァラトゥストラはかく語り」と1913年の「遊戯」17年違いですが、どちらも20世紀的精緻な管弦楽法を駆使し、オーケストラの性能を存分に発揮させる曲だけにLSOの名人芸が光ります。 「ツァラトゥストラはかく語り」冒頭はフィリップ・コブのトランペット、舞踏の歌はシモヴィチのヴァイオリン・ソロなど名奏者たちの妙技にもひたれます。 ロトの語り口も絶妙に冴え、「ツァラトゥストラはかく語り」が冒頭以降も楽しい音楽であることを最認識させてくれます。 ★ドビュッシーの「遊戯」はシエクルとの来日公演で名演を聴かせてくれましたが、今度はモダン・オケ。 ロトの解釈は深みを増し、光と色のモチーフが流れるように展開するのを味わえます。 子供と大人どちらもの「遊戯」であることを実感させてくれます。 収録情報 曲目・内容 1. リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語り」Op.30 2. ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」 アーティスト(演奏・出演) フランソワ=グザヴィエ・ロト (指揮) ロンドン交響楽団 レコーディング 録音:2018年1月 (2) 、11月 (1) / バービカン・ホール (ロンドン) リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語り」Op.30、ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」 3,300 円
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秘蔵音源SACD化! ライヴの熱気がすばらしいクリュイタンス&パリ音楽院管の至芸 《選ばれた乙女》は注目の初音盤化レパートリー ★INA (フランス国立視聴覚研究所) 所有音源をライセンスしCD化して話題となったディスクのSACD化。 限定数生産です。 ★クリュイタンスとパリ音楽院による 1日のコンサートを収録。 ドビュッシーの2曲はクリュイタンスにとって正規録音がなく、特に《選ばれた乙女》はレパートリーとしても初音盤化と思われる貴重音源!ラヴェルの作品も既発演奏との聴き比べが興味津々です。 楽器毎の色彩が濃厚でライヴならではの強烈な盛り上がりもあり、ミュンシュを彷彿とさせる瞬間も。 モノラルながら丹念なマスタリングでこの時代の響きをたっぷりと楽しめる音質に仕上げました。 ★《選ばれた乙女》を歌うソプラノのジャニーヌ・ミショーはパリ音楽院で学んだフランス音楽のスペシャリスト。 名作フランス・オペラのソプラノ役をほとんど歌いつくしコンサート活動も多かった彼女、《選ばれた乙女》は得意曲のひとつで、楽曲の勘所を見事に押さえた美しい歌唱が聴けます。 ★〈「ラ・ヴァルス」はいかにもライヴらしい、覇気の感じられる演奏だ。 弦楽器、管楽器を問わず独特な音色も楽しいし、最後の激しい加速もいかにも一発勝負的である。 クリュイタンスは日本公演のベルリオーズの幻想交響曲でも、オーケストラが崩壊寸前になるまでオーケストラをあおっていたのを思い起こさせる。 〉〜平林直哉氏の解説より ★通常CD版 (ALT-501/2) はレコード芸術2022年3月号で特選盤に選ばれています。 収録情報 曲目・内容 INA秘蔵音源・クリュイタンス&パリ音楽院ライヴ ドビュッシー&ラヴェル管弦楽作品集 ドビュッシー: 1. 3つの夜想曲 2. カンタータ《選ばれた乙女》 ラヴェル: 3. 道化師の朝の歌 4. マ・メール・ロワ 5. ラ・ヴァルス アーティスト(演奏・出演) ジャニーヌ・ミショー (選ばれた乙女 ; ソプラノ (2) ) アニエス・ディスネ (語り手 ; メゾソプラノ (2) ) マルセル・ブリクロ (合唱指揮 (1,2) ) フランス放送合唱団 (女声合唱 (1,2) ) アンドレ・クリュイタンス (指揮) パリ音楽院管弦楽団 レコーディング ライヴ録音:1958年9月4日/ブザンソン音楽祭 (モノラル) ドビュッシー&ラヴェル:管弦楽作品集 9,889 円
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★SACDハイブリッド盤。 シンガポールを代表する国立オーケストラ、シンガポール交響楽団は1997年、アメリカでの活動にも実績があった中国人指揮者ラン・シュイを音楽監督に迎え、世界的に活躍するオーケストラに成長しました。 レコーディングにも積極的で、BISレーベルよりリリースされているチェレプニンの交響曲全集の世界初録音やラフマニノフの交響曲で高い評価を得ており、近年はドビュッシーのオーケストラ作品集でも知られます。 当アルバムではリヒャルト・シュトラウスの作品をとりあげました。 充実の演奏が光り輝いております。 【曲目・内容】 ◆レコード芸術 2020年11月号 特選盤 リヒャルト・シュトラウス: 1.交響詩「マクベス」 Op.23(1887-88) 2.歌劇「ばらの騎士」からの組曲 TrV 227d(1945) 3.交響詩「死と変容」 Op.24(1888-89) 【アーティスト(演奏・出演)】 ラン・シュイ(指揮) シンガポール交響楽団 【レコーディング】 セッション録音:(1)2018年7月、(2)2017年5月、(3)2017年8月/エスパラネード・ホール(シンガポール) リヒャルト・シュトラウス:マクベス、「ばらの騎士」組曲、死と変容 3,300 円
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★SACDハイブリッド盤。 シンガポールを代表する国立オーケストラ、シンガポール交響楽団は1997年、アメリカでの活動にも実績があった中国人指揮者ラン・シュイを音楽監督に迎え、世界的に活躍するオーケストラに成長しました。 レコーディングにも積極的で、BISレーベルよりリリースされているチェレプニンの交響曲全集の世界初録音やラフマニノフの交響曲で高い評価を得ており、近年はドビュッシーのオーケストラ作品集でも知られます。 当アルバムではリヒャルト・シュトラウスの作品をとりあげました。 充実の演奏が光り輝いております。 【曲目・内容】 ◆レコード芸術 2020年11月号 特選盤 リヒャルト・シュトラウス: 1.交響詩「マクベス」 Op.23(1887-88) 2.歌劇「ばらの騎士」からの組曲 TrV 227d(1945) 3.交響詩「死と変容」 Op.24(1888-89) 【アーティスト(演奏・出演)】 ラン・シュイ(指揮) シンガポール交響楽団 【レコーディング】 セッション録音:(1)2018年7月、(2)2017年5月、(3)2017年8月/エスパラネード・ホール(シンガポール) リヒャルト・シュトラウス:マクベス、「ばらの騎士」組曲、死と変容 3,300 円
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